すごい!強い!かっこいい! イクサーズ最後の大決戦!!
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前作でイクサー
1の前に敗れ去った宿敵・イクサー
2は、ネオスゴールドの手で甦った。
ネオス「我、復活せり。ついに我が母ビッグゴールドの怨念を晴らすときが来た!」
イクサー2「そのセリフ、イクサー1を倒してから言うことだな」
ネオス「フフフ。イクサー1が地球の大地を踏むことは、もうない。そうであろう? 行くが良い、我が戦士イクサー2。見事、イクサー1を倒してみよ」
イクサー2「フン、私はお前の戦士などではない。それに、お前の悪趣味な戦い方にも興味はないな」
ネオス「何? 貴様を復活させてやったのは、この私だぞ。それとも、怖気づいたのか? イクサー2」
イクサー2「バカを言え! 私は私のやり方で、イクサー1を倒すまでのこと。妙なお膳立てはやめてもらおう」
イクサー2が姿を消す。
ネオス「フン、まあ良い。我が手にイクセリオがある限り、イクサーどもなど恐るるに足らん。ハハハハハ!」
地球最後の戦力、戦艦クィーン・フジは、大ダメージを負っている。
ロブ「駄目だ。兵器のほとんどが使用不可能だ」
野人「サブエンジンは使えるぜ」
ロブ「体当たりでもしろってのか?」
キャンディ「それしか、ないわね」
ロブ「おいおい……」
キャンディ「野人。残っているエネルギー弾やパワーカプセルを、艦首に集めて」
野人「え~っ!?」
キャンディ「何してるの? 早く!」
野人「りょ、了解!」
キャンディ「いいわね、ロブ?」
ロブ「ちぇっ。このクィーン・フジで、木星へ行くのが俺の夢だったのに……」
イクサー2に敗れたイクサー3は、渚たちのもとへ寝返ったネオスの戦士・アトロスにより救出されている。
渚「イクサー3!」
可愛「イクサー3、死んじゃったの?」
アトロス「大丈夫。今、私のエネルギーを分けてあげる」
動かないイクサー3の体に、アトロスがエネルギーを注ぎ込む。
渚「目を覚まして、イクサー3!」
イクサー3「な……渚?」
渚「ここよ、ここにいるわ!」
アトロス「大丈夫よ」
イクサー3「渚ぁ!」
生気を取り戻したイクサー3が、渚に抱きつく。
渚「良かった…… 良かったね。アトロスがあなたを助けてくれたのよ」
イクサー3「サンキュー、アトロス!」
アトロス「もう、ネオス様のところへは戻れない……」
イクサー3「戻んなくてもいいよ。私たちと一緒にいればいい!」
アトロス「私は敵よ!? 私は、あなたを倒すために造られた戦士なのよ!?」
渚「違うわ、アトロス! だってあなたは、イクサー3を助けてくれたじゃない」
イクサー3「そうだよ。私たち、もう友達だよ!」
アトロス「友達……?」
渚「そうよ。アトロス、私たちと一緒に戦いましょう!」
アトロス「……ありがとう。私、嬉しい!」
アトロスが目を潤ませつつ、渚に抱きつく。
イクサー3「あ~っ! 渚は私のパートナーなんだぞぉ~!」
イクサー3も渚に抱きつき、勢い余って一同がひっくり返る。
渚「もう、イクサー3ったら……」
イクサー1は、地球上空に辿り着いている。
イクサー1「地球…… 相変らず美しい」
周囲が突如、異空間と化す。
イクサー1「これは、異空間!?」
イクサー2が現れる。
イクサー2「待っていたぞ、イクサー1」
イクサー1「そんな……!?」
イクサー2「フフフ。嬉しいわ、お姉様。またこうして会えるとは」
イクサー1「ネオスゴールドが、復活させたのですね!?」
