――八時
アンダースローからあおいはボールを投げる。 現在、恋々高校野球部は朝練習中だ。
あおいはキャッチボールで肩を温めた後、三十球ほど捕手に向かってボールを投げていた。
捕手である彼は頷き、彼女に次の要求を宣言した。
あおいはキャッチボールで肩を温めた後、三十球ほど捕手に向かってボールを投げていた。
捕手である彼は頷き、彼女に次の要求を宣言した。
「じゃあ今度はもう少し低めに投げようか」
恋々高校正捕手でキャプテンである小波は、先ほどのコースより低目を要求した。
あおいは彼の言葉に頷き、小波のミット目掛けてアンダースローでボールを投げる。
彼が構えたミットの中にボールが吸い込まれた時には、彼のミットは一度も動かなかった。 思わず彼は唸った。
あおいは彼の言葉に頷き、小波のミット目掛けてアンダースローでボールを投げる。
彼が構えたミットの中にボールが吸い込まれた時には、彼のミットは一度も動かなかった。 思わず彼は唸った。
(今日は凄い集中と制球力だ。あの練習試合のショックはもう大丈夫かな、あおいちゃん)
先ほどからあおいは、小波の構えた所に確実に投げてくる。
完全にあおいの視線は此方に向いている。 ピッチングに集中している証拠だ。
小波は今までこれほどまでに集中したあおいは見たこと無かった。
完全にあおいの視線は此方に向いている。 ピッチングに集中している証拠だ。
小波は今までこれほどまでに集中したあおいは見たこと無かった。
(いつもアレだけピッチングに集中していたら、練習試合どころか、本番も大丈夫なのにな……)
(そう言えば、はるかちゃんからあおいちゃんが特訓していると聴いたけど、その成果なのかな?)
小波は何度も首を傾げながら、あおいの球を受けていた。
当の本人は、集中して投げていた。 小波が思っている以上に集中していた。
彼女のズボンの下。 現在、ノーパンだ。 いつもとは違う、妙な感じがする下半身。
現在の彼女は、投球に集中しないと如何しても意識が下半身に行ってしまう。 そして、あの出来事を思い出してしまう。
あの事=痴漢を忘れるには、練習を集中してするのが一番だと言う事を彼女は考えていた。
彼女のズボンの下。 現在、ノーパンだ。 いつもとは違う、妙な感じがする下半身。
現在の彼女は、投球に集中しないと如何しても意識が下半身に行ってしまう。 そして、あの出来事を思い出してしまう。
あの事=痴漢を忘れるには、練習を集中してするのが一番だと言う事を彼女は考えていた。
「………」
アンダースローからボールを投げる。 再び小波のミットの中へ。
練習中は、あの出来事を完全に忘れるほど集中していた。
練習中は、あの出来事を完全に忘れるほど集中していた。
――九時
殆どの部員達は、練習を切り上げて学校の方へ戻っていた。
最後まで練習していたあおいも、学校へ戻ろうとして部室の目の前に立っていた。
勿論、順番は決まって最後。 男子達と着替えるわけにもいかない。
あおいは部室のドアを開け、鍵を閉めた。
最後まで練習していたあおいも、学校へ戻ろうとして部室の目の前に立っていた。
勿論、順番は決まって最後。 男子達と着替えるわけにもいかない。
あおいは部室のドアを開け、鍵を閉めた。
「はぁ……集中して疲れちゃったな……」
「お疲れ、あおい」
「あっ……、はるか」
「お疲れ、あおい」
「あっ……、はるか」
あおいの視線の先、笑顔のはるかが座っていた。
あおいは早速ドアを閉めて、着替えようとする。 ……が、何か視線が気になった。
何せはるかがあおいの姿をじろじろと眺めているからだ。 あおいは小恥ずかしく顔を俯いた。
あおいは早速ドアを閉めて、着替えようとする。 ……が、何か視線が気になった。
何せはるかがあおいの姿をじろじろと眺めているからだ。 あおいは小恥ずかしく顔を俯いた。
着替えようとユニフォームに手を掛ける。 早めに着替えて学校に戻りたい。
その一心で脱いだその時だった。
その一心で脱いだその時だった。
「あおい……」
「ひゃっ!」
「ひゃっ!」
はるかが後ろから手を掛けてきた。
「なっ、はるか、どうしたの……?」
「約束どおり、ノーブラノーパンで来たんだね」
「う……うん」
「約束どおり、ノーブラノーパンで来たんだね」
「う……うん」
顔を真っ赤に染めたあおいを見て、はるかは微笑んだ。
その笑みは何かを考えているかのようにもあおいには見えた。
その笑みは何かを考えているかのようにもあおいには見えた。
「じゃあ第二段階、今から行う事に絶対驚かないでね」
「う、うん」
「これはあおいの精神力を高めるための『練習』だから……」
「わ、分かっているよっ……」
「う、うん」
