トゥモロー・ワールドのエンディング (吹替版)

人間に出産能力が失われた2027年の時代。活動可能セオ・ファロンは反政府グループ「FISH」に拉致された中で黒人女性・キーと出会い、共にトゥモロー号へ行く中。キーが道中で赤ちゃんを出産したのを機にそれに目をつけた追っ手をかいくぐり、この発端で戦場と化した街を歩いてセオとキーは赤ちゃんと共に安全な場所へと避難しようとしていた。

セオ「マリカ!」

マリカの案内でセオとキーは隠れ家となる場所へ行く。

男性「よし!入るぞ急げ!」

セオとキーは隠れ家の下水道のトンネルにあったボートに乗り込み。

セオ「よし…よしよし、いいぞ」

セオはマリカから受け取った赤ちゃんをキーに渡す。

マリカ「ノー、マリカ行かないあなたへ行く」
セオ「いや、マリカ。一緒に来るんだ。ボートに乗れ」

マリカは二人が乗ったボートを流して見届ける。
二人が乗ったボートは下水道の外に出て、セオはボートを漕ぐ。

キー「後ろ!ブイよ」
セオ「大丈夫か?」
キー「ええ、あなたは?」
セオ「ああ…なんて日だ…」
キー「遅かったのかな?」
セオ「いや、心配はいらない」
キー「けど、またないって言ってた」
セオ「大丈夫だ。近くにいる」

キーがそういう中でジェット機が飛ぶ音に気付き二人が上を見ると戦闘機が飛んでいた。

キー「血が出てる…どうしよう私こんなに血が出てる」
セオ「違う×2。俺だ、俺の血だ」

セオは銃撃戦で負傷したのか腹を押さえていた。

セオ「ルークに撃たれた」
キー「ひどいの?」
セオ「いや…心配ない…赤ん坊のそばにいろよ…何があろうと何か言われようと…誰にも渡すなよ…大丈夫うまくいく」

セオがそういう中で赤ん坊は泣く。

セオ「きっとゲップだよ。させてやれ。肩に載せるんだ。そしたら背中を叩け。優しく…」

セオからの教えでキーは赤ん坊をゲップさせようとすると、赤ん坊が泣き止む。

セオ「それでいい…まいったな」
キー「ディラン…ディランって名前にする女の子でもいいでしょ?」

キーがそういう中でセオは虫際だったのか息を引き取っていた。

キー「セオ?…セオ!」

キーがセオを呼びかける中で何かに気づく。

キー「セオ!船よ!船が来た!。大丈夫よ!これでも平気…平気よ…」

トゥモロー号に乗っていた船員は二人が乗っているボートにに気づき、最後はキーが子守歌を歌い、次にスタッフロールの中で数多くの子供の声が聞こえたところで終わる。


(終)

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最終更新:2019年04月25日 21:44