六道聖が嫉妬心と恋心を持っているようです
「おい、先輩。 みずきが呼んでいるぞ」
「えっ…本当?」
「ああ。 何か機嫌が良さそうだった」
「分かった、行ってみるよ」
「………」
「えっ…本当?」
「ああ。 何か機嫌が良さそうだった」
「分かった、行ってみるよ」
「………」
先輩である小波が走っていく姿を見つめながら、六道聖は溜め息を付いた。
最近、心がずっと痛い。
ズキン、ズキン、と心臓の音が外に漏れそうなほど高ぶる。
彼女に心当たりが無い。 大きな病気にも掛かった事もないし、今まで無かった経験だ。
最近、心がずっと痛い。
ズキン、ズキン、と心臓の音が外に漏れそうなほど高ぶる。
彼女に心当たりが無い。 大きな病気にも掛かった事もないし、今まで無かった経験だ。
それも……。
(何故……先輩を見ている時に痛むんだろう)
よく分からないまま、本日の練習に向かう聖であった。
「よし次は六道、お前の番だ!」
コクリと頷く聖。 現在投手陣を除いたメンバーで守備練習中だ。
聖はゆっくりと歩み守備位置に付く。
そしてキィン、と金属音が鳴ったかと思えば、聖はボールを後逸していた。
聖はゆっくりと歩み守備位置に付く。
そしてキィン、と金属音が鳴ったかと思えば、聖はボールを後逸していた。
(…?)
首を捻る。 何でだろう、いつもより体の動きが鈍い。
監督の怒号と共にノックは続いたが、以後も彼女の調子がさっぱり上がらない。
集中し切れていないのか、はたまた体が温まっていないのか。
監督の怒号と共にノックは続いたが、以後も彼女の調子がさっぱり上がらない。
集中し切れていないのか、はたまた体が温まっていないのか。
「……もういい! 六道はブルペンで球を受けていろ!」
「………」
「………」
流石に少しショックを受けた。 自分でも何が起こったのか分からないままブルペンに向かう。
その向かった先、いたのは橘みずきと小波だった。
その向かった先、いたのは橘みずきと小波だった。
「おっ、聖ちゃん。 今日、守備練習見ていたけど調子悪いの?」
「……いや大丈夫だ、問題ない」
「聖もたまにはミスをするよねー」
「……いや大丈夫だ、問題ない」
「聖もたまにはミスをするよねー」
みずきは笑顔で彼に抱き付いた。
(……?)
おかしいな、と聖が思う。
何時もなら何ともないのに、心に突き刺さるこの痛みは。
そして何だろう、この沸々と沸いてくる切なさは。
二人のやり取りを見ていると……。
何時もなら何ともないのに、心に突き刺さるこの痛みは。
そして何だろう、この沸々と沸いてくる切なさは。
二人のやり取りを見ていると……。
「………」
みずきが小波から離れる。
そして彼女は可愛らしくペロリと舌を出して笑みを見せた。
そして彼女は可愛らしくペロリと舌を出して笑みを見せた。
「ふー、何とかなったね」
「学園長の鋭い視線が痛かったよ……」
「まー、この調子で頑張っていこうね、ダーリン♪」
「学園長の鋭い視線が痛かったよ……」
「まー、この調子で頑張っていこうね、ダーリン♪」
みずきはまた彼に抱き付いた。
「だからと言って抱きつくなーっ!」
「ダーリンダーリン良いんじゃない♪」
「………」
「ダーリンダーリン良いんじゃない♪」
「………」
胸が痛かった。
二人をまともに視界に入れる事が出来なかった。
結局、聖はその日部活を早退した。
二人をまともに視界に入れる事が出来なかった。
結局、聖はその日部活を早退した。
帰宅後は一日中部屋に篭って悩んだ、考えた。 そして導いた結論、それは。
翌日。 聖は真っ先に小波のところへ飛んだ。
「先輩、用事がある。 昼休み部室に来てくれ」