イクサー2「そんなことはどうでもいい。私はお姉様を倒すためだけに生きていた。そのためならば、汚名を受けようと構わない。ここがお前の墓場だ。イクサー1!」
イクサー1「ネオスめ!」
一方のクィーン・フジは、アトロスの案内のもと、ネオスゴールドの居城を目指している。
アトロス「ネオスの城を包むバリアを破らない限り、ネオスに直接攻撃を加えることはできません」
ロブ「その前に、敵に防衛システムを何とかしないと」
イクサー3「それは私にお任せ!」
ロブ「大丈夫かい、イクサー3?」
イクサー3「もう平気。ネオスなんかに負けてられないよ!」
渚「無理しないで、イクサー3」
イクサー3「わかってる!」
キャンディ「さぁ、最後の決戦よ!」
一同「了解、キャプテン!」
防衛システムの砲塔が火を吹く。
イクサー3が単身、クィーン・フジを飛び立つ。
イクサー3「うるさぁ~い! たぁぁ──っ!!」
砲塔が次々に、撃破されてゆく。
野人「なんか、パワーアップした感じだな……」
可愛「本当、すごい!」
ロブ「きっと、戦士として成長したのさ。渚の力だね」
キャンディ「進路クリア。このまま突入よ!」
強烈な電撃が走り、クィーン・フジを包み込む。
ロブ「バリアのフィールドに取り囲まれたぞ!」
キャンディ「エンジン全開! 焼き切れてもいい!」
イクサー3「駄目だ、近づけない」
ネオスの声「ホホホホ! どうした、イクサー3。ここまでか!?」
イクサー3「くっ、くそぉ!」
イクサー1とイクサー2は、互いに剣を振るって激闘を繰り広げている。
イクサー1「剣を引きなさい、イクサー2! 今は、あなたと戦っているときではないのです!」
イクサー2「フン、あの妹とやらが心配か? イクサー1」
イクサー1「知っていますね、イクサー3を!?」
イクサー2「知っている。私がこの手で、楽にしてやったからな」
イクサー1「何!?」
イクサー1の隙を突き、イクサー2の膝蹴りが決まる。
イクサー2「フン、妹の死を知って動揺か? 戦いの中で戦いを忘れるとは、戦士にあるまじき行ないだな」
イクサー1「あの子は…… クトゥルフすべての、いえ、宇宙全体の希望なのです!」
イクサー2「何をバカな!」
ロブ「バリアのフィールドが収縮している! このままじゃ、押し潰されるぞ!」
アトロス「私、行きます!」
渚「アトロス!? アトロス! 無理よ、アトロス」
アトロス「渚…… 私、あなたに逢えて嬉しかった。渚やイクサー3のためなら、私…… 戦います!」
渚「アトロス……」
アトロスがクィーン・フジを飛び立つ。
アトロス「イクサー3、聞こえる?」
イクサー3「アトロス!?」
アトロス「私のすべてのエネルギーを、このバリアに放出すれば、わずかだけどフィールドが破れるはずよ。そこを突いて、バリア発生装置を破壊して!」
イクサー3「でも、そんなことしたら、あんたがヤバいよ!」
アトロス「私は大丈夫。それより、早くしないと渚たちが押し潰されてしまう!」
イクサー3「……うん、やってみる」
ネオスの声「アトロス、母であるこの私に逆らう気か!?」
アトロス「お前は、母などではない! 私の母は、渚よぉっ!!」
アトロスが渾身のエネルギーを、バリアに叩きつける。
アトロス「今よ、イクサー3!」
イクサー3「このぉぉっ!!」
バリアにできた隙を突き、イクサー3がエネルギー弾を叩きこみ、バリアが消え去る。
イクサー3「やったぁ! やったね、アトロス」
ネオスの声「裏切り者めぇ!!」
エネルギーを使い果たして無防備となったアトロスに、ネオスゴールドの攻撃がまともに炸裂する。
アトロス「ああぁぁ──っっ!?」
