テロップが流れると共にジャングルの山中の光景が映し出され経度・高度が表示される。
|ANACONDAS
THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID|(文字黄色、背景緑色)
映画のタイトルが表示された後、ジャングルで生活している原住民は歩いている虎を仕留めようとする中、鳥などの動物の鳴き声に気づいて、原住民が警戒する中で巨大な蛇・アナコンダに気づき原住民は逃げようとする中で足を噛まれいって捕らえられてしまい持っていた槍でなんとか突き刺し振り落として逃げるが、川の周辺の滝に落ちて泳ぐ中、水中に潜んでいたアナコンダに引きずられてしまう。
変わってニューヨークの街中。
とある会社のビルでは窓の景色を見ながらゴードン・ミッチェルが会議の中で何かを考えていた。
社長「君には上手く丸め込まれたよ。風から癌にまでまで効く万能薬を開発できると言っただろ!」
ゴードン「契約は必ず守ります」
社長「もう待てん、君たちへの投資は打ち切る。ダイオン・ミッチェル社が解散させ、投資した金を回収する」
社長がそういう中でゴードンは椅子に座り、ジャック・バイロンに話しかける。
ゴードン「ジャック。今度どれほど儲けていただけるかお見せしろ」
社長「ミッチェル君、話が分かっとらんようだな」
ゴードン「ちゃんと、わかってますよ。ジャック」
ゴードンがそう言うとジャックはリモコンを操作しモニターを映して、「ブラッド・オーキッド」とという花の写真を見せる。
ジャック「ぺリニア・インモータリス。不死の蘭です。19世紀に発見されたもので。今回、我が社が初めてボルネオからサンプルを持ち帰りました。この花が開くのは7年に一度、しかも半年間だけ」
ゴードン「我々は実に幸運でした」
ジャック「人細胞の分裂の限界のご存知の方は?」
ジャックはとある研究フラグをモニターに映す。
女性研究員「毒素の蓄積によって細胞が死ぬまで分裂できるのはたったの56回。それが人の寿命だと言われています」
ジャック「人の限界を高められるとしたら?」
女性研究員「そんなことは不可能だわ」
ジャック「それはどうかな?不死の蘭の中に存在する科学物質によって細胞の寿命を延ばせると言う研究結果が出たんです」
女性研究員「ありえないことよ」
社長「ということはつまり…おとぎ話に出てくるような若返りの泉と同じ効果があるというのかね?」
ゴードン「その通りです」
社長「世紀の大発見です。臨床試験は済んだのか?」
ジャック「出来ない。それがサンプルは分析に使ってしまったので試験をしたくても、もう蘭はありません」
ゴードン「さらに困ったことに不死の蘭はあと2週間で散ってしまいます」
社長「だったら何をグズグズしてる。さっさとボルネオへ飛べ!」
社長は会議室を出る。
ゴードン「よしっ!」
最終更新:2019年09月06日 04:44