「えっ、でも今日はみずきちゃんの先約が……」
「いいか、部室で待っているぞ」
「えっ、でも今日はみずきちゃんの先約が……」
「いいか、部室で待っているぞ」
聖の凄みが彼を飲み込んでいた。
小波の教室を後にした聖は、大きな嘆息を付いた。
しかし、次には一瞬笑みを浮かべる。 落ち着いて言えた、それだけでも彼女にとって大きな事だった。
小波の教室を後にした聖は、大きな嘆息を付いた。
しかし、次には一瞬笑みを浮かべる。 落ち着いて言えた、それだけでも彼女にとって大きな事だった。
そして昼休み。 と言っても後数分しかないが。
昼休み開始の瞬間、みずきの我侭振りが発動。 学園外に飛び出しパワ堂のプリンツアーを巡った。
小波も当然のように連れまわされ、胃の痛い思いをした。
昼休み開始の瞬間、みずきの我侭振りが発動。 学園外に飛び出しパワ堂のプリンツアーを巡った。
小波も当然のように連れまわされ、胃の痛い思いをした。
ただ、そのプリンツアーの中には聖の姿は無かった。
「……いつつ、腹が痛いよ」
教室に戻ってきた小波は腹を抑えながら机の横になる。
そのすぐ傍に、ツアー不参加の矢部が現れた。
そのすぐ傍に、ツアー不参加の矢部が現れた。
「お疲れ様でやんす」
「もームリ、このまま授業終了まで寝る」
「それは構わないでやんす。 ……あ、そう言えば部室に行ったでやんすか?」
「部室? あぁ……でも、もう時間だし聖ちゃんも居ないでしょ」
「もームリ、このまま授業終了まで寝る」
「それは構わないでやんす。 ……あ、そう言えば部室に行ったでやんすか?」
「部室? あぁ……でも、もう時間だし聖ちゃんも居ないでしょ」
「……それが、先程部室を覗いたでやんす。 そうしたら……」
「…分かった、ちゃんと謝りに行くよ」
「…分かった、ちゃんと謝りに行くよ」
(まずい……、……何とか許してくれるまで謝るしかないな)
幾らみずきの先約とは言え、彼女を待たしたのは自分の責任。
痛む腹を抑えながら、部室のドアノブに手をかけ恐る恐るドアを開いた。
痛む腹を抑えながら、部室のドアノブに手をかけ恐る恐るドアを開いた。
「遅いぞ、プリン十個で許してやる」
「………」
「………」
そこには、いつも通りの聖がいた。
「まったく、来ないかと思ったぞ先輩」
「……ゴメン」
「まぁあまり気にしていない。 それより、今日は先輩に伝えたい事がある」
「…なに?」
「……眼を瞑ってくれ、先輩」
「……ゴメン」
「まぁあまり気にしていない。 それより、今日は先輩に伝えたい事がある」
「…なに?」
「……眼を瞑ってくれ、先輩」
小波は眼を瞑る、何も見えない。
何が起こるか全く予想が付かない、一刻も早くこの状況から抜け出したい。
そんな思考が渦巻いていた、が何か妙な感触を覚えた。
何が起こるか全く予想が付かない、一刻も早くこの状況から抜け出したい。
そんな思考が渦巻いていた、が何か妙な感触を覚えた。
何か、唇に暖かいものが触れているような……、そして自分の舌に何か触れているような……
「……っ!」
思わず眼を開けた、そこには自分に迫ってきた聖が。
その彼女が口付けを、しかも思いっきり舌を絡めながら交わしていた。
小波は戸惑い全く何も出来ずただ聖の行為が終えるのを待つしかなかった。
その彼女が口付けを、しかも思いっきり舌を絡めながら交わしていた。
小波は戸惑い全く何も出来ずただ聖の行為が終えるのを待つしかなかった。
「……好きだ、先輩」
それは唇を離した瞬間、聖が漏らした言葉だった。
「………」
「ずっと胸が痛かったんだ。 ずっと悩んでいたんだ」
「……」
