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六道キャプテンと行く、ヒミツの勉強合宿 その2

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匿名ユーザー

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ぼんやりと、意識が巡る。
今まで、何をしていたのだろう……
誰かが……何か言ってる……

「―ぁ、もう―――して――――」
……?なに、何を言って……?
「――――ゃ、もうち―――待――よ―」
何かを、待ってるの……か?
「そ―――起き――から―――いいんだろ――」
起き……?え、何が、誰が……。いい……?
「だよな――抵抗―てんのが――燃え――」
抵抗……?さっきから、何を……
よく、分からないな……
とりあえず、体を起こさなきゃ……

意識も定まらぬ中で、六道はありったけの力を全身に込める。
が……
ギシッ、と乾いた音がわずかに鳴るのみである。

あれ……?
体が、動かせない……?
「お!よう―くお目覚めみた――ぜ!」
「え、マ―かよ!」
「最初は俺だぜ!」
徐々に六道の意識がはっきりとしてくる。
しかし、今がどういう状況で彼らが何を言ってるかまでは把握できないようだ。
ぼんやりと口をあけたまま、ゆっくりと顔を上げる。
「……?」
そこには、六道が理解に苦しむ光景があった。
自分の周りを部員が囲んでいる。
最後の記憶と同じ光景であり、それ自体には何の違和も無い。
だが、部員の装いが違っていた。
皆が一様に下半身を露出しているのだ。
六道は、男性経験はおろか同年代の男子の下半身を見たことも無い。
が、この光景はそれ以前の問題であり、異様である。
少し後に気付いたが、カメラを持っている者が数名いる。
やや大きい、本格的な映像を撮るビデオカメラも見える……。
何のために使うのだろうか。六道にはまだ分からなかった。

私達は何のためにここに来たんだ?
それは野球部の合宿のためです。
その通り、御名答。
では、そんな状況でこのような光景が繰り広げられることはあり得るのか?
常識的に考えてあり得ません。
左様、結構。
努めて(本人なりには)冷静に自問自答を繰り広げる。
こんな状態でも六道の思考回路は概ね正常に機能している。
だが、未だ状況の理解には至らない。
常識的観念から見れば当然だと言えるだろう。
本来、ここには野球部の合宿に来ているのである。
そんな状況下でこのような光景を目の当たりにしても、即座に理解を示せるはずもない。

が、一つ六道は理解した。
自分は腕を縛られている。
それが出来るのは、必然的に目の前にいる彼ら男子部員であると思われる。
つまり……
自分が、彼らに拘束されているのだ。ということに


そこまで理解した六道は、改めて自分の状況を整理する。
腕は、頭の上で何かに縛られている。
……縄ではない。布か?
足は、特になにもされていないようだ。
服装も、特に問題ない。着てきた私服のままである。
と、そこまで考えた所で六道は状況整理を放棄した。
分析を進めている場合じゃないとの判断である。

何なんだ?この状況は?
奴らが下半身を露出している?何故?
私は拘束されている?何故?
ニュースで聞いたことしかないが、これはもしや集団強姦事件というやつなのか?
だとすれば、今の状況をどうやって打破すれば……

六道が思考回路をフル回転させて活路を見出そうとしている時。
視覚と触覚で、六道は何か重いものが体の上に圧し掛かっている事に六道は気づいた。
計画を立てた3年生の男が、六道の上に馬乗りのようにして跨っている。
六道は、下腹部に布と相手の四肢や胴などどれとも違う感触も感じていた。。
が、その感覚の正体が何なのかまでは、理解できていなかった。
六道にはその正体を突き止める余裕も無いし、心当たりもないのである。
「ふふふふぅ……」
目の前の妖しい笑顔を見ると、そんな事を考える気にならないのである。
この状況は、危険。六道はそれを考えるので精いっぱいだった。
「お、お前たち……?一体、何を……」
「見てわかんないっスか?練習ですよぉ」
「れ、れんしゅ……う?」
六道には、意味が分からなかった。
レンシュウ?練習と言ったのか?
「これが……何の練習だと、いうんだ?」
「保健体育の練習ですよぉ♪」
「……何、だと?」
「成績表に同列で記されているように、保健と体育は非常に関係の深いものなんですよ」
「なので今回の合宿には、保健実習という特別な練習を取り入れてですねぇ……」
何を言ってる?保健?体育?
「なーのーでー、今日はキャプテン自ら実習の教材となっていただきます♪」
「…………」

