「まず街までいくよ!まずは買い物!」
「はい!」
俺はあおいちゃんの手をとって街に向かって歩き出した。彼女は最初戸惑った様子だったが、遠慮しがちに俺の手を握り返してくれた。
「何か欲しいものある?あおいちゃん」
「んーん、ボクは別にないかな。小南くんは?」
「実は俺もない。…だから二人でぶらぶら歩こっか?」
「うん!いいよ!」
「はい!」
俺はあおいちゃんの手をとって街に向かって歩き出した。彼女は最初戸惑った様子だったが、遠慮しがちに俺の手を握り返してくれた。
「何か欲しいものある?あおいちゃん」
「んーん、ボクは別にないかな。小南くんは?」
「実は俺もない。…だから二人でぶらぶら歩こっか?」
「うん!いいよ!」
…あれ、なんだコレ?何か違和感を感じた俺は、トイレと偽りその場を離れ、パワプロ7の攻略本を見た。…くそ、このイベント載ってねえぞ!
「どうしたの?」
「え?あ、あぁ、なんでもないよ!」
「ふーん。…あ、ボクあのお店行ってみたいなあ」
「いいよ。じゃあ行こっか」
俺が快諾すると、あおいちゃんが俺の腕に自らのそれをスルッと絡ませてきた。そう、まるで…巷に犇めくカップルのように。
「え?あ、あぁ、なんでもないよ!」
「ふーん。…あ、ボクあのお店行ってみたいなあ」
「いいよ。じゃあ行こっか」
俺が快諾すると、あおいちゃんが俺の腕に自らのそれをスルッと絡ませてきた。そう、まるで…巷に犇めくカップルのように。
…違う。俺が知ってるあのイベントとは何かが決定的に違う…と思う。突っ込まれると「ココが違う」とははっきり言えないが、明らかに…
「最近の服とかの流行りは、ボクさっぱりわからないんだよなぁ…。…ん?ボクの顔に何かついてる?」
「あ、いや…別に。服をじーって見てるあおいちゃんかわいいなって思っただけ」
「そう?…えへへ、ありがと」
「最近の服とかの流行りは、ボクさっぱりわからないんだよなぁ…。…ん?ボクの顔に何かついてる?」
「あ、いや…別に。服をじーって見てるあおいちゃんかわいいなって思っただけ」
「そう?…えへへ、ありがと」
…うん。かわいいから何の問題もないぜ!
---
「あおいちゃんお腹空かない?」
何を買うでもなく二人でぶらぶらするうちに、時刻は正午を回っていた。笑ったり照れたりと、普段は希薄なあおいの一面にハァハァしていた小南は、13時を過ぎた辺りでやっとそれに気付いた。
「うーん、少し…空いた、かな」
もじもじと、やや言いづらそうに言葉を紡ぐあおいちゃん。…やべぇかわいいぞっ!また弾道が上がりそうだ。
「じゃあ、食事行こっか!」
「はい!」
相変わらずあおいちゃんの返事は元気だった。快晴に浮かぶ太陽のような満面の笑顔も相俟って、やっぱり彼女は可愛かった。
何を買うでもなく二人でぶらぶらするうちに、時刻は正午を回っていた。笑ったり照れたりと、普段は希薄なあおいの一面にハァハァしていた小南は、13時を過ぎた辺りでやっとそれに気付いた。
「うーん、少し…空いた、かな」
もじもじと、やや言いづらそうに言葉を紡ぐあおいちゃん。…やべぇかわいいぞっ!また弾道が上がりそうだ。
「じゃあ、食事行こっか!」
「はい!」
相変わらずあおいちゃんの返事は元気だった。快晴に浮かぶ太陽のような満面の笑顔も相俟って、やっぱり彼女は可愛かった。
---
「ほら、口周りにソースついてるよ?」
「え?どこ?」
「こ~こ!男はみんなだらし無いんだから!」
俺は動きを制され、あおいちゃんにナプキンで口を拭われた。恥ずかしいやら嬉しいやら。
「え?どこ?」
「こ~こ!男はみんなだらし無いんだから!」