「昨日もそうだ。 先輩を見ると胸が痛む、みずきと絡んだときは矢に挿された気分だった」
「…」
「だけど、この口付けで分かった。 これは……恋なんだと、それ以外考えられないしその相手は……」
「ずっと胸が痛かったんだ。 ずっと悩んでいたんだ」
「……」
「昨日もそうだ。 先輩を見ると胸が痛む、みずきと絡んだときは矢に挿された気分だった」
「…」
「だけど、この口付けで分かった。 これは……恋なんだと、それ以外考えられないしその相手は……」
小波は聖の瞼の下に隈が出来ている事を発見した。
それほど悩みぬいて出した結論。 それは、聖が小波に抱く恋愛感情。
その他の戯言は一切無い、真っ直ぐな結論だ。
それほど悩みぬいて出した結論。 それは、聖が小波に抱く恋愛感情。
その他の戯言は一切無い、真っ直ぐな結論だ。
小波は聖の髪の毛を優しく撫でる。
「……ありがとう、聖ちゃん」
「先輩……」
「先輩……」
「だけど、今の僕は君を完全に好きになれないと思う」
「っ!」
「もちろん聖ちゃんのことは嫌いじゃないよ、寧ろ大好きだ」
「…じゃあ……」
「っ!」
「もちろん聖ちゃんのことは嫌いじゃないよ、寧ろ大好きだ」
「…じゃあ……」
「…今の僕はプロ野球選手になることを目指している、そしてみずきちゃんとはなんちゃって恋人関係だ」
「……あ」
「正直、今も慣れてないし混乱している。 一日一時間一分一秒……何もかもが精一杯で他の事なんて手が付けられないよ」
「…」
「……あ」
「正直、今も慣れてないし混乱している。 一日一時間一分一秒……何もかもが精一杯で他の事なんて手が付けられないよ」
「…」
「……ねぇ聖ちゃん。 もしもの話だけど、もし僕がプロ野球選手になってみずきちゃんとの問題も解決できたら……その時は
聖の瞳から一滴の涙が零れ落ちた。
思わず慌てふためく小波だったが、涙を拭った彼女は笑みを見せた。
思わず慌てふためく小波だったが、涙を拭った彼女は笑みを見せた。
季節は秋、九月。 聖タチバナ学園の野球部員はテレビの前に釘付けになっていた。
映し出されているのはドラフト会議。 今まさに各球団が指名を繰り返していた。
映し出されているのはドラフト会議。 今まさに各球団が指名を繰り返していた。
『またたびキャットハンズ 一巡目 橘みずき 投手 聖タチバナ学園』
『北海道日本ハムファイターズ 四巡目 矢部昭雄 外野手 聖タチバナ学園』
『北海道日本ハムファイターズ 四巡目 矢部昭雄 外野手 聖タチバナ学園』
だがその中にまだ小波の名前がない。
次々と選択終了の球団が現れ、いよいよ最後の球団の指名となった。
指名か終了か。 今か今かと待ちわびる。
次々と選択終了の球団が現れ、いよいよ最後の球団の指名となった。
指名か終了か。 今か今かと待ちわびる。
――そして、一人の男が指名された。
その日の夜、あたりは静けさを増し暗闇に包まれる。
そんな聖タチバナ学園の教室内に、ある一人の生徒が外を眺めていた。
ガラリ、と扉が開く。 振り向く先には一人の少女。
そんな聖タチバナ学園の教室内に、ある一人の生徒が外を眺めていた。
ガラリ、と扉が開く。 振り向く先には一人の少女。
「先輩、頑張パワフルズ六巡目おめでとう」
「ああ…ありがとう」
「ああ…ありがとう」
六道聖が彼の席の隣に座った。
「不思議だな、こうして先輩の隣にいたら心臓がドクドク鳴っているぞ」
「………」
「前のは苦しみしかなかったけど、それが今は心地良いんだ」
「……」
「……」
「………」
「前のは苦しみしかなかったけど、それが今は心地良いんだ」
「……」
「……」
一瞬、沈黙が訪れる。
