登場人物
アルトゥム、中国の皇帝(バス)
トゥーランドット、その娘(ソプラノ)
アデルマ、彼女の親友(メゾソプラノ)
カラフ、異国の王子(テノール)
バラク、忠実な家来(バリトン)
サマルカンドの王子の母(アルト)
トルファルディーノ、宦官の長(テノール)
パンタローネ、大臣(バス)
タルタリア、大臣(バス)
8人の博士
女性先唱者
死刑執行人

男女の奴隷たち、踊り子たち、亡き女たち、宦官たち、兵士たち、ひとりの僧


トゥーランドット

アルトゥムの口上:
遥か東の、遥か東の遠い国から
この芝居の君主、アルトゥムが姿を見せる。
この物語で彼は帝位に就いて、
華美を極め、壮麗の限りを尽した。
だが、帝の冠や笏よりも輝いているのは、
その傍にいるトゥーランドット姫。

若い娘たちの美しい合唱は
人の心はすべて謎と歌うけれど、
それにしても極めて巧妙な精霊が
彼女の頭にたくさんの謎を詰め込んだので、
数多の求婚者が破滅の道を歩むことになった。

(ゲーテ『祝祭行列』)


第1幕

第1景

1.導入部と情景
市門

(幕が上がると、首都の壮大な門のひとつが目に入る。その上に、いくつもの人の首が一列に括りつけられている。門の傍らに粗末な家がある。朝早くで、すっかり静まりかえっている。少ししてからカラフが門の前に跳び出て来る。)



カラフ
北京!奇跡の町!希望あふれる町!
ここで私の運命が変わるのだ。
覚悟はいいか、我が心よ。
希望よ、湧き上がり、花開け。
街の陶酔から、
秘かな部屋から、
その魔力が幾千もの手でさし招く。
私はただならぬものを感じる!
北京、世界の太陽!

バラク
(好奇心にかられて家から出て)
何と、我がカラフ王子ではありませんか?

カラフ
これは私が知っている男だ。バラクか?⁇

バラク
王子様?(むせび泣く)お、ぉ、ぉ!

カラフ
お前がここに?

バラク
ご無事で?

カラフ
しっ、私の名を大きな声で言うな。話してくれ。

バラク
お、ぉ、ぉ・・・!

カラフ
(もっと強く)
話してくれ。

バラク
はい、はい、はい・・・あの最後の戦いは
見事でした、が、残念ながら我々の負けでした?私は、あなた様も父王も亡くなられたと思いました。私は逃げました。忠義を胸に、脚には羽が生えたというか?そして万里の長城を越えて?この小屋まで、ここを借りてひっそりと住んでおります。それであなた様はどうされます?

カラフ
父上は無事か?

バラク
有難いことに!

カラフ
父のために、再起を図るぞ。

バラク
アラーは偉大なり!予言者は偉大なり!

カラフ
今日のうちにも皇帝のもとへ行こう。

バラク
お待ちください。宮廷は深い悲しみに包まれています。皇帝の娘、トゥーランドット、あの悪魔は、男たちを嫌っています、姫は美しくて賢い、だが容赦なく残酷?

カラフ
その話なら聞いた。王子なら誰でも姫に求婚していいと?

バラク
ご存知で?

カラフ
そして謎を三つ解かねばならないと??

バラク
そう、そう?

カラフ
そして首を賭けるのだ、はねられるのを覚悟して。

バラク
冗談を言っているのですか?

カラフ
もちろん、馬鹿げた作り話だ。

バラク
作り話?では回りを見てください。御覧なさい。首、首、首・・・!みんなトゥーランドットに求婚した男たちです。

カラフ
(見回し、吐き気を催して)
ぞっとする眺めだ。胸くそ悪くなる。これもあの化け物のせいだ!

バラク
その絵姿をひとめ見ただけで若者を死におびき寄せるほど、魅力的な化け物です。

カラフ
ばかな奴らだ!

バラク
(真剣に)
今日もサマルカンドの王子が犠牲になりました。
(遠くで太鼓の連打が聞こえる)
聞こえますか?あれはその王子の
刑の執行がなされる合図です。
(頭を隠す)


2.悲歌

(今、悲嘆の声が響き渡り、すぐにサマルカンドの王子の母が、たけり狂ったような泣き女たちに伴われて、駕籠に載って、姿を見せる。肌が黒く、色とりどりのダチョウの羽根で幻想的に着飾っている。門の前で止まる)


王子の母
停めて。お、ぉ!私の息子が殺される。

泣き女たち
(大げさな身振りで)
お、ぉ!

王子の母
この城壁に、この国に、呪いを、呪いをかけてやる。息子を破滅させたあの化け物は、三倍も呪われるがいい。私が息子の首から引きちぎったこの絵姿は、しかるべく、この通り、踏み潰してやる。さあ行って、行って!
(嘆きながら大急ぎで退場)

バラク
お聞きになりましたか?

カラフ
確かに見た。だが、よく分からない。一体どうして絵姿が死を招くのか?
(絵姿を拾い上げようとする)

バラク
いけません。

カラフ
でもその恐ろしいほどの美しさを見たいのだ。

バラク
おやめなさい、魔法がかけられています。

カラフ
心配性だな、よこせ。

バラク
呪われています。


3.アリオーソ

カラフ
お前は私を怒らせる気か。絵姿をよこせ!
(絵姿を見つめる)
バラク、バラク、お前は、陰険な年寄りは、さては私をばかにする気か?

バラク
(独白)
守護神よ、助け給え!

カラフ
これは悪魔の顔ではない、化け物の顔でもない?…女神のお顔だ、その眼差しは、明るい天上の光、その表情は星のように清らか?

バラク
魅せられた王子よ、トゥーランドットはその7千倍も美しいのです。

カラフ
(ずっと絵姿を見つめて)
この何とも言えぬ愛らしいお姿、朝焼けのような頬、
つぼみのような口もと、黒い髪は夏の夜の影のよう?
バラク、彼女はすべてが調和し、彼女のすべてが愛を語りかける。

バラク
そんなものを信じてはいけません?

カラフ
(晴れやかに決意して)
バラク、私は爽やかな気持ちでこのゲームに賭けてみる。

バラク
(狼狽して)
王子様!

カラフ
大きな危険を冒しても、その何百万倍もが戻って来るゲームだろ?

バラク
どんなゲームかよく見てください!


4.パントマイムとフィナーレ

(死刑執行人が衛兵たちと鼓手たちを伴なって登場し、門の上に切り落とされたばかりの首を括りつけ、務めを果たすと、去る。再び静かになると、カラフは興奮して歩み出る)



カラフ
お前の仇は私が討つ、首を失くした、憐れな王子よ!さらばだ!

バラク
王子様・・・王子様・・・お!?

(王子について行こうとして、衛兵に捕えられ、打ちのめされる。別の者たちは鐘とタムタムで警鐘を鳴らす。この短い喧騒の内に幕が降りる)


第2景


1.導入部とアリエッタ

(トルファルディーノが、自分の手で幕を引いて、幕の前に登場し、手をたたく。この合図で何人かの奴隷が現れる。舞台は皇帝の宮殿の玉座の間。皇帝の宦官の長のトルファルディーノが、目前の会議のために部屋を整えるように、しきりに奴隷たちに命じているのが見える。)



トルファルディーノ
右には先ず皇帝の大きい玉座、
左には続いて小さい玉座、
中央には椅子を八つだ、
裁判官たちの叡智の場だ。
さっさと床をきれいに掃いて、
大小いろいろ絨毯を敷いて、
それから灯りを用意しろ、
暗い時間を明るくしろ。
急いで、調子を崩さないで、
尻をひっぱたかれないで、
脚を動かし、踏ん張れ太腿、
ごろつき、こそ泥、怠け者!
(独白)
楽しくなるぞ、面白くなるぞ、
またひとり飛び込んで来たぞ。
まだ3時間しか経ってないのに?
何と忘れるのの早いこと?
最後の奴が串刺しされたばかりなのに?
馬鹿者、愚か者、伊達男だ、
こいつら不憫にも惚れ込んだ、
まだ足らないのか?神々に嘆くって?
首が斬られる時になって?
あたしは何、それと比して、
宦官たちの手本として、
頭に血がのぼることはないの?
大勢の女たちを前にしてるのに?
半人前の男の魅力はここにあるの?
一物はこんなに膨らんでるの、
でも結婚の新床は私を誘惑しないの。
ラ、トラララ、
あたしはどうするって!
それはカストラートの幸せよ、
理性が勝っているのよ、
ブンブン、タンタン、
あたしバカじゃないもん。
(奴隷たちに)
急いで、調子を崩さないで、
尻をひっぱたかれないで、
脚を動かし、踏ん張れ太腿、
ごろつき、こそ泥、愚か者!
さあ出て行け、
出て行け、出て行け、
ぱち、ぱち、ぱん、ぱん。
(左右を鞭で打って、広間から追い出す)



2. レチタティーヴォ

トルファルディーノ
(ひとりで)
姫君が結婚したがらないのは、
とても賢明だと思うわ。
あたしだって結婚していない、
母は結婚するしかなかったけど。
ひとり立ちできないような、
弱虫だけが、
つがいになればいい、
あたしにお構いなく!
ファンファーレが聞える、
ああ、皇帝のお出ましだ。大勢の野郎どもが
あたしは好きじゃない、退散しよう。いとも優雅な姫君と若い女官たちの所へ、嬉しい知らせを持って行こう。するとお茶が出る。
(退場)


3.皇帝の入場
(衛兵と式部官を先頭に、皇帝アルトゥムが、忠実な部下たちとパンタローネ、タルタリアに取巻かれて、仰々しく玉座に就く)

博士たち
我々は博士だ、裁判を始めよう。
(着席する)

合唱
万歳!
皇帝陛下に祝福を
高貴なる皇帝アルトゥムに、
寛大にして賢明なる
皇帝陛下に祝福を
永遠に。
万歳!