俺は動きを制され、あおいちゃんにナプキンで口を拭われた。恥ずかしいやら嬉しいやら。
「…あ…」
軽く食事を済まし、再びショッピングモールをあおいちゃんと回っていると、シルバーのアクセサリに彼女は視線を留めた。控えめなプラチナのペンダントだった。
「…ボクも、あんなアクセサリ着けたら、少しは女の子っぽく見えるのかな…」
「ためしに着けてみたら?」
俺がそう薦めると、あおいちゃんはしきりに遠慮した。俺は半ば強引に、彼女にそれを着けさせた。
「どう…かな」
…うん、可愛い。控えめなデザインゆえにあおいちゃんの可愛さとの相乗効果がどーだこーだと長々と講釈垂れたい程可愛い。つーか恥ずかしそうにしてるあおいちゃんがヤバイ。弾道上がった。
「…似合うね。すっごく可愛い」
「…ホント?」
「ホント。…だから今日はそれ着けててよ。あおいちゃんが嫌じゃなければ」
「えっ…」
購入及びプレゼントは即座に決定された。マリーンズ1軍正捕手であるこの俺の給料を彼女のために浪費する事に些かの躊躇いすら持たぬ!
「…ありがと。…すっごく、ホントにすごく嬉しい…。ボクなんかにこんな…」
「あおいちゃんだからプレゼントしたの」
軽く食事を済まし、再びショッピングモールをあおいちゃんと回っていると、シルバーのアクセサリに彼女は視線を留めた。控えめなプラチナのペンダントだった。
「…ボクも、あんなアクセサリ着けたら、少しは女の子っぽく見えるのかな…」
「ためしに着けてみたら?」
俺がそう薦めると、あおいちゃんはしきりに遠慮した。俺は半ば強引に、彼女にそれを着けさせた。
「どう…かな」
…うん、可愛い。控えめなデザインゆえにあおいちゃんの可愛さとの相乗効果がどーだこーだと長々と講釈垂れたい程可愛い。つーか恥ずかしそうにしてるあおいちゃんがヤバイ。弾道上がった。
「…似合うね。すっごく可愛い」
「…ホント?」
「ホント。…だから今日はそれ着けててよ。あおいちゃんが嫌じゃなければ」
「えっ…」
購入及びプレゼントは即座に決定された。マリーンズ1軍正捕手であるこの俺の給料を彼女のために浪費する事に些かの躊躇いすら持たぬ!
「…ありがと。…すっごく、ホントにすごく嬉しい…。ボクなんかにこんな…」
「あおいちゃんだからプレゼントしたの」
---
店舗から出ると辺りは暗くなりかけていた。日中とは取って代わってなぜか俯き寡言になってしまったあおいちゃんを連れて、俺は人気の薄らいだ公園にやってきた。
「少し二人で話しない?」
「…はい」
外灯の元に置かれたベンチに並んで座り、たわいのない世間話をしたり野球の理念について語り合う。真剣な瞳でリードや配球について語るあおいちゃんを見た俺は、野球を語り野球に携わる様の彼女がやはり一番彼女らしいな、と改めて思った。
「少し二人で話しない?」
「…はい」
外灯の元に置かれたベンチに並んで座り、たわいのない世間話をしたり野球の理念について語り合う。真剣な瞳でリードや配球について語るあおいちゃんを見た俺は、野球を語り野球に携わる様の彼女がやはり一番彼女らしいな、と改めて思った。
ご存知の方も多々いるだろうが、このイベントは特訓と銘打たれた事実上のデートにあおいを誘い出すというもの。
そして、イベント最大の分岐点は今この瞬間っ…!あおいがこのまま帰ってくれれば小南の勝利が確定…!
だが、「って言うわけないでしょ!」というテロップが出た瞬間、小南の死が確定する憂き目っ…!やっらしーんだから!もうサイッテーと痛罵の嵐…非難轟々っ…!
そして、イベント最大の分岐点は今この瞬間っ…!あおいがこのまま帰ってくれれば小南の勝利が確定…!
