奇跡のシンフォニー (吹替版)のオープニング

テロップが流れると共にエヴァンが鑑賞者に語り掛ける。

エヴァン「聞いて。聞こえる?音楽だ。僕には聞こえる。風、空気、光」

変わって青空の草原。

エヴァン「僕を取り巻くすべてから…」

それを言った後、草原に佇む孤児院が映る。

エヴァン「心を開けば聞こえてくる。ただ耳をすませば…」

エヴァン・テイラーが風の音に合わせて奏者のように体を動かす。
変わってエヴァンは小屋を出るが不良に捕えられる。

不良「待てよ豚野郎!お友達は?」
エヴァン「さあ、知らないよ」
不良「痛い目にあいたくなかったら、探してきな」

変わってNY州 ウォルデン 男子養護施設。

エヴァン(施設では、みんなが音楽を聴くのを邪魔する。でも一人でいると、音楽が心に巻き起こるんだ。)

エヴァンは孤児院内の天井上の窓で座りながら外の景色を見ていた。

エヴァン(僕がそれを演奏出来たら…パパやママが迎えに来てくれるかもしれない。僕に気付いて…)

変わって寝ているエヴァンを不良孤児が嗾ける。

不良ら「よう変人君。はははは」「誰かノックしてるぞ」
エヴァン「誰が?」
不良「変人君、待ち焦がれているママだ。声聞こえるか?」
エヴァン「聞こえる」
不良「嘘付け」
エヴァン「聞こえる」
不良「お前には親なんかいねんだ」

不良は威圧でエヴァンを嗾けた。

不良「声なんか聞こえない。そう言え。」
不良ら「言えよ!」

不良孤児らはエヴァンを罵る。

エヴァン「僕には、聞こえる。何も聞えるわけがない」
不良ら「ああ。こいつ、どう思う?」
エヴァン「変人です。」

不良らは笑う。

不良「言ってみろよ、変人君」

エヴァンは眠る。

エヴァン(心がくじけそうな時も、でもおとぎ話を信じる人がいるように、音楽を信じてる)

変わって色々な楽器が映ると共に演奏者である女性が映る。

エヴァン(僕の心に響く音楽はママとパパからの贈り物)

エヴァンが顔を洗い、変わって演奏家と思われるものがバイオリンを取り出しメンテナンスをする。

エヴァン(僕の聞こえる調べは二人が出会った夜に聞いたものかもしれない。音楽が二人を出会わせ、僕ともつながっている。)

変わってルイスという男が映り、スタッフが扉をたたいて呼びかける。

スタッフ「ルイス、何やってるんだ!?」

同様にライラが準備をする中、父・トマスが呼びかける。

トマス「ライラ、時間だ。」
ライラ「パパ」
トマス「みんな待ってるぞ。さあ背筋を伸ばして」

変わってルイスは音楽仲間に呼び掛けられる。

友人「おい、しっかりしろよ。わざわざサンフランシスコから来たんだぞ。な?。このNYで歌う失敗は出来ない。」

変わってライラは笑顔で準備をする。

ライラ「力を抜いて。抜き過ぎだ。行くぞ」

ライラとルイスは音楽会場へと行く。

エヴァン(ぼくのパパとママは昔々心に響く音楽に従った)

エヴァンがそれを言うと映画の原題が表示される。

AUGUST RUSH

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最終更新:2017年12月28日 14:46