この話は決して不気味とか、ホラーだとか、そんなチャチなモノじゃない。人間の「意志」の強さってヤツを見せつけられた話だ。
───俺の名前は葉月裕美(ハヅキ ヒロミ)。スタンド使いの犯罪が割りかし多いこの街で花屋を営んでいる。
スタンド使いのバトルトーナメントとやらにウチの街の犯罪者が紛れ込んでいると聞いてエントリーして参加してみたが───初戦で白鷺かふらと名乗る女性に負けて、何も犯罪者の情報を掴めずにまたこの街に帰ることになった。
……こんなずぶ濡れになるような雨の日を傘も差さずに。
ハァ……少しでも掴めていれば、報酬も貰えたのに…これではくたびれ儲けじゃないかと重い足取りで街の「協会」に報告しに行こうとした矢先、「ソレ」は俺の目の前を通りすぎた。
「…何だ、アレは」
花を纏った人影が通りすぎたのだ。いや、アレは「人間」ではない、俺達が良く知っている───
「───スタンド!」
即座に俺のスタンド「アイリッシュ・オクトーバー」を出して追跡。相手はこちらを気づいてないのか、直ぐに追いついた。
そして、相手は肩を掴もうとして触れた時、スタンドは「消えた」。
「──フェイクか!?」
思わず周りを見回し、いつからでも反応出来るように構えていたが、何時迄も攻撃は来なかった。
単なる逃亡か、ちょっとしたイタズラなのか俺には知らなかったが、これ以上何も起きる様では無かった為、スタンドを引っ込め、「協会」へ報告しに行った。
───勿論、報酬なんか貰えるはずがなかったし、風邪もひいてしまった。
それから数日。いや、数週間経ったか。
俺はいつものように花屋で花を売っていた。
そういや、トーナメントの時……俺の対戦相手の白鷺かふらは「花婿を決める為に参加した」とか言っていたがどうやら負けた俺もその候補の1人だとか去り際に言っていた。
…待てよ、「候補」ということはまだ男を集めようとしていた……集めて何をするだろうか?
恐らく近々呼ばれるであろう「嫌な予感」を嘆きつつ、平和な時間を過ごしていた。
そしてその晩、俺の元に電話が鳴った。
……「協会」からであった。
まさかとは思いもしなかったが、「まさか」そういうことで呼ばれるのか?
鳩尾の辺りで立ち込める不安を抱えて、「協会」へ行った。
「数日、いや数週間ぶりね葉月」
「彼女」はこの「協会」を取り締まる進行役……まあ実質のリーダーだ。普段はこの街の町内会長を務めるマダムだ。
「早速だけど「仕事」よ」
「ここ最近忙しそうだけど、ここいらで稼いでおかないと貴方のメンツも保てなくて?」
しかしこのマダム、人の痛い所ばっかほじくりやがる。
だが幾分かフォローしてくれるし、よく面倒を見てもらっていた仲なので無闇に反抗する事も出来ない。
性悪なヤツだと皮肉を言って、今度の仕事は何だと聞いた。
「貴方には…スタンド調査をしてもらうわ」
「最近現れた新しいスタンド、よろしく頼むわ」
「……ハァ?」
これに返した俺の最初の一言は何ともマヌケな声だった。
「俺は調査向きのスタンドじゃあない、どちらかといえば「戦闘」向きだぜ?」
「それに、そもそも始末屋をする俺に探偵ごっこなんざねえよ」
実は、花屋を営みながら犯罪を犯したスタンド使いを裁く「始末屋」を兼業している。
最近は花屋の売れ行きも滞り、どちらかというと始末屋の方が収入が良かったりしている…余分な話だが。
「でもこれは貴方の「表」の仕事にも結構プラスになると思うけど?」
「聞いた話だと、「花」のスタンドらしいわ、興味は無いとは言わせないわ」
マダムは話を続ける。「花」のスタンド……確かに花屋をやっている俺としては気になる話題だ。
「……報酬は?」
「これくらいでどうかしら? 今回は貴方一人で調査をしてもらうから、この位は払うつもりよ」