「これはあおいの精神力を高めるための『練習』だから……」
「わ、分かっているよっ……」
あおいは恐る恐るはるかに言った。
するとはるかは、あおいの眼前にゆっくりと迫った。
するとはるかは、あおいの眼前にゆっくりと迫った。
「――ッ!」
「……ちゅ、ちゅぱっ……」
「……ちゅ、ちゅぱっ……」
はるかの唇が、舌が、あおいの口に侵食してきた。
行き成りの行いに、あおいは途惑い、何も考えられなかった。
とりあえず『驚かない』。 その事だけを肝に銘じ、彼女からの接吻を受けていた。
行き成りの行いに、あおいは途惑い、何も考えられなかった。
とりあえず『驚かない』。 その事だけを肝に銘じ、彼女からの接吻を受けていた。
「ちゅ……んちゅ……」
「んー…、ン……ちゅぱ……ん、…ぅん…」
「んー…、ン……ちゅぱ……ん、…ぅん…」
その間はるかは、容赦なくあおいの口の中を奪っていく。
濃厚と呼べる、先ほどの痴漢とは違うはるかの口づけ。 女の子特有の甘い香りが、彼女の口の中を充満させていった。
一分か、何分か分からないが、ようやくはるかはあおいから唇を離した。
濃厚と呼べる、先ほどの痴漢とは違うはるかの口づけ。 女の子特有の甘い香りが、彼女の口の中を充満させていった。
一分か、何分か分からないが、ようやくはるかはあおいから唇を離した。
「ぷはっ! ……ハァ…ァ、…ハァ……」
「あおい、よく我慢できたね」
「だってこれが練習でしょ……。 ……じゃないとはるか、もっと酷いことするって」
「………」
「あおい、よく我慢できたね」
「だってこれが練習でしょ……。 ……じゃないとはるか、もっと酷いことするって」
「………」
涙目の彼女を黙らせる為、はるかはもう一度、彼女の唇を奪った。
二度目のキス、正確には三度目のキスに、あるものがあおいの中から膨れ上がってきた。
それは彼女の中に潜んでいる快楽、性欲。
最初は戸惑っていたあおいの顔が、次第にトロンとしてきた。
七時の満員電車で一度燃え上がらせた性欲は、はるかの責めによって、再び一気に膨れ上がったのだ。
二度目のキス、正確には三度目のキスに、あるものがあおいの中から膨れ上がってきた。
それは彼女の中に潜んでいる快楽、性欲。
最初は戸惑っていたあおいの顔が、次第にトロンとしてきた。
七時の満員電車で一度燃え上がらせた性欲は、はるかの責めによって、再び一気に膨れ上がったのだ。
「ちゅぱ……んちゅ……ちゅぱ……んふぅ……」
艶めいた声を漏らしているあおいの乳頭は、興奮しているのか綺麗に立っていた。
しかしはるかはお構い無しと言わんばかりに、口づけを長い間続けていく。
柔らかく艶めいた二つの唇が重なり合っている。
甘い口づけに心を奪われ、あおいの興奮は更に膨らんで行った。
どれ位足っただろうか。 彼女の時間間隔は完全に乱れ狂い、目の前の彼女にしか見えなくなっていた。
しかしはるかはお構い無しと言わんばかりに、口づけを長い間続けていく。
柔らかく艶めいた二つの唇が重なり合っている。
甘い口づけに心を奪われ、あおいの興奮は更に膨らんで行った。
どれ位足っただろうか。 彼女の時間間隔は完全に乱れ狂い、目の前の彼女にしか見えなくなっていた。
「うん、とりあえずこの時間帯は合格ね」
唇を離した彼女がそう言った。
あおいはゆっくりと彼女に倒れ掛かる。 かなり疲れていたようで、起き上がる気力も無さそうだ。
はるかは満面の笑みで彼女の髪の毛を撫でた。
その後、HR前のチャイムが鳴り響くまで、はるかとあおいの口づけは続いていた。
その間あおいの興奮は収まることなく、更に膨れ上がっていった。
あおいはゆっくりと彼女に倒れ掛かる。 かなり疲れていたようで、起き上がる気力も無さそうだ。
はるかは満面の笑みで彼女の髪の毛を撫でた。
その後、HR前のチャイムが鳴り響くまで、はるかとあおいの口づけは続いていた。
その間あおいの興奮は収まることなく、更に膨れ上がっていった。
――HR前
制服に着替えた二人はお手洗い室に居た。
あおいは鏡の前で自分の顔を見る。 どう見ても完全に疲れきった顔だ。 酷い顔だ、自分でも思った。
あおいは鏡の前で自分の顔を見る。 どう見ても完全に疲れきった顔だ。 酷い顔だ、自分でも思った。
今日の出来事を振り返ると、電車ではあんなことされ、部室ではこんなことをされ。
さっきのキスも……体全体が感じちゃった事も否定できない。
そこまで振り返って頭をポカポカと叩いた。
さっきのキスも……体全体が感じちゃった事も否定できない。
そこまで振り返って頭をポカポカと叩いた。
(もー! ボクの馬鹿ー! それじゃただの変態じゃないかーっ! 何を考えているのーっ!?)
