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ネコノテ球団の秘め事

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ネコノテ球団の秘め事 (skinship Worldの続きっぽいもの)



 夜。 熱戦を伝え終わったまたたびキャットハンズの本拠地、またたびスタジアム。
 そのロッカールーム。 ドアには鍵が掛かっており、普段は外から誰も入ることができない。
 だが、その場所には絡み合う二つの身体があった。
 お互いの衣服は脱ぎ捨てられており、乱暴にロッカーの隅に放り投げられている。
 一人は顔を真っ赤にして悶え、もう一人は得意げに笑みを浮かべていた。

「……ッ! みずき…早く……早く…っ!」
「はいっ。 先輩の欲しいことは分かっていますっ」

 そう。 その二人とは今やまたたびキャットハンズの中心選手である早川あおいと橘みずきであった。
 みずきは全てが分かっているかのように、彼女の敏感な部分を責め続けていた。
 みずきの指があおいの秘部を愛撫しはじめる。
 慣らすかのように周りを優しく擦る。 陰核への刺激も忘れずに。

 周りが濡れてきたのを確認すると、みずきは膣に指を挿入。 人差し指と中指の二本をゆっくりと膣の中へ侵入させる。
 すると彼女の声は徐々に余裕の無い嬌声に変わっていった。

「ひゃぁ! ッ…、あっ! やっ…、みずきやめて…っ!」
「やめても良いですけど……先輩が気持ち良さそうですので止めません♪」

 みずきのピストン運動は絶え間なく続く。 あおいの身体は幾度と無く波を打ち、震える。
 執拗に性的興奮を得ていたあおいの頂は近い。

「ふぁ…も、だめ……っ!」
「限界みたいですねー」

 みずきは微笑みながら指の動かす速度を落とさない。 寧ろ彼女の指は暴れ、加速する。
 あおいの下半身から堪えきれないものが奥から溢れてくる。
 もう放出するしか道は無かった。 甲高い声が裏返り、身体は仰け反る。

「うあっ…! ああああぁぁぁぁっ!!」



「今日も見事なイキっぷりでした♪」

 みずきは楽しそうに横たわるあおいを眺めていた。 当の本人は、息を切らしていた。
 下半身を軽く指で触る。 すると親指と人差し指のねっとりとした液体。 自分の放出した愛液だ。
 それをしばらくの間、ぼんやりと眺める。

(今日も……っ)

 イッちゃった。 …心の中で言おうとした台詞を今更湧き出てきた羞恥心で飲み込む。
 軽く嘆息。 後、更に心の中で続ける。

(……だけど、物足りない)

 それは顔に出ていたのか、すぐさま彼女に気付かれた。
 彼女とは、勿論橘みずき。

「あー、今物足りないって思いましたね?」
「…えっ?」

 みずきはニヤニヤしながらあおいの股間に手をやった。
 先ほど絶頂に達した彼女の膣は、更なる刺激を求めているかのようにみずきの指に反応した。
 あおいは思わず身体を縮めた。

「あっ…」
「でも確かに指だけじゃつまらないですよねー」

 みずきが困った表情を見せる。 が、それはすぐににこやかになる。

「でも安心してください! 今日は特別なゲストを呼んでいるんですよ」
「……ゲスト?」
「ちょっと待っていてくださいねー」

 みずきがドアの鍵を開けて部屋から出て行った。 一人残された部屋は、思ったよりも寒かった。


 数分後。 戻ってきたみずきの横から一人の男が顔を出した。
 そして思わず絶句する。 何故ならその人物はあおいがとても知っている人。

「こ、小波くん……ッ!」
「…あおいちゃん」

 姿を現したのは頑張パワフルズ選手である小波。 過去、恋々高校で苦楽を共にした友であった。

 彼女の羞恥心はこれまでに無い物になり、脱がされていたユニフォームをロッカーから取り出し下半身を隠した。
 小波は眼のやり場に困った。 横には裸のみずき、そして目の前には同じくあおい。
 行きたくないのに、彼は無理やりみずきに背中を押されながらロッカールームに入室された。
 何とか二人の裸を見ないようにみずきの顔に焦点を集中させた。

「みずきちゃん、俺をここに連れてどうしろと言うんだ?」
「いやー、そろそろあおい先輩が物足りなくなるかなと思って」
「俺は性欲処理係か? そんなの御免だよ」

「ふーん……」

 キラリ、とみずきの瞳が光ったような気がした。


「そんなこと言っても、ここは正直者ですよ~♪」

 いつの間にか彼女の手は、小波の下半身の中心部分にあった。
 みずきはゆっくりと細い指先で彼のズボンの上から彼の肉棒を摩る。
 すると誰の眼から見ても分かるように、彼の股間の部分が膨れ上がっているのが分かった。

「み、みずきちゃん…、やめてよ」
「あれ、感じちゃっているんですか? 少し摩っただけですよ?」
「………」
「まぁ、あれほど乱れたあおい先輩を見て……立たない男はいませんよねー」