報酬は結構お得。これならばトーナメントの失態を取り返すことも出来なくはない。
随分と気前が良いじゃないか、と言って、俺は仕事を受けた。
どうやらスタンドは昼にも夜にも現れ、「雨」の日に目撃情報が多いので、雨の日に出現するかもしれない。
そんな耳寄りな情報も貰い、俺は「協会」を後にした。
自宅に帰り、貰った情報を纏めながらどのようなスタンドか考察した。
「雨の日にしか現れない…が、雨の日ならば昼でも夜でも現れる、か」
「情報が正しいなら、おおよそ「遠距離」か「自動操縦」、「一人歩き」のどれかだろうな」
スタンドしか目撃されず、近くに人もいなかったのでどのようなスタンドなのか容易に絞り込む事は出来た。
だが、このまま思考を続けて解決出来るような探偵でも無いので雨の日になるまでに、どこに出現しそうか街中をひたすら歩き回った。
───暫く歩いていると、駅前の大きな交差点に出た。最近工事を終えたばかりで、ガードレールを取り付けたようだ。
ここで交通事故が起き、人が巻き込まれ死んだらしく、そのような事故がこれから起きないように取り付けたのだと工事のおっさんは言っていた。
事故が起きた場所の近くの電柱には花が供えられていた。
流石に花屋である俺がここで花を供えないで通り過ぎるのも後味が残るので、スタンドで生み出した「菊の花」を供えてやった。
まあ、後はこれといった話題もなく、ただただ惰性で歩き回っただけなのでこれ以上は書くことも無いだろう。
────雨の日を待った。
遂に雨が降り始めた。濡れないよう雨粒を弾くコートを着込み、街を歩き回った。
しかし街は広いので、なかなか見つけるのは難しかった。
それに雨の日に出歩くのはなかなかに億劫だし、車に水でもかけられたら嫌な気持ちになっても仕方ないだろう?
歩き続けて数時間、今日は切り上げようと帰路を歩いている途中、俺は「ソイツ」に出会った。
──────スタンドだ。
直様、追う準備をする。まずはバレないように尾行。
気づかないスタンドの後ろで電柱を通じて代わる代わる移動する、が全然気づく気配が無い。
ならば───と、「敢えて」スタンドの前を通り、わざと通せんぼするような位置に立ち、「アイリッシュ・オクトーバー」を出す。だが、これにも反応しない。
大体「遠距離型」というのは本体と視界を共有できるモノが多い。例外的なモノでない限り、多分「遠距離型」ではないと悟った。
「なかなか、面倒になったなァ」
ならば触れれば反応するか、とスタンドで蔦を作り、接近するスタンドの足元に這わせた。
この蔦は、触れれば何処に敵がいるのか分かるセンサー、さてどうなるか────
「……これも、反応ナシ」
「何かに反応すれば、「自動操縦型」かと思えたが……この調子じゃ「一人歩き」か?」
…と、勝手に自己解釈したが多分当たっているはずだ。
これでも何年もこの仕事を続けてきて、どんなスタンドとも戦ってきた。早々自分の勘が外れる事もないだろう。
そんな余分な事を考えていると、ある場所に目線が行った。
「…花びら?」
「俺は花びらなんざ出してはいない……何故?」
蔦は作ったが、花びらはこのスタンドでは作っていない。しかし、花びらはどんどん道端に落ちていく。その先を辿ると───
「花のスタンド、か」
「こんなにも早く見つかるとは思わなかったぜ…」
今さっきまで歩いていたスタンドのから花びらが落ちていた。
確かにその身体は花柄であったが、本当に落としているとは思わなかった。
そして様々な花びらを落としていく。その時にある感覚を覚えた。
同じ花の感覚……自分の「スタンド」の感覚ッ!
「俺の作った…「菊の花」?」
拾い上げてみたが、手触りで良く分かる。
このような「癖」のある花を作るのは間違いなく俺だ。
状態からしてまだ日にちも経っていない……思い返せ、何時この花を作った?
