R入門
Rとは
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Rとは、統計解析ソフトウェアです。電卓のように手軽に計算ができます。関数電卓のように簡単に複雑な計算もできます。これら計算機能を使って高度な数値計算プログラムを作って実行することもできます。ファイルからデータを読み出したり書き出したり、グラフをつくることもできます。作ったグラフを画像ファイルとして作成することもできます。
電卓のように、計算が簡単にできます。1足す2、3かける4、5割る6をそれぞれ計算した例です。
> 1 + 2
[1] 3
> 3 * 4
[1] 12
> 5 / 6
[1] 0.8333333
プログラミングも簡単にできます。以下をメモ帳に張り付けてファイル名をfact.Rとして保存しましょう。
fact <- function(n) {
if (n == 1) {
return(1)
} else {
return(n * fact(n - 1))
}
}
for (i in 1:10) {
cat(sprintf("%2d! = %d\n", i, fact(i)))
}
Rで以下のように実行します。
> source("fact.R")
1! = 1
2! = 2
3! = 6
4! = 24
5! = 120
6! = 720
7! = 5040
8! = 40320
9! = 362880
10! = 3628800
> factorial(1:10)
[1] 1 2 6 24 120 720 5040 40320 362880 3628800