(全員、アルトゥムの前で、床に鼻を押しつけんばかりに3回お辞儀する)

アルトゥム
儀式はいつも身の引きしまる思いだ。
有難う、有難う、諸君。しかし、ご覧、皆のもの、
私はこの見事な宮廷の礼儀作法を厭わしくなるほどの
ある重圧に苦しめられている。というのも、
ご覧、皆のもの、私は娘を愛さずにはいられないのだ、
しかし私は残酷なことには向いていない・・・

パンタローネ
陛下の御心はまるで蜜をたっぷり吸いこんだ吸い取り紙のようで?

タルタリア
あ、あ、脂の浸み込んだ木綿のようで?

アルトゥム
(咎めるように)
パンタローネ?・・・タルタリア・・・?
(二人はお辞儀をする)
ああ、私はまだどれほど見ることになるのだ!どんどん寿命を縮めてくれる。

パンタローネ
我が国イタリアでは、陛下、舞台で人殺しや殴り殺しが起こると、誰もが熱狂いたします。しかし、思いまするに、それは残酷な趣味の現われでして。


タルタリア
親愛なるへ、へ、陛下、私は、真っ黒なニグロが百合のように白い婦人を殺すという、英国の芝居を存じております。そ、そ、それはしかし、7人の男をつ、つ、次から次へとしょ、しょ、処刑させた姫様に比しては砂糖かアーモンド菓子のようなもの。


4.アリア

アルトゥム
私にはどうすることもできない。
孔子様、私はあなた様にお誓いしました、
あなた様は私の心をご覧くださる、それでも悲惨さに耐えられません。私に婿が選ばれますよう、
次なる裁きでどうかお決めください。
さすれば、娘に巣くう邪悪さも消えるでしょう。
娘はまた、美しく善良な娘に生まれ変わるでしょう。
この長く続く苦しみを短い喜びが和らげてくれるでしょう。
それから私は喜んでご先祖様のもとへまいりましょう。
異国の王子を連れて来なさい。


5.対話

(カラフは衛兵たちに連れて来られ、皇帝の足もとに跪く)

立ちなさい、無謀な若者よ!
(独白)何という美しさ!
(大声で)お前は何者だ?

カラフ
陛下、お伽話の王子です。

アルトゥム
厚かましい奴!名を名乗れ。

カラフ
いいえ、陛下、私は王子です。それで十分です。

アルトゥム
(独白)
こいつは我が娘と同様
頑固者のようだ。
(大声で)
お前を信じよう。お前も私の言うことを少し信じてくれ。お前は、自分がしようとしていることが分かっているか?慈悲をかけてやろう、引き下がってもいいのだよ。

カラフ
陛下、死かトゥーランドットか。二つにひとつ。三つめはありません。

アルトゥム
ああ、この若さ!


6.四重唱

アルトゥム
危ないことは、やめなさい、
お前に危険が迫っているのだ。
我が息子よ、私の言うことを聞きなさい、
私はもうお前を息子のように愛している。
この年寄りを助けてほしい。
臨終の時が来たら、
この目を閉じてほしのだ。
お前がこの年寄りをいたわるなら、
お前には美しい報いが
高い栄誉が与えられよう。
私に再び強いるでない。
我が心に反して
支配者として君臨しながら、
できの悪い娘に
いやいや応じているこの父が、
お前の死を悼んで泣くようなことを。

カラフ
死かトゥーランドットか、
二つにひとつ。
三つめはありません。

パンタローネ
しかしこの上なく貴い王子よ、
祝福された若者よ、
門の上の首をご覧あれ!

アルトゥム
無駄なことだ!

パンタローネ
我が身を生贄に捧げて
何が面白いのか分からないと、
申したまででございます。
確実にいえるのは、
姫が出される謎々は、
粥や砂糖のように柔らかくも甘くもないこと、
魔法使いのチンガリロですら
いくら骨折っても
こんな難問は解けないでしょう。

アルトゥム
おお、彼に耳を貸すのだ!

パンタローネ
それはこんなのではありません、『2×2=?』とか
『スモモの種がある果物はなーに』とか
『ニャーと鳴く動物はなーに』とかでは。
いえ、いえ、とんでもない!
あなたがそれに食いついても、
私はあなたのされこうべに
すり切れた大根ひとつあげませんよ。
いえ、いえ、とんでもない!

カラフ
死かトゥーランドットか、
二つにひとつ。
三つめはありません。

タルタリア
し、し、し、し、し、し、死か
トゥ、トゥ、トゥ、トゥ、トゥーランドットか!

アルトゥム、パンタローネ
無駄なことだ!

タルタリア
不憫だ、不憫だ、世間知らずの甘ちゃんだ、
何て頑固なご、ご、強情っぱり!
ここで大事なのはコーヒー豆か、
あるいは一杯のココアか?
こやつのく、く、く、く、首ですよ。

アルトゥム
お、彼に耳を貸すのだ!

パンタローネ
無駄なことだ!

タルタリア
今までにじっくり考えたことがあるか、
それがどういうことか、
く、く、く、く、首を賭けるということが?
私には信じられない?

アルトゥム、パンタローネ
私には信じられない?

カラフ
無駄なことだ!
死かトゥーランドットか!
三つめはありません!


7.行進と情景

パンタローネ
この愛すべき若者に関わるより、聖マルコの塔のてっぺんに片足で立って、高みの見物といくか。


アルトゥム
息子よ、無事を祈る。
(十字を切る)

カラフ
(少年のように)
彼女だ、彼女だ!

(トゥーランドットの行列、先頭にいるのはトルファルディーノ)

タルタリア
オカマの親分も一緒だ。

合唱
あぁ!あぁ!

トゥーランドット
誰なの、私の叡智の源を汲み取ろうと、
生意気にも新たに挑戦する者、
命を賭けることに喜びを感じる者は?

合唱
あぁ!あぁ!

トゥーランドット
お前もまた私に敗れるのだ、
お前より強い精神に屈するのだ、
謎を解くかそれとも死ぬかだ!

合唱
あぁ!

トゥーランドット
(独白)
あら、この若者は他の者たちと違う、
今まで感じたことのないこの気持ちは何?

タルタリア、パンタローネ、アルトゥム
今何と言った?

トゥーランドット
この若者の顔は不思議な感じがする、
見ていると私が物怖じしてしまいそう。
何と穏やかに話しかけてくることか!
悲しいわ!
あともう1回だけ
私はトゥーランドットになろう、
彼の死は私の死ともなる。

タルタリア、パンタローネ、アルトゥム
彼女の言うことを聞こう!

アデルマ
確かに、あの人だわ、
若きカラフ、私の若い頃の夢。私は今でもあの方が好き。あの方を私のもとに取り戻そう。

合唱
そう、この若者は他の者たちと違う、
彼女が今まで感じたことのないこの気持ちは何?
この若者の顔は不思議な感じがする、
何と穏やかに話しかけてくることか!
彼女がずっと彼のトゥーランドットになればいい、
彼の死は彼女の死ともなる。

博士たち
謎を解くか死ぬかです!

合唱
謎を解くか死ぬかです!

トゥーランドット
だめだ、この若者は他の者たちと違う、
この若者の眼差しは不思議な感じがする、
あともう1回だけ私はトゥーランドットになろう、
彼の死は私の死ともなる。

カラフ
(彼女と一緒に)
幸運が顔をのぞかせる、
私は詩ともいうべき彼女に命を賭けよう、
死か、トゥーランドットか、
私は謎解きを恐れないぞ。

アルトゥム
娘よ、簡単な謎を三つ、そうすれば
体裁は保たれ、それから結婚式だ!

アデルマ
心を動かされないで。

トゥーランドット
謎々は準備できている。掟は守られねばならぬ。

カラフ
用意はいい。

トゥーランドット
では始めます。

合唱
孔子様!
(全員跪く)

トルファルディーノ
(鈴を鳴らす)
では第一問。


8.三つの謎々

トゥーランドット
『地を這い、天に向って飛び、
暗闇を手探りし、灯りをともし、
過去を掘り返すもの?未来に向かって努力し、
慣習を守るもの?新しいものに反応し、
慎重でありながら、逆らうこともあり、
健やかな時は従順で、病むと傲慢になるものは、何?』

カラフ
(少し考え込んでから)
地を這い、飛んで、暗闇を手探りし、明るく照らす、
慣習を守る?新しいものを求める、
自ら世界の体系を織りなし、
慎重であり、逆らうこともあり、手を取り合うこともある。
それは人間の理性。

パンタローネ
タルタリア、やったぞ!

タルタリア
これはしたり!

博士たち
合格です。理性、理性、理性です。

アルトゥム
(喜んで)
ブラボー、勇気を出して先に進め!

(広間にどよめき、ファンファーレと太鼓の音。トルファルディーノはファンファーレを止めるように合図する)

アデルマ
私、死にそう!

トゥーランドット
(独白)
お、運命よ!私を屈服させるつもりか?
(大きな声で)
高慢ちきな奴め、まだ終わっていない。
(続ける)
『いつも変わらず、それでいて常に変化し、
今日命じられたか?と思うと明日は禁じられ、
こちらで褒められて?あちらで罰せられる、
初めは守られ?後に嘲られる。
無くてはならないけれど、沈黙している掟、
存在理由が少ないほど、傷つくことも少ないものは、何?』

カラフ
お、これもまた上手くいっても、腹を立てるなよ。
姫が尋ねたのは、変化しながらも絶えることなく、
死んだ概念、だが習慣として生きていて、
それがある限り、傷つくことなく、
用済みとなると、笑いものになる、それは道徳。

パンタローネ
タルタリア、大当りだ!