六道は、未だ状況の理解には至っていなかった。
一体、自分はこれから何をされるのだろう。
そんな不安だけが、六道の脳内を満たしていた。


六道は、呆然としていた。
冷静に考えれば、実に馬鹿げた台詞である。
恐らく、話している本人すらも筋が通った台詞とは思っていないのだろうが。
もし六道が普段通りの調子だったら、矛盾点を片端から指摘していたことだろう。
が、今は尋常ならざる状況である。
冷静な判断など望めるはずもない。
「そんじゃ、とりあえずこれを飲んでいただきましょうか~」
そう言って、六道に跨っている男は周りを囲んでいる男子から小さい瓶を受け取る。
先程のペットボトルとは違い、黒い蓋と瓶にオレンジのラベルが貼られている。
ラベルには、どこの国の言語とも分からないがアルファベットが羅列されている。
これが何なのか六道には分からなかったが、見るからに「薬品」と想像できる外見に恐怖を覚える。
「よい……せっ、と」
別途用意した容器に液体を注ぎ、男はそれを六道の口にあてがう。
だが、しかし。
不意に液体を口内に注がれたことにより、六道の気管が拒否反応を起こし……
「……っ、ぅがっ!」
六道は咽せて、何とも知れぬ液体を吐き出してしまった。
咳きこんで吐き出した液体は、跨っている男に向かって飛び散った。
「げほっ、げほ……かはっ」
「…………」

完全な優位に立ち、気分を良くしていたところへの思わぬ反撃。
跨っている男にとっては、非常に気分が害されるものであった。
彼の顔に先程までの含み笑いは消え、苛立ちを見せている。
「こんの……女ッ!!」
逆上した彼の頭から「適量」や「丁寧さ」という言葉は消え、手に持った瓶を丸ごと六道の口にねじ込む。
「ッッ!~~っ!!」
どくどくと液体は瓶から流れ出し、六道の口内へ容赦なく注がれる。
周りを囲んでいる男子が止めようとするが、跨っている男はそれに構おうとしない。
当然六道は抵抗するが、腕力に男女の差がある上に態勢が悪い。
状況を打破するには至らず、液体は注がれ続ける。
六道はまた咽かえりそうになったが、強引に抑え込まれる。
そして、全部流れ込んだ頃合を見て、吐き出さないように男子が手で口を抑える。
「っぅ~~……」
口の中が得体の知れない液体で満たされている。
そんな状況で、おいそれと六道がそれを飲み干すはずもない。
その様子に業を煮やしてか、男は六道の鼻をつまんで呼吸法を完全に奪う。
「……!!」
「息したけりゃ、口の中のモン全部飲み干すんだな」


しばらくの間、六道は何の反応もしなかった。
が、やがて息が苦しくなったのか観念したのか、ごくごくと口に含んだ液体を飲み込み始める。
しばらくすると、飲み終えた事をアピールしているのか六道が何かを伝えようと唸っている。
もっとも、口と鼻をふさがれているため空気が出入りする術は無い。
そのために、アピールといっても口の中でもごもごと音が出る程度である。
が、一応相手には伝わったらしく、空気の通り道が解放される。
「っはぁ!はーっ、はーっ……」
不足していた酸素を補おうと、六道は大きく息を吸って大きく吐く。
抵抗する力が入らないのか、全身はだらしなく投げ出されている。

「さて、と……」
跨っている男がぺろりと唇を舐める。
唇が渇いていたのか、気分的な問題なのかは定かでない。
が、呼吸が落ち着いてきた六道を脅かすには十分だったようである。
「お前、達……」
「お遊びはこの辺にして、本番、行きましょうかねぇ……♪」
再び上機嫌そうな顔で跨っている男が六道に語りかける。
一しきり怒りを爆発させ、落ち着きを取り戻したようだ。
「……こんな事をして、後で何も起こらないと思っているのか?」
精一杯の迫力を込めて脅し文句を放つ六道。
今の状態で彼女が出来る抵抗など、その程度のものだろう。
だが、まるでそんな文句は予想していたとばかりに跨っている男子は無反応である。
それどころか、縛られた状態で脅してくる彼女の姿を滑稽だとばかりに鼻で笑っている。
何か対策を講じているのか、それとも後のことなど考えていないのか……。
どちらにせよ、予想している事態を避けられない事は明らかである。
「まぁ、とりあえず貴方の処遇が俺たちに委ねられてるってことをお忘れずに……」
そう言うと、跨っている男は六道のブラウスを捲りあげる。
飾り気のない白いスポーツブラが晒されるが、六道は無反応を装う。
周りがざわざわとどよめく。
胸がどうのとかスタイルがどうのとか色々と言われているが、とにかく無視する。
避けられないと分かれば、災難に耐えるのみ。六道はそう思っていた。
羞恥で顔をわずかに歪ませ、恐怖に脅える六道の様は周囲の興奮を増長させる。
表に出さないよう装っても、その動揺は激しく隠しきれるものではなかった。
「……」

