宇宙へと飛び立つため適正者しか入れないガタカで不適正者であるヴィンセントはDNAブローカーならびにジェローム・ユージーン・モローの手助けで適正者とガタカに働く中、上司の殺害事件が起きヴィンセントは不適正者と見なされるが彼の正体を知っていたのか宇宙局長ジョセフは自ら身代わりとなって計らいとして見逃し収束後、適正者のIDを提供したジェロームに別れのあいさつをし宇宙へ行こうとした。
変わって宇宙船に通じるターミナルで適正者らが入っていく中でレイマー医師が尿検査として透明のコップをヴィンセントに渡す。
ヴィンセント「何の検査?」
レイマー「上の指示にね。緊張してるのか?」
ヴィンセント「ちょっと問題があってね」
レイマー「うちの息子が君の大ファンでね。前に話したな」
ヴィンセント「覚えといて、僕は他の誰にも負けなかったんだ」
レイマー「君のようになりたかったのか」
ヴィンセント「土星に行っても任務に果たす自信はあった」
レイマー「でも残念ながらうちの息子は遺伝子に問題があってね。だが可能性はあるんじゃないか?」
ヴィンセントは採取した尿をレイマー医師に渡しDNA検査装置で身分を確認しモニターが表示されると別人のものであった。
レイマー「今後の参考までに右利きは要するに左手じゃないか?。気をつけるんだな」
レイマーはヴィンセントを見逃すため身分をヴィンセントに変える。
レイマー「遅れるぞビンセント」
ヴィンセントはシャトルの入口に行く前に振り返ってレイマー医師と向き合い、宇宙船に乗ろうとしていた、変わって身分を提供したジェロームは洗浄装置に入り、ヴィンセントはシャトルに乗り、ジェロームは洗浄装置の扉を閉めて水泳で獲得したメダルを首にかける。
ヴィンセントと適正者が乗ったスペースシャトルが発射すると同時に、ジェロームはヴィンセントが不適正者であることを隠滅するためか焼却装置で自ら自決する。
スペースシャトルは宇宙へ行き、ヴィンセントは星空を見る中、ジェロームが渡したものを開くとそこにはジェローム自身の髪の毛があった。
ヴィンセント「地球には自分の居場所がないと、そう思っていたのに今は地球を去るのがつらかった。命は宇宙の塵から生まれたという、僕は自分が生まれた故郷に帰るのかもしれない」 |
ヴィンセントが語り手としてそう言った後、シャトルの窓からのぞく形で宇宙の星空が写った所で終わる。
最終更新:2018年02月06日 17:15