あいえすっ!の最終回

第21話

温泉といえば
臨海学校にやってきました。
真耶「今日はこちらに泊まります!」
モブ生徒「おおーっ!!和風旅館だ~~!!」

モブ生徒「女将さんだ!仲居さんだ~!!」

モブ生徒「日本庭園だ!!ししおどしだ~!!」

セシリア「そしてこれがユカタ・・・ですわね!!」
モブ生徒「セシリアそれ合わせが逆!」
「気が早いなあ!!」

命名
今日は自由行動です。
モブ生徒「夏だ!海だ!水着だ―――――!!」

セシリア。
モブ生徒「セシリアのおっぱいはセレブおっぱい!!」
セシリア「な、なんですの!?」

箒。
モブ生徒「じゃあ篠ノ之さんは?」
「武士パイ・・・かな」

そして真耶。
モブ生徒「そしてあれは山盛りの山田オッパイ・・・名付けてやまパイ!!」
「なるほど!!」

頼れる存在
モブ生徒「わあ!鈴音さん空気入れるの速いね!」
鈴「そう?」

モブ生徒「やっぱり候補生ともなると肺活量も段違いなのかしら」
「ねえこれ、これもお願い!」
鈴「悪いけどあたし今急いで・・・」

モブ生徒「「おねがい・・・・」」
鈴「しょ、しょうがないなー。わかったわよ!」

モブ生徒「次これとこれも」
「いやーほんと助かるわー!」
鈴「ちょっとお!!」

ラジオ体操第一~♪
一夏「よし!泳ぐ前に準備体操しないとな」

一夏「腕と足の運動~~~」

一夏「横曲げの運動~~~」

一夏「ってアレ!?いつの間に!?」
一夏の後ろでクラスメイトたちが体操を始めていた。


できるのか?
モブ生徒「千冬様スタイルいい~!」
「その水着お似合いですぅ~!!」

一夏「千冬姉、ほんとナンパとか気を付けろよ・・・・」
千冬「フッ・・・現在このビーチは貸し切りだぞ?男はお前一人だが、どうだ、ナンパするか?」

一夏「えっ!?オレが千冬姉を・・・女の人をナンパ・・・!?う―――――ん・・・?」

一夏「想像できない・・・」
千冬(この健全さを姉として嬉しく思うべきか、不安に思うべきか・・・・)

オッパイの威力
ビーチバレーをする真耶の胸が揺れる。

真耶の胸が揺れる。

胸が揺れる。

理子「先生の胸に目がいって集中できません!!なにそのおっぱい!!」
真耶「ひどい!言いがかりです!!」
モブ生徒(同性も釘付けにするとは・・・恐るべしやまパイ・・・!)

時代劇のアレ
夜、静寐がシャルロットたちの着付けをした。
静寐「はい、できたよ」
シャルロット「ありがとう鷹月さん。これで全員着られたかな・・・」

理子「ふっふっふー、浴衣の醍醐味はここからだよ諸君!」
ナギ「そうそう、浴衣や着物を着たら絶対やらなきゃいけない事があってね・・・」

理子「秘儀・良いではないか!!!」
ナギ「あ~れ~!!」
理子がナギの帯を引っ張り、ナギを回転させる。
シャルロット「あっ、これテレビで見たよ!アクダイカンってやつだよね・・・!」

静寐「ちょっと!変な知識教えないの!」
理子orナギ?「静寐は真面目だなぁ~~~~」
一夏「みんなテンション上がってんなぁ~」

先人の教え
セシリアは温泉に入った。
セシリア「そういえば一夏さんは私達の後に入浴なさるとか・・・」

千冬「男風呂女風呂、二つとも女生徒で埋まるからな、お前は後で入れ」

セシリア「今何をなさっているのかしら・・・旅館の中を探索なさったり?それとも織斑」先生とお話とか・・・・」

ラウラ「頭を冷やせセシリア!!」
セシリア「冷た!?水!?」
ラウラがセシリアに水をかけた。

ラウラ「風呂場での考え事は危険だ!!」
経験者は語る。

やりたい
シャルロット「これが露天風呂かあ・・・風情があっていいね」

鈴「大きな湯船でやる事はたった一つ・・・」
シャルロット「泳ぐのはダメだよ?」

鈴「・・・・・」
シャルロット「ダメだよ?」

鈴「とりゃ!」
鈴が風呂に飛び込んだ。
シャルロット「こらー!!」

はしたない
シャルロット「ふぅ・・・少しのぼせたかも。扇風機の風が気持ちいい・・・」

鈴「ふふふ・・・脱衣場の扇風機といえばやる事は一つ・・・」
シャルロット「えっ?」

鈴「とりゃ」
鈴がタオルをはだけて、直接扇風機の風を浴びた。
シャルロット「!!」

シャルロット「こらー!!女の子がそんあ事しちゃダメ!!!」
鈴「気持ちいいから試してみなさいって」
シャルロット「やりません!!」

風呂あがり・・・
ラウラ「すまない、一枚写真を撮ってもらえないか?」
のほほん「いいよー、普通に撮ればいいの?」

ラウラ「温泉を堪能している写真をせがまれたのだが・・・」
のほほん「そういうことならー」
モブ生徒「これ持って・・・左手は添えるだけ」
ラウラ「ふむふむ」

ラウラ「こうだな!!」
ラウラが得意げに牛乳を飲むところが撮影された。

後日の黒ウサギ隊。
隊員「ふぎゃあああ、隊長のドヤ顔頂きましたあああああ」

至れり尽くせり・・・
一夏「俺は千冬姉と同じ部屋だけど・・・この部屋も風情があっていい感じだな~~~」

一夏「なるほど、トイレの電気スイッチはここだな」
「すごい!冷蔵庫の中の飲み物に飽き足らず、常温水にお湯、氷水まで用意されてる!」

一夏「貴重品は金庫の中に入れないとな!千冬姉、貴重品入れたか~!?」

一夏「お、お菓子まで置いてある!うめぇ!!」
千冬(こいつも大概テンション上がってるな・・・・)

