ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(映画)(吹替版)のエンディング

オスカーは父であるトーマスを911アメリカ同時多発テロで失い、幻の第6地区の調査探検が中断した中、偶然にもクローゼットを漁って小さな封筒に入ってた鍵が父の残したヒントと判断し、自分一人で調査した末にその鍵が他人のものであることが明らかになり、途方に暮れて自暴自棄になる中、母リンダはオスカーの行動全て熟知しており慰められたて大勢の人が大切な何かを失った者同士であることを認める。

その後、オスカーは自分が調査探検したことを母・リンダと話す。

オスカー「全然平気だったよ」
リンダ「そう?これは遠かったでしょう。アストレアのエレアのアブラック、ブシュウィックのハーラムの家まで。」

回想。馬の世話してた少女と話すオスカー。馬の世話をしてる少女「あなたのお父さん、お気の毒」。オスカーが男の子と女の子と対面する。「ママ!またあの子だよ!」、絵を描いている女性に話される。画家の女性「あなたのままと私がママって似てない?」

オスカー「じゃあ鍵のことしってたの?」
リンダ「でもあなたは自分で納得しなければならなかった。だから先回りしたの。」
オスカー「心配じゃなかった、レイプとか?、首絞められたり刺されたりされるの」
リンダ「生きた心地しなかったわ。帰って来てドアが閉まるまで」

回想、オスカーの帰りを待ったリンダ、リンダ「お帰り」、オスカー「ただいま」

オスカー「僕の考えはパパしか読めないこと」
リンダ「あなたもそう思ってた」
オスカー「みんな大事な物や人を失ったよ」
リンダ「私たちみたいにね」
オスカー「パパの何が恋しい?」
リンダ「たくさんありすぎるわ」
オスカー「僕は窓を触るだけで天気がわかるところ」
リンダ「うちに帰ってきたときに言う言葉」
オスカー、リンダ「おーい!皆何してる!」

オスカーとリンダは大声でそれを言う

オスカー「コーヒー豆の感触が好きで、豆の樽に腕を突っ込んでたんだよね」
リンダ「店じゅうの人に注目されちゃうから、ママもいっつも怒ってたのよ。」
オスカー「店中?」
リンダ「わかんないけどたぶんね。パパの声が恋しい。愛してるようって言ってる声」
オスカー「僕も、ママまた恋してもいいよ。したいなら」
リンダ「まあ、だけど初恋は二度できないでしょ?だれもパパにはなれない」
オスカー「言ってたよ。パパがママを本当に愛して御免だって」

母・リンダは泣く。

オスカー「ママ、僕ままを愛してるってあんまり言ってなかったよね」
リンダ「言ってるわオスカー、十分よ」

変わってアメリカのとある公園。
オスカーが散歩をしており川辺の石の上に登り座って大都会を見る中、リュックからのノートを出し何かを書く。

オスカー「僕は出会った人たちに手紙を書いた。書き出しはディア・ミスター・ミセス・ミス・ハゼル・エレイン。僕が出会ったブラックさん。」、届いた手紙を見た人々はオスカーの手紙を見る。オスカー「覚えてますか?僕はオスカー・シェル、父が残した鍵にあるカギ穴を探して尋ねていったものです。たいていの人は親切にしてくれました。お礼をいいます。馬に乗せてくれてありがとう。テイラーは僕と鍵の絵を書いてくれたね、気になってるでしょうが、あの鍵は僕のじゃなくて、ウィリアム・ブラックさんのものでした。僕よりカギを必要とした人です。僕はガッカリしました。当然だけど。でも正しい持ち主に返せてよかったです。何も結果は出ないよりは、ガッカリする方がずっといい。パパがいってました、ニューヨークは昔、6つ目の行政区があったけど、流れていったと。市民を守ろうとしたけどだめだった。2度とも戻せなかったと。どんなに願っても僕のパパも戻ってきません。パパがいなくなって絶望したけど、何とかやっていけそうです。きっとパパは喜んでくれるでしょう。僕はそれで十分です。」

オスカーは岩場が立ち去り急遽走り出し、ある男がロッカーから何かを取り出す場面となり、母・リンダが何かに気付きベッドに置いてあった本「第6回 調査探検(翻訳字幕)、ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見る。

本の内容。トーマス・シェルに捧ぐ、宝石商にして矛盾表現者。
オスカー「まわりの住所はおばあちゃんに聞いた。自己中のくそったれってくたばれって書きたかったけどやめといた」

オスカーの祖父が手紙を見る。

オスカー「帰って来てっと書いた」

一方でリンダはオスカーの日記の本を見続ける。
オスカーは公園内を走り続けてブランコの裏を見ると何かがあるのを見て取り出すと丸まっていた用紙であった。

シェル&サン宝石店。
トーマスのメッセージ「おめでとうオスカー。驚くべき勇気と年齢を超えた知恵で、第6回調査探検を無事に遂行したね。君は第6区が存在したことを君自身の素晴らしさを見事に証明した。第6区の人たちはどこかで君をたたえているのだろう。パパもだよ。うちにお帰り。」

オスカーの祖父は家へと帰る中、婆さんがおいた袋を取り追いかける。
一方でリンダは「第6回 調査探検 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の内容を見ていた。
最後はオスカーが父の遺書を見て、周囲を見まわした後、ブランコを漕ぐ。
リンダはその本の仕掛けや仕組みを見て、最後はオスカーがブランコを漕ぎ続けたところで終わる。


(終)

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最終更新:2017年06月07日 22:16