だが、「って言うわけないでしょ!」というテロップが出た瞬間、小南の死が確定する憂き目っ…!やっらしーんだから!もうサイッテーと痛罵の嵐…非難轟々っ…!
ニア今日…泊まっていかない?
じゃあ、今日の特訓はこれまで!
じゃあ、今日の特訓はこれまで!
…なんだこの選択肢?
別タイプのイベント…!これは7で存在したあのイベントとは…まったく別タイプ…!
別タイプのイベント…!これは7で存在したあのイベントとは…まったく別タイプ…!
だが小南は迷わなかった。もちろん迷わなかった。迷えば死ぬ…!そして、あの選択以外に俺に生きる道は無しっ…!
「あの…あおいちゃん」
「…ん?なぁに?小南くん」
「…ん?なぁに?小南くん」
「今日…俺ん家に泊まっていかない?」
小南は選択した。生か破滅か修羅の道を。仮に通らなかった場合の死はすでに覚悟の上…!
小南は選択した。生か破滅か修羅の道を。仮に通らなかった場合の死はすでに覚悟の上…!
「…それも、特訓?」
「うん、特訓」
「うん、特訓」
「…はい。」
あ、通った。
あ、通った。
マンションの自室にあおいを招き入れる小南。あおいはもう口数がだいぶ少なくなっていて、自身に対して小南が何を望んでいるのかを理解し、それを容認しているかのようだった。
そして扉を施錠した瞬間。小南はあおいの肩を掴み正面に据える。彼女の体はとても華奢で、抱きしめたら壊れそうだった。
羞恥と心配と混乱、小南への想い、そして否定できない僅かな後悔。それらが入り交じり、あおいは息を少し上げながら真っ赤に紅潮していた。
「あ、あのっ!あのボクっ…」
「…やっぱり嫌?」
あおいはふるふると首を振る。
「…その…、あんまり…経験がないから…、小南くんに迷惑かけちゃいそうで…」
「した事はある?」
あおいはさらに赤くなり、狼狽し迷った揚げ句に小さく頷く。普段強気で男勝りなあおいと今の彼女のギャップは小南の加虐心と性的興奮を強く駆り立てたが、それ以上に「健気な彼女を傷付けたくない」という意思により、小南はなんとかそれらを胸の内に押し込む事ができた。
そして彼女を寄せて抱きしめる。不安を拭ってあげるかのように髪の毛を撫でながら。
「心配ないよ。迷惑なもんかよ」
「…小南くん…きゃ!」
直後にあおいの体のバランスが崩れ、彼女は一瞬自身が転んだのかと錯覚した。
そうではなく、背中と太股の裏に腕を廻され、小南に抱き抱えられたのだ。
「…バカっ!びっくりするでしょ!」
だが、あおいの文句は黙殺され、彼女を抱いたまま小南は奥へと無言で進む。呈した苦言とは裏腹に、小南に全てを任せる胆を決めていたあおいは、ただ薄暗い中彼の顔をじーっと見つめていた。
そしてベッドに降ろされ、小南と目があった瞬間に、さらにもう一度決意を固めた。
そして、座らせたあおいのユニフォームのボタンを小南は一つずつ外してゆく。
「わっ…」
いきなりの行為に彼女は小さく驚嘆の声をあげた。
間を置かずベルトを外してズボンを脱がし、靴下も奪い取る。あおいはアンダーシャツと上下の下着だけの姿にされ、肉付きがいい太ももと、それでいてするりと伸びやかな脚部が露わにされる。
「あ、あのボク…お風呂に入ってから…」
「だーめ」
「そんなあ…きゃっ」
入浴の許可は与えない。少なくともやり終えるまでに、少々の汗くささも含んだあおい自身の香りを消させる訳にはいかない。
そして扉を施錠した瞬間。小南はあおいの肩を掴み正面に据える。彼女の体はとても華奢で、抱きしめたら壊れそうだった。
