ゴースト ニューヨークの幻のエンディング (字幕版)

あらすじ
強盗に撃たれゴーストとなったサム・ウィートは現世に残りモリーの様子を見る中で強盗となるウィリー・ロペスの後を追う中で
カールが犯罪組織の資金があることサムに発覚するのを恐れウィリーに口封じの依頼をしたことを知り、霊媒師オダ・メイを通じモリーにサムのことを話させるモリーはオダ・メイがそれを知って以前に前科があることを疑う中。サムは物体を動かす地下鉄のゴーストから物を動かす方法を教わった後、オダ・メイと共にカールの架空の口座から400万ドルを取り出し小切手にして慈善団体に寄付するが、モリーを通じてカールがその事を知り、オダ・メイとその家族がウィリーと共に狙われるもサムの手助けで追い詰められたウィリーは死亡し、サムはオダ・メイと共にモリーの元へと向かう。

サム「急がせろ」
オダ・メイ「少し飛ばして」
運転手「これ以上は無理だよ」

サムはタクシーのアクセルを全開する。

オダ・メイ「その調子」

オダ・メイはモリーのアパートの扉をノックする。

モリー「カールなの?」
オダ・メイ「オダ・メイよ」

モリーはオダ・メイを見ると扉をしめる。

オダ・メイ「とにかく話を聞いてあんたの命が危ないの。サムもここにいるわ」
モリー「帰ってよ。警察を呼ぶわ」
サム「よし、呼べと」
オダ・メイ「彼がその方がいいと。中に入れて」
モリー「ダメ」
オダ・メイ「分からないの?サムは殺されたのよ。カールの不正を見つけたの。彼は危険人物よ。私も狙われた、次はあんたよ。危険が迫ってるの」
モリー「酷いわ。なぜ嫌がらせするの?なぜ付きまとうの。酷い、酷いわ」
サム「彼女が着てるのは、僕が酒をこぼしたシャツだ。耳飾りはクリスマスに」
オダ・メイ「そのシャツに彼は酒をこぼした。耳飾りはクリスマスに。これはペテンじゃないのを信じて」

オダ・メイがそう言うとモリーはオダ・メイが綿密にサムがやった出来事を知ってることに疑いその怒りは無くなる。

サム「コインを貸せ。ドアの下から」
オダ・メイ「これって何の真似?」
サム「頼むよ」

サムの言う通りにオダ・メイはコインを扉の下の内側に入れサムはコインを動かす。
モリーはサムが磁力に反応しない硬貨を動かし浮いてることから、目の前にサムの幽霊がいるのに気付いたか涙を流す。

サム「お守りだ」
オダ・メイ「お守りだって」

サムはその硬貨をモリーの手に置くと、モリーはサムがいることを信じたのかオダ・メイを中に入れる。
変わって部屋内でモリーは警察に連絡をする。

モリー「郵便局の前の灰色のアパート・ビルです。至急に警官をお願いします。すぐ向かうと。後は何を?」
オダ・メイ「待つだけ」
モリー「サムは?」
オダ・メイ「サム」
サム「隣にいる」

サムはモリーの隣に座る。

オダ・メイ「あんたの隣」
モリー「私を感じる?」

モリーは手の平を見せる。

サム「全身全霊で」
オダ・メイ「全霊でって」
サム「君にもう一度、触れたい」
オダ・メイ「あんたにもう一度触れたいと」
モリー「私も」
オダ・メイ「いいわ、私を貸す、使ってよ」

オダ・メイはモリーの隣に座る。

サム「使う?」
オダ・メイ「私の体よ」
サム「君の体を?」
オダ・メイ「気の変わらないうちに」

オダ・メイがそういい目を閉じると、サムはオダ・メイに憑依しモリーの手に触れる。
アンチェインド・メロディが流れると共にモリーはオダ・メイをサムとして触れあい抱き続ける中、大きな音がなりサムは憑依したオダ・メイから離れる。

カール「モリー!。僕だよ」
モリー「カールよ」
オダ・メイ「非常階段へ」

モリーとオダ・メイは非常階段へと逃亡する。

サム「動けない」

カールは拳銃で錠を壊し、2人を追い詰める。

カール「モリー?、どこだ?」

カールはモリーを探す中、物音に気付き、2人が非常階段から逃げるのに気づく。

カール「待てよ!」

サムはカールを仕留めようとするが疲弊した影響が触れられない。
上の階へ逃げたモリーとオダ・メイは部屋の扉を開けようとするが開かない。

オダ・メイ「見て。梯子よ」

2人は天井の上に穴があるのに気づいて、梯子に登る中、カールが追ってくる。

モリー「来ないで!」
カール「その女は泥棒だペテン師だぞ」

2人は脚立を取り、なんとか上へと逃げる中、カールが上からはたき落とそうとする。

モリー「何故、こんなことを。」
カール「止まれ!」
モリー「来ないで、警察を呼んだわ」

カールはテーブルを動かし上に登り、2人が逃げる中でオダ・メイの足を掴み振り落とす。

モリー「なんてこと!」
カール「こいつは泥棒だ」

カールはオダ・メイの体を抑えこみ追い詰める。

カール「さあ、小切手を渡せ」
モリー「やめて!」
カール「うるさい!」

カールはオダ・メイを抑え込む中でモリーはカールを後ろから抑え込む。

カール「モリー、よせ!邪魔をするな!」

カールはモリーを振り払い、オダ・メイを再び抑え込み拳銃を突きつける。

カール「小切手はどこだ、渡すんだ!」
オダ・メイ「寄付したわ」
カール「嘘付け!。俺は騙されんぞ!渡せ!」

カールが拳銃をオダ・メイの顔に向ける中、何者かによって振り払われるが、カールはモリーを人質にする。

カール「サム、モリーを殺すぞ!。やるぞ。本当だ。小切手を渡せ。そして彼女を話す、約束する。サム?」

カールはそういう中で持ってた拳銃がサムに叩き落とされ、押し付けられるが、再び拳銃を拾い、目の前あった扉の錠を壊し開けるとサムに拳を一発お見舞いされ、追い詰められた中でビリーはフックを投げるがその拍子で窓ガラスにぶつかり壊れてその枠が落ちると共にカールの心臓に突き刺さり絶命し、カールはゴーストとなる。

カール「サム」
サム「カール」

カールがそう言う中で振り向くと、カール自身の遺体に気付き、それと同時に影から地獄の使者らが現れカールは地獄に連れ去られた。
それを不安な顔で見届けたサムは2人の元へ行く。

サム「無事かい?」
モリー「サム?」
サム「モリー?」
モリー「聞こえる」

モリーがそう言うと、天国からの光がサムの姿を映す。

モリー「ああ、神様」

サムは別れの挨拶としてモリーにキスをする。

オダ・メイ「サム、お迎えが」
サム「お別れだ。感謝してる」
オダ・メイ「寂しくなるわ、あんたは最高よ」
サム「さようなら」
オダ・メイ「さようなら」
サム「愛してる、いつも愛してた」
モリー「同じく」
サム「今、感じる。愛は永遠だ、決して死なない。またいつか」
モリー「いつか。さよなら」

サムはモリーとオダ・メイに別れの挨拶をした後、最後は天国へと旅立つ形で光のところへ向かった所で終わる。


(終)

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最終更新:2018年11月05日 21:46