要塞ゲイルロズ攻略戦


 要塞ゲイルロズ-木星と土星の中間に位置する軍事要塞である。
元々は地球連合軍によって建設されたものであったが、グランゼーラ革命軍からの執拗な波状攻撃を受け、ついに陥落。

 現在は、グランゼーラ革命軍の軍事拠点となっている。
大規模な駐留艦隊を擁し、地球攻略の足がかりにしようとしている。
 また、ゲイルロズのそばの宙域には、地球連合軍のバイド兵器開発基地ギャルプⅡがあった。
その中には今なお大量のバイドルゲンが備蓄されているという。
ここを奪還できなければ、今後のフォース開発に支障が出る。

 我々がゲイルロズを望む宙域に到着した時点では、すでに主力艦隊は壊滅的な被害に合い、艦隊の体裁を保っていなかった。
艦船や機体の残骸が宇宙空間を漂っている。
救難信号を発光している艦もあるが、その数はわずかなものだった。

 救助活動を命じながら、私はその惨状を見て思った。

+ もう少し早く到着できていれば・・・
もう少し早く到着できていれば・・・

+ もう少し持ち堪えろよな まったく
もう少し持ち堪えろよな まったく。

+ 巻き込まれなくてよかった
巻き込まれなくてよかった。

+ 私をはずすからだよ。いい気味だ。
私をはずすからだよ。いい気味だ。

 グランゼーラ側が我々に対して攻撃の意思表示をしてきたので、我々は救助活動を一時中断せざるを得なかった。

 救助を再開するには敵艦隊とその本拠地を沈黙させるしかない。

私は全艦に要塞ゲイルロズ攻略戦を開始すると伝えた

(要塞攻略には、「占領」コマンドが必要です)

⇒はじめる

要塞ゲイルロズの攻略に失敗


 要塞ゲイルロズを陥落させることができなかった。

 一時後退し、態勢を立て直して再度挑戦する。

⇒帰還する

要塞ゲイルロズの攻略に成功


 グランゼーラの軍事拠点ゲイルロズの攻略に成功した。

乗組員から歓声が上がった。

 僅かに残った敵の残存戦力もこの宙域から急速離脱していった。

 ガザロフ中尉が捕虜の扱いについて指示を求めてきたので私はこう指示した。

+ 条約にのっとって処遇せよ
条約にのっとって処遇せよ、と。
乗組員はきびきびした動作で捕虜達を控え室へと誘導していった。

+ 魅力的な人達が多いので優遇せよ
魅力的な人達が多いので優遇せよ、というと、乗組員達はハッ?となった。
捕虜達も呆気にとられている。
あらためて丁重にもてなすよう命じると乗組員達は捕虜をゲストルームに誘導していった。

+ 歯向かう者にはそれ相応の報いを・・・
歯向かう者にはそれ相応の報いを与えてやれ、と言うと捕虜達は一斉に不満を訴えだした。
条約違反を非難する者もいる。ベラーノ中尉にも強く諌められ、仕方なく、条約通りの処遇に切り替えた。

+ 拷問だ!とにかく拷問せよ!
拷問だ!とにかく拷問せよ!と言うと、部下達はしばし硬直していた。
捕虜達は条約を盾に一斉に抗議し始めた。ベラーノ中尉にも強く諌められ、
仕方なく拷問を断念した。憶えてろ!

 捕虜から得た情報では、バイド兵器廃絶を訴えるグランゼーラの中でも、バイド兵器の獲得・保有を進めようとする一派がいるらしい。

 これは驚愕の事実である。
実際、彼らの中には、バイド兵器の材料となるバイドルゲンの確保や、バイド兵器の開発研究に従事している者もいると言う。

 確か、バイド兵器開発基地ギャルプⅡのバイドルゲンは貯蔵されていたはずの量のごく一部しか残っていなかったとの報告もある。
それならば、我々の陣営と考え方が一緒じゃないか?
こちらにくればいいのに。

とにかくグランゼーラ側も一枚岩ではないようだ。

 戦果報告を送信すると間をおかずに次の命令が送られてきた。

 土星基地グリーズの廃墟から強力なバイド反応が検出されたという。
現場に急行して調査・報告せよ、とある。

占領したばかりの要塞に僅かな兵を残して、私は艦隊を発進させた。

⇒帰還する




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最終更新:2010年11月17日 09:37