著者:Ghn.lab
プログラム上における「辞書(連想配列)」とは
連想配列(れんそうはいれつ、英語: associative array)とは、コンピュータプログラミングにおいて、添え字にスカラー数値以外のデータ型(文字列型等)も使用できる配列である。抽象データ型のひとつ。連想リスト、連想コンテナ、辞書(あるいはカタカナでディクショナリ 英語: dictionary)、ハッシュ(英語: hash)、マップ(英語: map)とも呼ばれる。
引用元:Wikipedia
引用したところで分かりません。著者も理解に時間がかかります。簡単に言うと、「複数のデータを持つことのできる変数」です。変数は1つにつき1つの数字、文字列を扱えませんが、配列は番号ごとに別の数字や文字列を入れることができます。
プログラミングの世界では「連想配列」というのが一般的ですが、ここではプロゼミに合わせて「辞書」と呼ぶことにします。
辞書を覚える場合は、まず配列マスターにて配列を先に覚えた方が呑み込みが早くなると思います。
プログラミングの世界では「連想配列」というのが一般的ですが、ここではプロゼミに合わせて「辞書」と呼ぶことにします。
辞書を覚える場合は、まず配列マスターにて配列を先に覚えた方が呑み込みが早くなると思います。
簡単な用語
用語 | 意味 |
---|---|
辞書 | 複数のデータを持つことのできる変数。 |
要素 | 配列に含まれているデータのこと。 |
要素数 | 配列に入っているデータ(要素)の数。 |
キー | 要素を引き出すために使うもの、すなわち、辞書[x]におけるxに入れる数字や文字。 |
辞書を使うには(基本)
配列より辞書が優れている理由を3つ紹介
- 連番の数字で要素を引き出すのではなく、自分が決めた文字や数字で自由に要素を取り出すことができる!
- 配列は一番後ろにしか要素を追加することが出いないが、辞書は順番に関係なく追加することができる!
- 既に追加した要素を書き換えることができる!
辞書の宣言

まずは上のように、変数が辞書であることを宣言しなければならない。これをしないと、後の処理がうまくいかないので注意。
辞書に要素を追加する・書き換える

辞書は配列とは違い、上のブロックを使う。「辞書[a]をbにする」を使うことで、辞書[a]を入力したときに、bが出力される。
辞書は配列と違い、追加した要素を削除することができない。

要素を削除できない代わりに、上のようにすでに要素を登録したキーをもう一度使って追加すれば、前に追加した要素から別の要素に書き換えることができる。上のプログラムでは、辞書[リンゴ]を入力したときに、bananaではなくappleが出力される。
辞書から要素を取り出す

辞書に上のような要素を追加した。
このプログラムでは、辞書[火曜日]が入力されたため出力は「Tuesday」となる。
辞書の要素数を調べる

辞書の要素数を使えば、その辞書に要素が何個入っているのかがわかる。
上のプログラムでは、「4」が出力される。
辞書を使うには(応用)
角丸ブロックで追加

{ ⊕ }を使うことで、まるで変数の宣言かのように1ブロックで辞書を作ることができる。
一番最初から、キー、配列、キー、配列…の順で追加されていく。
[ ⊕ ]は「配列」用のブロックなので、間違えないように。
コメント
- はどるな🤓(なるほど -- かまぼこ (2025-04-17 14:16:40)
- 私は次女マスター。全世界の次女の名前と顔を網羅している -- ほうらい (2025-07-20 10:25:23)
- こんなにわかりやすく説明することが可能だったとは -- star* (2025-07-20 10:27:57)