羞恥と心配と混乱、小南への想い、そして否定できない僅かな後悔。それらが入り交じり、あおいは息を少し上げながら真っ赤に紅潮していた。
「あ、あのっ!あのボクっ…」
「…やっぱり嫌?」
あおいはふるふると首を振る。
「…その…、あんまり…経験がないから…、小南くんに迷惑かけちゃいそうで…」
「した事はある?」
あおいはさらに赤くなり、狼狽し迷った揚げ句に小さく頷く。普段強気で男勝りなあおいと今の彼女のギャップは小南の加虐心と性的興奮を強く駆り立てたが、それ以上に「健気な彼女を傷付けたくない」という意思により、小南はなんとかそれらを胸の内に押し込む事ができた。
そして彼女を寄せて抱きしめる。不安を拭ってあげるかのように髪の毛を撫でながら。
「心配ないよ。迷惑なもんかよ」
「…小南くん…きゃ!」
直後にあおいの体のバランスが崩れ、彼女は一瞬自身が転んだのかと錯覚した。
そうではなく、背中と太股の裏に腕を廻され、小南に抱き抱えられたのだ。
「…バカっ!びっくりするでしょ!」
だが、あおいの文句は黙殺され、彼女を抱いたまま小南は奥へと無言で進む。呈した苦言とは裏腹に、小南に全てを任せる胆を決めていたあおいは、ただ薄暗い中彼の顔をじーっと見つめていた。
そしてベッドに降ろされ、小南と目があった瞬間に、さらにもう一度決意を固めた。
そして、座らせたあおいのユニフォームのボタンを小南は一つずつ外してゆく。
「わっ…」
いきなりの行為に彼女は小さく驚嘆の声をあげた。
間を置かずベルトを外してズボンを脱がし、靴下も奪い取る。あおいはアンダーシャツと上下の下着だけの姿にされ、肉付きがいい太ももと、それでいてするりと伸びやかな脚部が露わにされる。
「あ、あのボク…お風呂に入ってから…」
「だーめ」
「そんなあ…きゃっ」
入浴の許可は与えない。少なくともやり終えるまでに、少々の汗くささも含んだあおい自身の香りを消させる訳にはいかない。
背からベッドに倒し込むと、彼女の顔は一段と赤らみ脚をもじもじさせる。普段は絶対に見れないあおいの表情に、小南はいよいよ止まらない。
あおいに覆いかぶさる小南の股間にはすでにテントが張られ、ズボン越しにもびくびくと動きがわかる。
「あ、あおいちゃん…!」
やや強引にアンダーシャツを脱がし、下着を剥ぎ取る。同時に自身もトランクス一枚にまで服を脱いだ。張り詰めたテントの尖端は、興奮の余りに先走った汁ですでに濡れている。
「や…ぁ…!」
両脚と両腕で必死に乳首と股間をあおいは隠すが、ヘソの側から両脚の付け根、恥部を隠す陰毛をなぞると彼女の体がぴくりと反応し、脚から力が抜けていく。
「あ、…んぁ」
色情に濡れる声。未だかつて聞いた事のないあおいの未知なる声。陰毛に隠れた割れ目を中指で擦り続けると、それは段々大きく強くなっていった。
「あっ…あ、あぐ…ぅ」
目を閉じ、半開きの口から唾液を垂らすあおい。いつの間にか胸を隠すのすら忘れ、両手はシーツをぎゅっと握りしめている。両脚もすでにだらしなく開かれている。
そしてあおいが体をよじらせる度に、彼女の控えめな乳房がぷるぷると微かに揺れた。
「ほら、くちゅくちゅって聞こえるでしょ?あおいちゃんのエッチな音」
「ふ…あ、くぅ…、そ…そんなの知らないよ…聞こえないもん」
小南は指を一度離し、あおいの眼下で粘着質の愛液を弄び、彼女の頬にそれをなすりつける。
「ほら。あおいちゃんのエッチな汁だよ。いっぱい出てくる」
「や…、やだ…ぁ…!」
「ここから出てくるんだよ」
