変わって爆発事故で死んだマーヴィンの葬列が行われる教会。
フランクとサラは参加し車でその場所へ行く。
フランク「原因不明の事故だ。敵がいるかも。どうやって君を守る?」
するとサラが車を降り、窓からフランクを見る。
サラ「ねえ、あなたの親友でしょ?。行こう」
フランク「仕方ないね、もう」
フランクも降りて、葬儀場となる教会へと行く。
そこではマーヴィンの死を悼む親戚や友達がいた。
サラ「ほら。まあ…まるでまだ生きているみたい」
サラはマーヴィンの遺体を見る。
フランク「生きてるさ」
サラ「フランク、やめて。悲しければ、泣いてよ」
フランク「いや本当に、前歴がある」
フランクはマーヴィンの花の首飾りの針であるピンを抜く。
サラ「やだ、だめ、やめて、お願いだから。嘘でしょ…」
フランクはその針でマーヴィンの手を軽く刺し、意識を確認しようとする。
サラ「だめよさあピンを貸して。貸して」
フランクはサラにピンを渡す。
サラ「さあフランク、座りましょう。早く」
フランク「キスしてみるか」
サラ「ええどうぞ、そうしたいのなら。じゃあ、座りましょう、さあ」
サラとフランクは座る。
司会「ではここでどなたか、故人に贈る言葉を捧げてください。壇上へどうぞ」
サラ「行って」
サラはフランクにマーヴィンに別れの一言を言わせようとする。
司会「思い出話しですとか、詩ですとか、歌でも結構です。どなたか」
サラ「大丈夫だって」
サラはフランクを最初に行かせようとする。
司会「どうぞ」
フランクは立ち上がり、マイクに向けてマーヴィンへの別れの一言を言おうとする。
フランク「マーヴィンはまさにユニーク。射撃の名手でした。被害妄想のを気もありましたが。それもそのはずです。人体実験の被害者として、LSD漬けになっていたのですから。10年以上もね。彼は爆弾を誰よりも素早く作れた。モルドバ市民の人々はマーヴィンの恩を忘れないのでしょう。いいやつでした。とても寂しい。残念だ。」
マーヴィンの葬儀を終え教会に出ると、妻であるサラも狙われることを懸念して引越しを提案しようとする。
フランク「引っ越そう」
サラ「カナダに?」
フランク「高台だし安全だ。小さい農場」
サラ「えっ?農場?。農業するってこと?農作物作るの?」
フランク「ああ。楽しいぞ」
サラ「ねえ、聞いて。フランク、よく言うでしょ、不幸が起きた直後に人生がガラリと変わるような決断をすべきじゃないって」
フランク「マーヴィンがやられたら君も危ない、おれもだ」
すると捜査官らしき男らが車でやってきてフランクのもとへやってくる。
サラ「誰なの?」
フランク「隠れ家にいけ。俺を見ろ。隠れ家にいろ。迎えにいくから。いいね?」
サラ「あなたといる」
フランク「いいから。心配ない。なんだ?」
ブラックウェル「モーゼスさん。FBIの施設でお宅のお話をうかがいたい」
フランク「お宅のスナイパー?」
ブラックウェル「あなたは危険人物ですから」
フランクはFBIのメンバーであるブラックウェルに手錠をかけられFBI秘密施設に連行される。
FBI秘密施設。
ゴードン「こんにちは、クライアントのフランク・モーゼスを。正式な手続きを踏まずに拘留していますよね?。ところで、素敵なブレザーだ」
ジャック・ゴードンは受付の女性に話す。
受付「どうも」
ゴードン「どういたしまして」
受付「私ではわからないので、すぐにスナイダーを呼びます」
ゴードン「ありがとう」
受付がそういうと、ゴードンがケースを中身を確認する中、スナイダーがやってくる。
スナイダー「ご用件は?」
ゴードン「ああ、どうも。ええ、お名前は?」
スナイダー「ジョン・スナイダー」
ゴードン「御嬢さんをお名前は?」
ケリー「ああ、ケリーです」
ゴードン「ああ、ケリー」
するとゴードンは拳銃を出し受付のケリーを射殺する。
ゴードン「ジョン×3!。ケリーのようになりたくなければフランク・モーゼスの居場所を教えろ、さあ!」
スナイダー「尋問室だ」
スナイダーがそれを言うとゴードンはスナイダーを射殺する。
尋問室。
そこではフランク・モーゼスが手錠をかけられ、FBI捜査官のウェイドに尋問されていた。
ウェイド「記録によると、あなたは冷戦の遺産に関心があるようだ。当時、あなたは長い間、ロシアにいた。ナイトシェード計画について教えてほしい」
フランク「本当に何も知らない」
一方でゴードン率いる部隊がFBIの職員を次々と殺していた。
フランクを尋問していたウェイドはおぼつかない物音に気付く。
ウェイド「今のは何だ?」
フランク「180m先の銃声だ」
ウェイド「見張ってろ」
ウェイドは状況確認する中、見張りにフランクを見張るように頼む。
フランク「90m。殺しに来るぞ。手錠を外せ」
見張り「それは出来ません」
フランク「鍵を持っているだろ?」
