小ネタ
魔法使いの噂
35 :仕様書無しさん :02/11/26 16:14
『夜な夜な怪しい機械を弄ぶ(または弄ばれる)人達の街があるらしい』
36 :仕様書無しさん :02/11/26 16:28
「しかも、その機械は約40日毎にメモリ異常を起こしてフリーズするそうな」
「フリーズした後に、爆発するのじゃ。このために、機械の置いてある部屋の
窓がすべて飛んでいってしまうそうじゃ。」
「街の人々は、これをフライング・ウィンドウと言って恐れているそうな」
ミカカ
95 :仕様書無しさん :02/11/27 15:10
それまでは巨大な魔法陣を必要としたヴィ・エムを小型の魔法発動体に埋め込むことに
成功したのは、東洋のミカカである。
しかし、小型の魔法発動体にあの大規模な魔法陣全てを記述するのは不可能である。
そこでこの魔法発動体にはエーテル伝達の魔術式も実装することになった。
これによって、遠方で処理した魔術儀式をそのまま召還したり、
魔法術式そのものを転送してそこで発動したりすることが可能となった。
これらもまた、その簡便さゆえに広く受け入れられることとなった。
指輪物語
98 :仕様書無しさん :02/11/27 15:40
19の魔法の指輪があった。MSはプログラマのためにVMを鋳造し、彼らを教えた。
3つは古参のC++プログラマの手に
7つは生粋のJavaプログラマの手に
9つは死すべき運命のVBプログラマの子らに
だが、MSは彼らを欺いた。全てを統べる1つの指輪(J#,.NET)を作っていたのだ。
やがてMSはSunに逆らい、その本性を露わにした。
C++プログラマの3つはMSの目に触れることなく隠された。
Javaプログラマの7つのうち4つは失われ、残る3つはMSの手に。
VBプログラマの9つを持つものはMSの軍門にくだり指輪の幽鬼となった。
TRON
106 :仕様書無しさん :02/11/27 17:04
東洋には、斗論(とろん)と呼ばれるものを操る符呪魔術
が存在するという。
相斗論、微斗論などいくつかの分野が存在するが、
特に相斗論については、エーテルを符に練りこむことで、
術に恒久性を持たせることができ、MS帝国の。
これらは東洋で独自に発達したものであるが、
同じアイデアの術式はリーナ領にもあり、
またヴィ・エクスーワー・クスなど他の国でも同様の発達を遂げている。
帝国の野望
107 :仕様書無しさん :02/11/27 17:04
現在、わずかではあるがア・センブラを好む魔術師も現存する。
ただし、古代に比べ、魔方陣全体の規模が大きくなった現在、
必要な箇所のみをア・センブラで構築する、イン・ラインと呼ばれる手法が一般的である。
シィ、若しくはシィプ・ラプラにてイン・ラインを用いるには、通常一度全てをア・センブラに直す必要があり、
詠唱が二回必要となり(補助魔法により、手順は完全に自動化されている)魔方陣の構築速度に影響を与えるが、
デルフィ山のゲリラ達は、魔方陣の構築速度を落とさずにイン・ラインを用いる術を心得ている。
しかし、リー・ナックス大地で使われているア・センブラは、
全ての物理現象を掌握するインテル神が定めた記法と異なるため
(窓の領域生まれのものはインテル神の記法を用いる)、直接的に侵略に役立ってはいないようである。
急げゲリラ達!帝国のドット網が完成されれば、道は完全に閉ざされてしまう。
魔法使い達について
122 :仕様書無しさん :02/11/27 21:04
魔法は、現在でこそ多くの人が使えるがそれは長きに渡って蓄積、体系化された
知識によるもの。まあ、それでも誰も彼も強大な魔法が使えるわけじゃない。
一般人は道具を媒介にして、ごく基礎的な魔法しか使えない。
魔法使いと呼ばれる者は大抵子供のころに、マ道具、儀式に関心を持ってそれを
遊び道具に育ったものが多い。そういう子供は早くから魔法が使えるようになる。
123 :仕様書無しさん :02/11/27 21:21
しかし魔法使いの地位はとても低い。
たいていの魔法使いは仕事を斡旋してもらいやすい賃金でこき使われている。
そう、魔法使いといえども働かなければ生きていけないので。
124 :仕様書無しさん :02/11/27 21:30
>>122 > 魔法は、現在でこそ多くの人が使えるがそれは長きに渡って蓄積、 > 体系化された知識によるもの。それをライ・ブラリと呼び、ライ・ブラリを扱う魔術を精霊魔法と呼ぶ。
精霊はこの世に何百種類も存在し、また魔法により精霊自身を作成
する事も行える。ただし、精霊の作成は多大な魔力と詠唱時間が必要となる。
手持ちの精霊数が多い者ほど、強い魔術師と思われがちだが、
経験が足りないと既に存在する精霊を生成してしまったり、
現在の状況に適さない精霊を呼んで、余計な魔力を浪費してしまったりする。
手持ちの精霊数が多く、無駄な魔力を使わない魔術師こそが真に強い魔術師であろう。
ネットワーク
133 :仕様書無しさん :02/11/27 23:36
魔法の塔というものが各地にある。
エーテルの受け皿であり、多くの場合魔法的にリンクしている。