小南は狙いを定め、膣に指を深々と突き刺す。奥と膣壁をぐりぐりと掻き回しながら、引き抜いてまた差し込む。
「ふぁっ!あっ、んぅ!あ!」
そのまま体をよせて、汗ばんだあおいの首筋の匂いを嗅き、舌を這わせる。
「…あおいちゃん…いい匂い」
舌は体のラインを沿って乳首に着き、ちろちろとそれを弾く。今初めてまじまじと見つめるあおいの乳首。小さく綺麗で可愛かった。
あおいに覆いかぶさる小南の股間にはすでにテントが張られ、ズボン越しにもびくびくと動きがわかる。
「あ、あおいちゃん…!」
やや強引にアンダーシャツを脱がし、下着を剥ぎ取る。同時に自身もトランクス一枚にまで服を脱いだ。張り詰めたテントの尖端は、興奮の余りに先走った汁ですでに濡れている。
「や…ぁ…!」
両脚と両腕で必死に乳首と股間をあおいは隠すが、ヘソの側から両脚の付け根、恥部を隠す陰毛をなぞると彼女の体がぴくりと反応し、脚から力が抜けていく。
「あ、…んぁ」
色情に濡れる声。未だかつて聞いた事のないあおいの未知なる声。陰毛に隠れた割れ目を中指で擦り続けると、それは段々大きく強くなっていった。
「あっ…あ、あぐ…ぅ」
目を閉じ、半開きの口から唾液を垂らすあおい。いつの間にか胸を隠すのすら忘れ、両手はシーツをぎゅっと握りしめている。両脚もすでにだらしなく開かれている。
そしてあおいが体をよじらせる度に、彼女の控えめな乳房がぷるぷると微かに揺れた。
「ほら、くちゅくちゅって聞こえるでしょ?あおいちゃんのエッチな音」
「ふ…あ、くぅ…、そ…そんなの知らないよ…聞こえないもん」
小南は指を一度離し、あおいの眼下で粘着質の愛液を弄び、彼女の頬にそれをなすりつける。
「ほら。あおいちゃんのエッチな汁だよ。いっぱい出てくる」
「や…、やだ…ぁ…!」
「ここから出てくるんだよ」
小南は狙いを定め、膣に指を深々と突き刺す。奥と膣壁をぐりぐりと掻き回しながら、引き抜いてまた差し込む。
「ふぁっ!あっ、んぅ!あ!」
そのまま体をよせて、汗ばんだあおいの首筋の匂いを嗅き、舌を這わせる。
「…あおいちゃん…いい匂い」
舌は体のラインを沿って乳首に着き、ちろちろとそれを弾く。今初めてまじまじと見つめるあおいの乳首。小さく綺麗で可愛かった。
「んあ!」
指を一気に引き抜き、トランクスを脱ぎ捨てる。あおいの恥態を目の当たりにした結果、股間のそれは体中から血を集め、かつて無い程痛々しく勃起していた。
「はぁ…、はっ、はぁ、小南くん…」
それにあおいの愛液を塗し、亀頭を宛てがい彼女の両掌を握る。
「力抜いてね。あおいちゃん」
あおいの返事は待たずに、彼女の狭い膣の壁を押しのけながら挿入は開始される。
「ふっ…う!ん!」
さらにも増して淫らに乱れるあおい。やはり初めてではないようで、痛さも無いようだった。
「あっ、あおいちゃんっ…!」
「あっ…あ…、入っちゃった…」
互いとも数年ぶりの性交渉。すぐに射精を意識した小南は、あおいに陰茎を突き刺したまま、自らの高ぶりを少し落ち着ける。
「は…、むぅ…ん」
やがて、あおいと舌を絡ませつつ腰を前後させる。小南がキスを求めると、彼女は不慣れながらに応じてくれた。
「小南くん…!もっと!もっとぉ…!」
あおいが小南の背に腕を回し、抱き寄せる。胸板でむにゅっと乳房がつぶれて乳首が擦れる。小南にはたまらなく気持ちいい。
正常位での抜き挿し、乱れるあおいをしばし楽しんだ小南は、彼女の小さな体を抱え、対面座位から騎乗位へと体位を変える。そして小南は動きを止めた。
