&bold(){ドラえもん のび太の恐竜のオープニング} #center(){{{ |&bold(){ドラえもん&br()のび太の恐竜}| }}} 骨川家。 スネ夫「ざっと1億年も昔の白亜紀と呼ばれる時代。地球上は爬虫類の天下だった…… 中でも王者と呼ぶに相応しいのが、このティラノザウルスさ!」 3人「へぇーっ……」 のび太「これが、恐竜のかけら? これ本物!?」 スネ夫「もちろんさ! ユタ州の恐竜公園で発見されたものだ。パパのアメリカ土産なのさ!」 3人「へぇーっ!」 のび太「もっとよく見せて」 ジャイアン「あ、ちょっと」 のび太「わっ!」 ジャイアン「ふーん。これが何億年か前には生きて動いてたっちゅうわけか……」 のび太「ねぇ、僕にも見せてよ……」 ジャイアン「ほら、しずかちゃんもよく見てみな」 しずか「こうしてじーっと見てると、その時代が目に見えてくるような気がするわ。うっそうとしげったシダのジャングルを小山のような恐竜が……」 のび太「ねぇ、もういいだろう? 早く見せてよ……」 スネ夫「はいはい、おしまい! しまっとこう。壊されると困るからな……」 のび太「ああっ……」 玄関前。 しずか「スネ夫君、貴重な物ありがとう」 スネ夫「また見たくなったらどうぞ......」 のび太「何だい! 爪の化石ぐらいで威張るな!」 3人「ええっ!?」 のび太「僕はここで宣言する。爪だけじゃなく、恐竜のまるごとの化石を発掘してみせる! (しまった。また余計なことを言っちゃった!)」 ジャイアン「何だ! またデタラメかよ!!」 のび太「ウソじゃない! ウソだったら鼻でスパゲティを食ってみせる!!」 3人「えっ!?」 のび太(まずい。苦し紛れに出任せを言うのが僕の悪い癖だ......) 3人「わははは!」 のび太(こうなったら、意地でも恐竜の化石を見つけなくちゃ。しかも、丸ごとだ!)