跨がっている男は、再び唇を舐める。
喜んでいるのか失望しているのかがよく分からない、微妙な顔をしている。
周りの興奮ぶりとはうって変わって落ち着いている。
そして、特にコメントを用意するわけでもなくスポーツブラを外しにかかる。
もぞもぞと体を触られる感覚に、六道はぶるりと震える。
「ご開帳~♪」
特に手間取ることもなく、あっさりとブラは剥ぎ取られた。
六道以外の人間が目にする事などありえなかった部位が、周囲に惜し気もなく晒しものにされていた。
「おぉ~……」
周囲の人間は、興奮よりも感動の念を覚えていた。
穢れを知らない白くきめ細やかな肌。
形の整った綺麗な乳房に、彩りのアクセントとして桃色の乳首が添えられている。
芸術になど何の関心も無い連中であったが、彼らはこれを芸術的な美しさと以外評することができなかった。
その美しさの魅力を余すことなく表すほどの語彙など持ち合わせていないが故の、素直で簡潔な表現である。


が、感動を受けた方はよくても感動されている六道は気が気でない。
己の裸体を強引に晒されるなどというのは、六道にとって究極的な屈辱であり恥辱である。
寺の娘という古風な環境で育てられたため、貞操を守るという観念が人より強いことも余計にその屈辱を際立たせていた。
しかし、六道に抵抗する術は無かった。
腕を縛られている上、体の上に圧し掛かっているのは男子である。
脅しを入れても、全く動じない。
叫んだり助けを求めたりしても無駄なのは、早々に理解している。
ここは山奥にある建物である。
従業員はいたと思うが、ほぼ間違いなく手回しをしているであろう上に、そもそも声が届かないだろう。
いい所、目前の犯罪者たちの気を悪くさせるのが精一杯だろう。
……むしろ、ヒートアップするかもしれない。

なので、目を瞑って何も考えずただひたすらに耐える。
それが諦めの末に六道に浮かんだ一つの結論だった。
自分の痴態がカメラやビデオに収められる様子など、知りたくもないし見たくもなかった。
「ふふ……綺麗ですねぇ、キャプテンのおっぱい」
六道が嫌うような言い回しをして、跨っている男は六道の小さな膨らみを撫でまわす。
他人の肌の感触を知らない場所を触られて、六道はぴくぴくと小さく震える。
それが性的な快感による反応でない事は言うまでもない。
が、その様子を見て再び周囲がざわめく。
「気持ちいいですか……?」
跨っている男の質問に、六道は答えない。
何を言っても無駄だと思っているからである。
「……まぁ、その内よくなってきますよ……」
語りかけるというより、つぶやくような音量で男が心の内を洩らす。


そして、再び跨っている男は六道の体を撫でまわす。
欲望を満たすというより、感触を楽しんでいるようである。
一方六道は、ほんの少しだけ安堵していた。
無論、現実を受け入れ楽しんでいるからではない。
最初に思い描いていた、死んだ方が楽と思えるような屈辱、痛みを伴う責苦。
そんなものからはほど遠い、この体を撫でまわされる感覚。
ごく簡単に耐えられるわけではないが、かつての想像からするとそれは生易しくも思えた。
そんな六道の思考を、再び跨っている男の発言が遮る。
「……噛んだら、後で痛い目見ますよ」
言葉の意味が分からず、自ら視覚を封じた六道はほんのわずか首をかしげる。
その、次の瞬間。六道は奇妙な感覚を感じた。
何かが、口の中に入ってきた。それだけは瞬時に判断することができた。
だが、何が入ってきたのかが分からない。
目を開ければ分かったかもしれないが、突然の事に驚いていた六道にその発想は無かった。
熱を持っていて、濡れてるというよりぬめりを伴っていて……
……口の中で、恐らく意思を持ってそれは動いていた。
ぴちゃ、ぴちゃ、と普段あまり耳にしないような音が口内から漏れる。
どうやら、自分は口の中を舐めまわされているらしい。
奇妙な感覚に体を震わせながら、六道は理解した。
そうなると、口の中を動き回るこの物体は相手の舌だろう。
ファーストキスを奪われたことよりも、六道は口の中を舐めまわされる不快感を強く感じていた。
正しく言うと、六道は口の中を舐めまわすこの行為をキスだと認識できていなかった。

