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垂直落下式バックドロップ

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【技名】 垂直落下式バックドロップ
【読み】 すいちょくらっかしき・ばっくどろっぷ
【別名】 バックドロップ、直下式バックドロップ、地獄バックドロップ、バックドロップ・ドライバー
【大分類】 バックドロップ
【中分類】 バックドロップ
【小分類】 バックドロップ
【開発者】
【得意とするレスラー】 後藤達俊、スティーブ・ウィリアムス
【変形技】
【進化系】
【連携技】
【連絡技】

解説

  1. 相手の背後から相手の右腋に首を差し込む。
  2. 両腕で相手の胴を抱える。
  3. スクワットと背筋の力で相手を跳ね上げる。
  4. 膝を支点にし、後方に倒れこむ。
  5. 相手を頭から落とす。

スティーブ・ウィリアムスは3の跳ね上げる動作を省き、2~4の動作を一気に行う。ぶっこ抜きなどと呼ばれる。自分の体勢が直立の状態は殆ど無い。
逆に後藤達俊は3の跳ね上げの部分が特徴的で、相手を自分の肩の上でひっくり返す状態では自らの体勢が直立状態。そのまま一気に引き落とす。

歴史

垂直落下式と呼ばれるのは特に後藤達俊とスティーブ・ウィリアムスの物が有名。
それ以外にも川田利明小橋建太ブリッジを効かせた投げ方で用いる。

後藤達俊と馳浩

後藤達俊の垂直落下式バックドロップに有名な逸話として、馳浩の身の上に起こった事件がある。

当時、どちらもトップグループに手の届きそうで届かない中堅どころで戦っていた。
地方のタッグマッチで後藤が馳に垂直落下式バックドロップを仕掛け、馳が体を反転させフライング・ボディアタックの形で切り返そうとして失敗した。馳はそのまま投げられてしまい、コメカミからマットに落ちたような状態になった。
後藤の垂直落下式バックドロップは相手の腋の下から胸の辺りをクラッチする事で相手が受身を取り辛くしているのが売りだった。それを無理やり体を反転させた事による事故だ。
馳はその後、朦朧状態で試合をやり抜き、シャワーを浴び、次の試合のセコンドに付いた。しかし、その後、昏睡状態に陥る。偶然にも帯同していた冨家リングドクターが処置し救急車で病院に運ばれ一命を取り留めた。死ぬ一歩直前だったのだ。

馳は死の淵から舞い戻ることが出来た。しかし、後藤は「人を殺しかけた」という事実から垂直落下式バックドロップが使えない状態になった。そのような危険な投げ方でも相手をコントロールする自身が有ったのに上記のような事故が起きてしまい、一歩踏み込めてない、吹っ切れないファイトに終始してしまう状態であったのだ。後藤自身プロレスを辞めようかどうか相当悩んだそうだ。

しかし、馳がリングに復帰し、初めて対戦するとき。後藤はグリップの位置を元に戻したバックドロップの封印を解いたそうだ。そこで踏ん切りをつける事で後藤はプロレスを続ける決心をしたそうだ。

ちなみにこの事故から馳は一皮向けトップレスラーの一角に上り詰めていったのはご存知の通り。


MyWiki版プロレス技wiki より転載

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