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  • C6_cut

コモンの本棚: BLUE REFLECTION 非公式wiki (未完成)

C6_cut

最終更新:2025年01月14日 02:32

raysuntie

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6_1
【?】: ねえ、リーダー。
二人で子供、作らない?
【?】: わたしと結婚して、
アダムとイヴになろう?
主人公: ……はははっ、何を言い出すのかと思えば
【?】: 真面目だよ
【?】: 知ってる? この世界のこと。
幾何級数的に消滅していってるって
【?】: つい一週間前までは、世界が消えるなんて、
誰も本気で思ってなかったよね?
【?】: でも昨日の段階では、50%が消滅したみたい。
灰が降り始めてからここまでで、およそ2年
【?】: さて問題です。残り半分の世界が消滅するまで、あと――
【?】: 何“時間”でしょうか
主人公: っ!?
【?】: リーダーは、数学、得意?
わたしはあまり得意じゃないかな。でも――
【?】: 数学はわからなくても、
新しいセカイの作り方なら知ってる
【?】: だからわたしは、今ここにいる。
たとえ“この世界にとっての”破滅の神と言われても





主人公: 特殊部隊改めましてSOLiD、
コズミックファング調査に出発致します
司城あやか: よろしく頼む
司城あやか: 任務中、学園周りの異灰については、
広島日の杜に要請を出してある。心配するな
主人公: ……はい。ありがとうございます
司城あやか: 駒川も、よろしく頼む
駒川詩: もちろんですっ!
主人公: あっ、それで、今回なのですが――
主人公: 前回の反省点を踏まえる形で、
浜通りのルートで目的地に向かう予定です
主人公: 道程としては山ルートの3倍ほどになりますが、
中継できる市街地も点在しているため安全かと
司城あやか: そうだな。
駒川はどう思う?
駒川詩: とっても素敵な案だと思います!
もちろん私も賛成で~すっ!
司城あやか: 使える所は極力交通機関を使っていけ。経費で出す。
なるべく体力は温存するように
春日詩帆: はい……っ
安住菜々花: らじゃ
高岡由紀子: 了解
瀟美岐: 承知しました
森崎アレシア優: 可能な限り
星谷かんな: ワクワクするね!
生駒彩未: ふふっ
久野きらら: ……
主人公: 最善を尽くします
司城あやか: 出雲日の杜、初の完全なる遠征だ。
くれぐれも、気を抜かぬよう尽力してほしい
全員:はい!



星谷かんな: はぁ~~~っ!
久し振りにバス乗った~!
瀟美岐: 潮風の香りがするな
安住菜々花: で? ここでもう1回別のバスに乗り換えでしょ?
わたし先行ってるから
安住菜々花: こら~~春日! アレシア!!
そのバスじゃないっつーの!
春日詩帆: えっ!?
主人公: ……それじゃ彩未、かんな。よろしくな
星谷かんな: 任せておいて!
かんなにかかれば、チョロいもんだよ
生駒彩未: お姉さんも、素敵なカフェで時間潰すの大好きだから。
むしろ役得だよね~
星谷かんな: うんうん!
主人公: そう言ってもらえると、少し気が楽になるよ
星谷かんな: お兄ちゃん、いつも気を使いすぎだよ。
かんなのこと、もっと乱暴にしてくれていいんだよ?
生駒彩未: お姉さんには、優しくしてほしいかな~。
でも今回は、頑張っちゃうからね!
主人公: よろしく頼むよ
星谷かんな: らじゃ!
生駒彩未: 了解~
駒川詩: ……
主人公: ……さあ、俺たちも次のバスに乗ろう
駒川詩: ███クン、
良い判断ですね~
主人公: ……何が?
駒川詩: "司令のことを疑っている。
だから、あの二人を司令の監視に戻したんでしょう?
主人公: ……半分は正解だよ
駒川詩: ふふふっ、やっぱり私が見込んだだけのことあります!
一層███クンに惚れちゃいました♪
主人公: そういうのはいいから……
駒川詩: お世辞じゃないですよ? 真面目な話、本当に
司令には気をつけておくに越したことはありません
駒川詩: 私なんかは、もう出雲日の杜に二度と戻れないことに
なっていてもおかしくない……って思ってますし
主人公: ……
駒川詩: でも、ホント嬉しいんです。███クンが、
私が言ったこと覚えてくれていて――
駒川詩: そして、信じてくれていたことが
駒川詩: 立場もありますし、どうしても
言い方が厳しくなっちゃう自覚はあります
駒川詩: ███クンに嫌われるの覚悟で
暴言吐いたことも沢山ありましたし
駒川詩: でも、そうやってきたことが、
いま全部報われた気がしました。ふふっ♪
主人公: 駒川さん――
駒川詩: あっ、早く行かないとバスが出ちゃいますね!
駒川詩: それに、みんなに妬かれるのは本意じゃありませんし♪
早く行きましょう!
主人公: はぁぁぁ………