タルタリア
ど真ん中に。

博士たち
合格です。道徳、道徳です。

アルトゥム
もう十分ではないか?

アデルマ
あの人を失ってしまう!王女様、もっと厳しく。

トゥーランドット
青二才に私が踏みつけられるとは!この
恥辱!この教え!自惚れ屋め、お前の幸運は、私の憎しみを煽る。それは、お前が勝つことだ。だが最後の謎はなしにしてやろう。もう行くがよい。

カラフ
いや、行きません。

合唱
あぁ!

トゥーランドット
では、お前に死の宣告を下してやる、
『時という根源から、
人類共同体が支える、その樹幹から、
習慣という枝葉から
てっぺんに見事な花を咲かせる。
誰をも引きつけるが、保てる者は少なく、
霊感を授けられた人だけが孤高に支配する。
どんなものも美化し、すべてに向きあい、
地上を明るくすべく天から遣わされたものは、何?』
(彼女はベールを取る)
ご覧なさい、怯えないで。答えなさい!

カラフ
(困惑して)
何という輝き、幻か!

アルトゥム
(不安げに)
今度はだめか・・・

タルタリア、パンタローネ、アルトゥム
今度はだめだ!
誰か教えてやれ、助けてやれ?

トゥーランドット
降伏しなさい!

(トルファルディーノが死刑執行人を連れて来る)

カラフ
(気を落ち着かせて)
あなたの美しさに、姫よ、心を奪われたけです。
目は眩みましたが、打ち負かされてはいません。
時の根源から、その幹から、枝から出て、
見事な花をてっぺんにつけて現われ、
誰もが出会うが、委ねられるのはほんの僅か、
聞かれ、感じられ、考えられ、見られるもの、
天の恵みの、大地の口づけ、
それは芸術。

パンタローネ
(カラフを抱いて)
お、汝に祝福あれ。

タルタリア
もうこの気持ちを抑えられない。
(カラフを抱く)

博士たち
それは芸術です。

アルトゥム
(手をたたいて)
音楽だ!門を開けろ!

(喧騒と音楽。門が開けられる。人々が感動しているのが見える。トゥーランドットは疲れ果てて倒れる。トルファルディーノがコップの水を渡す。彼女は威圧的に合図を送る。)

トゥーランドット
止めなさい。私はこの恥辱に耐えられません。
私は負けました、分かっています、認めます。
けれど祭壇にはこの短剣が・・・
(彼女から武器が奪い取られる)

アルトゥム
愚かな、自惚れ屋め、お前は自分のことを自分で決める権利を失ったのだ。さあ、神殿に行こう。

パンタローネ
食事の用意がしてあります。

カラフ
お、王様、お聞きください・・・姫に嫌われて夫になるなら
私は何を得るところがありましょうか?もし私のせいで
姫が死ぬことでもあれば?あなたは何が嬉しいのでしょうか?

アルトゥム
まあ、まあ、その通りではあるが・・・しかし私の我慢も終わったのだ?さあ、皆のもの。

タルタリア
す、す、進め。

カラフ
お待ちください。同じゲームで
同じ権利を与えましょう、今度は私が姫に、
謎を解いてもらうのはどうです?姫ができない場合は、
あの尖った玩具を姫に返すというのは?そして私はここから出て行きます。

トゥーランドット
それでいいです。

アルトゥム
それでよくはない。謎はもうたくさん・・・

トゥーランドット
ではどのような謎で?


9.フィナーレ

カラフ
『この異国の王子の家柄と名前は、
幸福の絶頂にありながら、今まで以上に、
苦悩に満ちたこの王子は誰?』

(博士たちはこの言葉を繰り返し、書き留める)

男性合唱
(囁き声で)
この王子は誰だ?

女性合唱
この異国の王子は誰?

混声
誰?誰?

(幕が下りる)


第2幕

第3景


1.合唱付リート
(幕の向こうで)

2.踊りと歌
(トゥーランドットの女官部屋)

娘たちの合唱
夜が明けます。
ご覧なさい!
広間がだんだん明るくなります。
生が、リズミカルに躍動し、
大きく波打ちます。
娘たちよ、
喜びなさい!
もうすぐ花婿が迎えに来ます。
夜が明けます。
生が波打ちます
その腕の中で。


3.レチタティーヴォとアリア

トゥーランドット
(いらいらして)
もう十分。私は他のことを考えている。
心臓がいつになくドキドキする。精神が鈍ってくる。血の流れが止まったり早くなったり。落ち着かなくなっている。


アリア

トゥーランドット
私が彼を愛するなんて
こんなことがあるだろうか?
私が彼を憎めば、
苦しみは二倍になる。
今まで私は誰にも屈することなく、
自分を大切にしてきた、
それが変わることがあれば、
すぐに後悔するだろう。
お、どうしたら彼に恥をかかせられるか、
見つけることができたらいいのに。
なのに私の思考力はすっかり
麻痺してしまっている。
彼が勝とうが、
負けようが。
私の麗しき誇りは、あぁ
崩れ、あぁ、抑えつけられる。
上を向くのだ、
私の誇り高き勇気よ、
この最後の時に
しっかり身を守るのだ。
品位ある最後が
もたらされますよう!
トゥーランドットは死ぬのだ、
誰にも触れられることなく。

アデルマ
私にはあなたという方がまた分からなくなりました、いつにないお振舞で。この幸福の王子を見てあなたの金属のような冷たい心に火がついたのですか?お気の毒に。

トゥーランドット
お前は私を怒らせるのね。

アデルマ
私はあなたがご満足されるのを見たいのです、お許しを。

トゥーランドット
お前は正直にそう思ってるのね。言って、私はどうしたらいいの?


4.対話風インテルメッツォ

アデルマ
先ずはトルファルディーノの知らせを聞きましょう。たった今、命じられた仕事から戻って来ました。

(トルファルディーノが厳かに入って来て跪く)

トゥーランドット
どうでしたか?

トルファルディーノ
崇拝する姫君様、あなた様は相応しき者に依頼なされました。すべては上手くいきました。誰しも自分の知力を情熱に影響されたくないものです。低級な機能は頭脳の明晰さを蝕んでしまいます。私はそんなことで苦しんだりしません。私の頭では規律が勝っているのです


トゥーランドット
(いらいらして)
肝心なことを早く。

トルファルディーノ
肝心なこと?あぁ、そう。私は自分のことを話していると、他のことは全部二の次に思えてしまうんです。
(ため息をつく)
では、お知りになりたがっていることを、これがその話です。



5.アリア

トルファルディーノ
私は巧みに抜け出して
人に見られないで
見張りのいる部屋に忍び込みました。
そこに手足を伸ばして
大の字になって
あの若者が眠りと夢の中にいました。
私がそっと
取り出したのは、
持参した魔法の大根、
若者の固い口を
開かせるのは、
そのマンドラゴラの根。
(彼はその根を見せる)
これです。いかにも少年のように
不快極まるかのように
送風機のようなため息をつきました。
彼は若い犬さながら
くるりと向きを変えながら
バターのように柔らかく言いました。

トゥーランドット
名前を言って、さぁ?

トルファルディーノ
はい、彼はこう言います、死かトゥーランドットか。
それ以上は聞き出せませんでした。

トゥーランドット
無能な男、これがお前の知恵のすべてか!
出て行け!出て行け!消え失せろ!

トルファルディーノ
男であろうが、なかろうが、
無能だろうが、有能だろうが、
私の知恵を私から切り離すことは誰にもできない。
働いても感謝されない、やり方が古いんだ。
才気は嘲られ、
才能は怒りを招く。
トルファルディーノは
ずっとそのまま、
妬みがだんだん
激しくなっても。
分別ある人、
明晰で機敏、
礼儀正しく、
中国の星、
品行方正、
清廉潔白・・・
忠実な恭順たる僕(しもべ)!

(三度お辞儀をしてから、出て行く)

アデルマ
ご安心ください、王女様、まだ今日一日あります。次に何が起こるかは誰も知りません。

トルファルディーノ
(急いで戻って来て)
皇帝が姫君の所に来られます。
(去る)

(パンタローネとタルタリアは、皇帝について来たが、扉の後ろで立ち止まっている。にもかかわらず観客には、二人が好奇心に満ちて耳をそばだてているのが見える。)

アルトゥム
我が子よ⁈

トゥーランドット
(控え目に)
皇帝であるお父上が何かお命じに?

パンタローネ
なまいきな娘!

タルタリア
こ、こ、このあま!

アルトゥム
どうしてそんなにもったいぶるのだ?私がお前をどれほど愛しているか、お前のことで心を痛めているか、分からないのか?こんなに老けてしまった。

トゥーランドット
(幾分やさしく)
お父様を悲しませたくはありません。

アルトゥム
あぁ、それで可愛い、お行儀のいい、子供らしい言葉だ!
見てご覧。
(巻物を持って手招きする)
これは何かな?

パンタローネ
これは何かな?

アルトゥム
巻物だ。

タルタリア
巻物だ。

アルトゥム
中に何が書いてあるかな?

パンタローネ
中に何が書いてあるかな?

アルトゥム
お前の知らない名前だ。

(パンタローネとタルタリアはそっと長く口笛を吹く)


トゥーランドット
私の知らない名前?

アルトゥム
(頷く)
お前が知らない名前だ。

トゥーランドット
父上、私がその名前を知っているか?知っていないか?それは明日、御前会議で明らかになるはずです。

アルトゥム
(憤慨して)
強情な娘だ!

パンタローネ
とうとう姫は手に入れぞる。

アルトゥム
知らないくせに!

