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ランマル

魔王候補の一人、魔将ノブナガの傍に付き添う美しい童子。
ただその場で静かに佇み、ノブナガや他の配下達を眺めては笑みを浮かべている。

暗橙色の瞳を持ち、長く伸ばした透けるような銀髪。
皇国の狩衣にも似た黒藍の衣装を身に纏い、爪先が大きく反り上がった黒い木靴に長い襟飾りなど、全体的に和装に道化師的な装飾や意匠を加えた様な装い。
幼い容姿に反してその口調は理知的で非常に丁寧。
だが話しかけられた者は心の奥底を覗き込まれているかのような薄ら寒い感覚を覚えるという。


+ 【その実態】
その正体は、ノブナガ配下『天魔六道衆』の七番目の番外“外道”を名乗る存在にして、ノブナガが佩刀する神器『嵬神剣・天魔波旬』の化身。
云うなれば勇者候補の一人グザンの持つ『外神剣・鏖流須佐露退悪』に宿る『はごろも』と同質の存在でもある。

神器へと至る際に膨大な魂と怨念が集約された点は同様だが、はごろもと違い特に強大な二つの邪気(獄界の大悪魔邪神の残滓)が中核として融合。
他を圧倒する程の巨大な魔力神力がその他の魂を呑み込み、邪神の悪意と悪魔の探究心双方が合わさったような人格として形成された。
かつての黒羊討伐でのグザンと邪神の邂逅時の記憶も有している。

基本的にノブナガに武器として振るわれているが、自身もある程度の戦闘は可能。
影のように消えては相手の間近に現れ、手から邪気と瘴気を流し込み触れた個所を腐食させる。
また周囲の霊魂や魔力を吸い尽くし、魔法や怨霊魔術を一時的に使用出来なくさせるといった芸当も可能。

ノブナガの邪剣としてその覇道に付きそうと同時に、かつて自らの在り方を吼えたグザンの行く末を俯瞰気味にほくそ笑みながら見据えている。


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最終更新:2026年05月07日 00:58