パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (吹替版)のエンディング

ジャック・スパロウの海賊団とノリントン軍を筆頭に呪われた海賊のバルボッサとその一味の戦いの中、死の島でバルボッサとの決闘において、不死身の呪いにかかってるバルボッサを倒せない中でウィルは自分の血がついた金貨を宝箱に投げ入れた事により呪いは解けてバルボッサは銃弾で倒れ絶命し、同時に戦っていたその部下は降伏した。
その後、ジャックはエリザベスとウィルと共にボートでノリントン軍の艦隊とブラック・パール号がある海へと戻る。

変わって海軍本部。
そこではジャック・スパロウの絞首刑の準備が始まっており、大勢の見物人がいた。

役人「ジャック・スパロウ…この者は…」
ジャック「キャプテンだ。キャプテン・ジャック・スパロウ」
役人「告訴され、裁かれ、有罪を申し立てた。犯した罪はいずれも悪意に満ち、数も膨大である。そのうち主だったものを以下に列挙する。海賊行為、密輸」
マリア「あんまりよ」
ヴェザビー「提督たるもの法に従わねば、私たちのものだよ」
役人「スペイン海軍将校を騙っての詐欺。教会聖職者の騙っての詐欺」
ジャック「あ、そうそう」
役人「誘拐。略奪。密漁。山賊行為。窃盗。自堕落。強奪。その他の不法行為。これらの罪により、本日、この者を絞首刑に処するものとする。神よ。この罪人に、ご慈悲を」

するとウィルがノリントンに話す。

ウィル「スワン総督。提督閣下。エリザベス。あの時、君に会ってからずっと思ってた。愛してる」

ジャックの絞首刑が間もなく始まる中、ウィルがジャックの元へ行く。

ノリントン「番兵」
エリザベス「息できない!」
ヴェザビー「ああ、エリザベス!。しっかり」

エリザベスが倒れると同時に、ウィルが剣を処刑台のタラップに突き刺しジャックはそれを踏み台にする。

兵士「あいつをひっ捕らえろ!」
ヴェザビー「エリザベス、お前…」

ウィルは処刑台で処刑人と戦う中、ノリントンがやってくる。

ノリントン「どけ!」

処刑人が斧で振り回した拍子に絞首用の紐が切れて、その隙にジャックはタラップに刺さっていた剣で紐の手錠を切り逃走しウィルと共に兵士らを払ってなぎ倒す中、2人は包囲され、ノリントンとヴェザビーがやってくる。

ノリントン「どこかの愚か者が、脱走の手助けするとは思ったが、まさかお前とはな」
ヴェザビー「港に戻った時、無罪放免してやったのに。その礼が、これか…?。そいつと運命をともにするのか?海賊だぞ!」
ウィル「でもいいやつです」
ジャック「いいやつ」
ウィル「たとえこの結果、処刑台に送られることになったとしても、本望です。自分の良心に従って死ねる」
ノリントン「己を見失ったか、ターナー君?」
ウィル「なんとおっしゃろうと僕は彼の味方です」
エリザベス「私もです」
ヴェザビー「エリザベス…武器を下ろせ。何をやってる降ろせ!」

兵士らは武器を降ろす。

ノリントン「あなたの心でそれを望んでいるのですね」
エリザベス「そうです」
ジャック「そうか、いやこうなって、かえって良かったかもしれないな。みんなそれぞれ新たな境地に達した。精神的に。平和共存的に。文章的に。俺はあんたとくっついていいと思ってたんだぜ。ほんと。エリザベス…。俺とあんたじゃ上手く生きっこない。残念だ。ウィル。いい帽子だ」

ジャックはエリザベスとウィルに一言言った後、海軍本部の塀に乗る。

ジャック「ともよ。今日という日を忘れるな。再び捕らえ損ね…」

するとジャックはバランスを崩したのか塀の外の海に落ち、一同は下からそれを見る。

ノリントン「で、どうする?連れ戻されるだけだぞ?」
兵士「船です!」

ジャックの目の前には自分の船であるブラック・パール号があり、ジャックが逃亡に備えて飛び降りたのか、ブラック・パール号に向かって泳ぐ。

隊長「どうします?閣下?閣下?」
ヴェザビー「稀ではあるが、正義を貫くために海賊の助けが必要になる場合もある。ならば海賊も正義となりゆるのだろう。」
ノリントン「ターナー君。来たまえ」

ウィルはノリントンの所へ行こうとする中、エリザベスが止める。

ウィル「やったことの責任を取らないと」
ノリントン「この剣は素晴らしい。これを作った男には、人生のあらゆる面で、同じ愛と真心を見せてもらいたい」
ウィル「必ず」
兵隊「閣下。それでスパロウは?」
ノリントン「そうだな、一日猶予を与えてもよかろう。うん」

兵隊とノリントンが戻る中、ヴェザビーがウィルに言う。

ヴェザビー「いいのか?。この道を選んで、悔いはないんだな?。彼は鍛冶職人だぞ?」

ヴェザビーがそれを言うとエリザベスはウィルの帽子を外す。

エリザベス「いいえ。海賊よ」

エリザベスがそれをいうとウィルがキスをする。
一方でジャックに気付いたギブスはロープを海に投げ、その海賊の団員らはジャックをブラック・パール号へ引き揚げる。

ジャック「掟に従うんじゃなかったのか?」
ギブス「思ったんだが、あれはただの心得だ」
ジャック「ありがとう」

ジャックはギブスに渡した帽子を被る。

アナマリア「キャプテン・スパロウ。ブラック・パールはあんたのもの」

アナマリアがそれをいうとジャックに服を着せる。
ジャックは舵に触れると団員らに大声で指示する。

ジャック「何やってる!仕事をしろ!ブレースを解け!進路を変え!追い風に乗れ!」

団員らはブラック・パール号を動かす準備をする。

ジャック「さあ…水平線まで連れてけ…」

最後にジャックはコンパスを取り出して、海賊の歌を歌ったところで終わる。

|PIRATES of the CARIBBEAN(文字金色)
THE CURSE OF THE BLACK PEARL(文字白)|(背景黒)

(終)

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最終更新:2017年11月09日 20:23