 思わずそれは君もだよ…と言いたかった。
 彼のズボンのベルトを外したみずきは、彼のトランクスの上から更に愛撫を続ける。

「小波先輩は真面目ですからねー。 自慰なんてしてなさそうですから、ずいぶん溜まってそう……」

 小悪魔みたいな瞳を小波に送りながら彼のトランクスを脱がし、現れた息子を弄る。
 徐々に訪れる快楽によって小波は少しずつ立っていられなくなる。

「みずきちゃん……くっ…」
「あはっ、すごーくカチカチで大きーい…」

 みずきがオモチャの様に小波の肉棒を弄んでいると、あおいがゆっくりとやってきた。

「みっ、みずき……ボクも…ボクにも……」
「駄目ですっ。 ……あおい先輩には、もっと気持ち良くなってもらわないと。 そのためには……

 みずきは口の中に彼の肉棒を含んだ。

「イッちゃだめですよ、我慢してください」
「そんなこと言っても……うはぁっ…」

 睾丸をマッサージしたり、舌で彼の亀頭を刺激したり、口の中で舐め回したり、手を上下に捏ね繰り回したり。
 するとどうだろうか。 彼は意図も簡単に限界に近づいていた。
 いや、小波の意思は関係無かった。 襲い来る快楽の波は堪え切れなかった。
 みずきは彼の肉棒から口を離し、ベンチに座った。

「あとはあおい先輩、お願いします」
「えっ……」
「……あおいちゃん」

 当初の冷静な彼は何処に言ったのだろうか。
 顔も、息も、そして彼の下半身も苦しそうに震えていた。


 それはあおいも同じ事。


「…ん、小波くんなら、……いいよ」


 小波の息子が膣の周りを蠢く。
 それがあおいの陰核に触れた瞬間、彼女は一瞬身体を仰け反らせる。
 少し微笑んだ小波は、ようやく自分のモノを彼女の膣に押し当てた。
 既に愛液によって滑らかになっていた入り口は、一瞬で彼の肉棒を飲み込んだ。

「…ッ! ……ッ!」
「くっ……! ぅあっ…!!」

 彼にとってみずきの愛撫によって刺激されているのもあるが、何よりあおいの中は今までで最も大きい快楽。
 締め付けられる。 押し寄せる快楽を堪えながら、小波は荒い呼吸を少し整え彼女に問いた。

「…あ、……あおいちゃん…、…大丈夫かい?」
「ぅ…うん……痛く……無いよ」

 小波がほっとしたのも束の間、ピストン運動を開始したのはあおいの方からだった。
 最初はゆっくりと、少しずつ速度を速めていくのに連れて、小波の顔が徐々に歪んでいく。
 何度も往復するを繰り返す。 長くは持ちそうに無かった。

「だ、だめだ…あおいちゃん…、これ以上は……っ」
「ん…んぁっ…! 良いよ……、一緒に……」

 想像を遥かに超えた快楽は、小波から現実感を奪っていく。
 もう彼が考えられるのは突く事のみ。 彼女に覆いかぶさり腰を動かせる。
 中にある肉棒は彼女の奥を目指し何度もピストン運動を繰り返していた。


 一方、みずきは彼らを眺めながら精神注入棒を片手に、下半身を苛めていた。
 興奮しきっていた少女の膣は湿っており、棒の動きもスムーズだった。

「はっ…あっ、…あっ…先輩たち…凄い…よぉ……!」

 本日、あおいを責めて、小波を責めていた。
 その時こそ興奮を押し殺していた。
 が、彼らの姿を見た今はもう限界だった。 押し殺していた興奮が爆発し暴走する。

 勃起しきった乳首をもう片方の手でもてあそぶ。
 精神注入棒がみずきの下半身を擦る、擦る、擦り続ける。 手の動きは止まらない。

「やぁ…もう……やっ、やああぁぁぁっ!」

 絶頂を迎えた少女は恍愡な笑みを浮かべ、彼らを眺めていた。


 その彼らも互いに絶頂が近かった。
 特に小波。 二度の刺激は彼を快楽に溺れさせるのに時間は掛からなかった。
 乱暴に打ち付ける。 彼の思考はそれしかなかった。

「あおい…ちゃ…ん……っ、もう…出る・……」
「はっ、あっ、あぁ…にゃぁ! ボクも、もうダメだよぉ…っ!」
「中…中はまずいから……外に……っ!」
「うんっ…小波くん、だっ…出して…!」

 ドクンッ、と膣から息子を出した瞬間、白濁液を飛び散らした。
 それらはあおいに降り注ぎ、顔を汚していく。
 小波は「ゴメン」などと謝っていたが、あおいは恍惚の笑みを浮かべ続けていた。


(気持ちよかった……)


 そんなネコノテ球団の秘め事。

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