すれ違う宇宙


 我々は数多の岩塊が漂う宙域にさしかかった。

 宇宙にはところどころこういった場所が存在する。
 太陽系にも同じようなものがある。


 ずっと昔の、太陽系の小惑星地帯での思い出が頭をよぎった。

 しかしそれは、あまりにもおぼろげなものだった。


 私が記憶の糸をたぐり寄せようとしていると、戦闘文明の一団が現れた。
 話し合いに来た様子ではなさそうだ。

 直ちに戦闘準備に入る。

⇒はじめる

戦闘文明の兵器群に敗北


 戦闘文明の兵器群に敗北した。

 今は一旦退却し、態勢を立て直そう。

⇒帰還する

戦闘文明の兵器群を撃退


 戦闘文明の兵器の一団を撃退した。


 戦闘文明の一団は地球の軍隊と同じような組織になっているように見受けられる。
 遠く離れた宇宙の異文明であっても、我々と似通っている部分はあるのだ。


 そう思うと、いつかどこかで彼らと分かり合える日も来るのではないか、


 と思ったが、すぐに思い直した。


 地球人類同士ですら、分かり合えていないのだ。
 戦闘文明と分かり合えるなど、夢のまた夢だろう。


 しかし、だからこそ、私は私を理解してくれる人のもとに帰りたいのだ。

⇒出発する


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最終更新:2010年02月04日 03:09