13番目バグと呼ばれるのは基本ポケモンの入れ替えとなる。
というのも、技の13番目はこうげき努力値の下桁であり、入れ替えるメリットがそれほどないからである。
このバグを行う主な目的は座標からのアイテム発掘。
9番目バグに比べて道具欄の浸食が少ないため、手持ちの道具と入れ替えて持ち帰りやすい。
入れ替えた際、マップがバグって移動不能になるため、そらをとぶやテレポートなどの脱出手段を用意すること。
手持ち13番目のポケモンは、タマムシシティまたはヤマブキジムに入ったことが無いとHPを正しく表示できずフリーズする。
アネ゙デパミ゙の後ろのポケモンが表示されないことを利用してHPの表示をしなければフリーズを回避できるが、最速でやりたいとかでもなければタマムシシティに一度寄ってからの方がいいだろう。
原理についてはこのページが詳しい→13番目セレクトバグ---鞄は13で出来ている。アンリミテッドアイテムワークス--- - Wonderland Seeker
道具の31番目にあるのは現在主人公が立っている位置のマップ上のタイル座標。(個数はマップ制御にかかわる)
タイルは町や道路などのマップ左上から2×2マスで敷き詰められており、00hから始まって右に行くほど大きくなる。
タイル座標の数値はマップの右端(サイズはマップによって異なる)で折り返し、FFhの次は00hからになる。
道具の32番目にあるのは現在値のY座標。(個数はX座標)
こちらは00hから1歩下に歩くごとに数値が増えていくが、縦方向に大きいマップもそうそうないため、わざマシンなどの発掘には向かない。
以下のサイトにて、画像付きで発掘ポイントを確認できる。
道具の22番目(D2CCh・D2CDh)は所持金の千・百の位(個数は十・一の位)に対応している。(十万・万の桁は21番目個数で、道具を20種埋めたことが無いと「やめる」にならず、選択が困難)
所持金のデータはメモリ内に10進変換されて格納されているため、00h~99hの内、下位4bitがAh~Fhでないアイテムを発掘することができる。(ポイントアップは4Fhなので無理)
なお、個数は16進数で読み込んで10進数の形で表示されるため、50円だと80個に、25円だと37個になる。
入れ替え元のポケモンを「アアアゾー」(入力速度・実用的には「アアアゾッ」で十分だが)にすることで1番目に生成されるねむけざましを売れば100円単位の調整ができる。
道具をパソコンに預ける時、所持金の下1桁が0円の場合は最低でも7個は引き出さないと所持金が正常にならない。(00円の場合は157個減らすと99円になる)
入れ替える場合はモンスターボール×1(401円になる)、きずぐすり×1(1401円になる)、スペシャルアップ×1(4401円になる)あたりが無難か。(どくけし~まひなおしは0Ah~0Fhなので非推奨)
千・百の桁 | アイテム | 備考 |
---|---|---|
01 | マスターボール | 非売品 |
23 | マックスアップ | 赤緑では非売品 |
36 | げんきのかたまり | 非売品 |
39 | ゴールドスプレー | 1個700円はまとめ買いに不向き |
50 | ピーピーエイド | 終端文字からも一応採れる |
51 | ピーピーリカバー | |
52 | ピーピーエイダー | |
53 | ピーピーマックス | |
63 | かいがらバッヂ | 499999円で売れる |
67 | なかよしバッヂ | 任意コード実行用 |
道具の26番目(D2D4h・D2D5h)の種類は設定に依存している(個数はバッジ所持数に関係)ので、この部分と適当なアイテムを交換することでいくつかのアイテムを発掘可能。といっても実用的なのはマスターボールぐらいだが…
副作用として設定やバッジが崩壊するので、バッジがない状態でやることを推奨。(崩壊した設定は「せってい」画面を開けばある程度直る)
とばしてみる・いれかえタイプのパターンはバグアイテム(はやい、ふつう、おそいでそれぞれ81h、83h、85h)しか出ないので省略。
設定 | アイテム |
---|---|
はやい・じっくりみる・いれかえタイプ | マスターボール |
ふつう・じっくりみる・いれかえタイプ | スーパーボール |
おそい・じっくりみる・いれかえタイプ | タウンマップ |
はやい・じっくりみる・かちぬきタイプ | プラスパワー |
ふつう・じっくりみる・かちぬきタイプ | スピーダー |
おそい・じっくりみる・かちぬきタイプ | コインケース |
はやい・とばしてみる・かちぬきタイプ | バグアイテム(C1h) |
ふつう・とばしてみる・かちぬきタイプ | バグアイテム(C3h) |
おそい・とばしてみる・かちぬきタイプ | ひでんマシン02 |
ゲーム開始時からバグ無しで集める場合、
…と言った具合でおつきみやままで進める必要がある。最速で実行しようとすると、アネ゙デパミ゙での蓋が必要な点も考慮すること。
脱出用のテレポートやそらをとぶの準備も必要だが、こちらは9番目バグでもなんとかなる。(ダンジョン内なら一応あなぬけのヒモも使える。トキワのもりやおつきみやまなら結構広いのでいろいろ拾える?)