だがそれすら切り裂くのは彼女の押し殺していた感情。
この日をどれほど待ち侘びていたのか、聖の唇が震えていた。
だがそれすら切り裂くのは彼女の押し殺していた感情。
この日をどれほど待ち侘びていたのか、聖の唇が震えていた。
「…もう限界だ、我慢できなくて破裂しそうだ。 ……先輩、言わせてくれ」
「……」
「……」
「……先輩、好きだ。 大好きだ!」
ギュ、と小波は聖を抱きしめていた。
「ありがとう……こんな僕の為にここまで待っててくれたなんて。 僕も答えないといけないな……」
「……」
「聖ちゃん……僕も好きだ」
「先輩……っ!」
「……」
「聖ちゃん……僕も好きだ」
「先輩……っ!」
最早彼女の涙腺は我慢できなかった。
聖は大粒の涙を床に流し、落ち着くまで小波に抱かれていた。
聖は大粒の涙を床に流し、落ち着くまで小波に抱かれていた。
涙も収まってきた頃、聖は上目遣いで言った。
「……先輩、もう一度口付けを交わそう」
「ああ……」
「ああ……」
今度は両者同意の上での口付け。
それは二人にとって長いようで短いようで。
お互いを求め合うように、唇を吸ったり舌を絡めあったり。
唇を離したとき、聖は満足そうに微笑んだ。
それは二人にとって長いようで短いようで。
お互いを求め合うように、唇を吸ったり舌を絡めあったり。
唇を離したとき、聖は満足そうに微笑んだ。
「……先輩、いいぞ。 先輩の好きなようにやってくれ」
「でも……いいのか?」
「いいんだ。 やっとこうして二人っきりで交じりあえるのだからな」
「そ、それじゃあ」
「でも……いいのか?」
「いいんだ。 やっとこうして二人っきりで交じりあえるのだからな」
「そ、それじゃあ」
小波のぎこちない手は、彼女の小振りな乳房を擦っていく。
「先輩、遠慮しなくてもいいんだぞ」
「そ、そうか…?」
「そうだな……。 こう思いっきり…む…胸を思いっきり揉むとかさ……」
「そ、そうか…?」
「そうだな……。 こう思いっきり…む…胸を思いっきり揉むとかさ……」
聖は衣服を脱ぎ捨て、自ら胸を揉み始める。
顔を思いっきり真っ赤に染めさせる姿に、そして彼女の可憐な姿に小波は興奮を覚えた。
ゆっくりと彼女の乳房を揉み始める、彼女の胸はとても暖かく柔らかい。
顔を思いっきり真っ赤に染めさせる姿に、そして彼女の可憐な姿に小波は興奮を覚えた。
ゆっくりと彼女の乳房を揉み始める、彼女の胸はとても暖かく柔らかい。
「聖ちゃんの胸……すごい柔らかくて気持ちいい……」
「先輩、凄く変態そうな目をしているぞ……」
「まぁ……男だから?」
「先輩、凄く変態そうな目をしているぞ……」
「まぁ……男だから?」
今度は指先で彼女の乳首を優しくなぞる。
その瞬間、彼女の細い体が一瞬震えたのが分かった。
それを察知したのか、小波は両手で彼女の突起を捏ね回す。
その瞬間、彼女の細い体が一瞬震えたのが分かった。
それを察知したのか、小波は両手で彼女の突起を捏ね回す。
「これが良いの? 聖ちゃん」
「っ! ぅ……ぁ!」
「っ! ぅ……ぁ!」
声は先程よりより艶めくものとなり、彼女も必死に快楽を押し殺していく。
小波は突起を口で吸ったり舐めたり噛んだりする。
そして余った手を聖の肌を伝わりながら下に移動させていく。
その手は彼女の下着に到達。 小波は二本の指をくっつけ、ゆっくり上下に擦り始めた。
小波は突起を口で吸ったり舐めたり噛んだりする。
そして余った手を聖の肌を伝わりながら下に移動させていく。
その手は彼女の下着に到達。 小波は二本の指をくっつけ、ゆっくり上下に擦り始めた。
「…ぁ! くあっ…!」