6_2
瀟美岐: ここの灰地域を越えれば、沿岸部の集落に着くようだ
安住菜々花: あーもう!
バス降りてから何時間歩いてると思ってんの!
森崎アレシア優: ……あつい
高岡由紀子: もう夏だもんねぇ。
灰が降るようになってから冷夏が続いているとはいえ
駒川詩: 安住ちゃん。よければこれ、どうぞ~♪
安住菜々花: あっ、これ、ヒンヤリシートじゃん!
やった、気が利く~!
駒川詩: 皆さんもどうですか?
サッパリしますよ~
瀟美岐: よければ私もいただこう
森崎アレシア優: 1枚お願い
駒川詩: は~い。1枚と言わず、何枚でもどうぞ~
高岡由紀子: ……
駒川詩: 高岡さん♪
どうですか?
高岡由紀子: ……っ!
わ、私は大丈夫……だから……
駒川詩: そうなんですか~?
でもぉ~――
駒川詩: 汗、いっぱいかいてますよ?
……ふふっ
高岡由紀子: ……
久野きらら: は~、は~……
春日詩帆: はぁ、はぁ……
主人公: 頑張って、あと少しで抜けるはずだから
主人公: (美岐たちと、だいぶ間を開けられてるな……)
主人公: ……ん? あれは――
駒川詩: 春日ちゃん、久野さん、大丈夫ですかっ?
春日詩帆: あ、はい、大丈夫ですっ……
久野きらら: ……
駒川詩: 春日ちゃんの荷物、すごく重そうですし~……、
私が半分持ちますね? 久野さんも!
春日詩帆: あっ、だ、大丈夫ですっ!
駒川詩: …!?
駒川詩: 春日ちゃんちょっと止まって?
春日詩帆: えっ?
駒川詩: もしかして、足、痛めてないですか!?
春日詩帆: えっ? ……えっと、まあ、少しだけ違和感ありますけど
でも普通に歩けますから大丈夫です
駒川詩: ダメですよっ! ちゃんと休んで回復しなくちゃ
春日詩帆: で、でも、皆さんに迷惑かけられないし……
駒川詩: 春日ちゃんは唯一の回復担当なんです。
春日ちゃんの身体はチーム全員の身体なんですよ?
主人公: 詩帆! 駒川さん! どうしたの?
春日詩帆: あっ、何でも――
駒川詩: あっ、███クン!
春日ちゃんが足を怪我しちゃって
春日詩帆: えっ!? い、いえそんな、全然――
駒川詩: しっ! 春日ちゃん、こういう時は
思いっきり甘えた方がいいんですよ?
春日詩帆: えっ、で、でも……
駒川詩: 春日ちゃんは真面目過ぎるんですよ~。
だから、安住ちゃんたちに出し抜かれちゃうんです
春日詩帆: えっ――
駒川詩: まあまあ、ここは詩ちゃんにお任せあれ~♪
春日ちゃんは、甘える訓練もしなくちゃですよっ!
主人公: 詩帆、大丈夫か?
春日詩帆: あっ、えっと、本当に……その、大丈夫なんで……
駒川詩: そんなこと言って、
歩けないくらい痛がってたじゃないですか~
春日詩帆: ええっ!? わたしそんな――
主人公: 詩帆、無理しないで。痛いときはそう言えばいい。
詩帆はいつも頑張りすぎなんだよな
駒川詩: あっ、やっぱり███クンもそう思いますよねっ!
駒川詩: それじゃ私、春日ちゃんの荷物持ちますから、
███クンは春日ちゃんが良くなるまで――
駒川詩: あっ、あそこのバス停の待合所とかで、
休んだ方がいいと思います♪
主人公: わかった、そうしよう。美岐に連絡する
駒川詩: あっ、私が合流したときに伝えますよ?
主人公: いや、いい。自分で伝える
駒川詩: ……
主人公: ああ、美岐か。見えてると思うけど、
詩帆がちょっと足を――
瀟美岐: ――ああ、わかった。
では、良くなったら連絡をくれ
安住菜々花: はぁ~。春日、上手くやってんじゃん
森崎アレシア優: 詩帆は貴方と違って、
えげつない策を講じる子じゃない
安住菜々花: わたしをゴミみたいに言うの止めてくれる?
駒川詩: はぁ~~~、お待たせしました~~っ
瀟美岐: すまないな、詩帆の分の荷物まで持ってもらって。
私が持とう
駒川詩: ありがとうございます~♪
はぁ、重かった~~
瀟美岐: なんか、すまないな。
うちのメンバーの荷物を持たせてしまって
駒川詩: いえいえ~! 全然大丈夫ですっ!
でも春日ちゃんには、ちょっとびっくりしましたよ
駒川詩: 全然普通に歩けてるのに、
急に私に荷物全部持たせるんだもん
安住菜々花: はぁ? どういうこと?
駒川詩: なんかですね~、私が春日ちゃんに、
“足大丈夫?”って聞いたんです
駒川詩: そしたらそのときは、“全然平気です”って言ってて
駒川詩: なのに███クンが来たら急に、
“痛くて歩けない”って言い始めて
安住菜々花: ちょっと、なにそれ
駒川詩: 別に私、荷物くらいいくらでも持ちますけど、
なんていうか、ちょっと腑に落ちなくて……
瀟美岐: それは事実を確認する必要があるかもしれないな
安住菜々花: ほら、アレシア。……わたしが言ったとおりでしょ
森崎アレシア優: ………まだわからないわ
久野きらら: あ………っ……
駒川詩: はいっ、どうしたんですか? 久野さん?
久野きらら: あっ、えっと………なんでもない……
高岡由紀子: ……
瀟美岐: …っ!! みんな、来るぞ!
高岡由紀子: 異灰!?
瀟美岐: ああ
瀟美岐: クソッ、このタイミングでリーダーがいないとはな
安住菜々花: こんなザコ、わたしたちだけでやれるって!
森崎アレシア優: 同感。さっさと倒しましょう