イクサー3「アトロス!?」
力なく墜ちてゆくアトロスを、イクサー3が受け止める。
イクサー3「アトロス……」
渚「アトロス、しっかりして!」
アトロス「良かった…… 渚、無事だね……」
渚「みんな無事よ! 早く戻って!」
アトロスが涙ぐみつつ、事切れる。
その体が光と化し、消滅する。
渚「そんなぁ!?」
野人「畜生ぉっ!!」
キャンディ「突入よ!」
クィーン・フジが突入、ネオスの城に艦首が突き刺さる。
キャンディ「艦首を切り離して!」
ロブ「了解!」
キャンディ「全速後退!」
クィーン・フジが、艦首を残して後退する。
城に突き刺さった艦首が大爆発し、城が炎に包まれる。
野人「やったぜ! ざまぁ見ろ!!」
イクサー3「やったよ、アトロス……」
イクサー1とイクサー2の戦いは、次第にイクサー1が押し始める。
イクサー2「宇宙は常に戦いの中にある。勝利を得た者だけが、この宇宙を支配できる! 戦士であるお前に、なぜそれがわからぬ!?」
イクサー1「確かに、私たちは戦ってきました。しかしイクサー3は、争いのない宇宙を築く、新たな世代として育てるつもりです」
イクサー2「笑わせるな! そのような不完全な戦士だからこそ、私に敗れたのだ!」
イクサー1「あなたは、イクサー3を殺してなどいません!」
剣と剣とのぶつかり合いの末、イクサー2の剣が弾き飛ぶ。
イクサー1「私にはわかる。あの子は生きています」
イクサー2「……何をしている? 殺せ」
イクサー1は剣を収め、背を向け、去ってゆく。
イクサー2「イクサー1!?」
イクサー1「私は、二度も妹の命を奪いたくありません」
イクサー2が、無防備なイクサー1を目がけて拳を構えるが、どうしても攻撃することができない。
イクサー1が光となって消え去る。
イクサー2「私は、また……」
ネオスの城が滅んだ跡から、鋼の巨人と化したネオスゴールドが姿を現す。
ロブ「あっ、あれは!?」
野人「まだ生きてやがる!」
イクサー3「あれが、ネオスの本体?」
ネオス「ホホホホ! どうだ、愚かな地球の者どもよ。全能なる私に逆らうということが、どういうことか教えてやる!」
イクサー3「お前が、アトロスを殺したんだ!」
イクサー3が、ネオスゴールドを目がけて突撃する。
渚「いけない!? イクサー3!」
ネオス「バカめ! 死ね、イクサー3!」
ネオスゴールドの攻撃で、爆炎が上がる。
あわやというとき、イクサー1がイクサー3を助け、抱きとめる。
イクサー3「お姉様!?」
イクサー1「今までよくがんばりました、イクサー3」
イクサー3「うん! みんな、渚のおかげ」
イクサー1「ありがとう、渚」
渚「やっぱり、あなたがイクサー1!?」
イクサー1「えぇ。この子を守ってくれて感謝します、渚」
渚「イクサー3を助けて、イクサー1!」
イクサー3「お姉様が来てくれたから、もう怖い者なし!」
ネオス「待っていたぞ、イクサー1。ついに雌雄を決するときが来たようだな!」
イクサー1「さらに邪悪さを増したようですね、ネオスゴールド! イクサー3!」
イクサー3「はい、お姉様!」
ネオス「まだわからぬか!?」
ネオスゴールドの強烈なビームで、背後の山が砕ける。
イクサー1「おのれ!」
イクサー3「ちぇっ。イクサーロボさえあれば、あんな奴」
ネオス「ホホホホ! イクサー1、我が部下となる誓いを立てるならば、命だけは助けてやろう」
イクサー1「私の命と引き換えでも、邪悪なその力、宇宙から消してみせましょう!」
ネオス「ならば死ね! この地球と共に!」
イクサー3「お前なんかに、やらせるもんか!」
