イタリアのとある山の国道。
カーチェイスを兼ねた銃撃戦となり、車に乗っていたジェームズ・ボンドはスピードを出してその追手から逃れていた中で銃撃戦の拍子で被弾したトラックが破損した部品がボンドの車に突き刺さるもドアを契る形でなんとか離れ渋滞がある中でボンドは別の道路を走る中、警官がスピード違反してる車両に気付く。
警官「本部へ、こちら48号車。グレーのアストン・マーティンが黒のアルファロメオに追われている。銃を発砲している模様」
他の道路警備部隊はその無線を受けてパトカーに乗る。
無線『グレーのアストン・マーティンがそっちに向かった。街に出る前に止めるんだ』
ボンドは追手を掻い潜り、先の採掘現場の岩山に入りパトカーとアルファロメオの追跡を振り切ろうとしていた。
パトカーはアルファロメオに目掛けて拳銃を発砲するがアルファロメオに乗ってた男がサブマシンガンでパトカーを攻撃し追い払う。
ボンドはアルファロメオからのサブマシンガンの攻撃に怯まずカーチェイスを続ける中でそれぞれホイールローダーに気付き左右に分かれた隙にボンドは持っていたサブマシンガンでアルファロメオを運転してる男を射殺し、何とか振り切って街の中へと入る。
イタリア シエナ。
ボンドは街中にある車庫の扉へと入り停車させると、車から降りて後ろのトランクを開けるとそこには拘束されたミスター・ホワイトがいた。
ボンド「降りてもらおう」
|QUANTUM OF
SOLACE|(文字白、背景紺)
シエナの街中で祭りが賑わう中でMI6の秘密基地ではミスター・ホワイトが拘束されていた。
ボンド「まだ死ぬなよ」
ボンドはホワイトにそう言った後、Mの元へ行く。
ボンド「やあ、ミッチェル」
ミッチェル「ボンド」
M「CIAが知ったら怒るでしょうね」
ボンド「連中にはレシーブを渡した」
M「死体もでしょ?」
ボンド「魂が欲しいなら進歩を雇えばいいんです」
M「彼、何か言った?」
ボンド「いや」
ミッチェル「周囲を確認します」
ボンドはウイスキーを飲む中、Mが話す。
M「やつれてるわ…眠ってないんじゃない?」
Mは機密ファイルを開くとそこにはウェスパーとユーセフの写真があった。
M「ヴェスパーの恋人、ユーセフ・カミラー。モロッコで拉致され結局、死体はギリシャ島の浜辺に流れ着いた。顔は魚に食べられてたそうよ。IDがポケットに入っていた。」
ボンド「都合のいい話しです」
M「ヴェスパーの部屋で彼の髪が一束見つかったからDNA照合したの。別人よ」
ボンド「髪が一束。そんなセンチメンタルな女がじゃなかった」
M「人は見かけによらないのよ」
Mがそう言う中で写真の一部の一枚をくすねポケットに入れる。
M「だからあたしはあなたを知り必要がある。あなたを信用できるか」
ボンド「疑ってます?」
M「愛したものを殺され復讐を考えないのは冷血な屑だけ」
ボンド「心配いりませんユーセフなんてやつは重要じゃありません。ヴェスパーもです」
ミッチェル「異常なし」
M「ありがとう」
ボンド「それでは」
最終更新:2018年10月01日 22:33