だが、不快感と同時に六道は奇妙な感覚も感じていた。
体の内から生まれる奇妙な気持ちの高ぶり。
思考をぼかすような熱っぽさと、体がうずうずしてくる感覚。
いずれも今までの人生で体験したことのない感覚である。
やがて、満足したように舌が抜かれる。
舐めまわされていた間の息苦しさも相成って、六道の顔はほんのり赤く息も荒くなっている。
「ふふ、キャプテンか~わいぃ♪」
膨らみを弄びながら、からかうように跨っている男は笑っている。
子供のような笑顔だが、子供は子供でも前キャプテンのような素直さを含んでいるわけではない。
蟻を見つけると容赦なく踏みつけるような残酷さを含んでいる笑顔である。

「ひっ、ぅ……」
潰すようにぐにぐにと力を込めて白い乳房を揉む。
不思議な感覚の方が勝っているようで、六道は戸惑っているような声を出す。

「つぅっ!ぅぅ……」
穢れを知らない桃色の乳首をつまむ。
くにりくにりと捏ねまわすたびに、六道はわずかに嬌声を上げる。
声を抑えているようだが、恥じらいがあって結構なことだ。とむしろ男は喜んでいた。


自分の体が、明らかに先程とは違う反応を見せている。
それが何故なのか、六道には分からなかった。
先程までは、ただ単に触られたことを驚く様な反応だった。
だが、今の反応は違っていた。
触られるたびに体中が奇妙な感覚になる。
それが何なのかと説明しろと言われても、わからない。
が、原因はほぼ間違いないだろう。
先程全部を飲み込まされた、あの薬品である。
恐らくは、あの中に入っていた薬品の作用なのであろう。
と、六道はそんな事を考えていた。
何も考えていないと、余計な事を考えてしまいそうだからである。

優しく撫で回す。
強く揉みしだく。
乳首をつまむ。引っ張る。捏ね回す。
その3パターンを、男は気の向くまま無作為に六道に繰り返す。
そんな時間が、数分続いた。
六道にとっては、気が遠くなるほどに長く感じられる時間であった。

周りでは、ビデオでの撮影を担当しているらしい男子が2名態勢で
目の前の様子をSDに刻々と記録している。
片方が弄られている部位を写せば、もう片方は六道の反応を写す。
行為が始まってから六道はずっと目を瞑っているので、それを知らない。
もっとも、知らない方がいいであろう事項だが。
役割上の問題で手の空いているものは何をしているのかというと。
彼らは、彼らなりに重要な他の処理すべき事で手を使っていたりしていた……。

ふと、六道の乳房から手が離れる。
常に刺激を与えられていたため、六道は少しの喪失感と開放感を覚える。
が、その喪失感と解放感はすぐに新たな刺激で上塗りされた。
先程口内で感じた感覚が、今度は乳房に生じる。
それの正体が何なのか、何をしているのかは先程の思考の結論から引用する。
今、自分の上に跨っている男が、舐めているのだ。
まるで自分の肌をアイスクリームのように舐め回されて、
六道の中には嫌悪感以上に理解できないという気持ちが大きい。
再び襲う未知の感覚に、再び六道は震える。
今度は、乳首を吸われている。
これも六道には到底理解できない行動である。
今自分がされている行動は、乳飲み子が母親に対してする行動である。
だが、自分は目の前にいるこの男の母親でもなければ、母乳が出るわけでもないのだ。
六道は、混乱していた。
どうすればいいのか、もう見当もつかない。
未知の刺激と未知の行動を繰り返され、大分投げやりにもなってきていた。