イクサー3が再び、ネオスゴールドを目がけて突撃する。
ネオスゴールドの体に、ビームの発射エネルギーが漲ってゆく。
渚「いけない!」
イクサー1「イクサー3!?」
発射の寸前、別のビームがネオスに炸裂する。
その攻撃の主は、なんとイクサー2。
イクサー1「イクサー2!?」
イクサー3「お姉様!」
ネオス「おのれ、イクサー2! この私に逆らうとは!」
イクサー2「言ったはずだ。お前の下衆な戦い方に興味はないと」
イクサー1「ありがとう、イクサー2」
イクサー2「……私も、お姉様に賭けてみたくなりました」
ネオス「小賢しいわ!」
イクサー2の攻撃でネオスの体に亀裂が入り、光球が覗いている。
渚「あの光!?」
イクサー3「イクセリオ・エネルギーだ!」
イクサー2「イクサー3、イクサーロボを!」
イクサー3「やりぃ!」
ネオスゴールドの体から漏れたイクセリオ・エネルギーの光球に、イクサー3が飛び込む。
イクサー3「イクサーロボ!!」
空間を裂いて、イクサーロボが出現する。
イクサー3が搭乗、渚もイクサーロボへ転送される。
イクサー3「行くよ、渚!」
渚「いいわ、イクサー3!」
ネオス「愚かな!」
イクサーロボが、体格で遥かに勝るネオスと組み合う。
ネオスの攻撃がイクサーロボに炸裂し、装甲が砕ける。
イクサー3「くそぉ、こいつ!」
渚「焦らないで、イクサー3! あいつにもきっと、弱点があるはずよ!」
ネオス「ホホホホ! まだわからぬか? 我を復活せしめたこの力、どこから得たものか!?」
イクサー3「そんな力、このイクサーロボで吹っ飛ばしてやる!」
イクサー1「待ちなさい、イクサー3!」
イクサー3「えっ!?」
イクサー1「ネオスを、ここで破壊することはできません」
イクサー3「どういうこと!?」
イクサー2「ネオスを復活させたもの、それは地球そのもの。おそらくネオスの触手は、地球の中心核まで及んでいるはずだ」
渚「それじゃあ……!?」
イクサー1「仮に地球の破壊は免れたとしても、地下シェルターの人々は……」
ネオス「どうやら、わかったようだな! お前たちに、この私を倒すことはできぬ! 地球のマグマの力、見せてやるわ!」
地面に大きく亀裂が走り、マグマが吹き出し、もうもうと煙が上がる。
イクサー3「このままじゃ地球が、地球が壊れちゃう!」
渚「どうすればいいの!?」
イクサー1「聞きなさい、イクサー3!」
イクサー3「お姉様!?」
イクサー1「ネオスを倒すには、地球から引き離すしかありません! 私とイクサー2、ロボの力を集中するのです!」
イクサー3「わかりました!」
ネオス「ホホホホ、無駄な足掻きを!」
イクサー1「妹たち、力を!」
イクサー1、イクサー2、イクサーロボが、ネオスゴールド目がけてエネルギーを集中する。
ネオス「おのれぇ!」
ネオスゴールドの攻撃が、イクサー1たちを襲う。
イクサー1たち「うぅっ!」
渚「ああぁぁ──っっ!?」
イクサー3「くそっ、こっちが飛べないからって!」
イクサー1「イクサー3、意識を集中するのです!」
ネオスゴールドが次第に、地上から切り離されてゆく。
ネオス「うおぉぉ──っっ!?」
イクサー3「やったぁ!」
イクサー2「力を緩めるな! 地球に影響を及ぼさぬには、宇宙まで運ぶ必要がある!」
そのままネオスが空高く昇ってゆき、イクサー1たちも光となって空へ昇ってゆく。
ネオス「おのれ、イクサーどもぉぉ──っっ!」
イクサー3「あと少し…… 大丈夫、渚?」
渚「えぇ、がんばりましょう!」
地球を大きく離れて宇宙空間で、ネオスゴールドの巨体が大爆発──!!