「……事故現場に来た時、か!」
そうだ、思い出した。俺はあの時、確かに花を供えていた!それも「菊の花」を!
そして、そのまま察した。間違いない、あのスタンドは「一人歩き」だと。
そんな事を考えて、ふと気づいた時は既にスタンドは消えていた。が、さらに驚くべき光景を見る事になった。
「花びらから、「花」が咲くだと!?」
花屋を営む通り、植物に関する知識は自信があった俺にも理解不能な光景だった。
普通ならば、花…要は植物は「種子」から成長して花になる。しかし、この「花」は落とした花びらから新たに姿を変えて花になったのだ!
こんな衝撃は初めてだ……月までブッ飛びそうだったぜ……!
面白いモノを見つけたので、俺はその「花」を何本か摘み取り、ついでにまだ変化していない花びらを数枚回収し、家に戻った。
家に戻り、取り敢えずいつもの花のように、「花」は花瓶に差し、花びらは腐葉土が敷き詰められた自慢の花壇に植えた。
あの時は興奮して気づかなかったが、これがもし、毒を発生するような花だったら…どうすれば良いのか考えていなかった俺は、ただ植えて待つしかなかった。
観察すれば良く分かるが、この花はこの世に存在する花に似ているようで似ていない、そして一つ一つ花の形が違うという全くもってユニークな花だった。
ある花はヒマワリに似ていて、ある花は紫陽花のようにも見える。
だが、どの花にも同じ特徴があった。
───心が休まるような、ホッとするような印象を与えるのだ。
まさか麻薬の類かと疑ったが、中毒性を感じる事もない。
何時迄も家に篭るわけにもいかないので、証拠を得る為に雨の日を待った。
雨が降り始めた。
直ぐにコートを着て、今度は駅前の交差点まで歩き、「待ち伏せ」した。
まだ花は供えられている。俺の仮説が正しいならば、これからスタンドはこの供えられている「花」から出現するだろう。
───答えはYesだった。目の前で花びらが舞い、人型を作り出しまた何処かへ歩いて行った。
再び家に帰った俺は「協会」にこの調査を伝えようとした。
ここまで調べれば、報酬は手に入るし、苦手な調査を切り上げる事も出来た……が、同じ「植物」のスタンドだからか、「何故」あのスタンドは現れたのか、恐らく「一人歩き」なら事故死した人間が関わっているはずに違いないが、それでも気になるモノは仕方ない。
掛けようとした受話器を戻し、正体を知るべく市役所へ向かった。
実際、亡くなった人間が誰なのかは直ぐに分かった。
市役所にも「協会」の人間がいるので、事情を話せば直ぐに資料を取り寄せてくれた。
亡くなった人間の名前は「蔦岡 要(ツタオカ カナメ)」、大学3年生の21歳の男性だった。
「一人歩き」のスタンドとは、大体「死後」に発現するモノが多い。
そして、能力のルーツは必ず死ぬ間際の意志が関与するモノだ。
あの不思議な「花」を作る能力───失礼だとは思うが、やはり彼の実家に聞くのが最適だと考え、実家に訪ねた。
接待してくれた彼の母に彼の友人だったと言い、弔い花を渡した。勿論、これもスタンドで作ったモノだが。
彼女は泣いて喜び、彼の遺影に「良い友達を持ったね」と仏壇に俺が渡した花を供えた。
そして、彼の事について幾らか質問をした。
「彼は大学で何の勉強をしていたのか」や「どんな夢を持っていたのか」とか「大学に彼の友人はいたのか」とか色々。
途中、彼女は質問の意味に不思議そうとしていたが、何とか誤魔化した。
だが、返ってきた返答は俺の求めるモノではなかった。
何せ、彼は大学に行ったまま「一度たりとも」実家に帰っていなかったらしい。
ならば自分が彼の友人だと偽っても信じてしまうわけだと思い、彼の実家を後にした。
これで、また振り出しに戻ってしまった。
実家でなければ他に当たる場所は大学のみとなったが、流石に彼の大学の友人なんて知っている筈もなく、唐突に訪ねても不審者扱いされるだけだ。
