大脱走 (吹替版)のエンディング

リーダ―のロジャーやマックを筆頭にラムゼイ大佐の密かな手助けで数十名が収容所を脱走した中で50名が射殺された中で逃走中のロジャーとマックは射殺、ウイリーとダニーは貨物船に乗り込み密航で逃走し、セジウイックはフランスでレジスタンスの手助けで逃走し、他の捕虜は収容所へと連れ戻された。

ラムゼイはルーゲルのいる署長室へと行く。

ルーゲル「君の部下11名が今日ここに戻ってくるぞ」
ラムゼイ「ほぉ…名前は?」
ルーゲル「詳細はまだ分からん。司令部からの指示を受けたので君に伝えるが。脱走者50名は逃走中に撃たれたそうだ」
ラムゼイ「撃たれた?」
ルーゲル「彼らの遺品はもちろん返還される」
ラムゼイ「負傷者は何名いる?」
ルーゲル「これが名簿だ。死亡者の」

ルーゲルはラムゼイに名簿を見せる。

ラムゼイ「50名のうち負傷者は何名だ?」
ルーゲル「いない…その…私としては…事実を伝えろと命令されただけで…それ以外のことは…」
ラムゼイ「そっか…」

変わって収容所内の外ではラムゼイが脱走による死亡者を捕虜たちに読み上げようとしていた。

ラムゼイ「ジョン・アチソン、ピーター・アラデール、エドワード・バンクロフト、ロジャー・バートレット、デニス・カベンディッシュ、ウィリアム・ディックス」

ラムゼイが死亡者の名前を読み上げる中、変わってボートに乗っていたウイリーとダニーは貨物船に乗り込む。
セジウィックはレジスタンスらと共に森へと行く。

セジウィック「ここか?」
レジスタンス「じゃあ、元気で」

セジウィックはレジスタンスのグループに握手する

セジウィック「ありがとう」
レジスタンス「お互い様だ」
セジウィック「さよなら」
レジスタンス「がんばれ」

するとレジスタンスのリーダーがやってくる。

レジスタンス「ここからはおれが案内する」
セジウィック「スペインか?」
レジスタンス「そうだ」

セジウィックはレジスタンスの案内でスペインへと行く。
一方で脱走に失敗した捕虜たちが収容所に来る。

ラムゼイ「無事で良かったなみんな」
アンソニー「ハワードも何人戻ってきました?」
ラムゼイ「1人もだ」
捕虜「何人逃げたかわかります?」
ラムゼイ「わからん、コリンはどうした?」
アンソニー「やっぱり無理でした、ロジャーの言った通りですよ」
ラムゼイ「そのロジャーも戻らぬ人となったよ。さっきリストをもらったんだ。50名殺された。ゲシュタポが射殺したんだ。」
アンソニー「50名!?マクドナルドもエリックも」

ラムゼイは頭を下げる。

ラムゼイ「そうだ」
捕虜「ダニーやウィリーも?」
ラムゼイ「名前はない」
ゴフ「ヘインズは?」
ラムゼイ「ゴフ、残念だ。後方の敵を攪乱するのが我々の目的だ。それを考えると…私が得た情報では…脱走に成功したと思う」
アンソニー「それだけでも成功の価値はありましたよ」
ラムゼイ「それは考え方次第だな」
アンソニー「はい…」

捕虜らが連行される中、車両部隊がやってくる。

看守「気を付けー!」

別の方向からやって来た車の中には手錠をされたヒルツがいた。

看守「気を付け!」

ルーゲルが外から出てくる。

隊長「敬礼する必要はない。指揮官の任を解かれた」
ヒルツ「俺達の為に電線行きか?」
ルーゲル「君は運がいいぞ」
ヒルツ「俺が?捕まったのに?何で?何人だ?」
ルーゲル「50名だ。ベルリンへ行けるのは君が先になりそうだな。お別れだ」

ルーゲルはそれを言うと車に乗り立ち去り、看守がヒルツの手錠を外すと、ヒルツ庁舎へと連行されラムゼイと再開する。

ラムゼイ「ただいま」

ヒルツが連行される中、ゴフがやってくる。

ゴフ「おい、兄貴!」

ゴフはグローブとボールを投げつけヒルツは受け取る、その後ヒルツは独房に収監されながらも中でボールを投げ、最後に実際に脱走で死亡した50名への献辞が表示されたところで終わる。

|THE END|(背景灰色、文字赤)

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最終更新:2017年12月06日 18:24