タルタリア
陛下は、か、かっとなっておられる。


6.アリオーソ

アルトゥム
ならば聞け。
(皇帝らしくなる)
内密の知らせが私のもとに届いた。あの若者は高貴な家柄の出だ。立派な一族で、その末裔まで燦然と輝き、彼の徳は王家の家柄ゆえだ。お前には勿体ないくらいだ。

パンタローネ
仰せの通りで。

タルタリア
すば、すばらしい!

トゥーランドット
(衝撃を受けて)
おぉ、お父様!

アルトゥム
今は父ではない。願いを乞うてももう遅い。

トゥーランドット
願いを乞う⁈

アルトゥム
その話はもうよい。
お前はどうしたらいいか分からず、もがき苦しみ、
公衆の面前で慢心をくじかれるのだ。
私は父としてそう望み、この考えは健全だ。
そして明日で悪魔のゲームも終り、お前は公衆の面前で
恥をさらすのだ。
(行こうとして向きを変える)
娘をこのまま見捨ててよいのか?少し厳し過ぎなかったか?
(向きを戻して)
では、娘よ・・・?

トゥーランドット
明日、父上はご自分の誤りを認めることになりましょう。

アルトゥム
(再び荒々しく)
何だと、この頑固者!
(行きながら独白)
残念だ、残念だ、残念だ。

パンタローネ
残念だ。

タルタリア
残念だ。

(皇帝は扉の所で二人に迎えられ、支えられて、三人とも退場。その間ずっと『残念だ、残念だ』と呟いている。)



7.二重唱

トゥーランドット
アデルマ、私のお友達よ、私がしたことは
正しかったと、言って。

アデルマ
王女様、お父様だけが、皇帝陛下だけが
(跪く)
お知りになりたいお名前をご存知だとお思いですか?

トゥーランドット
アデルマ、何が言いたいの?

アデルマ
この宮殿にアルトゥム皇帝のほかにも知っている者がいるのではないかと?

トゥーランドット
誰がそうかしら?

アデルマ
遠くない所でお探しになったら。

トゥーランドット
あの二人の大臣?

アデルマ
高い身分でなくても。

トゥーランドット
何か隠しているみたいね・・・

アデルマ
もしかして知っているのは・・・

トゥーランドット
アデルマ、お前が?

アデルマ
あなたは私をお友達と呼んでくれます、
ええ、私はあなたのお友達です。
それでいいのです、
だって私はもとは王家の出ですもの。
なのにあなたは私を奴隷だと思っている。
私を自由にしてくれたら、
教えてあげましょう、
あなたが知りたくてたまらないことを。
だって私は?私は知ってます
あの異国の王子の技と名前を。
私があなたに自由をあげますから、
私にも自由をください。
賢い娘二人で
簡単に話がつきます!
自由には自由を?

トゥーランドット
それは裏切りでは!

アデルマ
あの方はかつて私のことを嘲笑いました、
子供だった私があの方に両手を差し伸べた時です。
私はそのことを決して忘れていません。
今度は私の番です、
ご承知おきください。

トゥーランドット
お前は苦しんでいた、我慢していたって?それがお前を強くしたのね。これからは私の妹よ!

アデルマ
何と有難い!
(独白)
お、私の勝利よ!
ではトゥーランドット姫、愛するお姉さま、
お聞きください・・・
(トゥーランドットの耳もとで囁く)

(この場面をトルファルディーノがこっそり覗き、聞き耳を立てているのが観客に見える。)

(幕が下りる)


8.間奏曲


終景


9.玉座の間

(アルトゥムと従者たちは期待の面持ちで集っている。
葬送行進曲が、しめやかな太鼓の音とともに響いてくる。)


タルタリア
もの悲しい太鼓の音を聞けよ。

パンタローネ
お、お、それは私を大変ほろりとさせる。ベニスの運河を思い出させる。
(むせび泣く)

女性合唱
(舞台裏で)
お!お!

タルタリア
少し、お、落ち着け、パ、パンタローネ。
末は大臣じゃないか。

パンタローネ
少し、お、落ち着くほうが、お前の口の
ためになる、君、タ、タ、タ、タルタリア。

タルタリア
私は?私はでまかせを言っただけだ。

(その間にトゥーランドットとお供が入って来る。全員、喪のベールを被り、見るからに沈み込んでいる)


パンタローネ
姫を見てみろ、葬式のゴンドラみたいにこっちに来る。


タルタリア
そしてオ、オカマががっくりしている。

女性合唱
お!

(カラフが衛兵たちに連れて来られる。)

カラフ
私はまだ生きているのか!だがこの葬送の調べは、私のためにか?

アルトゥム
息子よ、これは姫の敗北を意味している。私は姫を可哀想に思うのか?やっぱり我が子だからか?だが姫にはずっと前から教訓が必要だったのだ。

(その間にトゥーランドットとお供は席に就く。)


アルトゥム
(トゥーランドットに)
では、娘よ・・・?

トゥーランドット
この葬儀の合図は私の屈辱を示すものです。王子よ、あの響きはあなたの勝利の歌なのです。


カラフ
あなたを苦しめてまで勝ちたくはありません。

アルトゥム
では楽しい音楽を演奏させよう。

タルタリア
チンチン。

パンタローネ
ブーブー。

トゥーランドット
(少し間をおいて)
まだよ?復讐がいっそう甘美になるように、あなたを優しく騙したの。でも、あなたの前に口を開けている奈落をよく見て、自分の傲慢さを嘆いたらいい。お聞きなさい、お聞きなさい、みんな!彼の名前を言いましょう、カラフ、ティムールの息子です、あなたはどこへなりと行くがいい。

10.フィナーレ

アルトゥム
(陰鬱に)
父親殺しだ!

合唱
カラフ!ティムールの息子!

パンタローネ
髭をつまませろ、タルタリア。

タルタリア
間違いない!

カラフ
負けた!あぁ、負けた?ではさらばだ。戦いの混乱の中で死を探そう、
あるいは忘れてしまおう。私はまだ若いのだから。
さらば!みんな、さらばだ!
(行こうとする)

トゥーランドット
行ってはだめ、カラフ。
(優しくカラフの腕を掴んで引き留める)

カラフ
あなたが?

トゥーランドット
ええ、私です。あなたはこの頑なな心を破ったのです。私の心は死んだように見えていても、今、喜びに高鳴っています。あなたが目覚めさせたのです。あなたは私のもの、カラフ、ティムールの息子、もはや異国の王子ではありません!

合唱
トゥーランドットがそう言っているのか?あれが彼女か?

カラフ
思いがけぬこと、待ち望んだこと!すべてが叶えられた。私のトゥーランドット!

合唱
奇跡だ!奇跡だ!

アルトゥム
皆の者、今日は我が最高の日だ。

パンタローネ、タルタリア
結婚式です、結婚式です、陛下!

トルファルディーノ
これで終わりだ、私はお暇(いとま)しよう。
(去る)

アデルマ
耐えるのね。私も他の男を探しましょう。
(去る)

トゥーランドット、カラフ、合唱
(交代で)
それは何か、すべての人間を結びつけるもの、
その前では些細なことは皆消え失せるもの、
それに対して権力と策略は打ち砕かれる。
それは取るに足らぬことを高尚なものとする。
それは永遠の広がりを循環させる、
それは対立し合うものを抱合する。
あらゆる欲求を越えて生き続けるもの、
我々を打ち負かしたもの、それは愛。

宦官たち
(踊りながら)
ひ、ひ、ひ、ひ。

(トゥーランドットは喪のべールを花嫁のベールとつけ替える。カラフは儀式用のマントを着せてもらう。)


合唱
喜べ!喜べ!
ラ、ラ、ラ、ラ、ラ!
神聖をとり除くのだ、
娘よ、喜べ。
結婚式はもうすぐだ、
幸福と光とを
新しい日が贈ってくれる。

(幕が左右に引かれる。黄金の巨大な仏像が見え、その前にひとりの僧がいて、婚礼の儀式がとり行われる。)
Personen:
ALTOUM, Kaiser von China (Bass)
TURANDOT, seine Tochter (Sopran)
ADELMA, ihre Vertraute (Mezzosopran)
KALAF, ein fremder Prinz (Tenor)
BARAK, sein Getreuer (Bariton)
Die KÖNIGINMUTTER von Samarkand (Alt)
TRUFFALDINO, Haupt der Eunuchen (Tenor)
PANTALONE, Minister (Bass)
TARTAGLIA, Minister (Bass)
Acht DOKTOREN
VORSÄNGERIN
SCHARFRICHTER

Sklaven, Sklavinnen, Tanzerinnen, Klageweiber, Eunuchen, Soldaten, ein Priester


Turandot

Altoum spricht:
Vom fernen Osten, ja vom fernsten her
Zeigt sich Altoum, ein Monarch der Bühne,
Die Fabel hat ihn auf den Thron gesetzt,
Mit manchem Prunk und Herrlichkeit begabt;
Doch herrlicher als Kron und Zepter glänzt
An seiner Seite Tochter Turandot.

Zwar sagt man von der Jungfraun schönem Chor
Die Herzen sämmtlich seyen räthselhaft;
Doch dieser hat ein höchst subtiler Geist
So viele Räthsel in den Kopf gesetzt,
Dass mancher Freier scheiternd unterging.

(Goethe: ≫Festzug≪.)


ERSTER AKT

ERSTES BILD

1. - Introduktion und Szene
Das Stadttor

Als der Vorhang aufgeht, erblickt man eines der mächtigen Tore der Hauptstadt. Über demselben prangt eine Reihe aufgepfählter Menschenköpfe. Seitwärts vor dem Tore steht ein ärmliches Haus. Es ist früh am Morgen und alles still. Nach kurzer Pause sprengt Kalaf vor das Tor.