テレポートは経験値100から変換可能だが、野生のプリンLv.5がちょうど経験値100だったりする。
他にはLv.4のコラッタ・キャタピー・ビードルが経験値64なので、コラッタLv.2で経験値16を入れた後、トランセルまたはコクーンLv.4をポケモン2匹で倒せば経験値20が入り、ちょうど100になる。
タケシスルーによる超壁抜けを利用すると、以下のアイテムを無戦闘で入手可能。(おつきみやまからあなぬけのヒモを使えばニビに戻れる)
どこかしらドアを利用する場合は、タマムシシティに行けばデパートでアイテムを揃えられる。(タケシスルーによる超壁抜けでもよい)
…とすることで、どこかしらドアの時点で持っている2種と合わせて14種類の道具を持つことができる。(計2750円)
これ以外にも、木に隠されているポイントアップや食堂でもらえるコインケース、デパート5Fで買えるスピーダーとスペシャルアップ(それぞれ350円、他は少し高い)で個数の水増しが効く。
他の買い物(特にあなぬけのヒモとか)でお金が足りなくなった場合も、東の7番道路の地下通路できんのたまを拾ってくればいい。
コインとの交換でケーシィが手に入るので、発掘後の脱出にはこれを使えばいいだろう。
13匹目のポケモンの外見が1匹目のポケモンのタイプ1(タイプ2は14匹目の外見)であることを利用し、外見やタイプの書き換えを行うことができる。
コイキングからミュウを作るバグも、みずタイプからミュウを持ってきている。
マップ移動を挟むとバグらせたポケモンの中身が出口(ドアなどの移動先)情報で上書きされる。(例:トキワシティに向かうと中身がミュウになる)
先頭に置いたポケモンをバグらせた場合、4回目の入れ替えでタイプに応じた外見に変化、さらに2回の入れ替えで元のポケモンに戻せることを覚えておくと便利。
(例:先頭のピカチュウを13番目入れ替え×4でシェルダーにしてなみのりを覚えさせ、13番目入れ替え×2でピカチュウに戻す)
Rの中身は(バグらせている最中にマップ移動をしなければ)そのままなので、育て屋に預けるか逆の手順(XのタイプをRに戻す)を踏むことで元に戻せる。
Rの元のタイプによってはDの外見がバグポケモンになってしまうことも。
内部番号 | 10進 | タイプ | ポケモン |
---|---|---|---|
00h | 0 | ノーマル | ィ゛ゃゾぇA |
01h | 1 | かくとう | サイドン |
02h | 2 | ひこう | ガルーラ |
03h | 3 | どく | ニドラン♂ |
04h | 4 | じめん | ピッピ |
05h | 5 | いわ | オニスズメ |
06h | 6 | (とり) | ビリリダマ |
07h | 7 | むし | ニドキング |
08h | 8 | ゴースト | ヤドラン |
09h | 9 | ほのお(偽) | フシギソウ |
14h | 20 | ほのお | ウインディ |
15h | 21 | みず | ミュウ |
16h | 22 | くさ | ギャラドス |
17h | 23 | でんき | シェルダー |
18h | 24 | エスパー | メノクラゲ |
19h | 25 | こおり | ゴース |
1Ah | 26 | ドラゴン | ストライク |
1Bh | 27 | (バグ) | ヒトデマン |
タイプを変更してもステータス画面の表示は変わらないが、ポケスタ2のエントリー画面や交換画面でステータスを見ると中身のタイプが表示される。
金銀以降において1Bhはあくタイプ、09hははがねタイプになる。(コイル・レアコイルのタイプ変換は転送時に自動で行われる)
06hのとりタイプは初代のみならず金銀以降でも使われておらず、ポケスタ2のエントリー画面や交換時のステータス画面でのみ確認できる。
ポケモン情報 | 対応データ | アドレス |
---|---|---|
外見 | 手持ち1匹目のタイプ1 | D130 |
中身 | 4番出口の座標(X) | D33B |