「は…ぁ…、…え?」
すでに高ぶるだけ高ぶったあおいは、ただ陰茎が己に突き刺さったままではとてもいられない。本能が促すままに、彼女自ら腰を上下に振り出した。
「…ずるい…よ」
小南はあおいのよがりを邪魔するかのように、不定期に腰を突き上げた。その度に彼女の太ももとお尻が波打ち、小南の股間周辺にむっちりとした重みが加わる。そして尻の肉を両手で鷲掴みにすれば、むにゅむにゅと掌に吸い付くかのように形貌を変える。
指を一気に引き抜き、トランクスを脱ぎ捨てる。あおいの恥態を目の当たりにした結果、股間のそれは体中から血を集め、かつて無い程痛々しく勃起していた。
「はぁ…、はっ、はぁ、小南くん…」
それにあおいの愛液を塗し、亀頭を宛てがい彼女の両掌を握る。
「力抜いてね。あおいちゃん」
あおいの返事は待たずに、彼女の狭い膣の壁を押しのけながら挿入は開始される。
「ふっ…う!ん!」
さらにも増して淫らに乱れるあおい。やはり初めてではないようで、痛さも無いようだった。
「あっ、あおいちゃんっ…!」
「あっ…あ…、入っちゃった…」
互いとも数年ぶりの性交渉。すぐに射精を意識した小南は、あおいに陰茎を突き刺したまま、自らの高ぶりを少し落ち着ける。
「は…、むぅ…ん」
やがて、あおいと舌を絡ませつつ腰を前後させる。小南がキスを求めると、彼女は不慣れながらに応じてくれた。
「小南くん…!もっと!もっとぉ…!」
あおいが小南の背に腕を回し、抱き寄せる。胸板でむにゅっと乳房がつぶれて乳首が擦れる。小南にはたまらなく気持ちいい。
正常位での抜き挿し、乱れるあおいをしばし楽しんだ小南は、彼女の小さな体を抱え、対面座位から騎乗位へと体位を変える。そして小南は動きを止めた。
「は…ぁ…、…え?」
すでに高ぶるだけ高ぶったあおいは、ただ陰茎が己に突き刺さったままではとてもいられない。本能が促すままに、彼女自ら腰を上下に振り出した。
「…ずるい…よ」
小南はあおいのよがりを邪魔するかのように、不定期に腰を突き上げた。その度に彼女の太ももとお尻が波打ち、小南の股間周辺にむっちりとした重みが加わる。そして尻の肉を両手で鷲掴みにすれば、むにゅむにゅと掌に吸い付くかのように形貌を変える。
小南は忙しい。目の前で上下に躍るあおいの肢体は、いじくる場所に尽きないからだ。
腰下とは対照的に細くくびれたウエスト、その中心に位置する縦に細いおへそ、やはり波打つ控えめな乳房に乳首。
そしてあおいを自らに倒し込み、お尻の谷間に隠れる皺の寄った尻穴を探り当てる。
「…ふぁ!ふぇ…む」
羞恥を煽りながらも、キスで口を塞いで意見は許さない。もっとも、小南の体で陰核が擦れ、あおいはそれどころではないが。
腰下とは対照的に細くくびれたウエスト、その中心に位置する縦に細いおへそ、やはり波打つ控えめな乳房に乳首。
そしてあおいを自らに倒し込み、お尻の谷間に隠れる皺の寄った尻穴を探り当てる。
「…ふぁ!ふぇ…む」
羞恥を煽りながらも、キスで口を塞いで意見は許さない。もっとも、小南の体で陰核が擦れ、あおいはそれどころではないが。
いよいよ小南も限界だった。射精への突き上げを開始する前に、彼はあおいの髪留めを奪った。
三編みお下げはたやすく解け、クセがなく美しいあおいの髪が、微かな芳香と共に広がった。
「あおいちゃんの…綺麗な髪の毛…。ずっと「いつか解いて触りたい」って思ってた…」
頭を撫でつつ指で髪を梳かす。
「…キミだけ。ボクが髪を触らせるのは、…これからもずっとキミだけ。」