一方でFBI秘密施設内部では銃撃戦が繰り広げられていた。
捜査官「手を挙げろ!」
フランク「15m。死にたくなければ。おれの手錠を外すんだな。急げ」
見張りはその状況に手錠のカギを取り出す中、ゴードンが尋問室にやってきて見張りをマシンガンで射殺する。
ゴードン「フランク・モーゼス。おれが駆け出しのころ、ヒーローだった。時間をかければだれでも泥を吐く、なあ?フランク?」
ゴードンは尋問質の机に座る。
フランク「お前は?」
ゴードン「俺?。尋問のために政府に雇われたものだ。おれは拷問の方法を選ぶことが許されている。あんたがしゃべるまで、サラを痛めつけるぞ。サラはよくバスタブで足を剃ってる。見ているだけでうっとりするよ。コンゴにいたベルギーの傭兵を思い出すんだ。人の皮を剥ぐ。生きたまま口を割らせるため、どこから始めるか?。そう。ハハハハ。くるぶしだよ。あんたとサラとおなじところから。つまり…」
ゴードンは立ち上がる。
ゴードン「おれの知りたいことを素直に言わないのなら、おれはあんたの彼女の容赦なく切り刻むことになる。」
フランク「めげるね」
フランクがそれを言った瞬間、尋問室の机を力ずくで真っ二つにすると同時にゴードンとその部隊をひるませ、そのすきにフランクは部隊を人質にしてほかの射撃部隊を警戒させる中、ゴードンがやってくる。
ゴードン「おっと!引退したとは思えないね。だが123456、7人相手に丸腰手錠付きはどうかな?」
ゴードンはフランクが人質にしていた射撃部隊を殺すとフランクは倉庫内の資料室に隠れる。
ゴードン「あの野郎。行け。行け行け!×2。撃て。生け捕りにしろ」
射撃部隊が資料倉庫に入る瞬間撃たれ倒れて部屋の中に引きずり出される。
ゴードン「よし、殺せ、撃ちまくれ」
ゴードン率いる射撃部隊はフランクが隠れている資料倉庫内に向けて射撃準備を開始する。
ゴードン「降参するなら今だぞフランク、撃て」
射撃部隊が射撃に開始すると、とっさにフランクは伏せて銃撃を回避する中、落ちていたプリンクルズに目をつけ、射撃部隊が撃ち終えると、ゴードンはフランクの死亡を確認しようと射撃部隊を中に入れさせる。
射撃部隊が死亡した部隊の様子を確認しようと持ち上げると下には手りゅう弾がが隠されていて大爆発し、フランクは窓の外の淵につかまって巻き添えを回避していた。
ゴードン「入れ、行け!」
ほかの射撃部隊らが部屋に入り警戒する中、フランクは不意打ちで殴り射撃部隊を気絶させ、射撃隊員が歩く中プリンクルズを砕いて踏んで、フランクは砕いた隙を狙って箱を足で蹴って怯ませた後、上から鉄製の箱を落として隊員を気絶させる。
隊員2人が警戒して歩いている中、フランクは音を立てずに棚の上から静かに歩き、背後から狙って隊員を倒し、射撃に気付いたフランクはとっさに避ける。
ゴードン「なめた真似を」
フランクは隊員らを次々と倒す中、黒人隊員がフランクを狙おうとした瞬間、射殺され、それを撃ったのは車の爆発による何者かの暗殺で死んだはずのマーヴィンだった。
フランク「マーヴィン!」
マーヴィン「ようフランク。鍵だよ」
マーヴィンがそれを言うと剣で勢いよく手錠の鎖を切り、フランクにショットガンを渡す。
フランク「騙したな!」
マーヴィン「逃げるぞ」
フランク「行くか。おれがどれだけ苦しんだと!」
2人が逃げる中、置き土産として手りゅう弾でゴードンの追跡をかく乱させる。
FBIの秘密施設から逃げてきたフランクと生存していたマーヴィンはサラと合流する。
サラ「ああ、無事で良かった!」
フランク「おい!ここで何してるんだ!」
サラ「マーヴィンが連れて来てくれたの」
フランク「二人ともどうかしてるよ。」
サラ「私、あなたのことが心配だったの」
フランク「サラ、俺はてっきり君が…」
サラ「何!?」
フランク「安全なところに隠れてろっていっただろ。忘れたのか?」
サラ「命令しないでくれる?」
フランク「命令なんかしていない」
サラ「やめて、もういい」
サラが車に乗る。
フランク「君…」
サラ「いいからやめて。」
フランク「怒ってんのか君?」
サラ「お人形みたいに扱わないで」
マーヴィン「フランク。女の気持ちについてアドバイス…」
フランク「いい!そんな必要ない!」
マーヴィン「おい、よく考えてみろ。どこがよくて、ついてくると思う?。お前のルックスに惚れてる訳じゃないぜ」
フランク「おい…撃つぞ。肝臓を撃ち抜くからな」
マーヴィン「それはスリルと興奮、夢と冒険。危険をはらむ作戦と行動をお前ができるからだ」
フランク「おれを騙しやがって」
フランクはマーヴィンの服を軽くつかむ。
マーヴィン「おれの葬式で泣いてくれて、ぐっときたよ。」
フランク「それは嘘だ。葬式で泣いてない。誰が泣くか」
最終更新:2017年06月07日 21:54