現在HP上桁 | 4番出口の行き先の出口番号 | D33C |
現在HP下桁 | 4番出口の行き先のマップID | D33D |
引き取りレベル | 5番出口の座標(Y) | D33E |
状態異常 | 5番出口の座標(X) | D33F |
タイプ1 | 5番出口の行き先の出口番号 | D340 |
タイプ2 | 5番出口の行き先のマップID | D341 |
持ち物 | 6番出口の座標(Y) | D342 |
技1 | 6番出口の座標(X) | D343 |
技2 | 6番出口の行き先の出口番号 | D344 |
技3 | 6番出口の行き先のマップID | D345 |
技4 | 7番出口の座標(Y) | D346 |
親ID上桁 | 7番出口の座標(X) | D347 |
親ID下桁 | 7番出口の行き先の出口番号 | D348 |
経験値上桁(65536) | 7番出口の行き先のマップID | D349 |
経験値中桁(256) | 8番出口の座標(Y) | D34A |
経験値下桁(1) | 8番出口の座標(X) | D34B |
HP努力値上桁 | 8番出口の行き先の出口番号 | D34C |
HP努力値下桁 | 8番出口の行き先のマップID | D34D |
こうげき努力値上桁 | 9番出口の座標(Y) | D34E |
こうげき努力値下桁 | 9番出口の座標(X) | D34F |
ぼうぎょ努力値上桁 | 9番出口の行き先の出口番号 | D350 |
ぼうぎょ努力値下桁 | 9番出口の行き先のマップID | D351 |
すばやさ努力値上桁 | 10番出口の座標(Y) | D352 |
すばやさ努力値下桁 | 10番出口の座標(X) | D353 |
とくしゅ努力値上桁 | 10番出口の行き先の出口番号 | D354 |
とくしゅ努力値下桁 | 10番出口の行き先のマップID | D355 |
こうげき・ぼうぎょ個体値 | 11番出口の座標(Y) | D356 |
すばやさ・とくしゅ個体値 | 11番出口の座標(X) | D357 |
技1PP | 11番出口の行き先の出口番号 | D358 |
技2PP | 11番出口の行き先のマップID | D359 |
技3PP | 12番出口の座標(Y) | D35A |
技4PP | 12番出口の座標(X) | D35B |
レベル | 12番出口の行き先の出口番号 | D35C |
最大HP上桁 | 12番出口の行き先のマップID | D35D |
最大HP下桁 | 13番出口の座標(Y) | D35E |
こうげき上桁 | 13番出口の座標(X) | D35F |
こうげき下桁 | 13番出口の行き先の出口番号 | D360 |
ぼうぎょ上桁 | 13番出口の行き先のマップID | D361 |
ぼうぎょ下桁 | 14番出口の座標(Y) | D362 |
すばやさ上桁 | 14番出口の座標(X) | D363 |
すばやさ下桁 | 14番出口の行き先の出口番号 | D364 |
とくしゅ上桁 | 14番出口の行き先のマップID | D365 |
とくしゅ下桁 | 15番出口の座標(Y) | D366 |
親名1文字目 | 捕まえたフラグ1~8 | D27B |
親名2文字目 | 捕まえたフラグ9~16 | D27C |
親名3文字目 | 捕まえたフラグ17~24 | D27D |
親名4文字目 | 捕まえたフラグ25~32 | D27E |
親名5文字目 | 捕まえたフラグ33~40 | D27F |
親名終端 | 捕まえたフラグ41~48 | D280 |
ニックネーム1文字目 | 見つけたフラグ137~144 | D29F |
ニックネーム2文字目 | 見つけたフラグ145~152 | D2A0 |
ニックネーム3文字目 | 道具総数 | D2A1 |
ニックネーム4文字目 | 道具1番目の種類 | D2A2 |
ニックネーム5文字目 | 道具1番目の所持数 | D2A3 |
ニックネーム終端 | 道具2番目の種類 | D2A4 |