KALAF
Peking! Stadt der Wunder! Verheissungsvolle!
Hier soll mein Los sich wenden.
Rüste dich, meine Seele.
Hoffnung steig und blühe.
Aus dem Taumel der Strasse,
Den heimlichen Kammern
Winkt tausendhändig der Zauber.
Ich wittere das Ausserordentliche!
Peking, Sonne der Welt!

BARAK
tritt neugierig aus dem Hause
Wie, ist das nicht mein Prinz Kalaf?

KALAF
Den Mann sollte ich kennen. Barak ? ??

BARAK
Mein Prinz ? schluchzend O, o, o!

KALAF
Du hier?

BARAK
Ihr am Leben?

KALAF
Still, sprich meinen Namen nicht laut. Berichte.

BARAK
O, o, o ...!

KALAF
stärker
Berichte.

BARAK
Ja, ja, ja ... Herrlich war die entscheidende
Schlacht, doch leider für uns verloren ? Euch, Euren Vater den König hielt ich für tot. Ich floh, Treue im Herzen, Flügel an den Beinen ? und über Chinas Mauer hinweg ? bis zu diesem Häuschen, das ich als stiller Mieter bewohne. Und was beginnet Ihr?

KALAF
Mein Vater lebt ?

BARAK
Gott sei gepriesen!

KALAF
Ich suche das Glück, es ihm züruckzubringen.

BARAK
Allah ist gross! Gross ist sein Prophet!

KALAF
Noch heute dringe ich bis zum Kaiser.

BARAK
Bleibt. Der Hof ist eine Trauerstatt. Die Kaiserstochter, Turandot, ein Teufel, den Männern abhold, so schön als weise, und unerbittlich grausam ?

KALAF
das Märchen hört' ich. Ein jeder Prinz darf um sie frein ?

BARAK
Ihr wisset?

KALAF
und pflichtet sich drei Rätsel anzuhören ? ?

BARAK
Ja, ja ?

KALAF
und wagt den Kopf, falls ihm der nicht festsitzt.

BARAK
Ihr spottet?

KALAF
Gewiss, denn albern ist die Fabel.

BARAK
Fabel? So schaut Euch um. Betrachtet. Die Köpfe, die Köpfe ...! Sie alle warben um Turandot ?

KALAF
wendet sich ab, angewidert
Grassliche Schau. Ekelnd. Und das um eines Ungeheuers willen!

BARAK
Ein Ungeheuer so bestrickend, dass schon vermag der Anblick ihres Bildes den Jungling in den Tod zu locken.

KALAF
den Narren!

BARAK
ernst
Erst heute traf's den Prinzen von Samarkand.
Man vernimmt entfernten Trommelwirbel
Hört, o hört ? dies ist das Zeichen, dass das Ge-
richt an ihm vollstreckt wird.
Er verbirgt das Haupt


2. - Lamento

Jetzt ertönen Klagerufe und alsbald erscheint, in einer Sänfte getragen und von rasenden Klageweibern gefolgt, die Königinmutter von Samarkand, eine Mohrin, mit bunten Straussfedern phantastisch ausgeputzt. Sie machen vor dem Tore hält

DIE KÖNIGINMUTTER
Verweilt. O, o! Man mordet meinen Sohn.

KLAGEWEIBER
mit Gebärden
O, o!

KÖNIGINMUTTER
Fluch, Fluch, diesen Mauern, diesem Lande, dreimal verflucht sei die Ungeheure, die ihn verdarb. Dieses Bild, das ich vom Halse ihm riss, es sei zertreten, wie sie zertreten soll werden, die es zeigt. Fort, fort!
Sie gehen eiligst klagend ab

BARAK
Ihr hörtet ?

KALAF
und ich sah. Kaum, dass ich's fasse. Wie könnte denn ein Bildnis tödlich wirken?
Er will das Bild aufheben

BARAK
Tut es nicht.

KALAF
Möchte doch die furchtbare Schönheit mir betrachten.

BARAK
Lasst ab, es ist verzaubert.

KALAF
Ängstlicher Mann, gib her.

BARAK
Es ist verflucht.


3. - Arioso

KALAF
Du kränkst mich. Her das Bild!
Er besieht das Bild
Barak, Barak, Du tückischer Alter, wolltest also mich narren. ?

BARAK
für sich
Ihr Genien helft!

KALAF
Diese Züge nicht eines Teufels, noch eines Ungeheuers ? ... das Antlitz einer Göttin, der Blick ein lichter Himmelsstrahl, und sternenrein sein Ausdruck. ?

BARAK
Betörter Prinz, noch siebentausend Male ist schöner Turandot.

KALAF
noch immer in Betrachtung des Bildes
Du süsseste Gestalt, ihr Wangen des Morgenrots, knos-
pende Lippen; Schatten der Sommernacht, ihr
dunklen Haare ? Barak, alles an ihr ist Einklang, alles an ihr spricht Liebe.

BARAK
Glaubt es nicht ?

KALAF
mit heiterem Entschluss
Barak, ich wage frisch das Spiel.

BARAK
bestürzt
Mein Prinz!

KALAF
Ein Spiel, das millionenfach den hohen Einsatz wieder einbringt ?

BARAK
Seht welch ein Spiel.


4. - Pantomime und Finale

Der Scharfrichter, von Wachen und Trommlern gefolgt, steigt auf, über dem Tore, um auf dasselbe einen frischgefallten Menschenkopf aufzupfählen und nach verrichteter Handlung sich wieder zu entfernen. Sobald es wieder still geworden, tritt Kalaf mit Aufwallung vor

KALAF
Dich will ich rächen, du Jammerprinz, Kopfverlierer! Auf Wiedersehn!

BARAK
Mein Prinz ... Mein Prinz ... O! ?

Will ihm folgen, wird von Wachen aufgehalten, die ihn verprügeln. Andere schlagen auf Glocken und Tamtams Alarm. Über diesem kurzen Tumulte fällt der Vorhang


ZWEITES BILD


1. - Introduktion und Arietta.

Truffaldino tritt vor dem Vorhang auf, den er eigenhändig offen zieht, und klatscht in die Hände. Auf dieses Zeichen erscheinen mehrere Sklaven. Die Bühne stellt den Thronsaal im Kaiserpalast vor. Man erblickt Truffaldino Haupt der kaiserlichen Eunuchen, eifrig beschaäftigt, den Sklaven anzubefehlen. den Raum für die bevorstehende Sitzung anzuordnen

TRUFFALDINO
Rechts zunächst der grosse Thron, ?
Links darauf der kleine Thron, ?
In die Mitte stellt acht Sessel
Für der Richter Weisheitskessel, ?
Kehrt mir flink den Boden rein,
Leget Teppich', gross und klein,
Macht, dass Lampen sei'n bereit
Zur Erhellung dunkler Zeit;
Hurtig, nicht den Takt verlieren.
Wollt ihr's nicht am Hintern spüren,
Regt die Beine, spannt die Schenkel,
Schurken, Diebe, faule Bengel!
Für sich
Nun wird's lustig, wird's ergötzlich,
Meldet sich ein Neuer plötzlich:
Sind's doch drei Stunden kaum ?
wie schnell man so vergisst ?
Da würd ' der letzte aufgespiesst. ?
Diese Gecken, Narren, Laffen,
Die sich jammerlich vergaffen,
s' ist viel zu wenig noch ? den Göttern sei's geklagt ?
Wenn nur der Kopf ihnen wird abgehackt. ?
Was bin ich, damit verglichen,
Für ein Muster der Eunuchen,
Mir wird das Hirn nicht warm ?
vor einem Weiberschwarm ?
Hier wurzelt meiner Halbheit Scharm, ?
Ob der Hahn sich noch so blähe,
Mich lockt nicht das Bett der Ehe,
La, trallala,
Wie steh' ich da!
Das ist des Kastraten Segen,
Dass sein Geist bleibt überlegen,
Schrum, tututum,
Ich bin nicht dumm.
Zu den Sklaven
Hurtig, nicht den Takt verlieren.
Wollt ihr's nicht am Hintern spüren,
Spannt die Schenkel, regt die Beine,
Schurken, Diebe, Affen, Schweine!
Jetzt hinaus,
Hinaus, hinaus,
Piff, paff, piff, paff.
Er prügelt rechts und links und treibt sie aus dem Saale



2. - Recitativo

TRUFFALDINO
Allein
Das find' ich doch sehr vernünftig,
Dass mein Prinzesschen nicht mag heiraten;
Auch ich bin nicht verheiratet,
Meiner Mutter ging's nicht anders.
Nur solche Schwächlinge,
Die nicht auf einem Beine können stehen,
Sollen sich paaren,
Meinetwegen!
Man hört Fanfaren
Ah, der Kaiser kommt. Ich mag die vielen Mannsbil-
der nicht, ich mach' mich fort: zu meiner holdseligen Prinzessin und ihren jungen Damen, künde die frohe Nachricht. Dann gibt es Tee.
Ab


3. - Einzug des Kaisers
Wachen und Herolde voran, hernach Kaiser Altoum von seinen Getreuen, Pantalone und Tartaglia umgeben, besteigt umständlich den Thron

DOKTORES
Wir sind die Doktores, und sitzen zu Gericht.
Sie nehmen ihre Plätze ein

CHOR
Heil!
Segen auf sein Haupt
Dem edlen Kaiser Altoum,
Dem gütigen, dem weisen,
Segen auf sein Haupt
Für immerdar.
Heil!

