ウルトラマンネクサス（漫画版）の第9話

ウルトラマンネクサス

街中に現れたスペースビーストを倒したものの、エナジーコアが点滅する程消耗したネクサスの前に、新たなスペースビーストが現れた。

ＴＬＴ「ビーストのコードネームは『イズマエル』・・・！！奴には今までのビースト全ての能力があると思われます！！」

イズマエルは全身から光線を撃ち、ハイパーストライクチェスターとネクサスを攻め立てる。

ナイトレイダー「ぐわっ・・・！！」

ネクサス「！！」
ネクサスが倒れたが・・・

憐（光は・・・受け継がれる希望だ！！オレは戦う！！オレは―――――）
（生きる！！生きて、この光を――――！！）
（誰かにつなぐ！！）

ネクサスが力を振り絞り放ったアローレイ・シュトロームがイズマエルを倒した。

ネクサス「・・・・！！」
しかし、ネクサスも消滅していく。

弧門「憐ッ！！」

憐が救急車で搬送されていく。
憐（弧門・・・オレ―――生きて・・・戻ったぜ！！）
憐がＶサインを出した。

弧門達ナイトレイダーが搬送されていく憐を見送っていた。
弧門「憐・・・！！」
和倉「彼は死なない・・・！！我々は―――そう信じる！！」」

石堀「ク・・・・クク・・・・！！」
詩織「！？何がおかしいの！？」
石堀「何って・・・お前等らがひとりのこらず死ぬことが・・・・・・さ！！」
詩織「！！」
石堀が詩織を撃った。

和倉「い・・・石堀！？」
石堀「『光』は4人目の適能者にやどった。だろ、副隊長！？」
凪がネクサスの変身アイテム、エボルトラスターを持っていた。
凪「！？お前はいったい・・・！？」
石堀「お前が選ばれることは予知していた。だから俺はすべてを仕組んだのさ。はるか昔、宇宙で俺はウルトラマンの影として生まれた。奴を吸収すれば、真の姿と力を取り戻せる・・・！！」
石堀の体から闇のオーラが出てきた。

和倉「き・・・きさまが「アンノウンハンド」だったのか・・・！？」
石堀「そうとも！！溝呂木を利用したのも俺さ」

闇が凪を取り囲んだ。
凪「！！」
弧門「副隊長ッ！！」
石堀「お前の心にうえつけた闇は育ってるか、凪！？お前の両親を殺したのはそのためなんだぜ！？」
凪「な・・・！！きさまぁぁぁ―――――ッ！！」
「殺してやるッ！！ビースト！！」
凪がネクサスに変身したが・・・
石堀「ク・・・ククク！！そうだ！！それでいい！！」

凪「―――！？」
石堀「その憎しみで光の力を闇に変換できる！！つに手に入れたぞ―――！！」

石堀がネクサスから光の力を吸収し、真の姿である闇の巨人、ダークザギとなった。

ダークザギ「フ・・・・！！フハハハ――――！！これで・・・この地球も闇に沈む！！」

吉良沢「世界中でビーストが活性化している！！全ては・・・さけられない運命だったのか！？」
弧門（いや！！まだです！！）
「あきらめないでください、副隊長！！あなたは・・・独りで戦っているわけじゃない！！」
凪（――――！！弧門隊員・・・・！！）

ダークザギ「フ・・・フハハハハ―――！！」
「ム！？」

破壊を続けるダークザギの足下に、弧門と凪がいた。
ダークザギ「バカな・・・！？人間ごときがあの闇の中からどうやって・・・！？」
凪「お前は私たちには勝てない！！私たちは決してあきらめたりしないから・・・・！！そして――――」

弧門の手に握られたエボルトラスターが、輝いた。
弧門「人と人の絆は――――光そのものだから・・・！！」

姫矢（そうだ！！弧門！！）
憐（オレたちは独りじゃない・・・・！！）

弧門「光は絆だ！！」
弧門がウルトラマンノアへと変身した。

(続く）

※※この続きはウルトラマンネクサス（漫画版）の最終回をご覧下さい。