さよならゲームのエンディング (吹替版)

ダーラム・ブルズに所属している野球選手であるクラッシュ・デイヴィスは本試合において敗北のミスプレーを機にエビーが脱退してしまい、若い選手が入団する中でアニー・サヴォイと一晩中付き合った後に南大西洋リーグの試合の為、アニーの元を離れる。

車で試合会場のスタジアムへと向かうクラッシュ。

アニー(クラッシュは明方出て行った。サウス・アトランティックリーグのチームにキャッチャーの空きがあるからと。女は強いし図太いから、そんなことで落ち込んだりはしない。)

ベッドにいたアニーはクラッシュの置き手紙を見る。

アニー(置き手紙をして去った男は彼が初めてでもないし。でも、朝食を用意して言ってくれたのはさすがにあいつ。シーズン最後までプレーこそ本物の野球選手。そう自分に言い聞かせてる。)

野球スタジアムへと到着したクラッシュは更衣室で着替えの準備をする。

アニー(野球は不思議な宇宙的真実に満ちた数ある現代宗教の主流という気がする。同時に職業でもある)

クラッシュはスタジアムの試合場で練習をする。

クラッシュ「さあ来てみろ…どうしたへなちょこ。ここは俺を押し取れるか惹きつけて…まだまだ」

クラッシュは相手選手が投げるボールをうち、コーナーへと走る。

アニー(クラッシュが247本目のホームランを放った時、私はその瞬間の意味をもちろん知ってたけど。誰も気づきはしなかった。スポーツニュースでさえ一言もそれには触れなかった。多くの草花は人知れず花をつけ、その甘い香りはむなしく荒野に散る。恨むブライアンっていうことかしら?)

変わってアニーは愛猫が散らかしたキッチンを掃除していた。

アニー(あたしときたら家事に関しては全く無能で時にはタバコ一本探すのにパニック起こしちゃう。リーグのことはあれ時不思議に気にならなかった。どうせ彼はやりたいようにやるでしょうから。世の中、自意識の強い人間には住みやすくできてるもの。それにクラッシュの言うとおり。リーグには才能がある。)

変わってスタジアムの試合会場。
クラッシュは女性リポーターからインタビューを受けていた。

クラッシュ「ここまでこれたからには少しもチーム役立ちたいな。ベストを尽くせばきっと神様も手を貸してくれると思うんだ。まあとにかく一試合一試合頑張るよ。レイアンだっけ?綺麗な名前だね。まあとにかく素敵な名前だ。ほら、モンテネグロがの歌にあるじゃない。レイアンそばにいてよって。知らない?。いつかね僕も主任がいてこれは単純なゲームだ。ボールを投げてボールを取って打つ。かつ時もあるだろうし、負ける時もあるだろう。雨で試合が流れる時っていいことだと思わない?」

雨が降り続いてるスタジアム。
スタッフが整地をしている中で観客席にはアニーが傘を差しながら座っており、雨天中止としてか家へと帰ると、自宅前のブランコに誰かがいるのに気付き近づくとそこにはクラッシュがいた。
アニーはクラッシュが座っているブランコに座る。

アニー「一体どうしたの?」
クラッシュ「やめたよ。記録を破ったのを切りに」
アニー「あたしもやめたの。 野球じゃなくて男をだけど…」
クラッシュ「来シーズンには。サイゼリアの監督なるかもしれない。監督までメジャーリーグ行けるかな?」
アニー「もちろん行けるわよ!。絶対いける!だってあなたは直線的ではない思考パターンを理解を入れ替えてるし。つまりね、野球って線を引いたグランドでやるから…」
クラッシュ「アニー…」
アニー「直線的なゲームと思われがちだけど。本当はすごく宇宙的な次元で会えないの」
クラッシュ「アニー…」
アニー「何?」
クラッシュ「君の野球論をたっぷり聞く時間はある。一言漏らさずに聞きたいけど…酷く疲れてるんだよ…野球のことは一切考えたくない量子の物理学とは何とも考えたくない。今の俺はただ…君のそばにいたい」
アニー「あたしもそうしたい…」

二人が家の中に入った後、最後はアニーが語り手として野球の歴史の名言を言ったところで終わる。

アニー(ウォールト・ホイットが言った。野球は実に偉大なゲームである。我々のスポーツ。アメリカのスポーツ。我が失ったものを補い恵みを与えてくれる真理だと思う)


(終)

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最終更新:2019年04月25日 21:38