それぞれの塔にはルートまたはアドミンと呼ばれる管理人が存在し、
遠隔地の塔とのエーテル流動儀式をほぼ継続的に行なっている。
その儀式は、魔術系統によって細部は異なるが、そのほとんどは
洗練された魔法石を積み上げる(スタックする)ことによって、
その機能を実装している。
このことによって、
魔術系統が異なっていても、(竜語以外の)全ての魔術はエーテルの
力によって成り立つことが証明されたといわれている。
137 :仕様書無しさん :02/11/28 00:01
塔の管理者に求められるものがいくつかある。
一つ、火炎壁(ファイアウォール)の魔術を使えること
一つ、水鏡(ミラーリング)の魔術を使えること
一つ、再生(リジェネレーション)の魔術を使えること
である。
また、発音できない幾つかのルーン(httpやftpと呼ばれる)を構築
できなければならない。
最近はこれらのルーンを収めた円盤型の魔法石があり、
それをトレイにのせるだけでこれらのことを行なえるようになっている。
このため、魔法塔の管理にはさほど高度な技術を要さなくなった。
(もちろん、外部からの不正な侵入を監視するためには幾ばくかの
知識や技術は必要であるが。)
マケラル・チンという古代語的スラング(現代語で鯖缶)
で呼ばれるのはそういった理由がある。
太陽共和国とMS帝国
138 :仕様書無しさん :02/11/28 00:09
ジャヴァとヴィ・エムを巡る太陽共和国とMS帝国の争いには興味深いものがある。
(中略)
結果として太陽は陰り、MS帝国は新たなる真に汚染されたジャヴァ、
すなわちドット網と呼ばれる構想を打ち出すこととなる・・・。
エ・スイと魔術師
145 :仕様書無しさん :02/11/28 03:04
一般的に魔術師が一人で大規模魔法を詠唱するのは困難を極める。
詠唱にかかる時間と労力、そしてなにより集中力の欠如といった数々の問題があるからだ。
そのため、近代では複数の術者による詠唱の分業化が進められ、魔術師とは別に
貴族等の依頼を受けて魔方陣の形成に必要な術式を計画するエ・スイと呼ばれる専門の術者が登場した。
しかし、実際に現場で魔法陣の形成や個々の詠唱を行う魔術師にしてみれば
命掛けで作業にあたるのは自分達であり、書類書きと貴族との折衝だけで高待遇を得る
エ・スイ達に使い魔のごとくコキ使われるというのは腹立たしい事態に他ならない。
自分では魔法陣の崩壊、詠唱に伴う体力・精神力の消耗等の命に関わる作業を行わず、
ただ机上で設計を行うだけのエ・スイと、既に絶望的なまでに崩壊を続ける魔法陣の中で
命を削りつつ必死に詠唱を続ける魔術師・・・。
しかし、術者同士の人間関係を悪化させるのはそのような感情に寄るものではなかった。
全ては魔法陣形成時に交わす悪魔との契約のせいなのだ。
悪魔はより多くの術者の命を喰らう為、冥界より使い魔(バグ)を送りつづける。
かくて、魔方陣は悪魔の目論見どおり崩壊し、契約し従って術者の命を削り取る。
全ては冥界より召還される契約の悪魔、デス・マーチの思惑通りなのだ。
それでも、一縷の望みを捨てず、魔術師達は詠唱を繰り返す。
魔法の成功と、大天使マスター・アップの光臨を夢見て…
マサチューセッツの象牙の塔
146 :仕様書無しさん :02/11/28 03:17
マサチューセッツというところには大きな象牙の塔がそびえ立っており
その塔には、選ばれし魔法使いだけが入ることができ、彼らは日々、
研究にいそしんでいるとか。
C++と多重継承
156 :仕様書無しさん :02/11/28 10:17
シィプ・ラプラにおける難儀の一つと言われたものが
タージュ継承魔法陣である。
一つの魔法陣を拡張し、より高度なものにするという手法を
最初に普及させた魔術言語なのだが、
2つ以上の基礎魔法陣を融合させようとして非常な煩雑化を生み、
基礎概念そのものを穢れさせてしまったといわれている。
C♯
157 :仕様書無しさん :02/11/28 10:23
MS帝国に住む有角族が用いる魔術言語に、シィプ・ラプラの亜種とも言える
シィシ・ヤープがある。ジャヴァとシィプ・ラプラの中間に位置する魔術系
として時折話題になる。
MS帝国のドット網構想と共に広範な普及の兆しを見せており、シィプ・ラプラ
の原理主義的な派閥、また太陽共和国からは疎まれているという。
魔王ワィトゥケイ
158 :仕様書無しさん :02/11/28 10:32
魔術師達の命を削るような努力の末、魔王ワィトゥケイは倒された。
ただし封印の力が解けたときふたたび魔王は姿を変えて甦る。
たぶんあと7年後、さらに17年後、さらに27年後と35年後に…
古の完全なる魔道書
163 :仕様書無しさん :02/11/28 11:17
我々が目指すのはただ賢者の石である
そして、また完全な魔法陣でもある
そして、古の完全なる魔道書も。。。。
164 :仕様書無しさん :02/11/28 11:22
>>163その魔道書とは、賢者オライリーによって編纂され、
表紙に数多の使い魔が記されているという、伝説の書のことですか?