Sie fallen sämtlich dreimal auf die Nasen vor Altoum


ALTOUM
Das Zeremoniell wirkt immer erhebend.
Danke, danke, meine Lieben. Aber, seht, Kinder,
hier drinnen nagt ein Druck, der mir selbst die
schöne Hofetikette verleidet. Denn, seht, Kinder,
ich kann nicht anders, ich muss meine Tochter lie-
ben; aber ich bin nicht für Grausamkeiten geschaffen...

PANTALONE
Euer Majestät Herz ist wie Fliesspapier in Honig getränkt. ?

TARTAGLIA
Ba-ba-Baumwolle mit Schmalz. ?

ALTOUM
vorwurfsvoll
Pantalone? ... Tartaglia...?
Sie ducken
Ach, wie lange soll ich dem noch zusehen! Es bringt mich vorzeitig unter die Erde.

PANTALONE
Bei uns in Italien, Majestät, da ist jedermann entzückt, wenn's auf dem Theater mit Mord und Totschlag zugeht. Aber ich sehe ein, dass es von grausigem Geschmacke zeugt.

TARTAGLIA
Liebe Ma-Ma-Majestät, ich kenn' ein englisches Stück, darin ein pechschwarzer Neger eine lilienweisse Dame umbringt. Da-da-das ist aber Zucker und Marzipan gegen eine Prinzessin, die sieben Männer, hi-hi-hintereinander, hi-hi-hinrichten lasst.


4. - Aria

ALTOUM
Ich kann's nicht ändern.
Konfutse, Dir hab' ich geschworen,
Du schaust mein Herz, es trägt das Elend nicht;
Dass mir ein Sohn sei auserkoren,
Beschliesse Du beim kommenden Gericht.
So wird das Böse, das sie birgt, entschwinden,
Die Tochter wieder, schön und gut, erstehn,
Den langen Schmerz soll kurze Freude linden,
Dann will ich gern zu meinen Vatern gehn.
Man bringe den Fremden herein.


5. - Dialog

Kalaf wird von Wachen hereingeführt und stürzt sich dem Kaiser zu Füssen
Steh auf, unkluger Jungling!
Für sich Wie schön er ist!
Laut Wer bist Du?

KALAF
Sire, ein Märchenprinz.

ALTOUM
Dreister! Nenne Deinen Namen.

KALAF
Sire, nein, ich bin ein Prinz. Es genüge.

ALTOUM
für sich
Es scheint, der ist ein ebensolcher
Starrkopf als meine Tochter.
Laut
Ich will's Dir glauben. Glaub' auch Du mir ein Weniges. Du weisst wohl, was Du wagst? Ich gewähr' Dir die Gnade, Dich zurückzuziehen.

KALAF
Sire, Tod oder Turandot. Von beiden Eines. Ein Drittes nicht.

ALTOUM
Ach, diese Jugend!


6. - Quartett

ALTOUM
Entweiche, entweiche der Gefahr,
Der Du Dich aussetzest;
Mein Sohn, mein Sohn, hör' auf mich,
Der ich Dich schon liebe.
Sei die Stütze dem Greis,
Schliess' die Augen ihm zu,
Wenn ihm schlägt seine Stunde,
Schöner Lohn soll Dir werden,
Hohe Ehren zuteil,
Wenn Du ihn verschonest.
Zwing' mich nicht wieder
Gegen mein Herz
Als Tyrann zu walten,
Ungeratener Tochter
Widerwilliger Vater,
Deinen Tod zu beweinen.

KALAF
Tod oder Turandot;
Von beiden Eines,
Nicht ein Drittes!

PANTALONE
Aber teuerster der Prinzen,
Mein gebenedeiter Bub,
Merkt die Köpfe überm Tore!

ALTOUM
Es ist umsonst!

PANTALONE
Weiter hab' ich nichts gesagt, als
Dass ich nicht die Lust begreife,
Sich zum Schlachten anzubieten.
Seien Sie nur zuversichtlich,
Dass die Rätsel, die sie dreht,
Nicht von Pappe sind noch Zucker;
Selbst der Zaubrer Cingarillo
Würde sich vergeblich mühen,
Solche Nusse aufzuknacken.

ALTOUM
O hor' auf ihn!

PANTALONE
Das ist nicht so, als: ≫Wieviel ist zweimal zwei≪
≫Welches Obst trägt Pflaumenkerne≪
≫Welches ist das Tier, das miaut≪
Nein, nein, nein!
Wenn Ihr Euch darauf verbeisset,
Gäb' ich nicht für Euren Schädel
Einen abgeschabten Rettich,
Nein, nein, nein.

KALAF
Tod oder Turandot;
Von beiden Eines,
Nicht ein Drittes!

TARTAGLIA
To-to-to-to-to-to-tod
Oder Tu-tu-tu-tu-turandot!

ALTOUM UND PANTALONE
Es ist umsonst.

TARTAGLIA
Teufel, Teufel, süsses Herzchen,
Welch verbohrter Ei-ei-eigensinn!
Geht es hier vielleicht um Bohnen,
Geht's um Tassen Kokolade?
Um den Ko-ko-ko-ko-kopf geht's.

ALTOUM
O hör' auf ihn!

PANTALONE
Es ist umsonst!

TARTAGLIA
Haben Sie das schon erwogen,
Was es heisset um den Kopf,
Ko-ko-ko-ko-kopf zu spielen?
Ich glaub' es nicht. ?

ALTOUM UND PANTALONE
Ich glaub' es nicht!

KALAF
Es ist umsonst!
Tod oder Turandot!
Ein Drittes nicht!


7. - Marsch und Szene

PANTALONE
Möchte lieber gar auf einem Bein auf der Spitze stehen des Markusturms, als in dieses lieben Jungen Hosen stecken.

ALTOUM
Mein Sohn, ich segne Dich.
Er segnet

KALAF
knabenhaft
Sie kommt, sie kommt!

Der Zug Turandots, an der Spitze Truffaldino


TARTAGLIA
Da ist auch schon der Hammelführer.

CHOR
Wehe, wehe!

TURANDOT
Wer ist's, der sich aufs neu vermessen darf,
Aus meiner Weisheit Grund zu schöpfen,
Der Lust verspürt, sein Leben auszuspielen?

CHOR
Wehe, wehe!

TURANDOT
Auch Du sollst mir erliegen,
Dich stärkrem Geiste fügen:
Rat' oder stirb!

CHOR
Wehe!

TURANDOT
für sich
Weh, anderen gleicht dieser nicht.
Was berührt mich jah so fremd und neu?

TARTAGLIA, PANTALONE, ALTOUM
Was sagt sie?

TURANDOT
Seltsam wirkt des Knaben Gesicht,
Es anzusehn macht fast mich scheu.
Wie mild es zu mir spricht!
Weh mir!
Noch einmal sein
Will ich Turandot,
Sein Tod wird auch mein Tod.

TARTAGLIA, PANTALONE UND ALTOUM
Hört sie!

ADELMA
Beim Himmel er ist's,
Jung Kalaf, der Traum meiner Schulzeit. Er gefällt mir noch immer. Ihn gewinn' ich mir zurück.

CHOR
Ja, andern gleichet dieser nicht.
Was berührt sie jah so fremd und neu?
Seltsam wirkt des Knaben Gesicht,
Wie so mild es zu uns spricht,
Mag sie noch immer sein Turandot,
Sein Tod wird auch ihr Tod!

DIE DOKTOREN
Raten oder sterben.

CHOR
Rat' oder stirb!

TURANDOT
Nein, es gleichet dieser andern nicht.
Seltsam wirkt auf mich des Knaben Angesicht;
Noch einmal sein will ich Turandot,
Sein Tod wird auch mein Tod.

KALAF
zugleich mit ihr
Von Glück erschimmert ein Gesicht,
Mein Leben spiel' ich gegen ein Gedicht;
Ob Tod, ob Turandot.
Die Lösung schreckt mich nicht.

ALTOUM
Meine Tochter, drei leichte Rätsel, dass
die Form bleibe gewahrt; und dann Hochzeit!

ADELMA
Lasst Euch nicht erweichen.

TURANDOT
Die Rätsel sind gezogen. Das Gesetz muss sich erfüllen.

KALAF
Ich bin bereit.

TURANDOT
Ich beginne.

CHOR
Beim Konfutse!
Fallen sämtlich nieder

TRUFFALDINO
klingelt
Das erste Rätsel:


8. - Die drei Rätsel

TURANDOT
≫Was kriecht am Boden, fliegt gen Himmel,
Was tappt im Dunkeln, zündet Lichter,
Wühlt im Vergangenen ? strebt in die Zukunft,
Weilt im Gewohnten ? regt sich im Neuen,
Was ist besonnen, und bäumt sich trotzig
Gesund-ergeben und krankhaft-protzig?≪

KALAF
nach kurzem Nachdenken
Was kriecht und fliegt, im Dunkeln tappt, erleuchtet,
Gewohntes übt ? nach Neuem strebt,
Sich selber Weltsysteme webt,
Besonnen ist, und trotzig, Hand in Hand:
Es ist der menschliche Verstand.

PANTALONE
Tartaglia, er hat's!

TARTAGLIA
Meiner Seel'!

DIE DOKTOREN
Optime. Der Verstand, der Verstand, der Verstand!

ALTOUM
freudig
Brav, mach tapfer weiter!

Bewegung im Saale, Fanfaren, Trommeln. Truffaldino winkt den Fanfaren abzubrechen

ADELMA
Ich vergehe!

TURANDOT
für sich
O Schicksal! Willst Du mich bezwingen.
Laut
Einbildischer, noch bin ich nicht am Ende.
Sie fährt fort
≫Was ist beständig und stets wechselnd,
Heute geboten ? morgen verpönt,
Hier gepriesen ? dort bestraft,
Erst befolgt ? später verlacht;
Ein unentbehrlich-stillschweigend Gesetz,
Je wen'ger begründet, je seltner verletzt?≪

KALAF
O zürnet nicht, dass mir auch dieses glückt:
Was Ihr erfragt, das wechselnd ist und ständig,
Toter Begriff, und als Gebrauch lebendig,
Solang es gilt, keine Verletzung litte,
Wenn abgetan, verlacht wird: ist die Sitte.

