アイ・スパイ (映画)のオープニング (吹替版)

配給会社のオープニングが流れた後、ウズベキスタンの天山山脈山頂。

無線『こちらヘリ1号機。波乗り小僧、肉眼で確認。今のところパーシーは確認できず。今のところ確認も出来ない。着陸ポイント、エンゼルアルファへと向かう』

ヘリコプターのパイロットがそういう中でコートを着た男であるアレックス・スコットが山脈を歩いていた。
アレックスは所持していた暗視ゴーグルでウズベク軍捕虜収容所の様子を遠くから見る。

アレックス「さてと…どこにいるパーシー…。どこだ…×2」

アレックスがそう言う中でライトをつけたり消したりしている人を確認する。

アレックス「そこにいたか。裏切り者め」

アレックスがそう言う中、無線となる携帯電話の着信音が鳴り、取ろうと手が滑って落としてしまい取ろうとした瞬間、先が崖だったのかアレックスはその欠片とともに滑ると同時に雪の雪崩が発生しパーシーも巻き込まれる。

天山山脈の麓。
雪の流れを物語った捕虜収容所周辺内で着信音が鳴り続け、巻き込まれたアレックスは雪の中から顔と体を出す。

アレックス「うるせえな…もう…。エージェント・スコット」

アレックスは国家保安局BNSの職員と連絡を取る。

BNS職員「アレックス。パイロットは見つけたか?」
アレックス「もちろん、目の前にいます。無事です」
BNS職員「そいつを殺さずに連れ帰るんだぞ。アレックス」
アレックス「わかっています」

アレックスは職員との連絡を終えた後、パーシーを雪の中から引っ張り出す。

アレックス「大丈夫か?」
パーシー「馬鹿!足が折れてんだよ!」
アレックス「雪で足冷やせるから治りも早いさ。ロシア軍が来る前にずらかろう。ひとつ聞くけどさ盗んだ飛行機はどこやったの?」

アレックスがそういうと、非常事態のサイレン音が鳴る。

アレックス「やばい…くる」
パーシー「ずらかったら話してやる」
アレックス「そうなの?。そんじゃあ、行こう」

アレックスがパーシーの片方の足を引っ張るとパーシーは痛みの声を上げる。

パーシー「あー!わかった話しよ!ガンタスだ!アーノルド・ガンタスに売ったよ!一緒に逃げてくれ」
アレックス「掴まれ!」

アレックスはパーシーを抱え込んで逃げる中、見張りとなる兵士らが一斉にやってくる。

兵士「パイロットが逃げたぞ」
「森を捜せ、森の中だ」

兵士は人影に気付きサブマシンガンで撃ち、撃った方向に近づく。

兵士「これは?。クソッ!騙された!」

兵士は囮に気を取られてる隙にアレックスはパーシーと共に遠い所へと逃走する。

パーシー「来たぞ」
アレックス「任せろ!」

アレックスは追ってくる兵士目掛けてハンドガンを撃とうとするも、戦車であるのに気付き逃げようとする。

アレックス「やっぱ。駄目」

パーシーを抱えたアレックスは再び逃走する中で逃走用となるヘリコプターへと到着し乗ろうとする中でヘリにいた兵士に合図をする。

アレックス「撃て!」

アレックスの合図でヘリコプターに乗っていた兵士はマシンガンを撃ち足止めする中でアレックスはパーシーの容態を確認する。

アレックス「大丈夫か?。…しまった」

アレックスはパーシーと共にヘリコプターに乗り、雪山を離れる。
変わって、ネバダ州ラスベガスのボクシング会場内。

実況「レディース・エー・ジェントルマン!チャンピオンを懸けて入場したこのファイターは改めて皆さんご紹介する必要はないでしょ。これまで56戦56勝。無敗を誇った彼こそ最強の王者エディ・ケリー・ロビンソン!」

ケリーは入っていたアピール用の檻の神輿の檻の棒を曲げて試合場に入る。

審判「いいな、反則は禁止だぞ」
ケリー「お前きっと、スポーツ雑誌の表紙に乗るぜ。こんな感じでだけど」

テリー・ロビンソンは試合相手に抜歯防止のガードを仕込んでいる所を見せる。

試合相手「どっちがそんな顔になるかな」
ケリー「うおー!いけねえ、おっかない顔見た?」

試合相手がそう言った後、試合が始まる。

実況「ケリー・ロビンソンはこの試合のすぐ後に前代未聞のスケジュールを組んでいます。もし今夜二人とも防衛できたら、何と来週の木曜日ハンガリーのブタペストで再びタイトル防衛戦を行うのです!」

ケリーと試合相手との格闘戦が続く中でエディはパンチをお見舞いする。

ケリー「初めからこんなんになっちゃって…これが、どういうことがわかってるのかお前?」
実況「エディが足をふらつきました」
ケリー「どっ…どうよ!」

ケリーと試合相手はお互いフェイントを仕掛け続ける中、ケリーが一言いう。

ケリー「逃げるな坊や!来いよ!」
審判「ケリーは逃げ腰負けを嫌がってるぜ…」
ケリー「おかげで面倒だからただで殴らせてやる、お前が来い。目、つぶってやる」

ケリーは相手を挑発させ歌で歌ってる隙を意図的に作り、相手がパンチ攻撃が来た瞬間に回避した隙のパンチの奇襲攻撃を相手の頭に浴びせ気絶させ、エディは勝利のポーズを決める中で審判のカウントが10となりエディの勝利となる。

審判「ノックダウン!」
実況「ブタベストの皆さん、歓迎の用意をして下さい!ケリー・ロビンソンが街を訪れます!」
エディ「ちょい待ち、写真を撮ってよね!」

エディは試合相手の容態を確認した後、カメラマンらの目の前でアピールポーズをする。

I SPY

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最終更新:2019年01月03日 19:07