6_3
瀟美岐: はあぁぁっ!!
瀟美岐: 他は!?
全員、確認!
安住菜々花: こっちは殲滅!
森崎アレシア優: こっちも終了
高岡由紀子: 広範囲の確認、異常なし!
駒川詩: ミッションコンプリート! ですねっ♪
瀟美岐: さあ、先を急ごう
高岡由紀子: あっ、メイ!
安住菜々花: あ、ちょっと!
そんなに急がなくても!!
森崎アレシア優: 美岐、すっごい不機嫌に見える
安住菜々花: え、なんで?
わたしらの戦い方に、なんか文句でもあんの?
高岡由紀子: ……
久野きらら: あ、あの、なーな……
駒川詩: さあ、もうここまで来れば、あと少しで海岸ですよっ!
頑張りましょう!
久野きらら: あっ……
久野きらら: ……あぁ
高岡由紀子: ……ねえ、きらら――
久野きらら: ……?
高岡由紀子: もしかして、駒川さんのことで、
何か言おうとしていた?
久野きらら: ……そう。
あの人はとても危険。由紀子も気をつけて
高岡由紀子: きらら……
高岡由紀子: ……大丈夫。私はわかってるから
久野きらら: えっ?
瀟美岐: (まったく、詩帆は……)
瀟美岐: (リーダーもリーダーだ。
そんな嘘ぐらいすぐに見抜けるだろうに!)
駒川詩: 瀟ちゃん♪
さっきはお疲れさまでした~!
瀟美岐: ……駒川……さん、か
駒川詩: もー、詩ちゃんでいいですってば。それか、詩。
私たち、タメなんですから♪
瀟美岐: あ、ああ。
それじゃ、詩と呼ばせてもらおう
駒川詩: ふふふ~
駒川詩: ところで、さっきの戦闘での立ち回り、
すごくてビックリしました!
瀟美岐: ……世辞はいい
駒川詩: お世辞じゃありませんよ!
正直かなりビックリしてるんですよ
駒川詩: だって司令からは███クン以外、
全員無能だって聞いてましたから
瀟美岐: なっ……!?
瀟美岐: ……そうか。まあ、仕方ないことだ
駒川詩: 全然仕方なくありませんよ?
それに、私もごめんなさい……
瀟美岐: 何故謝る?
駒川詩: そんな情報を信じてたから、瀟ちゃんやみんなのこと、
ずっとダメな子たちだって思ってて
駒川詩: だからさっきの戦闘を見せてもらって、
私が間違っていたんだ……って思ったんです
駒川詩: 今日は一緒に着いてきてよかった。
瀟ちゃんたちの、本当の実力を見ることができたから♪
瀟美岐: ……そう言ってもらえると、私も嬉しい
駒川詩: それにしても……、瀟ちゃん十分リーダー出来てるのに、司令は
何故███クンにすげ替えたんでしょうね?
瀟美岐: それは……そうだな……
瀟美岐: 私が本当に、リーダーとしてやれているのだとするなら、それは全部、
███……リーダーのお陰だからだ
瀟美岐: リーダーが、私に教えてくれたんだ。
リーダーシップとは何たるかを、な
駒川詩: なるほど……そういう事があったんですね。
でも、そう考えると――
駒川詩: 今回の███クンは、
ちょっと残念でしたね……
駒川詩: 春日ちゃん可愛いから、
断れなかったんでしょうか♪
瀟美岐: ……仕方のないヤツだ
駒川詩: ……
駒川詩: あの~、もし違ったらゴメンナサイなんですけどぉ~
瀟美岐: ん?
駒川詩: 瀟ちゃんって、███クンのこと、
スキだったりしちゃってます~?
瀟美岐: ぶっ!!
そ、そんなわけないだろう!!
瀟美岐: 私はまだアイツを
リーダーとしてすら認めていないのだぞ!
駒川詩: あはは、そりゃそうですよね。だって瀟ちゃん、
こんな有能だし、今までずっと頑張って来たのに――
駒川詩: 上層部の派閥争いのせいで、███クンに
リーダーの座を奪われちゃったんですもん
瀟美岐: なっ、何だそれは!?
駒川詩: あっ! ご、ごめんなさい。
知らないなら、今のは忘れて下さいっ!
駒川詩: でも、それは置いておいたとしても、瀟ちゃんの心の
モヤモヤは、剣に迷いが出る原因になっちゃいます
瀟美岐: ……
駒川詩: だから、一度全部ぶつけちゃった方がいいと思います。
好意も、敵意も、全部そのままに
瀟美岐: いや……だがしかし――
駒川詩: 嫌われるのが怖い……ですか?
瀟美岐: まっ……まさか……
駒川詩: 瀟ちゃんの心が吹っ切れることは、
みんなにとっても大事なことだと思います
駒川詩: だって、瀟ちゃんはこのチームSOLiDの中で
一番強くて責任感もあって……頼りになるんですから
瀟美岐: ……
駒川詩: それじゃあ、こうしましょう♪
駒川詩: この詩ちゃんが、███クンと瀟ちゃんの関係を
お手伝いをしちゃいますっ♪ ですから――
駒川詩: 早くそのモヤッとしたものを吐き出して、
最強で完璧な瀟ちゃんになってくださいね♪