そう言って二人は笑いあい、再びキスをした。なんの偽りもない心よりの言葉だった。
三編みお下げはたやすく解け、クセがなく美しいあおいの髪が、微かな芳香と共に広がった。
「あおいちゃんの…綺麗な髪の毛…。ずっと「いつか解いて触りたい」って思ってた…」
頭を撫でつつ指で髪を梳かす。
「…キミだけ。ボクが髪を触らせるのは、…これからもずっとキミだけ。」
そう言って二人は笑いあい、再びキスをした。なんの偽りもない心よりの言葉だった。
「あおいちゃん!…あおいちゃんっ!」
「いいよっ…!小南…くん!もっと!もっとぉっ!」
あおいの汗が小南の体に滴り、彼女の髪が乱舞する。小南は無我夢中で突き上げ続ける。
「いく…!出すからね!」
「…くぅ…!あっ、んんぅ!」
あおいはもう自身では動けなかった。下からの突き上げに快楽を貪り、陰核をこすりつけ、小南をただ抱きしめるだけしか出来ない。
「…うっ!!」
「あ…ぐ!」
熱く怒張した陰茎が、あおいの膣奥に小南の精液を注ぎ込む。彼女の愛液と混じりながら膣を充たし、やがて陰唇からとろりと姿を現した。
あおいをずらして陰唇をヌルリと引き抜く。早くも縮もうとするそれは、色々な液でテカテカと黒光りしていた。
「いいよっ…!小南…くん!もっと!もっとぉっ!」
あおいの汗が小南の体に滴り、彼女の髪が乱舞する。小南は無我夢中で突き上げ続ける。
「いく…!出すからね!」
「…くぅ…!あっ、んんぅ!」
あおいはもう自身では動けなかった。下からの突き上げに快楽を貪り、陰核をこすりつけ、小南をただ抱きしめるだけしか出来ない。
「…うっ!!」
「あ…ぐ!」
熱く怒張した陰茎が、あおいの膣奥に小南の精液を注ぎ込む。彼女の愛液と混じりながら膣を充たし、やがて陰唇からとろりと姿を現した。
あおいをずらして陰唇をヌルリと引き抜く。早くも縮もうとするそれは、色々な液でテカテカと黒光りしていた。
「…赤ちゃんできたら引退だな…ボク」
「え!…じゃあ女の子がいいなぁ…。あおいちゃんみたく可愛い子」
「…ダメだよまだ!ボク投手タイトル一個も獲ってもないのに!ボクは将来の沢村賞投手だよ!?」
「…「まだ」?できちゃったら俺に永久就職してくれるの?」
「う…うるさいな!揚げ足をとるなっ!」
「え!…じゃあ女の子がいいなぁ…。あおいちゃんみたく可愛い子」
「…ダメだよまだ!ボク投手タイトル一個も獲ってもないのに!ボクは将来の沢村賞投手だよ!?」
「…「まだ」?できちゃったら俺に永久就職してくれるの?」
「う…うるさいな!揚げ足をとるなっ!」
「(…まぁ、キミとなら…、考えなくはないけどさ…)」
そのあとすぐ、小南の腕の中であおいは眠りについた。
実はさっきの小南の話を嬉しく思った事は、自分の心の中にしまっておくことにした。
実はさっきの小南の話を嬉しく思った事は、自分の心の中にしまっておくことにした。
この時からそう遠くないある日、小南はあおいがまったりキャットハンズへトレードされる事を知った。
(今思えば、あの日…あおいちゃんが俺に甘えてくれたのは、今日のこの日がくるからこそだったのかもしれないな…)
小南はふと、そう思った。
(今思えば、あの日…あおいちゃんが俺に甘えてくれたのは、今日のこの日がくるからこそだったのかもしれないな…)
小南はふと、そう思った。
疲れがたまった。(ブブー
やる気がなくなった。(ブブー
やる気がなくなった。(ブブー
---
「あ!あおいセンパイの旦那さんですよね!?えーと、小南さん!」