「あおい、疲れているの?」
「えっ? うん……まぁ、少し」
「でも駄目。 次の特訓があるんだから」
「あおい、疲れているの?」
「えっ? うん……まぁ、少し」
「でも駄目。 次の特訓があるんだから」
あおいは脳天にクエスチョンマークを浮かべた。 羞恥心(精神)を我慢するのが、この二時間(七時~九時)。
今からHRがあり、十二時まで授業が続く。 昼の練習まで三時間以上の時間がある。
今からHRがあり、十二時まで授業が続く。 昼の練習まで三時間以上の時間がある。
(一体何をする気なの……はるか……)
あおいは様々な特訓を考えたが、分からない。
ただ一つ分かっている事は、今まで経験したことが無い特訓が襲ってくる事だけだった。
そして答えは、すぐに彼女の口から返って来た。
ただ一つ分かっている事は、今まで経験したことが無い特訓が襲ってくる事だけだった。
そして答えは、すぐに彼女の口から返って来た。
「これからは、あおいの打たれ強さ……つまり我慢を特訓するよ」
「でも今の時間帯じゃ授業だよ、特訓なんて出来ないんじゃ……」
「だからその為に、これをあおいに装着するの」
「でも今の時間帯じゃ授業だよ、特訓なんて出来ないんじゃ……」
「だからその為に、これをあおいに装着するの」
はるかの言葉の次、彼女はポケットからあるものを取り出した。
その瞬間、あおいは絶句した。 叫びたいと思ったが、友人のはるかの目の前、そんな事は出来ない。
しかもこれは彼女流の特訓。 これを拒否するわけにはいかないのだ。
あおいは仕方なく頷く。 それが彼女の地獄の始まりのチャイムであった。
その瞬間、あおいは絶句した。 叫びたいと思ったが、友人のはるかの目の前、そんな事は出来ない。
しかもこれは彼女流の特訓。 これを拒否するわけにはいかないのだ。
あおいは仕方なく頷く。 それが彼女の地獄の始まりのチャイムであった。
――十時
二時限目。 数学の授業。
周りの生徒はペンをノートに走らせたり、寝ていたりしていた。 中には早弁をしている生徒もいた。
そして彼女、早川あおいは辛そうな表情で俯いていた。
机の上で少し体を震わせながら、誰にも気付かないように股をもじもじさせていた。
スカートの下は、何も穿いていない。 勿論その意識もあるが……。
周りの生徒はペンをノートに走らせたり、寝ていたりしていた。 中には早弁をしている生徒もいた。
そして彼女、早川あおいは辛そうな表情で俯いていた。
机の上で少し体を震わせながら、誰にも気付かないように股をもじもじさせていた。
スカートの下は、何も穿いていない。 勿論その意識もあるが……。
「………」
大量に顔に掻いている汗。 半分は身体が熱くなってきた為、半分は冷や汗。 教科書を持っている手はカタカタと震えている。
既に眼は虚ろ状態で、問題を考えるのは勿論、教科書を読んでいる余裕など無い。
その理由は、彼女の股間にある異物が全てを物語っていた。
既に眼は虚ろ状態で、問題を考えるのは勿論、教科書を読んでいる余裕など無い。
その理由は、彼女の股間にある異物が全てを物語っていた。
ヴヴヴ……
(はるかぁ……確かにこれは我慢の特訓になると思うけど……!)