賢者たちと賢人会議
180 :仕様書無しさん :02/11/28 16:20
賢者(セージ)と呼ばれる者たちが居る。多くの場合彼らは世捨て人である。
彼らの好むところといえば、ただ哲学や学問的な談義を繰り返すこと。
そう、賢人会議が時所を選ばずに開催される。プロヴァ・イデアとの契約により、
遠隔地から魔法塔を使用して彼らの憩いの聖地に集うことができるのである。
いまや彼らは家の中でその会議に参加できる。
参加するにあたって、彼らの多くは名乗らず、またはコテハンと呼ばれる仮名を
用いる。しかし、彼らは参加者の身分を示すメイルランというところに、自らの
立場として「sage」と書くことで知られている。
魔術師の中にもその会議に集う者たちが居る。
とりわけ、魔術に関する議論は彼らの中でも焦眉の係争である。
携帯端末とJava
196 :仕様書無しさん :02/11/29 02:23
最近のジャヴァ発動体は折り畳みが可能。
そして、強制千里眼呪文 シャメイル が使用可能。
魔術師の日常と現実逃避
249 :仕様書無しさん :02/12/02 18:45
上司に言われた処理を作成中に
ちょっと動かしてよって言われて 無理に動かしてエラーだらけで
機嫌を損ねて怒られる部下魔法使いを見ながら
あぁ、俺もあぁだったな……
とこの世界に独り想いを馳せたりする
そんな俺はファンタジーな世界にサッカーを広める旅に出る
召喚呪文
251 :仕様書無しさん :02/12/02 19:01
小人さんの召還呪文を覚えるかどうかで、魔法使いの適性がわかるらしいでつ。
目の前が真っ青になった
254 :仕様書無しさん :02/12/02 21:26
プログラマーは時を止める呪文を唱えた。
全ては青に包まれた。
そして静寂が訪れた。
秘術 リ・スプ
304 :仕様書無しさん :02/12/10 00:02
助けて!
最近うちの師匠、
「リ・スプの秘術を極める」とか言って
部屋にこもったきり出てこないんです。
部屋からは
「コッカ・コッカ・コッカ・カッコ……」
「カー・クダー・クダダー……」
「コンスピー・ニル……」
なんてわけわかんない呪文ばっか聞こえてくるんです。
なんか「知性の創造」なんてことも口走ってたような……。
だれか手遅れになる前に止めてください……。
305 :仕様書無しさん :02/12/10 01:06
304それはホムンクルスを作ってると思われ
賢者ティムバー・ナズリ
341 :仕様書無しさん :02/12/23 23:00
賢者ティムバー・ナズリが生み出した言語は、学問術的文書を
より豊にし、文化を発達させるはずであった、しかし文書閲覧用水晶球(ウーア)の
シェアをめぐり、激しい戦争の末、乱れた文書が蔓延してしまった。
そのためナズリは新たにXのアルカナを求め仲間と放浪している。
うまくいかねー。誰か改良キボンヌ
MS帝国と太陽共和国の争い
342 :仕様書無しさん :02/12/26 04:57
MS帝国と太陽共和国の争い
裁判においてMS帝国は太陽共和国製の
ジャヴァ・ヴィ・エムを帝国国民に配布せねば
ならないという判決が出た。
だがコン・パイラの魔法技術においては
もともとMS帝国は太陽共和国よりも
数段上であり、今回の裁判自体が
太陽共和国の領土拡大を有利にせんがための
謀略であるという声や、太陽共和国は
裁判ではなく魔法戦で正々堂々と戦うべきだと
いう声も聞かれる。
また、 今回をきっかけに他国が
帝国に同じような裁判を起こして
領土の「回復」を図る可能性もあると噂されている。
魔術師と憑依
347 :仕様書無しさん :03/01/01 19:24
魔術師のうちの一部は召還術師の素質もあり、
時にその身に神や魔が憑依する場合があるという。
言い伝えによれば、
- 術者自身でも理解できないが効果抜群な謎の呪文の発動
- 魔法触媒の広範囲に及ぶ消去の呪文イ・レイスの発動
