ライラはシロクマ・イオレクと共にゴブラーの本拠地に捉えられていた子供を解放し、コールター夫人率いるゴブラー部隊は仲間である魔女・セラフィナの一派、気球乗りのスコーズビーの手助けによりそれぞれの戦いは終息した。
「子供たちを集めろすぐ出発するぞ!」
戦いが終えた中でライラは笑顔になり、子供たちは親との再会に喜ぶ。
「出発だ続け!」
ライラは後ろを振り向き歩く中、ビリーが気づきライラの後を追う。
ビリー「ライラ!どこへ行くの?うちへ帰ろうよ」
ライラ「私は帰れないの。お父さんにアレシオ・メーターを渡しにいかなきゃ」
ビリー「お父さんって?」
ライラ「アスリエル卿。コールター夫人が殺そうとしたの」
ビリー「じゃあ僕も君が助けに来てくれたんだから。僕だって」
ライラとビリーは手をつないで走り、スコーズビーの気球のもとへいく。
スコーズビー「ミス・ライラ。さあ乗って!」
一方でゴブラー南極本拠地では子供の脱走で混乱の中であった。
コールターは事態収束の中、部下にコートを着せられる。
コールター「行き先はわかっている。」
コールターは外を出る。
一方でスコーズビーの気球は飛んでいた。
スコーズビーとセラフィナは話をしていた。
スコーズビー「子供たちは奥で休んでる。あの女の子は大したもんだ」
セラフィナ「特別な子よ。あの子には預言があるの。戦争の結末を決めると」
スコーズビー「戦争?そんな噂は聞いてないが」
セラフィナ「今はね。でも、これはあなたを戦争でもあるのよ」
スコーズビー「何のために戦うんだ」
セラフィナ「自由な意思を守るため。マジステリアムはこの世界に住む人々を支配するだけじゃなく、すべての世界を征服したがってる。今までは彼らも手を伸ばせなかったけど、アスリエル卿が別世界へ道を見つけたなら、彼らを止めることはもう誰にもできない。私たちとあの少女にしか…」
スコーズビーの気球の別の場所でシロクマ・イオレクをソファー代わりにしていたライラとビリーがおり、ライラはラシンバンを操作してた。
ビリー「なんて言ってるの?」
羅針盤の中からライラのあるを光景が浮かび上がる。
ライラ「お父さんのことを教えてくれる。私が持ってくるものを待ってるって」
ビリー「そしたらうちへ帰れるよね?君のお父さんを助けたら…」
ライラ「もちろんよでもその前にやらなきゃいけないことが残ってる。たとえばビリーやダイモンを失った子供たち助けてあげなくちゃ、それにきっとマジステリアムは私の邪魔をしてくるだろうし、人に命じるのもやめない。それにダスト、何なのか知りたいの。たぶんお父さんといっしょに別世界いたらきっとわかる。」
ビリー「やらなきゃいけないことだらけなんだね」
ライラ「私はやらなきゃ。冒険はもう始まってる」
ビリー「そうみたいだね、ちょっと眠っといた方がいいんじゃないのかな?」
ライラ「そうね」
ビリーが眠り、ライラが羅針盤を閉める。
ライラ「みんなで世界を救うの私たちが、あなたと私とイオレクと…セラフィナ・ペカーラとスコーズビーさんとそしてお父さん…。大丈夫よパン。絶対マジステリアムに負けない」
スコーズビーの気球が飛行する中で空にオーロラが浮かび上がったところで終わる。
最終更新:2017年08月23日 20:20