ネオスゴールドの破片が漂う。
破片の一つの中から、ネオスゴールド本体が抜け出す。
ネオス「……おのれ、イクサーども!」
イクサーロボの中で気を失っていたイクサー3が、目を覚ます。
イクサー3「う~ん…… あっ!? 渚! お姉様! ネオスが──」
イクサー1もイクサー2も、気を失って宇宙空間を漂っている。
イクサー3「渚ぁ!?」
渚もまた気を失っており、渚の力を借りることはできない。
イクサー3の脳裏に、アトロスの姿がよぎる。
イクサー3「やらなくっちゃ…… やらなくっちゃ、いけないんだ!」
イクサー3が単身、イクサーロボから飛び出し、ネオスゴールドに立ち向かう。
イクサー3「ネオスゴールド!」
ネオス「最後だな、イクサー3!」
イクサー3「負けるもんか! 行くぞ、ネオ──ス!!」
ネオス「死ねぇ! イクサー3!!」
イクサー3「とおおぉぉ──っっ!!」
渚が意識を取り戻す。
イクサー3が全身にエネルギーを漲らせ、ネオスゴールド目がけて突進する。
渚「イクサー3!?」
ネオス「き、貴様ぁ──っっ!!」
イクサー3「ええぇぇ──いぃぃ!!」
ネオス「なぜだ!? なぜこの私が、敗れるはずのない、この私がああぁぁ──っっ!?」
凄まじいエネルギーの激突の中、ネオスゴールドが砕け、消滅してゆく。
イクサー1、イクサー2も意識を取り戻す。
ついに、ネオスゴールドが大爆発──!!
イクサー1「イクサー3!?」
渚「イクサー3──っっ!!」
ネオスゴールド本体の残骸が漂う中に、意識を失ったイクサー3が漂っている。
イクサー3が意識を取り戻すと、目の前にイクサー1がいる。
イクサー3「やったよ、お姉様!」
イクサー1「えぇ」
イクサー3「でも、あいつもちょっとだけ、可哀想だったかな…… 争うことしか知らなくて」
イクサー2「ネオスのこと?」
イクサー3「うん」
イクサー1「そう…… そうですね、イクサー3」
渚「イクサー3!」
イクサー3「渚ぁ! 見てくれた?」
渚「素敵よ、イクサー3!!」
イクサー3「ウフフッ!」
イクサー3が満面笑顔で、ピースサインを決める。
イクサー3たちとクィーン・フジ一同の、別れの時が来る。
渚がイクサー1と、固く握手を交わす。
イクサー1「ありがとう、渚。やはり、私の信じた通りでした」
渚「ずっと昔から、知っている気がする……」
イクサー1が優しく頷く。
イクサー3が大泣きしながら、渚に抱きつく。
イクサー3「うぇ~ん!! 渚と別れたくないよぉ~!!」
キャンディ「行ってしまうのですか?」
イクサー1「えぇ。ビッグゴールドが宇宙に放った邪悪な端末は、まだ残っています。それをすべて破壊するまで、私たちに真の平和は訪れません」
イクサー3「うぇ~ん……」
野人「また来いよな、イクサー3」
ロブ「いやいや、このクィーン・フジで、逢いに行くさ」
可愛「しっかりね、イクサー3」
イクサー3「ありがとう、みんな……」
イクサー1「さようなら、渚、地球の皆さん」
イクサー1とイクサー3が、空へ飛び立つ。
イクサー3「さようなら──! 渚ぁぁ──!!」
渚「さようなら、イクサー3!!」
2人が光と化し、空の彼方へと飛び去る。
野人「行っちまったな……」
渚「きっとまた逢える…… きっと!」
キャンディ「さぁ、シェルターのみんなを!」
地球を離れ、イクサー1とイクサー2が宇宙の彼方へと飛び去ってゆく。
その姿を、イクサー2が見送っている。
イクサー2「また逢いましょう、お姉様。そして、私の妹……」
イクサー2もまた、宇宙の彼方のどこかへと飛び去ってゆく。
最終更新:2017年11月06日 06:18