バトルランナー (映画) (吹替版)のエンディング

身に覚えのない罪に着せられたベン・リチャーズは脱獄しアンバー・メンデスと接触の中でニュースが嘘である事を知り、2人は実態を暴く中でランニング・マンのプレイヤーにされてしまい数多くの殺しの追手から逃れた中で地下放送局であるレジスタンスと合流しアンバーはレジスタンスのリーダーに番組の実態を暴く編集前のテープを渡した後、リチャーズとアンバー率いるレジスタンス武装部隊はそれを報道するためスタジオへと向かった。

一方でランニング・マンのオープニングセレモニーのダンスの中、リチャーズらは地下の作業員を気絶させ放送室へ向かい、地下放送局ではランニング・マンの実態を暴く準備をしてた。

オペレーター「後6分」
リーダー「入力準備を始めてくれ、コードをトランスポーターグリッドにロードしろ」

レジスタンスのリーダーは編集前のテープを流そうとしていた。

リーダー「回線はメインに切り替えて!ミスター・スポック!よろしく頼むぞ!」
オペレーター「スポックって…?」

ランニング・マン会場のセレモニーダンスの中でリチャーズらは放送局内を走る。
会長のキリアンは最後のコーナーを始めようとしていた。

キリアン「どうぞ、皆さん。盛大な拍手を!。いやあどうも、ゲームも終わり、いよいよ番組最後のコーナーです。ありがとうご苦労さん」

キリアンはスタッフから携帯電話を取る。

キリアン「もしもし、質問をどうぞ」

一方でリチャーズら武装部隊は部屋内を警戒する。

アンバー「頑張って」

リチャーズとアンバー、それぞれの部隊らは二手に分かれる。
一方でキリアンは生電話をしていた。

キリアン「なんてお優しい、ええもちろんです。愛国者援護会に小切手を送ってください。ICS着付けでね」

一方でレジスタンスらはアンバーから受け取ったテープを電波をジャックし流そうとしていた。

オペレーター「3…2…1…やった!。無事、衛星につながったぞ!」

一方でキリアンが視聴者から生電話をする。

キリアン「寄付の場合、税金は一切かかりませんので」

キリアンが電話する中、会場のテレビモニターに異変が生じ、キリアンが映ってる映像になる。

キリアン(テレビ)『その番組に映ってる人気スターは…、イエス×3!』

そのTVモニターには「この男にだまされるな(翻訳字幕)」と映っていた。

客「酷いわ、この嘘つき、でたらめだわ!」


テレビのモニター画面の映像。
キリアンがアンバーをゲームプレイヤーに指名した映像となり、さら優勝者2人の遺体が映る。

キリアン(テレビ)『嘘なもんか!かつての優勝者であるホイットマンやプライトニーのように覚えてますね、彼らは今、ハワイの太陽の島でのんびりと優雅に暮らしています。この番組で優勝し自由の身になったのです。あのスクリーンにご注目!』

変わってリチャーズが部隊と共に暴動を鎮圧しようとしていた場面となる。

無線『状況を報告せよ』
リチャーズ「暴動が起きている模様。民間人ら1500名程います。武器は持っていません」
無線『プランAを続行しろ。動くものはすべて殺せ』
リチャーズ「相手は丸腰なんです。女も子供もいるし、食料を求めて集まっているだけだ」
無線『逆らうな、リチャーズ。プランAに従って早く暴動を鎮圧しろ』
リチャーズ「お断りだね。俺は罪のない人間を撃たん。』
無線『指示どおり任務を遂行しろ』

