R入門
関数
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パッケージに格納されている関数を直接指定して使う
Rは柔軟な使用のため、基本的な機能すら予約後ではなく関数として搭載されており、例えば自作の関数は関数名をほぼ自由自在に割り当てる。このようなことは本来は進められないが、「パッケージ名::○○」とすることで、パッケージに含まれている関数を直接呼び出して使うことができる。
以下の例は、正弦関数を計算する標準的なsin関数がある一方で、別の自作関数名にsinを割り当て、そのような状態で標準のsin関数を呼び出した例。
> sin(pi)
[1] 1.224606e-16
> sin <- function(d) {return(9)}
> sin(pi)
[1] 9
> base::sin(pi)
[1] 1.224606e-16