……どうせ、何も出来ないのだから。


「ふふ……その内このかわいいおっぱいから、母乳が出るようになったりするんでしょうかね……」
肌を舐めまわしながら、跨っている男がつぶやく。
何を意図しているのかは、その表情からは読めない。
次に男は、六道の乳首に噛みついた。
段々と刺激を強くしていっているが、六道はその刺激を受け入れていた。
六道の意思が、という意味ではなく六道の体が規定量以上の薬物によって、
本来徐々に受け入れていく性的快楽を既に享受し始めている、という意味である。
「ひ、ぁぅ……」
耐え忍ぼうとする理性から漏れ出ている、といった風の声が六道から出る。
徐々に耐えれる限界を快楽が越えようとしているのか、限界が逆に消耗していってるのか。
定かではないが、六道の様子が変わってきているのは事実である。
固く閉じられていた目も、今では力が入らずぼんやりとどこを眺めることも無い虚ろな開き方をしていた。

「そろそろこっちも、いいかな……」
跨っている男が、六道の体のあちこちを撫でまわしていた手を離した。
すると、跨っている男は六道のズボンのボタンに手を伸ばし、それを外した。
チャックも降ろし、するすると六道の足から引き抜いていく。
先程のブラと同様に、白く飾り気のない下着が露わになる。
そして、男は今度は下着を中心に撫で回す。
男の手には、舌とはまた違ったぬめりが感じられた。
「……ふふ、やっぱり気持ち良くなってきてるんですね。」
「だ、れ……がっ」
「まぁ、認めなくてもいいですけど……ねっ」
そう言うと、下着の上からでも感触が感じられる突起物をなぞる。
六道は再び過敏な反応を見せ、体を震わせる。
次は突起物のやや下に、指を沈める。
そして、ゆっくりと指を上下させる。
「くぁ……っう……」
指を動かすたびに甘い声を出す六道。
その反応を楽しそうに眺めながら、男は楽しそうに指を動かす。
持て余したもう片方の手では、気の向くままに六道の肌の感触を楽しむ。
「中はど~なってるのかな~?」
そう言って、男は六道の下着の中へ手を滑り込ませる。
子宮への入り口を、指をこすりつけるようにして刺激する。
「やぁ、め……ぇっ……ろぉ……」
弱弱しく、か細く……
そして、可愛らしい声を出す。

「ひぅっ!」
ぬぷり、と指を腔内に入れる。
「ふぁ、ぁうぅ……ぁっ」
くにくにと指を動かせば、それに応じて六道が喘ぐ。

「可愛いですよ……キャプテン」
男が耳元でささやく。
だが、六道の耳には入らない。
未知の刺激に支配され、六道は自分を保とうとするので精一杯だったのである。


「……これだけ濡れてりゃ、使う必要ねぇ気がするが、な……」
腔内をこすりながら、男は左手に持った液体が入った容器をしげしげと眺める。
中の液体は粘性を持っているようで、容器を傾けてもゆっくりとしか動かない。
眠らせるのに使用した液体、六道の反応を過敏にさせた液体のどちらとも違うようである。
「ま、一応やっとくか……おい、カメラ。もっと寄れ」
腔内を弄るのを中断して、男は指示を出す。
そう言うと、弄られてる箇所をやや遠目に撮影していたカメラが近くによる。
カメラの液晶には、六道の下着が全画面に映し出している。
そして、次に六道の腕を拘束していた布を解く。
六道が何をするのかという顔で、自分に跨っていた男を見つめる。
すると、男は笑って語りかけてきた。
「それじゃ、服を脱ぎ脱ぎしましょうね~♪はい、ばんざいして~」
そう言って、男は六道の手を上げさせる。
既に六道に抵抗する力はなく、促されるがままにされてしまう。
そして、上下全ての服を脱がされ六道は一糸纏わぬ裸体となる。
ほどよく発達している乳房や、毛も生えていない無垢なる秘所は惜し気もなく男達の目前に晒される。

「うぉ……スジマン……」
「すげぇ……いかにも未使用未発達って感じだ……」
「フヒ、もう笑いとまんねぇ……クフッ」

それぞれが思い思いに感嘆の句を述べる。
彼らの興奮の針は既にメーターを振り切って10週目に到達しそうなほどの勢いである。
「そんでは……行ってみましょうかっ」
六道に跨っていた男はそう言うと、粘性の液体が入った容器のキャップを外す。
そして、六道の秘所を人差し指と中指で見せつけるように広げる。
ビデオカメラの画面一面に、六道の秘所が映し出されている。
穢れを知らないその中身を見て、再び観衆の男子達は感動に打ち震える。