彼女の股間には、僅かに振動しているピンク色のローターが挟まれていた。
他の生徒達には聴こえないほどの振動音。 その分、刺激が弱くなるのも比例する。
しかしはるかはリモコンを持っているようで、何時でも強さを調整出来る様だ。
一時限目の授業から強い刺激と弱い刺激を繰り返され、彼女の膣は絶頂寸前まで来ているのだった。
他の生徒達には聴こえないほどの振動音。 その分、刺激が弱くなるのも比例する。
しかしはるかはリモコンを持っているようで、何時でも強さを調整出来る様だ。
一時限目の授業から強い刺激と弱い刺激を繰り返され、彼女の膣は絶頂寸前まで来ているのだった。
(んあっ! 何かよく分からないけど、凄く股間が疼くよぉ……!)
はるかには長い間キスをされている間だけでも、十分あおいの精神は興奮に包まれていた。
更に股間にローターを加えられ、彼女の性感はますます敏感になっていた。
性経験の無い彼女にとって、これほど刺激が強いものはかつて無かったのだ。
更に股間にローターを加えられ、彼女の性感はますます敏感になっていた。
性経験の無い彼女にとって、これほど刺激が強いものはかつて無かったのだ。
「……早川、聴いているのか?」
考えるのも虚ろな彼女に、数学教師があおいに問題を当てていた。
「……へっ? あ、はい……」
「はい、じゃない。 お前が答える番だ」
「はい、じゃない。 お前が答える番だ」
当てられたのに気付いてなかったあおいは、すぐさま立ち上がる。
しかしそこにローターの刺激。 現在の振動は少ないものの、立ち上がっただけで膣にある玩具が彼女の身体に刺激を伝えた。
少し股間を抑え気味に、あおいは首を振りながら答えた。
しかしそこにローターの刺激。 現在の振動は少ないものの、立ち上がっただけで膣にある玩具が彼女の身体に刺激を伝えた。
少し股間を抑え気味に、あおいは首を振りながら答えた。
「………分かりません」
「ちゃんと考えろ……って早川、調子悪いのか? 顔が真っ青だぞ」
「……大丈夫です」
「そうか。 じゃあ次に当たった時はちゃんと考えておけよ」
「はい……」
「ちゃんと考えろ……って早川、調子悪いのか? 顔が真っ青だぞ」
「……大丈夫です」
「そうか。 じゃあ次に当たった時はちゃんと考えておけよ」
「はい……」
ゆっくりと席に座るあおい。 しかし快楽はすぐにやってきた。
はるかがスイッチを回したのだ。 先ほどの振動より数倍も、何十倍も強いものがあおいに襲ってきた。
はるかがスイッチを回したのだ。 先ほどの振動より数倍も、何十倍も強いものがあおいに襲ってきた。
(んんっ! もう駄目……! 出ちゃうよぉ……)
彼女が絶頂に向かえる直前には、玩具の振動は無くなっていた。
最初の授業から、絶頂に到達しそうになりながら、絶妙なタイミングではるかはスイッチを切り替えてくるのだ。
荒い息を整えようとあおいは酸素をたっぷり取り込んだ。 が、何時でもイキそうな股間は溢れんばかりの蜜でいっぱいだった。
彼女はスカートの下を気にする仕種をする。 椅子から彼女の愛液が零れ落ちないようにと。
ただ動くたびに動かないローターは刺激を繰り返す。 あおいは机に頭を横にして目を瞑った。
最初の授業から、絶頂に到達しそうになりながら、絶妙なタイミングではるかはスイッチを切り替えてくるのだ。
荒い息を整えようとあおいは酸素をたっぷり取り込んだ。 が、何時でもイキそうな股間は溢れんばかりの蜜でいっぱいだった。
彼女はスカートの下を気にする仕種をする。 椅子から彼女の愛液が零れ落ちないようにと。
ただ動くたびに動かないローターは刺激を繰り返す。 あおいは机に頭を横にして目を瞑った。
(早く……早く終わってよぉ……!!)
あおいの心の叫びと共に、授業はゆっくりと進んで行った。
「……はぁ、はぁ…ァ…ハァ……」
数学の授業の終了後、疎らになって行く生徒たちを尻目に、あおいは荒い声を吐き出した。
これがまだ二時間続くと思うと、背筋が凍るように感じた。
まだ一度も絶頂には向かってないものの、我慢出来る自信が無い。
これがまだ二時間続くと思うと、背筋が凍るように感じた。
まだ一度も絶頂には向かってないものの、我慢出来る自信が無い。
(もう我慢出来ない……!)
