ボルケーノ (吹替版)のエンディング

ロサンゼルスで中規模の地震の後に地底から発生した溶岩流がロスの街中を飲み込む形で侵食する中、カリフォルニア州OEM(危機管理局)局長であるマイク・ロークを筆頭に警官隊や消防隊などの人々と協力し様々な作戦の末に溶岩を抑え込みなんとか冷え固まるのも束の間、地震学者エイミー・バーンズからの連絡で地下鉄構内のトンネルを経由して溶岩が流れ込み先の病院・ビバリーヒルズセンターの真下で噴火することを機に患者や人々が巻き添えが近づく中、マイクの咄嗟の思いつきで建設中のビルを爆破し倒すことで溶岩流をパナマ運河に流し込み太平洋に誘導する作戦を遂行するものの、ビル周辺にいたトミーを見つけた娘・ケリーがいたのを機にマイクは駆けつけ庇うと同時に噴出した溶岩は溝に流れ込む。

ナレーター「おおすごい、溶岩が流れ込んでいます!どうやらこの作戦は成功したようです」「職員たちの大きな安堵のために 一がばちかの作戦は成功したようです」

OEM本部内。
その作戦に歓喜するOEM職員達だが、子供を救うためビル倒壊の巻き添えになったマイクの心配をしていたエミット・リースは不安な顔していた。

エミット「相棒…マイクロオフ!応答を!マイク!」

瓦礫の中。
人々が作成成功に大声をあげる中、エイミーは巻き添えになったマイクを探していた。

ナレーター『ご覧の通り爆破の現場では誇りと煙が舞っています、しかし市民たちの声の歓喜上がっています。一転してみんなの笑みの顔がこぼれます。そしてここから60m先、よく見てみましょう、22階建てのビルが横たわってます」

一方で瓦礫の中では巻き添えになったマイクを救急隊員・警官らが探していた。

黒人警官「マイク!マーイク!返事をしてくれ!」

一方でエミットは溶岩の様子を報告していた。

エミット「いいえ、溶岩の流れは今ターニーです」

溶岩は太平洋にむかってながれていく。
エイミーと人々はマイクを探していた。

ナレーター『溶岩はただいま15センチ下を通過中です。ご覧の通り噴火で流出した溶岩はパナマ運河をながれていきます、コンクリートの壁は溶岩の重さに耐えて海へと運びます。

一方でマイクを探し続けるエイミーと人々。

エイミー「ローク!」

すると瓦礫の中が動く。

隊員「おーい!こっちだ!」
エイミー「ああ良かった」

ビルの崩落で巻き添えになったはずのマイクとケリー、トミーは瓦礫の中から現れ、エイミーは笑顔になる。
溶岩は太平洋へと辿り着き、次第に固まっていった。

OEM本部内。

職員「マイクの声だわ!お兄さんもお嬢さんも」
エミット「やった…よし!」

するとそれに気づいたエミットは落ち着く。
変わってテレビのアナウンサーが溶岩の現状の報道する。

ナレーター『明るいニュースが入りました。人工衛星からの映像で火山の噴火を収まりました。溶岩の流出も止まります、これでようやく今回の災害について振り返って検証することができます。これまでの死者の数はおよそ数名、負傷者数は数千名です。被害総額は数十億に及ぶと思われます』

黒人警官はトミーを抱いて母親を探していた。

黒人警官「ママを探そう、どこだ?」
トミー「ママはえっと…あの人たち見て」

人々が瓦礫の灰・塵で黒まみれになっていた。

トミー「みんな同じ顔だね」

すると雨が降りだし、人々の汚れが落とされる。
エイミーとマイク、ケリーは座っていた。

エイミー「ねえ、あたしが指揮を執ってたら避難させただけよ、町の半分は消滅、ビバリーヒルズはもう少しましだったんでしょうけど、いい選択じゃないわ」
マイク「でも君がこうなることを24時間前に予告してた。被害も少なかったはずだ。」
マイク「よく言うわ」

するとパトカーがやってきて、マイクの同僚・エミットが乗っていた。

エミット「ちょっと目を離すとこれだからな、マックス、行け!×2」

犬のマックスを放す。

エミット「やあ、ケリーお迎えだ」
ケリー「マックス!」
マイク「よお、マックス!」
エミット「局長なんかあったの?」
警官「局長!シンデラー本部長からです」
エミット「局にご到着だ」
警官「マリフで土砂崩れだそうです」
エミット「200件の火災に市の半分、ガスも電気や使えない大渋滞。局長なら明暗があるよね」

エミットは携帯電話を取り出しマイクに渡す。

マイク「あるぞ、君がやる」

マイクはエミットに携帯電話を返す。

マイク「私は休暇中だ。娘とうちに帰る、行こうか。マックスおいで!」

マイクは娘・ケリーの肩を担ぎ、呼びかけに応じたマックスはマイクとケリーの元へ行く。

エミット「慣れてるから大丈夫だよ。さあやるか、本部、いいえエミットですよ。局長いません、嘘じゃないですよこっちも降ってます」

マイクらが歩く中、エイミーの声が聞こえる。

エイミー「ねえ、あなた達濡れちゃうわ!」
マイク「乗るよ!そういえば念願のビバリーセンターだろ!どうだった?」
ケリー「いかしたわよ」
マイク「いかす?」
ケリー「最高」

最後はマイクらがエイミーの車に乗り込み家に帰り、変わってロサンゼルスの大都市の背景となり同時に「火山データ、ロサンゼルス・ウィルシャー火山、状況、現在も活動中(翻訳字幕)」と報告されたところで終わる。


(終)

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最終更新:2017年07月07日 21:52