だが、気になるモノは気になるのだ。
どうにかして彼の事情を知りたかった俺は、あの事故現場で俺以外に花を手向けていた人を探すべく、駅前に向かった。
勿論、供える為のあの「花」を持って。
神様とは、こういう時に信じてみたくなるモノだ。
運が良かったのか、彼の事故現場の前に若い女の人が花を持って立っていた。
当然、俺も花を持って事故現場に行き、彼女の横に立って花を供えた。
そしたら、案の定、彼女は私に気づき話しかけてきた。
「貴方も、要君の知り合いかしら?」
どうやら彼女は彼の知人のようだ、だが自分も知人とは言うのも気が引けたので、
「…俺は近くの花屋ッスよ。 事故死した人がいたと聞いて、弔う為に花を持ってきた位ッスね」
「確かに知人じゃなくても、死んだ人間を想って弔うのは大事な事だと思うッスけどね」
彼女は俺の返答が可笑しかったのか、フフフと笑って、
「貴方、彼と似ているわね」
「そんな風に無駄に気を配ろうとする所とか……興味が湧いたわ、此処で会ったのも縁だし、お茶でもいかがかしら?」
……今迄彼の周りを嗅ぎつけていた俺にはこそばゆい言葉だったが、彼女から彼の話が聞けそうだ。
そう思い、承諾した。
駅前の喫茶店。
といっても俺の花屋の近くなので、常連客だし、そこまで固くなる事も無かった。
そして彼女とコーヒーでも飲みながら、彼について話を聞かせてもらった。
どうやら、彼女は「蔦岡 要」の彼女だったらしく、彼は彼女とのデートで待っていた時に運悪くトラックとの交通事故に巻き込まれたようだ。
彼女はその事に後悔が残っていたらしく、未だ講義にも出ずに毎日花を供えていたらしい。
しかし、ようやく彼の事を話せる相手がいたのだろうか、結構饒舌に彼との思い出を俺に話してくれた。
そして、俺が知りたかった「彼の願望」についての話題に触れた。
彼女に尋ねると、携帯を取り出し、ある写真を見せてくれた。
「これは私の誕生日にくれたバースデーカードよ」
「要君ったら、こんな時も「花屋」になりたかったのね」
写真の中身は、20歳になる彼女への祝福の言葉と将来何になりたいのかという手描きのバースデーカードだった。
成る程…これならば合点がいく。彼が花屋になりたかったなら、「花」のスタンドを出現しても可笑しくはない。
そうして絵を見ていた時、遂に俺は確信した───彼のスタンドの意味を。
彼のバースデーカードの絵に描いてあった花は、まさしくスタンドによって咲いた「花」とほぼ同一なイラストだった。
花以外の絵は少々不恰好だったが、花は端正に、そして心を込めて描かれていたようにも思えた。
彼女は話を続ける。
「要君は花屋になって、皆を喜ばしたいっていつも言っていたのよ」
「花は何時でも人を暖かくするってね」
そう言って、彼女は堪えられなかったのか、涙を零し始めた。
流石に女性に泣かれるなんて経験は今迄一度もない俺には結構焦ってしまったが……だが、彼女を慰めるなら、一つ方法はあると考え、喫茶店を飛び出し家に戻った。
そして息を荒げながらも何とかして彼女に「花」を渡した。
それはあの「花」のスタンドが咲かせた、あの絵にそっくりな「花」だった。
あの花は、実際に俺の心をリラックスさせるような───そんなモノを感じていた、そして今必要なのは、「彼女」だろうと花屋としての直感が物語っていた。
彼女は渡された花束を見つめ、そして抱きしめてとうとう泣いてしまった。
俺としては逆効果を期待していたが……これで彼女が吹っ切れればそれはそれで結果オーライだと半分ヤケになって彼女の前で居座った。
………暫くはこの喫茶店に顔は出せないだろうが。
数十分も数時間も経ったと思うほど待って十数分、彼女はようやく落ち着きを取り戻したようだ。