あおいは股間に手をやったその時、その手首が何者かに捉まれた。
「は、ぁ……はるかぁ……?」
「駄目、あおい。 もうちょっと我慢しなきゃ」
「え……ええっ……」
「これは練習なの。 あおいの為の特別メニューなんだから……」
「駄目、あおい。 もうちょっと我慢しなきゃ」
「え……ええっ……」
「これは練習なの。 あおいの為の特別メニューなんだから……」
カチッとはっきりとスイッチの挿れる音が聴こえた。
ヴヴヴと振動する玩具に、あおいは再び身を振るわせた。
机にうつ伏せになるあおいに対して、はるかは普段通りに彼女に接してきた。
ヴヴヴと振動する玩具に、あおいは再び身を振るわせた。
机にうつ伏せになるあおいに対して、はるかは普段通りに彼女に接してきた。
「……頑張ってね、あおい。 これを乗り切ったあおいは絶対強くなるから」
はるかは申し訳無さそうに、あおいの側から去った。
――十一時
「おっ、あおいちゃん。 早弁かい? 早いなー」
「う……うん。 昼練に備えて…食べておかないとねっ……」
「でも食べ過ぎると投げている途中でお腹痛くなっちゃうよ、気をつけてねーっ」
「うん。 ………」
「う……うん。 昼練に備えて…食べておかないとねっ……」
「でも食べ過ぎると投げている途中でお腹痛くなっちゃうよ、気をつけてねーっ」
「うん。 ………」
早めに弁当を広げて食べているあおい。 その横には捕手の小波が話しかけていた。
楽しそうに話しかけている小波は正反対に、あおいは少々辛そうな表情で弁当を食べていた。
それは勿論、膣内に挟んであるローターの御蔭である。
もう膣内はイってもおかしくないほどに溢れんばかりの蜜で溢れているが、あおいは必死に耐えていた。
そんな裏事情があることは全く知らない小波が、普段の笑みで会話を続けた。
楽しそうに話しかけている小波は正反対に、あおいは少々辛そうな表情で弁当を食べていた。
それは勿論、膣内に挟んであるローターの御蔭である。
もう膣内はイってもおかしくないほどに溢れんばかりの蜜で溢れているが、あおいは必死に耐えていた。
そんな裏事情があることは全く知らない小波が、普段の笑みで会話を続けた。
「しかし今日のあおいちゃんは凄かったなー。 あれでこそ、あおいちゃんだよ」
「…そう、ありがとう……」
「…そう、ありがとう……」
小波の会話の返答を淡い笑みで返し、箸を進めるあおい。
小波は彼女の表情に気付いていないのか、何時も通り彼女と接していた。
彼の視線を気にしながら、あおいの意識は自然とローターに移動していた。
小波は彼女の表情に気付いていないのか、何時も通り彼女と接していた。
彼の視線を気にしながら、あおいの意識は自然とローターに移動していた。
(小波く…ん…早く向こうに行ってよ……、ばれちゃうよぉ……っ)
股をもじもじさせながら、箸を置きご馳走様のポーズ。
弁当を鞄の中に突っ込み、彼女は机にうつ伏せになった。
次の瞬間、向こう側から声が聴こえた。 あおいにも馴染み深い声だった。
弁当を鞄の中に突っ込み、彼女は机にうつ伏せになった。
次の瞬間、向こう側から声が聴こえた。 あおいにも馴染み深い声だった。
「小波くん、ちょっと話したいことがあるでやんす、ちょっと来てほしいでやんす」
「あっ、うん、分かった。 じゃああおいちゃん、また昼練の時にね」
「……うん」
「あっ、うん、分かった。 じゃああおいちゃん、また昼練の時にね」
「……うん」
ようやく小波がこの場所から去った瞬間、あおいの表情は苦痛に変わった。
今だけは矢部君に助けてもらった。 心の中でお礼をした。
今だけは矢部君に助けてもらった。 心の中でお礼をした。
弁当は美味しい筈だった。 何時も通りなら。
だが今日は意識が別の場所に行っていたのか、美味しいとも何とも思わなかった。
内股でひくひくしながら、 時を経つのを待った。
それは短くて長いような休み時間。 今日に限っては永遠を感じるほど長い。
だが今日は意識が別の場所に行っていたのか、美味しいとも何とも思わなかった。
内股でひくひくしながら、 時を経つのを待った。
それは短くて長いような休み時間。 今日に限っては永遠を感じるほど長い。
(……うぅ、ボク、おかしくなっちゃうよぉ……)
再びチャイムが鳴る。 また地獄の一時間が始まった。
だが彼女は耐える。 はるかの言葉を信じて。
だが彼女は耐える。 はるかの言葉を信じて。