J・ダニエル・アトラス、メリット・マッキニー、ジャック・ワイルダー、ヘンリー・リーブスが結成した手品集団『フォー・ホースメン』を利用し数億の現金強奪のマジックによる最後のショーでサディアス・ブラッドリーがその事件の黒幕として逮捕された中、 FBI 特別捜査官のディラン・ローズは5人目のフォー・ホースメンであり全ての種明かしをサディアスに話してフォー・ホースメンを利用した父に代わっての復讐を終えた。
夜中のセントラルパーク。
フォー・ホースメン4人がやってくる。
ジャック「夜中の2時にセントラルパークにやってきて。待ってるのが強盗だったら泣くぜ」
ダニエル「指定の場所はこの辺りだ。目印は…」
ヘンリー「見て」
ヘンリーは樹木の柱にある怪しいくぼみを発見する。
ジャック「ライオネル・シュライクの木」
ヘンリー「ガラスの中にカードが…」
くぼみにはトランプのスペードのKのカードがあった。
メリット「次の指示は…?」
メリットがそう言うと4人は同時にタロットカードを取り出し重ねると絵柄が変わり、木のくぼみを中にあったスペードの13のカードが光りだす。
メリット「素晴らしい」
メリットがそう言うとメリットがそう言うと音楽が鳴り始めそばにあったメリーゴーランドが点灯するとともに動き出す。
変わってディランはサディアスと話していた。
ディラン「俺の仮説ではこうだアイは世界中にある。そして真に偉大なマジシャンが現れるのを待っている。理由ではダメだ…あんたのような…あんたはマジシャンになろうと必死に努力したが、誘いは来なかった。だがその腹いせに彼らを潰そうとし、その怒りを買った」
サディアス「アイだと…?この世に存在しない」
ディラン「では一体誰が、あんたははめたって言うんだ?」
サディアス「妄想に取り憑かれた誰かだろう…このためにすべてを犠牲にできる誰かだ。計算ずくでダメ人間を命じて最後まで計画して疑われないものだ」
ディラン「知りたいのは犯人像じゃない。その名前だ」
サディアス「名前まではわからんよ。だが倉庫に侵入して鏡を…置けるやつだ。この私を出し抜いてFBI の捜査網をかいくぐる人物…しかも常にだ…あたかも内部の…」
サディアスはそういった中でディランが消えたのに気づく。
サディアス「内部の者…君が?。なぜだ?」
ディラン「不思議でたまらないって言うのか?そうだろうな。あんたのそんな顔を見たくない何年待ってることだ…」
サディアス「何者だ?目的は何だ?」
ディラン「目的はあんたをこの檻に一生閉じ込めることだ。その壁でも見つめながら後悔するがいい。自分のエゴに溺れてネガティブな眩み自惚れるあまりに全く騙されることに気づかなかった愚かさ」
サディアス「ディラン、待ってくれ。ディラン!何故だ!」
回想。
ディランは紺色のパーカーを着てフォー・ホースメンの四人を集めるために、それぞれ彼らの手品の様子を密かに見ていた。
サディアス「ディラン!何故だ!何故!」
変わってフォー・ホースメンの四人は稼働しているメリーゴーランドへと行く。
メリット「おいまじかよ。これはさすがに読めなかった。ありえない!」
ジャック「嘘だろ!」
ダニエル「完全に騙されていたよ。すごい」
メリットがそういう中でメリーゴーランドの前にはディランがいた。
ディラン「どうも」
ダニエル「相手より利口になるって言ったのは…」
ディラン「俺もそう思うよ」
ダニエル「そうか」
ディラン「ヘンリー」
ダニエル「いつもおしゃべりなのに…」
ディラン「一番嬉しい反応だよ」
ジャック「あの殴ったりしてすみませんでした本当に」
メリット「なあマジで聞いてくれ。俺はアイが実在することを100%信じてた。俺らがこいつのケツを叩きまくってたから、締めも最高で…」
ディラン「メリット、合格だ」
メリット「よかった」
ディラン「さあ、四つの強力なマジックをうまく連携させるのは、そう簡単なことじゃない。圧巻の一言だったよ歓迎する。ようこそアイへ」
ディランがそう言うとメリーゴーランド内に乗り出し、それを見ていた4人も乗り出した。
変わってフランス パリ。
アルマは街を歩く中で橋の網にくくりつけられていた、たくさんの南京錠を見た後ベンチに座り、新聞を見る中で「シュライク 水死」と書かれた記事があった。
さらに新聞をくまなく見る中で「悲劇のイリュージョン」と書かれてあった記事を見る中でディランに呼びかけられる。
ディラン「全て繋がってた。パリの銀行もトレーラーのロケも…ボンジュール」
アルマ「ボンジュール。ヴェルコーもシュライクと関係あった?」
ディラン「ああヴェルコーは葬儀の当時は金庫を作ってたんだ。安物のスチール製の粗悪品をね…だから川底で金庫が歪んでしまい、彼は脱出できなかった」
アルマ「あなたのお父さん…なるほど…」
ディラン「まだ12歳だったが…あの時、俺は別の人格を装い綿密な計画を練り上げた。ただ一つだけ計算外だった。君だ。君は事件の解決を望んでた。事件の真相を全て公表して俺を突き出せばいい」
アルマ「ええ…真相を解明したかった。だけど言ったでしょ。秘密にしておいた方が幸せなこともある」
アルマがそう言うとベンチに置かれてあった南京錠を取る。
ディラン「また一つ、秘密か?」
ディランがそういったあとお互いに笑って笑顔になってその南京錠を手すりの網にくくりつける。
次にアルマがその鍵を川に投げ捨てる。
フォーホースメン一同(近づいてもっと…)
(君は僕らの秘密を知ってしまった)
(我々はいつも君の秘密を見ている)
(油断してるとトリックにハメられちゃうよ)
(みっつ数えたら目を開けて。何が見えるかな?)
(1…2…)
最後は橋の川底にたくさん沈められた南京錠の鍵がたくさん置かれてある場面の中でフォーホースメン一同の言葉が次々と出たところで終わる。
最終更新:2019年04月25日 21:38