PANTALONE
Tartaglia, ins Schwarze!

TARTAGLIA
Mitten drin.

DIE DOKTOREN.
Optime. Die Sitte, die Sitte.

ALTOUM
War's nicht genug?

ADELMA
Ich verliere ihn! Prinzessin mehr Strenge.

TURANDOT
Ein Knabe sollte mich treten! O der
Schande! O der Lehre! Dein Glück, Du Eiteler, fördert meinen Hass. Das ist's, was Du gewinnst. Doch spar' ich Dir das Letzte. Geh hinweg.

KALAF
Nein, ich bleibe.

CHOR
Weh!

TURANDOT
Wohlan, Dein Todesurteil sprech' ich:
≫Was ist, das aus der Wurzel der Zeiten
Dem Stamm, den Menschengemeinschaft trägt,
Und dem Geäste der Gewohnheiten
Als köstlichste Blüte zuhöchst ausschlägt;
Das jeden hinzieht, wenige nur halten,
Worüber einsam Geweihte walten,
Das jegliches schönt, an alles sich wendet,
Die Erde zu heitern von oben entsendet?“≪
Sie entschleiert sich
Schaue und zittere nicht. Antworte!

KALAF
verwirrt
O Glanz, o Vision!

ALTOUM
ängstlich
Er verliert sich...

TARTAGLIA, PANTALONE, ALTOUM
Er ist verloren! ..
Wer rat ihm, wer hilft?

TURANDOT
Ergib Dich!

Truffaldino führt den Scharfrichter herein

KALAF
sich fassend
Nur Eure Schönheit, Fürstin, riss mich weg.
Ich war betäubt, nicht bin ich überwunden.
Was aus der Zeiten Wurzel, Stamm, Gezweigen
Als feinste Blüte will zuhöchst sich zeigen,
Das jeden trifft, nur wenigen sich antraut,
Gehört, gefühlt, ersonnen und geschaut,
Ein Kuss der Erde von des Himmels Gunst:
Es ist die Kunst.

PANTALONE
er umarmt Kalaf
O seiest Du benedeit.

TARTAGLIA
Ich halt' nicht mehr an mir!
Er umarmt Kalaf

DIE DOKTOREN
Es ist die Kunst.

ALTOUM
klatscht in die Hände
Musik! Auf die Tore!

Larm und Musik. Die Tore öffnen sich. Man erblickt bewegtes Volk. Turandot fällt erschöpft. Truffaldino reicht Wasserglas. Sie winkt gebieterisch

TURANDOT
Haltet ein. Ich überstehe nicht die
Scham. Ich hab' verspielt, ich weiss, ich geb' es zu;
doch am Altar soll dieser Dolch ...
Man entreisst ihr die Waffe

ALTOUM
Sinnlose, Hoffartige, Du hast das Recht verwirkt, über Dich selbst zu bestimmen. Auf, in den Tempel.

PANTALONE
Das Essen steht auf dem Tisch.

KALAF
O mein König, hört ... Was gewänn' ich,
wenn ich zu ihrem Abscheu würd' ihr Gatte? Wenn
sie mir stürbe. Sagt? Was freutet's Euch?

ALTOUM
Nun, nun, das ist ja leider nicht anders wahr... Aber ich bin am Ende meiner Langmut ? Vorwarts, meine Herren.

TARTAGLIA
Ma-Ma-Marsch.

KALAF
Gestattet einen Aufschub. Gleiches Spiel
gibt gleiches Recht, ich stell' der Fürstin frei, nun
ihrerseits ein Rätsel zu entwirren, ? vermag sie's
nicht, so reiche man ihr spitzes Spielzeug ihr zurück, ? ich aber zieh' von hinnen.

TURANDOT
Ich bin's zufrieden.

ALTOUM
Ich bin's nicht zufrieden. Genug der Rätsel...

TURANDOT
Und wie lautet es? ?


9. - Finale

KALAF
≫Wes Stamms und Namens ist der fremde Prinz,
Der, an dem Gipfel seines Glücks gelangt,
Leidvoller ist, als er je war zuvor?≪

Die Doktoren wiederholen und notieren den Satz

MÄNNERCHOR
flüsternd
Wer ist der Prinz?

FRAUENCHOR
Wer ist der fremde Prinz?

BEIDE
Wer? Wer?

Vorhang fällt


ZWEITER AKT

DRITTES BILD


1. - Lied mit Chor
Hinter dem geschlossenen Vorhang

2. - Tanz und Gesang
Das Frauengemach Turandots

MÄDCHENCHOR
Nacht wird zum Tag,
Schauet!
Leuchtend wird nun der Saal;
Leben, rhythmisch bewegt,
Wogt auf und ab.
Mädchen,
Freuet euch!
Bald empfängt euch der Bräutigam,
Nacht wird zum Tag,
Leben wogt
In seinem Arm.


3. - Rezitativ und Arie

TURANDOT
ungeduldig
Genug. Mein Kopf steht nach anderen Dingen.
Es pocht mein Herz in ungewohntem Schläge. Mein Geist trübt sich. Das Blut, es stockt und jagt. Ich fühle unsicher.

Arie

TURANDOT
Dass ich ihn liebe,
Sollt' es so sein?
Dass ich ihn hasse,
Doppelte Pein.
Noch wich ich keinem
Mir selbst betreut,
Würd' es sich wenden,
Schnell wär's bereut.
O, dass ich fände,
Was ihn beschämt,
Doch all mein Denken
Starret gelähmt.
Und ob er siege,
Ob er erliege:
Mein schöner Stolz, ach
Fällt, ach, bezähmt.
Richte Dich aufwarts
Mein hoher Mut,
Zum letzten Male
Wehre Dich gut:
Ein würd'ges Ende
Herbeigeführt!
Turandot sterbe,
Doch unberührt.

ADELMA
Ich erkenn' Euch nicht wieder, so sehr gebärdet Ihr Euch fremd. Hat der Anblick dieses Glücksprinzen das Metall Eurer Seele zum Glühen gebracht? Mir wär's drum leid.

TURANDOT
Du empörst mich.

ADELMA
Ich möchte Euch gern zufrieden sehen, verzeiht.

TURANDOT
Du meinst es ja redlich. Sag', was sollt' ich tun?



4. - Intermezzo-Dialog

ADELMA
Hören wir zunächst was Truffaldino meldet. Er kommt von seinem Auftrag erst zurück.

Truffaldino tritt würdig auf und kniet nieder

TURANDOT
Was bringst Du?

TRUFFALDINO
Meine angebetete Prinzessin, Ihr habt Euch an den Rechten gewandt. Alles ging vortrefflich. Möchte ein jeder seine Intelligenz vor dem Einfluss der Leidenschaften bewahren. Die niederen Funktionen zehren von der Klarheit des Gehirns. Daran habe ich nicht zu tragen. Mein Kopf ist der Triumph der Zucht.

TURANDOT
ungeduldig
Komm zur Sache.

TRUFFALDINO
Welcher Sache? Ach ja. Wenn ich von mir selber spreche, erscheint mir alles andere recht sekundar.
Er seufzt
Nun, da Ihr sie verlangt zu wissen, hier ist die Geschichte:


5. - Aria

TRUFFALDINO
Ich schlich geschickt
Und unerblickt
In den bewachten Raum,
Da lag gereckt
Und ausgestreckt
Der Bub in Schlaf und Traum.
Ich holte sacht,
Was ich gebracht,
Den Zauberrettich vor;
Die löst' dem Jung'
Die starre Zung',
Die Wurzel Mandragor.
Er zeigt die Wurzel
Da ist sie. Recht knabenhaft
Und ekelhaft
Seufzt er 'ner Windlad' gleich,
Er dreht sich rund
Wie'n junger Hund
Und spricht so butterweich:

TURANDOT
Spricht seinen Namen, sag'?

TRUFFALDINO
Ja, er sagt: Tod oder Turandot.
Und weitres war nicht aus ihm zu locken.

TURANDOT
Unfähiger Mann, ist dies Dein ganzer Witz!
Hinweg! Hinweg! Pack Dich!

TRUFFALDINO
Mann oder Un-Mann,
Unfähig, fähig:
Meinen Witz kann mir niemand schneiden.
Verdienst lohnt Undank, das ist nun alt,
Geist wird verhöhnt,
Genie weckt Ärger.
Truffaldino
Bleibt er selber,
Wird der Neid auch
Gelb und gelber:
Mann von Verstand,
Scharf und gewandt,
Von reinen Sitten,
Stern im Reich der Mitten,
Keuschen Wandelns,
Strengen Handelns ...
Dero getreu untertänigster Sklav!

Er geht, nachdem er sich dreimal verbeugt hat

ADELMA
Seid getrost, Prinzessin, noch lange währt dieser lange Tag, wer weiss was Euch die nächste Stunde bringt.

TRUFFALDINO
schnell zurück
Der Kaiser kommt zur Prinzessin.
Ab

Pantalone und Tartaglia, die dem Kaiser gefolgt
sind, verweilen hinter der Türe, jedoch dem
Zuschauer sichtbar, neugierig horchend.

ALTOUM
Mein Kind ?!

TURANDOT
zurückhaltend
Was befiehlt mein kaiserlicher Vater?

PANTALONE
Die Kröte!

TARTAGLIA
Die Ka-Ka-Kanaille!

