ジャックら、黒ひげを狙うバルボッサ含め、その権限を利用されたスペイン海軍による生命の泉の争奪の末にアンジェリカと黒ひげはバルボッサの策略でカエルの毒に冒され、ジャックが人魚の涙が入った聖杯を飲んだアンジェリカは解毒され、黒ひげである(エドワード・ティーチ)は人魚の涙のない聖杯の水を飲んだことで罰により骨となり絶命した。
その後、利用し騙されたフィリップ・スウィフトは人魚のシレーナと恋に落ちた末に何処かへと消え去った。
変わってジャックが拘束したアンジェリカをボートに乗って、どこかへ連れようとしていた。
アンジェリカ「大っ嫌い」
ジャック「命をすくってやったのに?」
アンジェリカ「今のあたしの命は、実の父親から盗んだものよ」
ジャック「俺は手伝っただけさ。父親ならああするだろ」
アンジェリカ「残酷な人ね。何もわからないくせに」
ジャックは孤島へ到着した末にアンジェリカを投げるように置く。
ジャック「ピストル1丁、弾1発」
アンジェリカ「飢え死にする前に自殺しろっての?」
ジャック「そんなつまりないくせに。この辺りはよく船が通る場所だ。船に合図を送りゃいい。あるいは喰らっちゃっても構わないよ。その弾をね」
アンジェリカ「縛ったまま、ほっとくつもり?」
ジャック「そんなもん、とっくのとうにほどいてて。襲いかかる隙を狙ってたんだろ?」
ジャックはアンジェリカの不意打ちを一瞬で受け止めた。
アンジェリカ「認めなさいよジャック。まだ愛してるんでしょ?」
ジャック「お前に妹と犬がいるのなら、犬の方を選ぶね」
アンジェリカ「お宝は!?宝石が詰まった宝箱がある。風と波の力を操る力を持った宝石よ」
ジャック「嘘ついちゃって」
アンジェリカ「待って。赤ちゃんがいるのよ。あんたの」
ジャック「身に覚えがないけどね」
アンジェリカ「酔ってたのよ」
ジャック「そんなグデン×2になったことないし」
アンジェリカ「待って、ねえ待って。どうしても言いたいことがあるの。一目見た瞬間からずっと言いたかったのよ」
ジャック「じゃ、どうぞ」
アンジェリカ「あんたが好き」
ジャック「おれもそう。今までも。これからも」
ジャックがアンジェリカにキスしようとした瞬間、咄嗟にそれをやめる。
ジャック「もう行かなきゃ」
アンジェリカ「ジャック!まだ終わりじゃないからね!ジャック!」
ジャックはアンジェリカを孤島に残しボートで立ち去る中、アンジェリカはジャックが残した銃を撃つも外れる。
ジャック「外れ」
アンジェリカ「おい!スパロウ!あんたなんか最低だよ。覚えときな!今度会ったら許さないからね!」
変わって英軍を抜けたバルボッサは黒ひげが所有していた船・アン女王の復讐号を奪い、その船長になった。
少年「あの…下のデッキにありました」
バルボッサは一員である少年から帽子を受け取り、それをかぶると剣を抜刀し上に掲げると同時に船の帆は開き進む。
バルボッサ「よしみんな風上に進め!。手を休めるんじゃねえぞ、このカスどもが!国王とはおさらばだ!海と空の神々に名にかけて、野郎どもトルトゥーガ島に出航だ!」
バルボッサとアン女王の復讐号船員らは笑う。
変わってボートに乗っていたジャックはとある島に上がる。
ジャック「ギブス、のぼせたウミガメ野郎、来てたな」
ギブス「ああ」
ジャックはギブスの元へ行く。
ジャック「あんだけの大冒険をしてたんだ。何かごほうびがあるんだろ?」
するとそこには瓶に入っていたブラック・パール号であった。
ギブス「コンパスが場所を教えてくれた」
ジャック「黒ひげの手下が船を守ってだろ?」
ギブス「ニューギニアで行ったのと同じ手を使ったんだ」
ジャック「ああ」
ギブス「艦隊を全部おいてくのは。どうももったいなくてな」
するとギブスは金目となるものがはいってる袋を見せる。
ジャック「そりゃ勿体ない」
ジャックはブラック・パール号が入った瓶を見るとバルボッサの猿に驚く。
ジャック「あの猿嫌いだ」
ギブス「それよりパール号だ、瓶から取り出す方法あるか?」
ジャック「使うのは石の弓、ヤギ3匹。一人がトランペット吹いて一人がこうやる」
ギブス「ヤギ飼ってる男ならいるぞ」
ジャック「よかった、俺これできるし」
夕陽が沈む中の砂浜で2人は歩く。
ギブス「ジャック、聞いてもいいか?。聖杯と涙と水を手に入れて、永遠に生きることだって出来たんだぞ」
ジャック「泉は相手を試すんだよ。いつ最後を迎えるか、知らない方がいいだろ。己の存在の全てが果てしなき命の謎を感じとる。俺の名前は、永遠に生き続ける。生命の泉の発見者。俺がどういっこっちゃない。それが海賊暮らしさ。お分かり?」
変わってエンドロール後、孤島にいたアンジェリカが砂浜に打ち上げられていたジャックの呪いの人形を見て手に取ったところで終わる。
(終)
最終更新:2017年11月09日 20:24