人間とジューマンと多くの動物たちが共に生きる星、地球。
人間の世界とジューランドが融合し、大きな変化を遂げたこの星で
大和達は新しい日々を送っていた。
幼稚園。
劇場版に出たペルル達ジューマンの子供達と人間の子供達が遊んでいた。
セラ「みんなー、おやつの時間だよー」
セラはここの先生になっていた。
セラ「ほら、慌てないの。たくさんあるからね」
ペルル「あっ、そうだ。セラ先生、手紙が来てたよ」
ペルルがセラに手紙を渡した。
セラ「私に?」
音楽スタジオ。
レオは以前交流したミュージシャンの大介とギターを弾いていた。
レオ「ロックンロール!」
大介「ライオン、相変わらず滅茶苦茶だな」
レオ「ああ!ずっと教わってんのよ。しっかし大介はうめえなあ。流石プロ!」
大介「茶化すなよ」
レオ「やるなー」
大介「ライオン、何それ?」
レオが座っていた椅子には手紙が置かれていた。
大学図書館。
本を読むタスクに学生が話しかけてきた。
学生「タスクさ、サークル入ろうぜ!」
タスク「しーっ、ここの本全部読み終わったら考えるよ」
学生「ここの本!?あっ、落としたぞ」
タスクが読んでいた本から手紙が落ちた。
タスク「手紙?僕宛て?」
アムはモデルになっていた。
カメラマン「この調子ならすぐにトップモデルだね――」
アム「頑張ります♡」
アムが控え室に戻った。
アム「ふぅ・・・ん?ファンレター?・・・じゃない」
大和と操は動物のフィールドワークに出ていた。
大和「いたいた」
操「この辺りは前と変わらないな」
大和「今はそうかもしれないけど、これから変わっていくはずだよ。世界が一つになって動物も増えたんだから」
操「なるほど」
操が釣り竿を引き上げた。
大和「こんな池で魚釣れるんだ」
操が釣り上げたのは2通の手紙だった。
大和「手紙?」
操「俺達宛てだ」
招待状には、「ジュウオウイーグル様」「ジュウオウザワールド様」と書かれていた。
大和「ホントだ・・・」
操「招待状?地球王者・・・」
大和「決定戦!?」
薄暗い部屋。大和達へ招待状を出した男、ポカネ・ダニーロが
宝石の詰まったケースから一つの宝石を取り出し、眺めていた。
ポカネ「ふっふっふ・・・」
帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者決定戦 |
最終更新:2018年01月08日 09:31