コナンたちの活躍によって渋谷の爆破阻止に成功。
現在は消防隊が液を中和してる最中だった。
コナン「ここにいたんだ。なんとかなりそう?」
安室「あと1時間もすれば完全に中和できるらしい……」
風見「さすが公安。仕事が早いね……」
安室「さすがなのは君の方だよ」
コナン「えっ?」
安室「よくあんな手を思いついたな……」
コナン「ヒントをくれた人がいるんだ。ずいぶん前のことになるけど……」
7年前
新一が破裂した水道を抑えていた。
蘭「新一がボール、変なとこ当てるから……」
新一「泣くなよ蘭。大丈夫だから……」
すると水がさらに出てくる。
新一「ああってて。くそ……」
萩原「コラ坊主」
新一「えっ?」
萩原「テメェの女、泣かしてんじゃねぇぞ……」
新一「はぁっ?」
萩原は野球のボールでパイプを塞ぐ。
新一「止まった!」
萩原「ふっ」
松田「萩、何やってんだ?」
萩原「陣平ちゃん、電話。水道局」
松田「あ? なんで⁉︎」
コナン「急に思い出したんだよ。あの手を使えば爆発を止められるかもしれないって…… その人が萩原って人に似てたんだよね…… あっ、どうかした?」
安室は空を見上げていた。
安室「いや、別に……」
歩美「あれ? さっきまでいたのに……」
元太「どこ行っちゃったんだよ?」
光彦「あの人たちがいたから僕たち、助かったんです」
村中「いなかったら、今頃渋谷は火の海だっただろう……」
目暮「うむ……」
高木は救急車に搭乗。
佐藤はそれに付き添う。
佐藤「高木くん、気をしっかり!」
高木「佐藤さん……」
隊員「こっち手伝ってくれ!」
2人「はい!」
高木「佐藤さん…… 多分、僕、このあと手術することになると思うんですけど……」
佐藤「そ、そうね……」
高木「それが上手くいくように、おまじないを……」
佐藤「おまじない?」
高木は佐藤に何かを伝える。
それを聞いた佐藤は赤面になる。
佐藤「ったく…… そんな元気があるなら大丈夫そうね……」
高木「佐藤さん……」
歩美「うわあ……」
佐藤は高木にキスをかます。
探偵団はそれを見て喜んでいた。
高木を乗せた救急車が出発する。
後日、月参寺。
ここでは高木の葬儀(訓練)が行われていた。
そこへ結婚式同様に暴漢たちが乱入してくる。
一同「高木‼︎」
男「何勝手に死んでんだ、バカヤロー‼︎」
目暮「それ、確保‼︎」
刑事たちが男たちを確保していく。
佐藤「おのれ暴漢! やあーっ‼︎」
目暮「それいけ、よしそこだ!」
男の転倒により棺がひっくり返る。
その中で眠っていた高木が目を覚ます。
高木「ちょっと。病院で寝てたのに今度は何?」
目暮「何をやっとる。今度は方面本部長のおばあさまの葬儀を襲撃すると予告があったんだぞ! 訓練だからって気を抜くな‼︎」
高木「あの…… 僕、この格好する意味あります? ねぇ、おーい!」
最終更新:2023年12月08日 06:16