テーブルテニス
モブ生徒「わー卓球台がある!みんなでやらない?」
「いいね!」

シャルロット「僕卓球って初めてやるよ・・・できるかなぁ」
ラウラ「私も初めてだ」
鈴「あたしは強いわよ-」

セシリア「皆さんご存知かしら?卓球・・・テーブルテニスの発祥は我が祖国イギリスだと言われていますわ」

セシリア「ですからこのわたくしが負けるはずはないのです!」
セシリアが構えたが・・・
鈴orモブ生徒?(めっちゃテニスの構えですけどー!?)

必殺技
シャルロット「なかなか難しいね・・・えいっ!!」

モブ生徒「今のはまさか・・・噂の高速切替!?」
シャルロット「何が!?ただのバックハンドだよ!!」

鈴「それなこっちは龍砲よ!!」
モブ生徒(でた―――――!!)
シャルロット「ばっちり見えてるけど!?」

勝負のゆくえ
モブ生徒「代表候補生同士の戦いがなかなか終わらない・・・・」
「もうそろそろ部屋に戻りたいかも・・・」

一夏「お?なんだ?みんなで卓球してたのか」

鈴「一夏!」
セシリア「一夏さん!」
シャルロット・ラウラ「「一夏!」」
一夏が来るなり、卓球は中断された。

モブ生徒「膠着していた試合を一瞬でノーゲームにするとは・・・」
「織斑くんすごいわ・・・」


箒『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)を倒した私達は早朝旅館へ戻ってきた・・・学園に帰るのは明日の朝だ。専用機持ちには作戦の成功と引き替えに半日の休養が与えられた・・・のだが』

箒「いち・・・」
鈴「起きろ一夏~~~~っ!!」
箒の横をすり抜け、鈴が寐ている一夏の上に飛び込んだ。
一夏「ぐうぇっ!!何するんだよ鈴!!」
鈴「何って・・・誘いに来たに決まってんでしょ!」
一夏「誘い?」
鈴「そ!折角の半日休暇なんだし海を堪能しないとね。という訳でとっとと行くわよ!一夏」
一夏「まあいいけど・・・タフだな鈴・・・」

箒(先を越された・・・!!一夏の怪我の具合とか・・・貰ったリボンの事とか・・・謝りたい事・・・それ以外にも色々話したかったんだが・・・いや!まだだ!諦めないぞ!!)

セシリア「あの・・・一夏さん。できれば昨日のように日焼け止めを・・・」
鈴「却下!!あんたは一回塗って貰ったからダメよ!」
シャルロット「そうだよずるいよ」
ラウラ「おまけにマッサージも受けていたしな!」
一夏とセシリア達4人は浜辺にいた。箒も離れて見ていた。
箒(やっぱりいる・・・)

シャルロット「い、一夏さえ良ければ今日は僕にも日焼け止め塗ってほしいな・・・ダメ、かな・・・?」
ラウラ「わ、私も日焼け止めを所望する・・・」
鈴「なに抜け駆けしてんのよ!あたしも!」

箒(あ、あいつら・・・・!!私だって・・・!!)
箒が胸をはだけた所に生徒たちが寄ってきた。
モブ生徒「うっわー!篠ノ之さんのおっぱいおっきーい!!!」
「水着も大胆~!!」
箒「~~~っ!?」

一夏「あれ、みんな今まで何処にいたんだ?」
モブ生徒「私達は当初の予定通りずっと実地試験してんだよー」
「おかげでもうクタクタ~」
「でも遊びは別!一緒に遊びたいな」

シャルロット「みんなで・・・」
ラウラ「という事は日焼け止めは・・・」
一夏「まあまあ、折角だし皆でできる遊びしようぜ!日焼け止め以外でできる事あればやるし」
シャルロット「ほんと!?」
ラウラ「何でもか!?」
一夏「お、おう・・・何でもは無理だけど・・・」

箒(全く・・・いつもこうだ。謝罪や感謝だけじゃない。一夏には言いたい事が山程あるのに、こっちの気も知らずに女に囲まれて・・・タラシめ・・・)
一夏「箒!お前もそんなとこいないでこっちに来いよ!」
箒「・・・・う、うむ・・・」

皆が海の一日を楽しく過ごしていく。

一夏「箒、良かったよな。こうやってまた皆で過ごせてさ」
箒「・・・・・」(まあ)
「そうだな・・・」(今はこれでいいか。チャンスはこの先もあるだろうしな)
(そしてその夜、浜辺で偶然出会った私と一夏が命がけの逃亡劇を繰り広げるのは、また別の話)


(おわり)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年12月24日 22:50