「マ、マンコまでピンクじゃねーか……」
「うっほ……」

男達にそんなあられもない姿を見られ、当然六道は羞恥し嫌悪していた。
が、抵抗するだけ奴らを刺激するだけ。そんな風に思い、抵抗を半ば放棄していた。
体にも力が入らず、全力を出しても男達に痛みを感じさせることすらできない状態である。
跨っていた男は、しばらく六道の様子を周りの様子を眺めていた。
が、やがて次の行動を実行に移す。
親指と中指を使って、先ほどより大きく開くように秘所を広げる。
そして、その上で容器を傾ける。
とろーり、と一筋の液体が徐々に六道の腔内に流れ込む。
ひんやりとした冷たさに、六道は少し震えた。



そして、頃合いを見て男が中指と人差し指を腔内に差し込む。
先程の液体と六道から分泌された液体が潤滑材の役割を果たし、あっさりと指は沈みこむ。
ぴくり、と六道がわずかに仰け反る。
そして、男は差し込んだ二本の指を右へ左へと回転させる。
くちゅ、くちゅ、と粘りのある音がわずかに響く。
しばらく、腔内で液体をかき混ぜる。
「あ、ぁうっ、や……ぁっ!」
六道の反応は激しく、液体をかき混ぜるためというよりも男は楽しむために指を動かしているようだ。
そして1分ほど経った頃、六道は下半身が熱くなってくるのを感じていた。
正確に言えば、あの液体を塗りたくられた場所が熱くなっていた。
「これはですねぇ、ローションと媚薬を兼ねた便利なお薬なんですよぉ~♪」
先程の液体の正体を六道が考えていると、男が聞きもしないのに解説を入れてきた。
ローションというと、潤滑剤……だったか。六道はそんな事を思った。
「さて、では……では……」
男が立ち上がり、六道に覆いかぶさるような体制になる。

「本当の本番、行きましょうか……」
そう言うと、男は下半身のものを六道の秘所にあてがう。
ついに一線を超える行為が行われようとしているが、六道の反応は薄い。
そんな六道を一瞥して、男は挿入するために力を込める。
ずにゅ、と先端部分が少し入る。
それだけでも、六道はびくびくと体を震わせる。
「んじゃ、キャプテンの処女、頂いちゃいますかねっ!」
一気に力を込め、六道の秘所を貫く。
薬品を大量に投与されているとはいえ、その衝撃は緩和しきれるものではない。

「っつあああああああああああ!!!!!!」

六道は、叫んだ。
その声量は、周りにいた者全員が耳をふさぐほどである。
今までの甘い刺激とは段違いの、強烈な衝撃が六道に走ったのである。
こんな強烈な刺激があるとは予想だにしていたかったため、ショックはより一層大きかった。
が、その衝撃が落ち着く前にまた新たな衝撃を加えられる。
「さすがに、締まる……なっ……」
力任せに、六道の秘所に出し入れを行う。
引き抜いては力一杯押しこみ、引き抜いては押し込み……
六道に、常に強い刺激を送り続ける。
「やぁ、あ、あぅう、あぁっ!」
「いい感じですね、キャプテンっ……」
六道が、悦んでいるのか痛がっているのかは分からない。
が、男にとってそんな事は最初から関係ない。
自分の欲求が満たされれば、彼はそれでいいのである。
六道の初めてならではの締め付けを楽しみながら、前後運動を繰り返す。
手を持て余している男は、秘所の上の突起物をつまんでみた。

「っ、ひぁああああっ!!!」
六道は今まで以上に激しい反応を見せ、まるで海老のように仰け反った。
そして、力尽きたように脱力して倒れ込んだ。
だが、男は前後運動のペースを緩めることなく、六道を突き続ける。
「イッちゃって……かわいいですね、ほんとっ……」
反応が頂点に達した後も、六道には休むことなく刺激が送り続けられる。
六道は既に何も考えられず、ただ体を震わせ嬌声を発するばかりである。


