マーシャル・ロー(映画)(吹替版)のエンディング

FBI特別捜査官ハブことアンソニー・ハバードはアラビアの駐留基地爆弾テロから始まりシーク拘束において勃発したテロがアメリカ・ニューヨークで次々と発生し、CIA職員・シャロン・ブリッジャーと接触し、FBIと共にテロリストのアジトを次々と急襲しテロを阻止する中、その事件を機に大統領による戒厳令が発せられアラブ系の住民が軍によってスタジアムに次々と監禁され、この不当行為に対する国内外の民間人数多くのデモが起こる一方でハブとフランクがシャロンとサミールがいる場所である沐浴場に付くが、サミールの交渉相手は存在せずサミール自身がテロの一員であり銃撃戦の末にサミールは射殺され重傷を負ったシャロンは安らかに息を引き取る。

一方で民間人らがデモを続ける中でハブが全速力で走り、デヴロー将軍がいる軍事基地へと行きデヴローと対面する。

デヴロー「ハバード捜査官、ハドウィック大佐と部下6人を拘束したそうだな。理由を説明しろ」
ハブ(ハバード)「最後の細胞はサミールでしたが、射殺しました」
デヴロー「どうして最後の一人とわかる?」
ハブ(ハバード)「シャロン」
デヴロー「シャロンは寝返ってる」
ハブ(ハバード)「シャロンは死にました。身を犠牲にして」
デヴロー「残念だ」

デヴロー将軍は立ち去ろうとする中、ハブに呼びかけられる。

ハブ(ハバード)「あなたもおしまいです」
デヴロー「どういう意味だ?」
ハブ(ハバード)「シークです」
デヴロー「それがどうした?」
ハブ(ハバード)「拉致は明らかな国際法違反です。意図的な法令無視に国際条約違反、誘拐、偽証、労働法違反。法を無視した身勝手極まる外交、すべてわかってます」
デヴロー「何を言うシャロンは気の毒だ。パレスチナ人もだ。私は当然の任務を果たした。くそったれFBI、お前も少し国のために働くといい、他にもまだあるか?」
ハブ(ハバード)「あります。もう一つだけ、連邦地裁の釈放令状です」

ハブは釈放令状を取り出す。

ハブ(ハバード)「スタジアムの若者を自由にして頂く」
デヴロー「今は戒厳令下だぞ」
ハブ(ハバード)「戒厳令は終わったんです!将軍。ウィリアム・デヴロー、あなたを逮捕する!容疑はアメリカ市民、タリク・フセイニの拷問、殺害だ」

ハブがそれを言うとFBIの捜査官らがデヴローの基地に突入する。

デヴロー「これはジョークか?」
ハブ(ハバード)「私が笑って見えますか?」
デヴロー「隊!」
FBI捜査官「伏せろ!」

デヴローがそれを言うと、兵隊とFBI両者が銃を構える体制をとる。

デヴロー「部下に銃を捨てるように言え」
ハブ(ハバード)「それはできません」
デヴロー「命令」
ハブ(ハバード)「法律では…」
デヴロー「私が法だ。今ここでは私が法だ」
ハブ(ハバード)「貴方には黙秘権あります」
デヴロー「今すぐ銃を捨てるように命じろ!」
ハブ(ハバード)「大きな裁判を受ける権利、拷問を受けない権利、殺されない権利もだ、タリク・フセイニから奪った権利です。これらの権利こそ貴方がた軍人が戦って得たものです。今、この発砲命令を待ってる兵士たちの先祖が血を流して勝ち得た権利だ!」
デヴロー「私が撃たないと思うか?国益のためとあらば、躊躇せず発砲を命ずる」
ハブ(ハバード)「いいえ、あなたは躊躇わないでしょう、兵士たちは違う。命じなさい。彼ら若者を殺人者にしなければ…命じなさい将軍!」
デヴロー「銃を下ろせ軍曹」

ハブとデヴローの口論が続いた末にデヴローは降参し逮捕され連行される中、数多くのマスコミが集まる。
それと同時に戒厳令解除によりスタジアムに監禁されていたアラブ系の若者が開放され再開に歓喜するそれぞれの家族と親戚、その中でハブの同僚・フランクは自分の息子に抱きつく、それを見届けたハブは立ち去り、戒厳令解除に伴う軍の車両がニューヨークを撤退したところで物語は終わる。


(終)

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最終更新:2017年07月02日 23:35