一方で放送室ではスタッフがその映像を見ていた。

スタッフ「この映像なんだ?」「通信衛星から来てる」

そんな中、レジスタンスの武装部隊が放送室を突入し銃を構え、抑え込む。

武装部隊「チャンネルはそのままで」

再びテレビのモニター画面の映像。

無線『サンダース中尉、聞こえるか?』
サンダース「ハッキリと」
無線『リチャードを取り押さえ指示どおり任務を遂行しろ』
リチャーズ「おい、よせ!抵抗するな!」

リチャーズはサンダースを気絶するが後部座席にいた部隊に取り押さえられるが抵抗した拍子に落下寸前となる。

部隊「投与されるだけでいいんだ落とすなよ」

部隊はリチャーズを引き揚げる。
部隊「気の毒に火炙りされるぜ」「その前に地獄へ送ってやる」

キリアン「会場の皆さん。どうか落ちついて、お静かに願います!。機械が壊れたので直るまでお待ちください」
老女客「この嘘つき!」

リチャーズを応援した老女の参加客がそれを言うと同時にリチャーズ率いる武装部隊がやってくる。

リチャーズ「さあショータイムだ!」

リチャーズらは武装した警護兵と銃撃戦の中、参加客らは逃げようとする。

リチャーズ「外に出ろ!危ない!急いで逃げろ!」

アンバーは部屋内を警戒する中、警護兵を射殺し、電気使いのダイナモと出会う。

ダイナモ「さっきはよくも、あんな目にあわせてくれたな。何ビビってるんだ?犬な女。俺とやりたい癖に」
アンバー「冗談はそのおかしな格好だけにしてよね。この玉なしバッテリー野郎!」

アンバーはダイナモの股間をアッパーで殴るが、足を掴まれる。
一方で銃撃戦が続く会場で参加客は逃げる。

ダイナモ「玉無しでもいいんだよ」

アンバーはダイナモに狙われる中でマシンガンで抵抗しようとするが抑えられるものの、その拍子で発砲し、天井のスプリンクラーに命中し水が出たことでダイナモは感電死した。

一方でテレビを見ていた数多く視聴者はその様子を見ており、テレビ会場内で銃撃戦が終えるとリチャーズはキリアンに呼び掛ける。

リチャーズ「やあ色男。やあ実にとんだ災難だったな」

そんな中、リチャーズのボディーガード・スヴェンがやってくる。

キリアン「スヴェン、リチャーズ君にごあいさつせんかね」

リチャーズかスヴェンの元に来る。

キリアン「どうした?」
スヴェン「ホルモン剤を飲まなくちゃ」

スヴェンは立ち去る。

キリアン「怒ってるようだな。無理もない気持ちはわかってるよ。だがちょっと私の話しを聞いてくれ。たかがテレビ番組じゃないか。テレビの世界が視聴率のすべてなんだよ。民衆はテレビの情報に基づいてのみ暮らしてきた。」

キリアンの話しを聞く中、リチャーズはランナー用のシューターの装置を作動させる。

キリアン「この半世紀ずっとな、そうだろ?。アメリカ人はテレビが好きなんだ。大人も子供もみんな見る。ゲーム番組とかレスリングとか実況とか…他のスポーツやバイオレンス、そういったものを我々は与えてやってる。それでトップに立った。大事なのはそこさ。私はこの道30年のプロなんだ」
リチャーズ「ショービジネスに欠けちゃ、あんたほど経験はないな。俺は学ぶのが早い。観客が求めているのは、きっとこうすることさ!」

リチャーズはキリアンをシューターに乗せる。

キリアン「く…くそったれめ!地獄へ落ちろ!」
リチャーズ「こっちのセリフだ」

キリアンの乗せたシューターはゲーム入口にきた末に衝突防止用の網がレジスタンスに外されたのか広告となる壁に激突しキリアンは死亡した。

リチャーズ「まさに大ヒットだ」

その様子を見ていたリチャーズに賭けていた者や視聴者らは歓喜する。

客「よくやったベン!」

スラム街で金を賭けていた者らがリチャーズを称える中、会場内にアンバーがやってきて、リチャーズはアンバーとキスをし会場を立ち去り、スラム街のモニターに「PLEASE STAND BY」と表示されたところで終わる。


(終)

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最終更新:2017年12月06日 18:58