六道と男の行為がしばらくの間続いた。
六道は幾度も快楽の頂点に達し、もはや抵抗などという言葉も忘れかけていた。
そんな六道に対して終始余裕を見せていた男にも、そろそろ限界が近付いていた。
「ん、そろそろっ中にっ出し……ますよっ……!」
喋る事より前後運動に集中しているのか、男の口調にも余裕は消えていた。
一方六道は、男の言った言葉の意味が理解できていなかった。
「なかって、ひぁ、一体なん、のっ!!」
「ふふ、赤ちゃんが、出来るかも、しれませんねっ!」
「あ、あか……ちゃ、んっ!?」
「そうですよ、精液を中に出して、赤ちゃんを作るんですよっ!!」

よくは分からないが……
要するに、このままだと……
……赤ちゃんが、出来る?
六道は、限界に近い思考でそこまでを理解した。

……
それは、ダメなんじゃ……ない、か?
お互いに高校生だし、いや そもそも養うつもりで言っているのではない気がするが……。
そもそもこんな奴と子供を育てるなんてまっぴらごめんである。
いや、一人であろうと無理であるし無茶であるし父さんに何といえば
もし出来てしまったらどうするんだ?
一度赤ちゃんが出来たら、何か産まない方法はあるのか?
いや、そういえば確か妊娠しても早い内ならばどうにかなると聞いたことが……
いや、リスクはゼロでは無かったはずだ。何かしらの悪影響が出るはずだ
それに、そもそも行為の後私は家に帰れるのか?

危機感により、機能停止しかけていた六道の思考回路は擦り切れんばかりの回転を見せる。
が、そんな事は知らぬとばかりに男は行為のフィニッシュへとペースを速める。
「うっ、もう……限界……っ!」
「や、やめ、赤ちゃんは……ダメだ……っっ!!」
「っ、あぁ……っ!!」
そう言った瞬間、六道は自分の内に感じていた物がびくびくと脈打つのを感じ……
そして、六道の中にありったけの白濁液が注がれた。


「ふ……ぅうっ」
しばらくの間、男の射精は続いた。
どくっどくっ、と自分の中に暖かいものが流れ込んでくる。
その不思議な感覚を、六道は絶望感とともに味わっていた。
そして、やる事を終えて男が六道から離れる。
六道の秘所から白濁液が漏れ出る様子を、カメラがズームアップで撮り続けている。
「全く……遅いっすよ先輩~」
「あっはっは、悪ぃ悪ぃ」
「でも、こんな夢のようなこと出来るのも全部先輩のおかげなんだぜ?」
「……まぁ、そうだけどさ。俺ら童貞にゃ辛すぎる辛抱だぜ……」
「まぁ、次はお前たちの番だ。思う存分ヤッちまえ」
「オイーッス!」

中に、出されてしまった……
私は、どうなるんだ?
赤ちゃんが……出来てしまうのか?
六道は、呆然としていた。
だが、考える時間はあまり長く与えてもらなかった。
「じゃ、次は俺ですよキャプテン……」
余り見覚えのない小太りの少年が立っていた。
確か……練習をさぼり気味だった、幽霊部員だったろうか。
野球部には似つかわしくない、全身白っぽい肌をしている。
六道も体は白いが、顔や手などは立派に部活焼けしている。
それに対して、彼は全身が白いのである。
体形から見ても、運動を習慣にしてるわけではなさそうだ。
「キャ、キャプテンで童貞卒業できるなんて夢のようっスよ……」
あまり笑う事に慣れていないような笑顔である。
美形とは言えない顔も作用して、あまり直視したくない。
そして、先程の男と同じように彼も六道の秘所にパンパンに張った一物を挿入する。
「う、ぉぉおっ!締まって……」

と、その途端。
刺激に慣れていなかったのであろうか、彼の一物は挿入だけで絶頂に達した。
びゅびゅっ、と再び六道の腔内に白濁液が放たれる。
「え、あ、お前……やっ……!?」
「お前早ぇよ~!」
「さすが童貞だな~」
「早く代われ!代われ!」
六道の叫びは、周りの喧騒にまぎれた。
自分の番を目前にして男達のテンションは鰻昇りに上がっていた。
「…………」
そんな光景を見て、六道は考える事を放棄した。


……宴が、ようやく始まった。
終わりではない。始まりである

日程に余裕は存分にある。
1週間足らずで、どんな成果が上がるのであろうか……?
短期集中、徹底指導。
それが合宿の醍醐味である……

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