「もう濡れてる……ずっと我慢していたんだね」
「もう濡れてる……ずっと我慢していたんだね」
彼女の反応は二本の指の動きに比例する。
秘所への刺激が加わり、聖の表情はいよいよ快楽に耐えられなくなってきた。
自ら口付けを求め交わし、彼と舌を何度も絡めさせる。
唇を離したときには、二人の混ざり合った唾液の糸が繋がり合いすぐに千切れた。
秘所への刺激が加わり、聖の表情はいよいよ快楽に耐えられなくなってきた。
自ら口付けを求め交わし、彼と舌を何度も絡めさせる。
唇を離したときには、二人の混ざり合った唾液の糸が繋がり合いすぐに千切れた。
「聖ちゃん……どう?」
「ぁあ……先輩…いいぞ……。 もっと…してくれ……」
「ぁあ……先輩…いいぞ……。 もっと…してくれ……」
聖のリクエストに答えるが如く、小波の手は素早く小刻みなものになっていく。
当然伝わる刺激も強くなり、彼女の下着の染みも広がる。
彼女は更なる刺激を求める。しかし小波は乳首から、下着から手を放した。
当然伝わる刺激も強くなり、彼女の下着の染みも広がる。
彼女は更なる刺激を求める。しかし小波は乳首から、下着から手を放した。
そして彼は聖の耳元でささやく。
「聖ちゃん、もっと良くなりたい?」
「あぁ……、頼む先輩…焦らさないでくれ」
「じゃあ股を開いてくれる? それと…下着は脱いでね」
「あぁ……、頼む先輩…焦らさないでくれ」
「じゃあ股を開いてくれる? それと…下着は脱いでね」
聖は彼の言われたとおりに下着を脱ぎ、股をゆっくりと開いた。
そこには聖の大事なところ。 今まで沢山感じてくれたところ。
そこには聖の大事なところ。 今まで沢山感じてくれたところ。
「先輩…まじまじと見つめないでくれ……」
「ごめんごめん。 じゃあ優しくするからね」
「……あぁ」
「ごめんごめん。 じゃあ優しくするからね」
「……あぁ」
小波は彼女の秘所近くへ口を近づける。 周りを舌で舐め回し、少しずつ中央へ移動していく。
そして彼の舌は聖の膣へ入っていった。
そして彼の舌は聖の膣へ入っていった。
「っ! 先輩……っ! うあぁっ……!」
彼女の膣から更なる愛液が溢れてくる。
聖が感じてくれている。 そう思うだけで彼の興奮は更に高まる。
舌を放し彼女の膣へ指を挿入する。
聖が感じてくれている。 そう思うだけで彼の興奮は更に高まる。
舌を放し彼女の膣へ指を挿入する。
「っ! せんぱ…いっ! ぁああっ!!」
聖の喘ぎ声がよりいっそう艶めく。
彼女の膣は熱く、指を入れただけで溶けそうなほどだった。
早く聖をもっと喘がせたい。 彼は指を動かそうとして、止まった。
彼女の膣は熱く、指を入れただけで溶けそうなほどだった。
早く聖をもっと喘がせたい。 彼は指を動かそうとして、止まった。
「せ…せんぱい…どうして…やめるの……」
「ごめん……、もう限界だわ」
「ごめん……、もう限界だわ」
カチャカチャと音を鳴らしベルトを外し、ズボンを下ろす。
そこにはテントのように盛り上がっている彼の下着がそこにはあった。
聖は彼も限界なのを悟り頷いた。
そこにはテントのように盛り上がっている彼の下着がそこにはあった。
聖は彼も限界なのを悟り頷いた。
「入れてくれ…先輩」
「分かっている……」
「分かっている……」
ゆっくりと聖の膣へ入り込む彼の肉棒。
ブブッ、と何かが避ける音が響き秘所からは血が流れる。
聖の表情は苦痛で歪む。 ……が必死に堪える、彼を不安にさせないために。
ブブッ、と何かが避ける音が響き秘所からは血が流れる。
聖の表情は苦痛で歪む。 ……が必死に堪える、彼を不安にさせないために。
「大丈夫?」
