キャプテン・フィリップスのエンディング (吹替版)

リチャード・フィリップス船長は他の航海士とともにコンテナ船で目的地のモンバサに向かう中、アブディワリ・ムセ率いる海賊集団によってシージャックされてしまい、リチャードは何とか海軍に救援要請するもののムセの仲間によって救命艇内で自身が拘束・人質にされるが狙撃準備に入っていた狙撃隊がその隙を狙って中にいたムセの仲間は射殺・一掃された。

リチャード「今のは何だ?」

目隠しされたリチャードは目が見えるようになると射殺されたムセの仲間を見て、窓ガラスに血が付着してる光景を見てる中、特殊部隊が救命艇に入ってくる。
変わって戦艦内ではムセが特殊部隊に監視されていた中で無線のアナウンスが鳴る。

オペレーター『拘束しろ!×2』
特殊部隊ら「頭になれ」「伏せろ!」「頭にだ!」「頭を上げるな!」
ムセ「何!」

変わって指令室。

フランク「みんなよくやった!」
オペレーター「ターゲット3人ダウン」「フィリップス船長は無事です。ベインブリッジに向かっています。どうぞ」

一方で負傷したリチャードは特殊部隊に運ばれゴムボートに乗せられる。

特殊部隊ら「さあ彼に掴まって!」「船長、座って下さい!」「大丈夫ですが?いかがですか?」

特殊部隊が船の中へ戻る中、監視されていたムセは連行され、一方でベインブリッジに移ったリチャードは船員の案内で医務室へと向かう。

船員「さあ、こちらに。 これから医務室で体調チェックします」「船長は射撃による負傷を負ってショック状態です」
女性船員「はい、このまま歩けますか?。大丈夫ですか?お名前は?」
リチャード「リチャード・フィリップス」

船内では特殊部隊がムセを手錠で拘束する。

特殊部隊「これからアメリカの司法省に引き渡す。アメリカで裁判にかけられる」
ムセ「撃ったのか?」
船員「ああ、船長は救出した。仲間はみんな死んだ。全て終わったアメリカに行ってもらう」
「あなたは海賊行為の容疑で逮捕された。これから権利を読み上げる。あなたには黙秘し供述を拒否する権利がある。今後の供述は法廷で不利な証拠になりえる」

変わって案内されたリチャードは医務室へと入る。

オブライエン「フィリップス船長、どうぞ。かけて。ハサミを。私は看護師長のオブライエンです。あなたと話していただけますか?。話せますか?何があったが、話せます?」
リチャード「ああ、大丈夫だ」
オブライエン「大丈夫には見えませんが。痛いところありませんか?」

リチャードは椅子に座り、オブライエンの治療を受ける。

オブライエン「どこか痛い所?」
リチャード「ある」
オブライエン「そちら側の脇ですね。それはちょっと見てみましょう。腕を上げてもらえませんか?痛みますか?」
リチャード「少し」
オブライエン「触ると痛みます?腕を下ろして私を見てください。ゆっくり落ち着いて呼吸をして…そうです深い息を…そうです…そうですいいですよ。では、手を楽にして。これを指につけます心拍と酸素レベルを測定するためです。普通に呼吸して」
リチャード「わかった」
オブライエン「少し息を続けて。頭はどうしたんですか?。頭の怪我のことは話せます?」
リチャード「あ…いや…考えてた」
オブライエン「ゆっくりでいいですよ。焦らないで、左の額の上の前に2cm負傷。大丈夫です安心して」
リチャード「分かった…×2」
オブライエン「いいですか?私を見て呼吸をしてください。わかりますか?船長?。結構ですよ、ここに4センチ負傷、左のこめかみに小さな負傷。その調子ですいいですよ。そうやって息をして…。この血は眉とこめかみの傷から出たものですか?」
リチャード「分からない」
オブライエン「眉の傷から出た血ですか?。こめかみにも傷が…」
リチャード「ああ…いや…全部だ」
オブライエン「わかりました」
リチャード「私のじゃない」
オブライエン「ええ、わかりました。私を見て」
医師「寝かせますか?」
オブライエン「そうね。あなたを寝かせます。さあ、ゆっくりと横になってください。ゆっくりですよ。さあ、私が支えています。そうです。いいですよ。船長、呼吸してください。もう安全です大丈夫。もう大丈夫です。心配はいりません」

最後はリチャードが寝かせられ、海域に停泊しているベインブリッジとその戦艦が映ったところで終わる。

2009年4月17日
フィリップス船長は家に戻り家族と再会を果たした。
ムセは33年の懲役刑に処せられインディアナ州の刑務所で服役中である。
フィリップ船長は2010年7月25日海上勤務に戻った。(翻訳字幕)


(終)

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最終更新:2020年01月05日 20:50