ブラック・レイン (吹替版)のエンディング

NY市警の刑事であるニック・コンクリンはヤクザの抗争を目撃したのを機に逮捕した佐藤浩史を日本に護送するが、騙されて奪われてしまい、後に英語がわかる日本の刑事の松本正博と共に捜査の中でかつて佐藤が所属していた菅井国雄ら率いる組織との偽ドル札の原版を巡る抗争である事が明るみになり、菅井との豪邸で2人は佐藤との対決の末に逮捕した。

ニックと松本は逮捕した佐藤を大阪の警察署へと連行する。

松本「大橋刑事部長は?」
警官「奥です」

2人は佐藤を連れて大橋の元へと行く中で佐藤の素顔に反応し警官らが立ち上がる。

署長「静粛に」
松本「松本警部補。逃走犯、佐藤浩史の逮捕を刑事に報告します」
大橋「ご苦労、警部補から詳しく事情聴取を聞く」

その後2人は大橋から表彰を与える。

大橋「おめでとう」
ニック「どうも」

参加者の拍手が上がるとともに2人はパーティーの中でニックはジョイスと出会う。

ジョイス「またニュースになったわね」
ニック「ああ」
ジョイス「あなたヒーローだわ」
ニック「それで決めたろ、ずっとこっちに…」
ジョイス「わからない…。もう少し時間をかけないと声は出ないわ」
ニック「そう…礼を言う」
ジョイス「何に?」
ニック「こっち側に付いてくれ」

ニックがそれを言うとジョイスはキスをする。

ジョイス「当然」

変わって空港内。
松本とニックは飛行機が出発するまで食事をとっていた。

松本「七味は?」
ニック「いや結構。駄目だよ刑事の方は」
松本「結局、原版の方は見つからなかった。家の中にもなかったし外にも」
ニック「運のいい奴が大事にしまい込んでいる」
松本「それはどういうことですか?」
ニック「あの原版には、抑えてうまく使えば一生優雅に暮らせるんだ。誰にもばれっこない。旨かったろ?。ゲートまで来ないでくれよ。君の事だセンチメンタリーだ。そういうの弱いんだ」
松本「いざ」

松本は紙をラッピングされた箱を渡す。

ニック「何だこれは?弁当か?。機内食よりこっちの方がよさそうだな」
松本「ええ、お子さんのです」
ニック「ありがとう。ああ、これ俺のプレゼントだ」

ニックは同様にその箱を松本に渡す。

松本「やあニックさん。友達はこうするんです」

松本がそれを言うとニックは松本と手をつなぐ。

ニック「じゃあ、頑張ってくれ」

ニックがそういうと立ち去り、松本がニックから貰った箱の中身を空けるとワイシャツが入っており、その下には行方不明だったドル札の原版が入っていた。

松本「ミスター!」

松本に呼びかけられたニックが笑顔になりサムズアップした所で終わる

|THE 完 END|(文字赤、英文字白、背景黒)


(終)

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最終更新:2017年12月06日 18:32