「だっ…大丈夫だ…。 もう動かしてもいいぞ」
「えっ、でも……」
「そんなこと言って、先輩ももう限界だろう……っ!」
「だっ…大丈夫だ…。 もう動かしてもいいぞ」
「えっ、でも……」
「そんなこと言って、先輩ももう限界だろう……っ!」
聖自ら腰を動かす。 痛みはあるものの、大事な人と繋がっていると言う事だけで和らいでいく。
彼も決心したのか腰を動き始める。 勿論彼女を傷つけないようにゆっくりと。
既に濡れに濡れている場所は、グチュグチュと二人が愛し合った水音を響かせていた。
彼も決心したのか腰を動き始める。 勿論彼女を傷つけないようにゆっくりと。
既に濡れに濡れている場所は、グチュグチュと二人が愛し合った水音を響かせていた。
(俺……聖ちゃんと繋がっているんだ……)
(私……先輩と……)
(私……先輩と……)
互いの考えがシンクロ。
その瞬間、抑えのコントロールが効かなくなった小波の肉棒は、更に彼女を求めた。
その瞬間、抑えのコントロールが効かなくなった小波の肉棒は、更に彼女を求めた。
「せ、先輩…!? い、いきなり……は、はげしすぎっ…あぁっ!」
「ごめん…でも俺……やっぱり限界だ……っ」
「先輩……せんぱ…い……ぁ…あぁ……!!」
「ごめん…でも俺……やっぱり限界だ……っ」
「先輩……せんぱ…い……ぁ…あぁ……!!」
この日の為に互いに我慢した気持ちをぶつけ合った結果だ。
小波のピストン運動が早くなる。 もう限界が近かった。
小波のピストン運動が早くなる。 もう限界が近かった。
「うぁ……もう駄目だ…! 聖ちゃん…!!」
「せ…せん…ぱ…い…ふぁっ……!!!」
「せ…せん…ぱ…い…ふぁっ……!!!」
聖の膣が彼の肉棒を締め付ける。 その瞬間――
「くっ…! ひじ…り……ちゃ…ん……っ!!」
「あっ、っ! ぁ……ふああぁぁぁっ!!!」
「あっ、っ! ぁ……ふああぁぁぁっ!!!」
聖の膣に白濁の液が流れ込み、小波が彼女に倒れこむように寄りかかった。
「……先輩……」
「…あ……ゴメン…、中に出しちゃった……」
「……妊娠したら、責任とって貰うからな」
「…あ……ゴメン…、中に出しちゃった……」
「……妊娠したら、責任とって貰うからな」
――数週間後。
小波が久しぶりに野球部のグラウンドに訪れると、橘みずきがいた。
「小波君、久しぶりに友情タッグしようよ~」
「もう僕達の関係も終わったし引退したじゃないかー」
「だから久しぶりって言ってんのよ。 プロになるための調整もあるからさー」
「ったく、しょうがないなー」
「もう僕達の関係も終わったし引退したじゃないかー」
「だから久しぶりって言ってんのよ。 プロになるための調整もあるからさー」
「ったく、しょうがないなー」
「………」
そしてその日の誰も居ない教室。
「……何だ、みずきとデートか」
「ち、違う! あれはただのタッグ練習だよ~!」
「………」
「ははーん、さてはみずきちゃんと友情タッグ組んで嫉妬したんでしょ」
「……ッ!」
「ち、違う! あれはただのタッグ練習だよ~!」
「………」
「ははーん、さてはみずきちゃんと友情タッグ組んで嫉妬したんでしょ」
「……ッ!」
「確かにみずきちゃんは可愛いけどさー……」
聖の中に肉棒が注入され、彼は思いっきり腰を振り始めた。
彼はグチャグチャと聖の中を楽しみながら言った。
彼はグチャグチャと聖の中を楽しみながら言った。
「僕は聖ちゃんの中が大好きだよ」
「あっ…あっ! な…中って言うなぁ!」
「ごめん、訂正! 聖ちゃんの全部が好きだよ」
「あっ…あっ! な…中って言うなぁ!」
「ごめん、訂正! 聖ちゃんの全部が好きだよ」