映画のタイトルが映し出された後、南アフリカのとある学校の運動場では生徒らがラグビーの練習をしていた。
南アフリカ
1990年 2月11日(翻訳字幕)
コーチ「いいぞそのテンポだ」
一方で隣側のグラウンドでは黒人の少年らがサッカーで遊んでいる中、白バイがとある車を護送してやってくると同時にラグビー部の生徒もそれを見て黒人らは一斉にフェンス前に集まり歓喜を上げる。
生徒「誰ですか?」
コーチ「テロリストのマンデラだ、釈放された。今日と言う日を覚えとけ。この国の破滅が始まった日だぞ。さあ、練習だ」
変わってネルソン・マンデラ釈放においての報道映像になる。
議員「わたくしデンマークはネルソン・マンデラ氏がここに釈放されることをここに発表します。ビクター・ペルサー刑務所から2月11日日曜日午後3時の予定です。」
変わってネルソン・マンデラ氏が釈放された報道映像。
アナウンサー「ネルソン・マンデラ氏です。マンデラ氏は自由の身となり新しい南アフリカに最初の一歩を踏み出します。世界中が長い間待ちうけていた瞬間です」
マンデラは歓喜する数多くの民衆に囲まれる中でリムジンに乗る。
アナウンサー「今日のトップニュースはここ南アフリカでも世界でも同じでしょう」
変わってマンデラ釈放に不満を持った暴動ならびにそれに対する抗争の場面となる。
アナウンサー「マンデラ氏の釈放によりアフリカ民族界に栄誉と対立する政党との間に権力抗争が激化しています。政府は対ANC側に極秘裏に武器をした供与したとされ国中を部隊とした武力衝突を煽っているとの声が上がっています。南アフリカは今、内戦勃発の瀬戸際に立っています」
「マンデラ氏がダーバルを訪れ、放送の最前線にいる10万人の若きANC信者に和平を訴えました」
変わってANC信者に向けマンデラが声明を発表する。
マンデラ「あなた方がナイフやあるいは銃、あるいはパンガ島全てを捨て去るのです」
マンデラの声に民衆はブーイングを上げる。
アナウンサー「4年間の話し合いの末、黒人たちの長年の闘争が報われる日がついにやってきました」
黒人らは選挙の投票箱に紙を入れる場面の次に草原のグラウンドで選挙待ちの人々が数多く集まっていた。
アナウンサー「史上初めて白人と肩を並べて、選挙に参加する自由を得たのです」
「今日だけで2300万の人も投票した模様です」
変わってマンデラが再び国民らに声明発表をする場面となる。
マンデラ「私、ネルソン・ホリシャシャ・マンデラは南アフリカ共和国に対し忠誠を尽くすことをここに誓います。決して×2。もう2度と再び私たちのこの美しい国において一部の国民が他の国民を抑圧するようなことが起こったり国際社会から敗戦されるという屈辱に苦しんではならないのです」
パレード用の飛行機が演出用の煙を出すと同時にマンデラ氏の大統領就任によって国民は歓声を上げる。
最終更新:2018年10月01日 22:04