コスタリカ沖、ヌブラル島の南西140キロソルナ島。
THE LOST WORLD JURASSIC PARK |
ソルナ島周辺付近の海岸で一隻のヨットクルーザーが停泊しており、陸となる付近ではその島に遊びに来たボーマン一家と船員とクルーらがいた。
デアドラ「あら、御覧なさい。良くなったわ」
キャシー「変なとこ、触るのやめてくれない?」
デアドラ「こっちの方がいいわ。ありがとう」
デアドラはシャンパンを注いだ船員にお礼の一言を言う。
デアドラ「まあ、おいしそう。ありがとうジェミニー」
ポール「どういたしまして」
デアドラ「後で赤ワインをいただきたいから、ちょうだいね」
船員「かしこまりました」
ポール「ありがとう」
ポールはシャンパンを受け取る。
デアドラ「えっと…あら…こんなのになったわ」
キャシー「ありがとう」
デアドラ「これでいいわ気持ちいいわね。キャシー、何を食べてるの?」
キャシー「何でもないサンドイッチよ」
デアドラ「手長エビよ、大好きな…」
キャシー「手長エビなんか、嫌い」
デアドラ「遠くへ言っちゃだめよ」
ポール「いちいち、うるさく言うのはやめなさい」
ポールは揉め事してるデアドラとポールに注意をする。
デアドラ「わからないの?」
キャシー「いいから、私は歩きたいの!」
ポール「すぐ戻ってくるよ」
ポールがそう言うとデアドラが戻ってくる。
デアドラ「あなた…蛇にでも噛まれたら…」
ポール「砂浜になんか、蛇はいないよ。少しは好きにさせなさい」
デアドラ「エドワード!」
エドワード「はい、奥様」
一方でキャシーはキッチンペーパーに挟んだサンドイッチを持って人気のいない砂浜で歩き遊ぶ中、先にあった森林で動物の鳴き声に気付く。
森の中から出てきたのは小型の恐竜であるコンプソグナトゥスだった。
キャシー「あら、こんにちは。かわいい、何なの?鳥の仲間?。お腹空いてる?食べたいの?ローストビーフよ、おいしいから大丈夫、いじめたりしないわよ」
キャシーはサンドイッチの具材のローストビーフをコンプソグナトゥスにあげる。
キャシー「ママ!パパ!これ見て!かわいい動物がいるわよ!」
キャシーが後ろを振り向き両親に大声で呼ぶ中、前を向くと数多くのコンプソグナトゥスがキャシーの元に現れ囲む。
一方でボーマン夫妻は料理を準備する中、デアドラはキャシーを呼ぼうとする。
デアドラ「キャシー、どこ?お食事よ!」
キャシーはコンプソグナトゥスが囲まれた中であった。
キャシー「サンドイッチが欲しいの?。いいけど、みんなの分はないの!」
キャシーはサンドイッチを手放すと同時にコンプソグナトゥスに襲われ、キャシーの悲鳴をボーマン夫妻とクルーらは耳にする。
デアドラ「あなた!」
ポール「キャシー!」
ボーマン夫妻とクルーらはキャシーの悲鳴を耳にした向けて速力で駆け付ける。
デアドラ「急いで!何してんの!」
ポール「キャシー!」
ポールはキャシーを呼び続けながらキャシーの元へ行くと、デアドラは大声を上げる。
最終更新:2018年07月20日 23:27