全ては幻想であったのか・・・・・・・・・。
人類初のニュータイプであった
D.O.M.Eは
ニュータイプは幻という言葉を残し
何処かへと去って行った。
人とニュータイプの狭間にあって
憎悪を募らせていたフロスト兄弟も
地球に再び大戦を起こそうという
歪んだ野望と共にガロードの放った
サテライトキャノンの閃光の中へと
消えていった。
かくして戦いは終わり
幾多の波乱を生んだ戦後0015年は
終わりを迎えようとしていた・・・・・・・・・。
ニュータイプと呼ばれた者達の
時代は幕を閉じ、古き価値観は
時の彼方へ消えていく。
ガロード「ここでお別れか・・・・・・・・・。
何だか淋しいな。」
カリス「いつまでもお二人のジャマをする訳にはいきませんから・・・・・・・・。」
「どうぞ、お元気で。」
ガロード「ああ・・・・・・・・・そっちもな。」
「・・・・・・・・・さ、行こう。ティファ。」
ティファ「・・・・・・・・・ええ。」
地球―コロニー間和平協議会が発足。
人は、未だ愚かな争いを続けながらも
「平和」という目的地に向かって
第一歩を記そうとしていた。
新しき時代の始まりである。
人はこれからも時を紡ぎ
命を燃やして生きていく。
この先人類はどのような未来を迎えるのか
それは誰にもわからない・・・・・・・・・。
だが・・・・・・・・・
人が、そして世界がいかなる形になろうとも
月は、いつもそこにある・・・・・・・・・
最終更新:2016年05月13日 09:57