一塁側のベンチ。水色の髪をした女の子が小南に声をかけた。
「ん?あーそうだよ。えー君が確か…、女の子で二人目のプロの…、達川みつきちゃんだっけ」
「「橘みずき」です!あおいセンパイ子供生まれたんだって聞きましたよー?可愛いでしょ?」
「そーなんだよー!目元とかあおいちゃんそっくりで可愛いのなんのって…
…あ、やめとこ」
「えー!聞かせてくださいよぉ!あと惚気話とかも聞きたいのにー!」
頬を膨らませ不満を露わにするみずきに対し、小南は近くの客席を指し示した。
その先には、じーっと冷ややかな瞳でこちらを見据えるあおいがいた。
「あ!あおいセンパイ来てたんだ!」
みずきに小南が小さく耳打ちする。
「(あんまり他の女の子と仲良くすると、後であおいちゃんに殴られる)」
「あーなるほど!お熱いですねえ?」
みずきは妖しい笑みを浮かべる。マジに後であおいちゃんにフォローがいるかもな、と小南は考えた。
一塁側のベンチ。水色の髪をした女の子が小南に声をかけた。
「ん?あーそうだよ。えー君が確か…、女の子で二人目のプロの…、達川みつきちゃんだっけ」
「「橘みずき」です!あおいセンパイ子供生まれたんだって聞きましたよー?可愛いでしょ?」
「そーなんだよー!目元とかあおいちゃんそっくりで可愛いのなんのって…
…あ、やめとこ」
「えー!聞かせてくださいよぉ!あと惚気話とかも聞きたいのにー!」
頬を膨らませ不満を露わにするみずきに対し、小南は近くの客席を指し示した。
その先には、じーっと冷ややかな瞳でこちらを見据えるあおいがいた。
「あ!あおいセンパイ来てたんだ!」
みずきに小南が小さく耳打ちする。
「(あんまり他の女の子と仲良くすると、後であおいちゃんに殴られる)」
「あーなるほど!お熱いですねえ?」
みずきは妖しい笑みを浮かべる。マジに後であおいちゃんにフォローがいるかもな、と小南は考えた。
キャットハンズへトレードされて数年後、あおいは引退し小南と結婚。後に子供も授かった。
小南は変わらずマリーンズの正捕手の座を守り、今日のオールスターにも選出された。まずは、パリーグ先発部門で得票数1位だった橘みずきをリードする事になる。
『やんきーすから選出された“パの兄貴”こと番堂長児、空振り三振!猪狩守、この回のオールパシフィックを三者三振に仕留めました!』
「…よし交代だ!橘行くぞ!」
「はい!」
「あおいちゃんと仲いいんだろ?今度あおいちゃんも交えて話聞かせてあげるよ」
「はーい!期待してまーす!」
小南とみずきはグラウンドへ駆けてゆく。他の観客に混ざりながら、あおいは小南に声援を送った。
小南は変わらずマリーンズの正捕手の座を守り、今日のオールスターにも選出された。まずは、パリーグ先発部門で得票数1位だった橘みずきをリードする事になる。
『やんきーすから選出された“パの兄貴”こと番堂長児、空振り三振!猪狩守、この回のオールパシフィックを三者三振に仕留めました!』
「…よし交代だ!橘行くぞ!」
「はい!」
「あおいちゃんと仲いいんだろ?今度あおいちゃんも交えて話聞かせてあげるよ」
「はーい!期待してまーす!」
小南とみずきはグラウンドへ駆けてゆく。他の観客に混ざりながら、あおいは小南に声援を送った。
「小南くん、がんばって!みずきもしっかり抑えなさいよ!」
一線を退いた今でも、あおいはあの頃と何も変わらなかった。そしてそれは、これからも不変なのかもしれない。
やる気が出た。
あおいちゃんの評価が上がった。
あおいちゃんの評価が上がった。