シェフ 三ツ星フードトラック始めました (字幕版)のエンディング

レストランの評論家とのトラブルを機にSNSでそれが流れて解雇されたカール・キャスパーは失意の中で元妻のイネズとの相談で息子のパーシーを故郷マイアミに連れて行き、名物のキューバサンドイッチを食べて、いい案を思いついたカールは中古のフードトラックを改造し、料理志願の息子を連れて、様々な地を転々する中で息子がSNSでそのフードトラックの宣伝をしたのか評判は大繁盛し、各地で販売を終えた後、一休みとして自宅となるロサンゼルスに戻った。

カール「着いたぞ」

カールとパーシーは車を降りて、カールは後ろの荷物をおろす。

カール「亀もママもいる。部屋もある」
パーシー「寂しいよ」
カール「パパもだ。また2週間後に会おう。週末ずっとだ」
パーシー「ビデオ、投稿した?」
カール「まだ見てない」
パーシー「見てね。また、送る」

パーシーがカールを抱き着き、話す中で自宅の外に出たイネズがその様子を見ていた。

カール「行け、ママが待ってる」

パーシーはイネズの元へ行き、カールはそれを見届けた後、自分の自宅に戻りスマートフォンでパーシーが送ったメッセージ「ビデオだよ、アップしていい?」の中で添付されていたビデオを見るとう、そこにはカールとその家族の今までの行動が記録されたホームビデオであった。
そのビデオを見てカールは笑顔で見た後、パーシーに電話をする。

パーシー「パパ。どうしたの?」
カール「何でも。この間の話し、考え直した。ママのOKが必要だ。」
パーシー「何のこと?」
カール「屋台を手伝ってくれ。聞いてるか?。放課後と週末だけ。バイト代は将来の学費にする。」
パーシー「いいよ。パパが屋台を手伝ってって!早く出て。今、代わる。たぶんOKだ」

変わって夜の街。
そこには数多くのフードトラックがあり、その中でカールのフードトラックがあった。
カールの家族らは料理を作り仕事をしていた。

イネズ「プラタノス2つ?メディアノーチェとフーゴね」
カール「16番は?」
イネズ「はい、次の注文は?」
カール「クバーノ2つ。21番のスライダーは?」
イネズ「とっとと帰って」

その客は以前、カールの料理を酷評した評論家ラムジーが来ていた。

ラムジー「シェフと話せるか?」
イネズ「冗談でしょ」
ラムジー「いいか?」
イネズ「次の人!」

カールとラムジーはトラックの外で話す。

カール「何しに来た?」
ラムジー「君の料理を食べに」
カール「俺の媚びる料理を?」
ラムジー「売ってくれないと思って、人に頼んだ」
カール「あの騒ぎで、俺はどん底に落ちた。プライドも仕事も地位も失った。評論家にはどうでもいいよな」
ラムジー「それは違う」
カール「こっちは傷つく。遊びじゃない」
ラムジー「君が始めたケンカだ。こちら何万人もフォロワーがいる。君が炎上させた」
カール「個人に送ったと」
ラムジー「知らんよ!。公開バトルかと。なぜ、あんな酷いメニューを出した?君は私の憧れだったのに」
カール「自分で選べなかった」
ラムジー「今は自分のために作ってるな?サンドに感動した。めちゃくちゃウマい。記事には書かん」
カール「当然だ」
ラムジー「投資したいんだ」
カール「何て?」
ラムジー「資金提供したら、批評は書けん」
カール「何の話しだ?」
ラムジー「ブログを売った金でローズ通りに店を買った。好きに改築して、好きな料理を作ってくれ。不信感はわかる。答えは急がない。だが、僕らが和解したら話題になるぞ。何より君の真価を発揮できる。それまで屋台からツイートしてくれ。食いに来るよ。ウマい」

ラムジーはサンドイッチを見せる。

ラムジー「ウマい、激ウマ、傑作だ」
マーティン「ボス」

マーティンが呼びかける。

マーティン「よう殴らなかったな。クソ野郎は何て?」
カール「パートナーになりたいとさ」

6か月後。

レストラン「エル・ヘフェ」でカールとイネズの再婚式のパーティーが開かれていた。
黒板には「おめでとう」と書かれており、厨房ではカールと共に息子パーシーが料理の準備をしており、棚にはフードトラックの模型があり、最後は音楽と共に客が賑わうパーティーでカールとイネズとパーシー家族らが踊ったところで終わる。

エンドロール終盤直前では料理のスタッフがカール役の俳優にパンの焼き方のコツを教える映像が映る。


(終)

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最終更新:2017年07月07日 23:24