自然と笑みも零れ、どうやら吹っ切れてくれたようだ。
「迷惑かけてゴメンなさいね、でもこの花…この花には彼の優しい気持ちが込められているような気がして、感極まっちゃったの」
「気にする程でも無いッスよ……人の気持ちを理解して花を選ぶのが花屋ってモンじゃないッスか?」
実際彼のスタンドから生まれた花だ、彼の気持ちが入っていないワケがない。
しかし、気になったのはその「優しさ」だ。
恋人だったからそのように感じたのかと最初は思ったが、俺も感じたのだ。
増してや俺が彼との接点なんて一個も無いし、恋人なんかでもない。
ならばこれも彼の「優しさ」から湧き出る「意志」ならば、彼は凄まじい程の「お人好し」だ。
死んでも尚、人を喜ばしたいが為に動くのは俺には出来そうに無いし、これからも増えるだろうスタンド使いにもいるはずは無いと断言出来る。
そして、彼が皆を喜ばしたいという気持ちを俺はもっと広めたいと考えるようにもなった。
これでこの街のスタンド犯罪も減って、花屋の売り上げも上がれば一石二鳥の万々歳って算段だ。
程なくして、彼女は漸く立ち直れたのか大学に通い始めたそうだ。
そして、あのスタンドが咲かせた「花」をいつも雨上がりの日に俺の花屋で買って行くようになった。
これがあればどんなに嫌な気分になっても、心が暖まると彼女は笑って答えてくれた。
そして、彼のスタンドも現れなくなった。
もしかしたら、自分が死んだら彼女がいたたまれないと思い、慰めたくてスタンドに願いを込めたのだろうかと考察したが、既に死んだ人間を知ることは出来ないし、そうであって欲しいならばそう考えておけば良いとしてこれ以上考えることはやめた。
そして面白い事に、あのスタンドが現れなくなった途端、残った「花」は「種」をつけるようになった。
彼も人を喜ばしたいとまだ願っているのかどうか分からないが、種も売ることにした。
「花」は一時期街の中でちょっとしたブームにもなった。
彼女が大学の友人に広めたらしく、俺もどんどん売れる「花」が無くならないか焦りながら、必死こいて「種」を植えて育てていたが、ブームも去り、今では買う客が固定化されている。
暫くは「始末屋」よりは稼げていると思う。
一つ気がかりだったのは、あの事故現場に供えられた花が既に忘れ去られていたことだ。
これは仕方ない事だとは思うが(彼女は今では彼の墓に花を供えているらしいが詳しくは知らない)、あの奇跡を見ていた俺にとっては少しだけ寂しい気持ちになった。
もしかしたらと思い、事故現場に花を供えて、雨の日を待ったが、やはりあのスタンドは現れなかった。
もしかしたら夢でも見ていたのかと思うような出来事だったが、人が使役するスタンドも彼のような人がもっとこの世にいれば、世界の視点はもっと変わるし、素晴らしいモノになるだろうと思う。
でもスタンド使いによる犯罪は決して終わる事は無いし、その為の抑止力として俺がいる。
俺は俺としてこの街を守り、あの「花」を守って行きたいと考えている。
何故ならあの「花」はこの街の優しいスタンドがくれた「贈り物」だと思うから。
今度、白鷺かふらに呼び出された時にはこの「花」を送りつけてやろう。そうすれば彼女のちょっとした(所ではない)愛情も少しは解れるかもしれない。
END
出演トーナメントキャラ
No.6728 | |
【スタンド名】 | アイリッシュ・オクトーバー |
【本体】 | 葉月 裕美(ハヅキ ヒロミ) |
【能力】 | 触れた場所から植物を生やす |
No.7377 | |
【スタンド名】 | ヒー・イズ・ウェイティング |
【本体】 | 蔦岡 要(ツタオカ カナメ) |
【能力】 | 落とした花弁から新たな花を生み出す |
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