硫黄島からの手紙のオープニング

硫黄島の海岸周辺その次に硫黄島の戦いにおいての石碑のモニュメントが映る。
変わってその島の当時の戦いを物語った大砲や戦車などの兵器の残骸が草原のあちこちにあり、コンクリートで作られた基地跡が写る。
島周辺で調査隊らが洞穴に入り、洞窟内で発掘隊が何らかの発掘作業をしていた。

作業員「残ったもんだ、これだけのもの。おい交代しろ」「何か出てきたぞ!」「気を付けろよ!」

別の場所で発掘作業していた作業員がそういうと、作業員が発掘の中で何かを見つけたのかスコップで掘る。

作業員「慎重にな!ゆっくりと…気をつけろよ!」

変わって過去の硫黄島。
そこでは陸軍一等兵・西郷と他の兵士が砂浜周辺で砂をスコップで掘っていた。

西郷(あの子…俺達を掘っている…1日中ひたすら堀り続ける。そこで戦え。そこで死ぬことになるとはな。あの子…俺…墓穴掘ってるのかな…)

西郷が語り手として言う中、砂を掘る作業を続けてる西郷は空を飛んでいるプロペラ機を見る。
そのプロペラ機内には陸軍中将・栗林 忠道が乗っていた。

栗林(本日付で私が自分の待つ日へと向かう。国のため忠義を尽くし、この命をささげようと決意している。家の整理には対外つけてきたことと思いますが。ご勝手の下から吹き上げる風を拭く措置をしてこなかったのは残念です。何とかしてやるつもりでいて、ついついこのまま出世してしまっていて、今もって気掛かりであるから…太郎にでも早速やらせるが良い)

西郷と兵士らは掘り続ける中で兵士が一言いう。

西郷「くそっ、こんな島、アメ公にやっちまえばいんだよ。なんにもねぇし、くせぇし、暑いし、虫だらけだよ。しかも水がねぇ…」
兵士「この島は神聖な国土の一部じゃねえか」
西郷「どこが神聖なんだよこの島。」
兵士「おい西郷」
西郷「いっそのこと、こんな島アメリカにくれてやろうぜ。どうせうちに帰れる」

すると上官が作業中の2人の元にやってくる。

上官「今何と言った!?」
西郷「アメリカ軍に…うちに帰れると申しあげました」
上官「確かにそう言ったのか?」
西郷「はい、そのとおりであります!」

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最終更新:2018年02月06日 17:01