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対格
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対格
対格は大まかにいえば,直接目的語.「~をする」「~を作る」の「~を」にあたります.
作り方
単数の場合です.少し複雑です.
形容詞 | 名詞 | ||
男性 | 非生物 | 無変化 | 無変化 |
生物 | -ego | -a | |
中性 | 無変化 | 無変化 | |
女性 | -a | -ą | -ę |
0 | -ą | 無変化 |
男性名詞は生物(人,動物)と非生物に別れます.非生物,中性ならば変化はありません.どっちがどっちだか忘れない(ふつうの人なら覚えられるのか?)ように,こんなことを覚えています.
ポーランド語の語順は結構自由が利いて,その理由としてこのような格変化があります.「私が」と「私を」が別の形をしているので,
ポーランド語の語順は結構自由が利いて,その理由としてこのような格変化があります.「私が」と「私を」が別の形をしているので,
- 「私が」「愛する」「彼女を」
- 「彼女を」「愛する」「私を」
語順が変われども,どちらも同じ意味で受け取ることができます.さて,非生物になると語形変化をしないので,「机が」なのか「机を」なのかわからなくなります.でも,何かするのは生きているほう(たぶん.文学的にならなければ.)なので,非生物は変化しなくても文脈で主語でないことはわかります.ちなみに中性名詞も基本的に生きていないでしょう(男でも女でもないので,たぶん)
以上,こじつけて覚える方法です.
以上,こじつけて覚える方法です.
男性生物名詞は,生格と同じ変化をしています.
女性名詞には2種類ありますが,まずは基本の-aだけ覚えておきましょう.
女性名詞には2種類ありますが,まずは基本の-aだけ覚えておきましょう.
子音で終わる女性名詞
noc, twarz, rzecz のように子音で終わる女性名詞は無変化(主格と同じ)ですが,この名詞に係る形容詞は通常通りに変化させます.(-ą)
-ek で終わる男性の名前
Marek, Jurek, Janek 等々 -ek で終わる場合,対格は e を落として a をつけます.
Marka, Jurka, Janka
Marka, Jurka, Janka
-a で終わる男性名詞
女性名詞のように変化させますが,これにかかる形容詞は通常通り,男性として変化させます.
形容詞の語尾をもつ名詞(と人名)
形容詞と同様の変化をさせます.
苗字が子音で終わる時
男性と女性で違います.
男性の場合は,(下の名前も含め)-a をつけますが,
女性の場合は,下の名前は,変化させ,上の名前(姓)はそのままです.
ちなみにpan -> pana, pani -> panią
Znam pana Stanisława Musiała. I know Mr. StanisΠaw MusiaΠ.
Znam panią Zofię Musiał. I know Ms. Zofia Musial.
男性の場合は,(下の名前も含め)-a をつけますが,
女性の場合は,下の名前は,変化させ,上の名前(姓)はそのままです.
ちなみにpan -> pana, pani -> panią
Znam pana Stanisława Musiała. I know Mr. StanisΠaw MusiaΠ.
Znam panią Zofię Musiał. I know Ms. Zofia Musial.
N Jan Zieliński -> A Jana Zieliƒskiego
N Jan Nowak -> A Jana Nowaka
N Ewa Zielińska -> A Ewę Zieliƒską
N Ewa Nowak-> A Ewę Nowak
N Jan Nowak -> A Jana Nowaka
N Ewa Zielińska -> A Ewę Zieliƒską
N Ewa Nowak-> A Ewę Nowak
対格を取る動詞
基本的に直接目的語は対格になります(が,当然例外もあります.)ということで,たくさんあります.
動詞+前置詞+対格をとる単語
覚えることは排除したいので,メモ書きということで
czekać na A
dbać o A
dziękować za A
płacić na A
patrzeć na A
prosić o A
pytać o A
być zły na A
prosić は 「proszę o kawę」とか,言われてみればよく登場します.
czekać na A
dbać o A
dziękować za A
płacić na A
patrzeć na A
prosić o A
pytać o A
być zły na A
prosić は 「proszę o kawę」とか,言われてみればよく登場します.
proszę o kawę
テキストの「レストラン」のダイアログ中に proszę kartę とありました.しかも,(客)「メニューください」と(店員)「メニューをどうぞ」の2種類で.何で同じ言葉をつかうんだよ,前後のつながりが無いとわかんないよね,とローカルメンバーに話したら,「メニューください」は,Poproszę kartę か Proszę o kartę だから分かる,と.正しい言葉を覚えましょう.