テロップが表示されるとともに無線が流れる。
無線『第35消防隊より指令室、サニーベールの火災現場に到着した。6階建てのビルより…』『火災現場はサニーベール、6階建てビル。要救助者の要請あり』
そこから煙が上がる形で映画のタイトルが表示される。
ビルの火災現場。
そこでは火災で炎が燃えさかっており、消防士らが消火し火災の崩落で閉じ込められていた人々を救助しようとしていた。
他の消防士は人々を誘導し避難している。
無線『現場より本部、人手が足りない。大至急、応援を頼む。現場より本部、6階建てビルの中に老婆が取り残される模様!ホースが足りない!すぐ持ってきてくれ!』
そこには消防士であるゴーディー・ブルーアーを筆頭に他の消防士らはその無線を傍受し、取り残されていた人を助けようとしていた。
女性「おばあちゃんは歩けないの!おばあちゃんを助けて」
ゴーディー「我々が助けます!」
消防士「ゴーディー、まだ人がいるんだ!」
ゴーディー「よし分かった!みんな救助に向かうぞ!」
ゴーディーとその消防士らは消火と同時に残りの人々を救助しようとしていた。
ゴーディー「そっちを頼む!」
老婆「助けて…」
ゴーディーは老婆の声に気づき、その場所へ向かう。
老婆「助けて…ここよ…歩けないの…」
ゴーディー「ジャック!この穴に小さい梯子を降してくれ!」
ジャック「わかりました!死んでしまうぞ!」
ゴーディー「お前ら伏せろ!俺が行く!」
ジャック「やめろ!死んでしまうぞ!」
ゴーディーは一か八かの賭けで全速力で走りジャンプし緊急用の斧を床に刺しこんで、なんとか一命を取り留める。
ジャック「ゴーディー!大丈夫か!全員、5階へ回れ!ここはもう危険だ!。こちら第28消防隊、もうすぐ6階崩れ落ちる!ブルーアーが穴に落下した!大至急!援護を頼む!」
無線『こちら第28消防隊、6階が崩落する』
ゴーディーは斧を掴みなんとか床へとあがり、老婆がいる部屋へたどりつく。
老婆「息ができない…」
ゴーディーはマスクを外し、老婆につけようとしていた。
ゴーディー「酸素マスクだ。息を吸って」
一方で老婆を救助するため、ほかの消防士がその準備にかかっていた。
消防士「早く梯子を持ってこい!」「左だ!」
無線『本部より、全消防隊へ。救助者を救助した』
消防士は老婆を下すためはしご上にあげる。
消防士「よしいいぞ!救助者を運べ!」
ゴーディー「さあ行くぞ!息を吸って!もう大丈夫だ」
消防士「梯子をしっかり押さえろ!そうだ!」
ジャック「本部!5階から負傷者1名を降ろします!おろすぞ!負傷者1名」
ゴーディー「さあ、こっちだ。そっと頼む」
バックドラフトが起きるものの、何とか負傷者の老婆を救う。
最終更新:2017年07月10日 21:52