ALTOUM
Warum so feierlich? Siehst Du nicht wie ich Dich liebe und vor Dir zerfalle aus Gram? Ich bin ein sehr alter Mann geworden.

TURANDOT
etwas weicher
Ich will Euch nicht betrüben.

ALTOUM
Ah, schön, brav und kindlich gesprochen!
Guck mal her.
Er winkt mit einer Rolle
Was ist das?

PANTALONE
Was ist das?

ALTOUM
Eine Rolle.

TARTAGLIA
Eine Rolle.

ALTOUM
Was steht darin?

PANTALONE
Was steht darin?

ALTOUM
Die Namen die Du nicht weisst.

Pantalone und Tartaglia pfeifen lange und leise vor
sich hin

TURANDOT
Die ich nicht weiss?

ALTOUM
nickt
Die Du nicht weisst.

TURANDOT
Mein Vater, ich kenn' die Namen ? kenn' die Namen nicht ? das soll morgen vor dem Diwan sich erweisen.

ALTOUM
aufgebracht
Halsstarrige!

PANTALONE
Jetzt kriegt sie's.

ALTOUM
Unwissende!

TARTAGLIA
Er kommt in Aff-Affekt.


6. - Arioso

ALTOUM
So höre.
Er wird ganz Majestät
Heimliche Kunde kam mir zu. Von höher Herkunft ist der Jungling. Würdig sein Stamm und strahlend das Geäst, die seine Tugend krönt. Er ist zu gut für Dich.

PANTALONE
Fein gegeben.

TARTAGLIA
Brill-brilliant!

TURANDOT
mit Impuls
O Vater!

ALTOUM
Nichts von Vater diesmal! Bitten kommt zu spät ?

TURANDOT
Bitten?!

ALTOUM
Nichts davon mehr. In Deiner eigenen
Ratlosigkeit sollst Du Dich winden und gedemütigt
sein vor aller Welt. Dies ist mein väterlicher Wille,
meine Absicht heilsam. Und morgen hat das Teu-
felspiel ein Ende, und Du stehst beschämt vor aller
Welt.
Wendet sich zum Gehen
Soll ich sie so verlassen? Ich war ein bisschen hart. ?
Wendet sich zurück
Nun, meine Tochter ...?

TURANDOT
Morgen sollt Ihr Euer Unrecht bekennen.

ALTOUM
wieder barsch
Ha, Verstockte!
Im Abgehen für sich
Schade, schade, schade.

PANTALONE
Schade.

TARTAGLIA
Schade.

Er wird an der Türe von den beiden empfangen und gestützt und sie gehen alle drei ab, indem sie immer ≫schade, schade≪ murmeln.


7. - Duett

TURANDOT
Adelma, meine Freundin, sage Du dass
ich recht tat, mich so zu geben.

ADELMA
Glaubt Ihr, Prinzessin, dass Euer Vater, Seine Majestät,
Sie knixt
allein die wissenswerten Namen kenne?

TURANDOT
Adelma, wohin zielest Du?

ADELMA
Ich meine: ob niemand andrer im Palast ebenso gebildet sei, als Kaiser Altoum?

TURANDOT
Wer könnt' es sein?

ADELMA
Sucht nicht zu weit.

TURANDOT
Die beiden Minister?

ADELMA
Sucht nicht zu hoch.

TURANDOT
Du scheinst etwas zu verbergen...

ADELMA
Vielleicht zu enthüllen...

TURANDOT
Adelma?

ADELMA
Ihr nennt mich Freundin,
Ja, ich bin's zu Euch,
Ich darf es sein,
Da ich von Königen stamme;
Doch haltet Ihr mich als Sklavin.
Gebt mich frei,
Ihr sollt erfahren,
Was Ihr glühend wünscht zu kennen;
Denn ich ? ich weiss des
Fremden Kunst und Namen:
Ich schenk' Euch Freiheit,
Schenkt mir drum die meine,
Zwei kluge Mädchen
Kommen leicht ins reine!
Freiheit gegen Freiheit. ?

TURANDOT
Es wär' Verrat!

ADELMA
Er hat mich einst verlacht,
Als ich, ein Kind, die Arme nach ihm streckte.
Ich hab' es nie verwunden.
Nun ist an mir die Reihe,
Willigt ein.

TURANDOT
Du hast gelitten ... hast erduldet ? Das macht allein Dich zur Fürstin. Sei fortan meine Schwester!

ADELMA
O Dank!
Für sich
O, mein Triumph!
Und jetzt, Prinzessin Turandot, süsseste Schwester,
horch auf...
Sie flüstert Turandot ins Ohr

Während dieser letzten Szene hat Truffaldino spioniert und scheinbar etwas erhorcht.

Vorhang fällt.


8. - Intermezzo


LETZTES BILD


9. - Thronsaal

Altoum und sein Gefolge sind wie in Erwartung versammelt. Es ertönt ein Trauermarsch, von gedämpften Trommeln begleitet.

TARTAGLIA
Hört mir nur das klagliche Getrommel.

PANTALONE
O, o, es stimmt mich ganz weich. Es gemahn mich so sehr an die Lagunen.
Er schluchzt

FRAUENCHOR
hinter der Bühne
O! O!

TARTAGLIA
Etwas Ha-Haltung, Pa-Pantalone.
Seid doch schliesslich der Kanzler.

PANTALONE
Etwas Ha-Haltung käme Deiner
Zunge zustatten, mein Herr Ta-Ta-Ta-Tartaglia.

TARTAGLIA
Ich drück' ? ich drück' mich eben gebrochen aus.

Inzwischen ziehen Turandot und ihr Gefolge ein, sämtlich mit Trauerschleiern behangen, in offenbarer Niedergeschlagenheit

PANTALONE
Schaut nur die Prinzessin an, rudert daher als wie eine Trauergondel.

TARTAGLIA
Und der Ka-Kapaun lasst die Flügel hängen.

FRAUENCHOR
O!

Kalaf wird von Wachen hereingeführt.

KALAF
So bin ich noch am Leben! Und diese Trauerklänge, gelten sie mir?

ALTOUM
Mein Sohn, sie deuten ihre Niederlage. Es tut mir leid um sie ? ist sie doch mein Kind! ? doch eine Lehre verdiente sie längst.

Inzwischen haben Turandot und ihr Gefolge ihre
Plätze eingenommen.

ALTOUM
zu Turandot
Nun, meine Tochter ...?

TURANDOT
Diese Zeichen von Trauer sollten meiner Erniedrigung die ausseren Merkmale geben. Euch, Prinz, tönen sie als Siegesgesang.

KALAF
Nicht um den Preis Eures Leides möcht' ich gewinnen.

ALTOUM
Also lasst lustig aufspielen.

TARTAGLIA
Tschinellen.

PANTALONE
Dideldum.

TURANDOT
nach einer Pause
Noch nicht, ? die Rache mir süsser zu gestalten, führt' ich Euch sanft in die Irre. Nun aber starre in den Abgrund, der vor Dir sich auftut, und beweine Deinen Übermut. Hört, hört Ihr alle! Seinen Namen will ich Euch kunden: Kalaf, Sohn des Timur, du bist entlassen.

10. - Finale

ALTOUM
düster
Vatermörderin!

CHOR
Kalaf! Sohn des Timur!

PANTALONE
Lasst Euch den Bart auszwicken, Tartaglia.

TARTAGLIA
Bei Gott!

KALAF
Verloren! ach, verloren! ? So lasst mich ziehn. Im Wirrsal des Gefechtes suche ich den Tod,
vielleicht Vergessenheit. Noch bin ich jung.
Lebt wohl! lebt alle wohl!
Er wendet sich zum Gehen

TURANDOT
Nein, Kalaf.
Ihn sanft am Arme zuruckhaltend

KALAF
Du?

TURANDOT
Ja, ich selbst, deren Seelen-Starrheit Du brachest. Nur scheintot lag mein Herz, nun schlägt es jauchzend. Du hast's erweckt, und mir gehörst Du zu, Kalaf, Timurs Sohn, nicht mehr ein fremder Prinz!

CHOR
Spricht so Turandot? Ist sie's?

KALAF
Das Ausserordentliche, das Verheissungsvolle! Alles erfüllt sich. Meine Turandot!

CHOR
Ein Wunder! Ein Wunder!

ALTOUM
Kinder, das ist mein schönster Tag.

PANTALONE UND TARTAGLIA
Hochzeit, Hochzeit, Majestät!

TRUFFALDINO
Nun ist es aus, ich melde meinen Abschied.
Ab

ADELMA
Geduld. Ich werd' mir einen anderen suchen.
Ab

TURANDOT, KALAF UND CHOR
abwechselnd
Was ist's, das alle Menschen bindet,
Vor dem jedwede Kleinheit schwindet,
Wogegen Macht und List zerschlägt,
Das Geringes zum Erhab'nen prägt,
Das treibt den Kreislauf der ew'gen Weiten,
Umschliesst die Gegensätzlichkeiten,
Das überdauert alle Triebe,
Das uns besiegte: ist die Liebe.

EUNUCHEN
tanzend
Hi, hi, hi, hi.

Turandot vertauscht den Trauerflor gegen einen Brautschleier. Kalaf andererseits wird ein Ehrenmantel angelegt.

CHOR
Freut euch! Freut euch!
La, la, la, la, la!
Enthüllet die Gottheit.
Mädchen, freuet euch:
Nun ist die Hochzeit nah;
Glück und Licht
Spendet der neue Tag!

Ein Vorhang wird auseinandergezogen. Man erblickt die goldene Riesenstatue eines Buddha, davor einen Priester, Die Trauung wird vollzogen.


Creative Commons License
この日本語テキストは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。
@ Aiko Oshio
最終更新:2022年11月06日 09:14