6_4
主人公: 詩帆、大丈夫? 足の痛み悪化してない?
春日詩帆: 全然平気です。
ほとんど何とも無いですから……
春日詩帆: 本当にすみません
主人公: いや、気にしないで。詩帆にはこれから
頑張ってもらわなくちゃいけないからね
春日詩帆: は、はい
主人公: (とはいえ、早くみんなに追いつかないとな。
何事も無ければいいけど……)
春日詩帆: どうかしたんですか?
主人公: かんなからだ
主人公: ……
主人公: ……学園に、結構な数の軍用車両が来てるらしい。
どこの所属かは、今のところ謎だって
春日詩帆: ええっ……どうして、そんな……
主人公: わからない。でも、このタイミング……
偶然とは思えないな
春日詩帆: それって……わたしたちと関係が……
主人公: どうだろう。まあ、かんなには動画を撮るよう
言ってあるから、後で見れば何か分かるかも
主人公: いずれにせよ、俺たちはこのまま進もう。
急に方針を変えると、相手が警戒するかもしれない
春日詩帆: ……はい
主人公: ……
主人公: 詩帆……
春日詩帆: ……
主人公: ……大丈夫
春日詩帆: ……はい
主人公: (とはいえ、これはどういう動きだ……。
司令の作戦か? それとも……)
駒川詩: お世辞じゃないですよ? 真面目な話、本当に
司令には気をつけておくに越したことはありません
主人公: (果たして、白か黒か……)
主人公: なんだ、今度は美岐か
主人公: ……
主人公: ……夜?
春日詩帆: どうかしたんですか?
主人公: ん? あ、ああ、いや何でもない。
みんな浜通りのカフェにいるってさ
安住菜々花: はぁ~、海の香りがする~!
高岡由紀子: こんな所にまだ、生きている街があったんだ……
瀟美岐: やっと安心できる場所まで来れたか……
駒川詩: 皆さん、お腹空きませんか?
折角ですし、そこのカフェでご飯にしましょう♪
久野きらら: はぁ、きららはもう疲れた……。
ここらで充電しないと、もうムリ……
安住菜々花: わたしもー。
カフェで休むの賛成ー!
高岡由紀子: ……えっ、でも私たち今任務中だし、
カフェとかでマッタリするのは……
安住菜々花: はぁ? そこ気にするとこ!?
駒川詩: ███クンたちを待たなくちゃいけませんし、
それなら栄養取って万全の体制にするのも大事ですっ!
安住菜々花: そうそう。それに、もうそろそろ夕方じゃん。
まさか夜通し灰地域を歩く気?
駒川詩: ほんと、安住ちゃんの言う通りですよっ!
ねえ、瀟ちゃん♪
瀟美岐: あ、ああ……そうだな。
リーダーには私から連絡をしておこう
高岡由紀子: (……メイ?)
安住菜々花: へぇ、なかなかいいカフェじゃん
森崎アレシア優: 学校の周りよりお洒落な気がする
駒川詩: というわけで皆さん、好きなものを頼んでください!
ここは全部、詩ちゃんのおごりですから!
安住菜々花: マ?
久野きらら: なーな、気をつけて。
きっと裏がある
駒川詩: ちょ、ちょっと待ってください!
裏なんてありませんよぅ、ホントに
高岡由紀子: ……
久野きらら: ………
駒川詩: わかりました、わかりましたっ!
全部正直に白状しますっ!
駒川詩: ごめんなさいっ!