など様々な現象が起こるらしい。
シングルトン
425 :外伝? :03/01/12 13:46
その頃、密林の中では新たな悪が胎動をはじめていた。
「そ、それはシン・グ・ルトンの秘術!」
族長ブジェルノは驚きを隠さなかった。
彼もまたかなりの使い手なのだ、シィプ・ラプラの秘法を編み出したのも
彼であったと言われるほどの優れた使い手の彼が
その光景を前に微動だにせずにたたずむしかなかった。
「そうだよブジェルノ君、しかも操っているのは不死鳥だ。
この世界の終わりがきて、全てが焼き尽くされる時でも
その使命を果たす為なら自らの灰の中から蘇ってくると言われる伝説の不死鳥なのだよ。」
VBとFB
477 :仕様書無しさん :03/03/01 02:29
ヴィビィ全盛の中、知られることなく暗躍…もしない影の流派があった。
通称をエフビィという、古は街などでも見られた魔術である。
そして、復権を願ってやまない人たちも居る…。
伝説の指輪
483 :仕様書無しさん :03/03/12 12:45
その指輪を手にしたものはすべての言語を支配するという ...
何故いくつも言語があるのか?
484 :仕様書無しさん :03/03/13 01:40
昔、増えすぎた人類は天にも届く大きな塔を(中略
神は己に対する挑戦として怒り、人々の言語を乱して建造の続行を阻止したのであった。
485 :仕様書無しさん :03/03/13 02:55
しかし、バベル以前の失われた言語を再生するため、科学技術計算と商業計算の両方を
サポートする神の言語を作るべく、男達が立ち上がった。 (地上の星)
ベー・マ・ガの終焉
495 :へたれが悪乗り :03/03/29 22:28
その日。一つのニュースが世界を駆け抜けた。
市井で魔法を学ぶ者たちにこよなく愛されてきた、
一つのスクロールの発行が終了すると。
ベー・マ・ガ
今、各国で働いている魔術師の中にもこのスクロールを
きっかけに魔法を勉強し、使えるようになったものもいるだろう。
戦国時代前期より作られ続けてきたが、もう新しいスクロールは作られない。
歴史がまた一つ幕と閉じた。
冒険の始まり?
515 :仕様書無しさん :03/04/13 14:27
10時過ぎ、本田は最後のバグ票を片付けて戸塚のビルを後にした。
駅まで歩いていると、突然目の前が真っ白になる。
体がふわっと宙に浮いた感じがして、心地よさの中、気を失った。
本田の耳に、声が聞こえた。頬に、わずかな感触がある。
本田は薄目を開けた。まるで少女のような、羽根の生えた生き物いた。
その生き物は、本田の目を覗き込んでいた。
本田は目をはっきり開けた。その生き物は20cmくらいの大きさで、
髪の毛は茶色、大きな瞳はルビーのように深い色だった。
その羽根は、黄金色に輝いて--発光して--いた。
その生き物は大きく息を吐きながら「よかった、生きてた」と、
安心したように、ゆっくりと言った。
本田は体を起こし、辺りを見渡した。真っ暗で何も見えないが、
何となく、そこが森の中であると直感した。
小さな生き物は羽ばたき、宙に浮いた。本田の目の高さまで上がり、
「ねぇ、あなた道に迷ったんでしょ。町まで案内してあげるよ。」と言った。
本田は黄金色の羽根の輝きを、ただ追って歩いた。
何も話さなかったし、何も考えなかった。
1時間程歩くと、街らしい明かりが見えた。
いつの間にか、視界から黄金色の羽根が消えていたことに気付いた。
本田は何か取りかえしの付かないことをしてしまったと思った。
それがなんなのか解らなかったが、強く後悔し、目の前が真っ暗になった。
そして、再び倒れた。
聞き慣れた目覚まし時計のベルで、本田は目を覚ました。
本田は自分のアパートで眠っていた。
部屋の明かりをつけると、部屋の真ん中に置いてあるガラスのテーブルの上に、
1枚の羽根を見つけた。それは淡く黄色に色付き、透明だが、わずかに濁っていた...