これは私からの、せめてものお詫びなんですっ!
高岡由紀子: お詫び……?
駒川詩: はい
駒川詩: もしかしたら、███クンから
色々聞いてるかもしれませんけど――
駒川詩: 私は皆さんを一掃するために
中央から派遣されてきました
安住菜々花: そこまでハッキリとは聞いてなかったけど、
正直、あまりいい印象は無かった
森崎アレシア優: ……
駒川詩: 中央組織の人たちは、皆さんが弱くて
役立たずだと思ってるんです
駒川詩: だから私も、この世界を救うためには、もっと強い
精鋭たちを連れてこなくちゃいけないって思っていて――
駒川詩: 組織を塗り替える気マンマンだったんです
駒川詩: ただそれは、皆さんに苦労をかけたくないからっていう
気持ちもあってのことだったんですけど……
駒川詩: でも、今日の皆さんの戦い振りを見て、
それは全然間違いだったんだって思いました
駒川詩: そして、そのせいで
皆さんに混乱を招いたことも確かで
駒川詩: ですからそのお詫びと、これから仲間として仲良くやって
いきましょうっていう、私の気持ちなんです
森崎アレシア優: 随分正直なのね
高岡由紀子: 本心かどうかわからないよ。ねえ、メイ
瀟美岐: ……ん? ああ……
高岡由紀子: ………?
安住菜々花: まあ、どんな理由でもディナーを
タダで食べられるなら大歓迎。ねえ、きらら?
久野きらら: え?
お、おう……
主人公: すまない、みんな。遅くなった
春日詩帆: ごめんなさい、わたしのせいで
安住菜々花: ……
瀟美岐: ……
主人公: あ、あれ? みんなどうした?
森崎アレシア優: 詩帆、普通に歩けてる?
春日詩帆: うん。もう全然大丈夫だよ。
心配かけちゃってごめんなさい
森崎アレシア優: ……そう
春日詩帆: ?
駒川詩: それじゃ、全員揃ったことですし、
早速ディナーにしましょうか~♪
春日詩帆: あっ、それじゃわたし、お水持ってきますね
安住菜々花: いや、いいから。あんた足痛いんでしょ?
リーダーと二人で食べたら?
春日詩帆: え……?
安住菜々花: きらら、アレシア、行こ
駒川詩: ああっ、私のこと無視しないで、
入れて下さ~いっ♪
森崎アレシア優: 後でちょっと聞きたい事がある。また後で
春日詩帆: ……
主人公: (なんだこれは……?
一体どうなってるんだ……)
春日詩帆: ちょ、ちょっと安住さんっ! 森崎さんっ!
高岡由紀子: メイ、ちょっと相談したいことがあるんだけど……。
別のところで二人になれる?
瀟美岐: ……すまない。これから野暮用がある。
それが終わってからでもいいか?
高岡由紀子: えっ!?
高岡由紀子: あっ、うん。いいよ、それで

6_5
駒川詩: いや、本当のこと言うとですよ?
本部の人たちって、本当に横暴で!
駒川詩: 私がコッチに来させられたのだって、
言われてから2日後とかですよ? 2日後!!
安住菜々花: マジで? やっば。 
駒川詩: しかも適当な情報だけ持たされて、
皆さんを始末して来いって!……って、ごめんなさい!
森崎アレシア優: 気にしないで。
その状況なら、私だって同じ事をする
駒川詩: 今となっては反省してます…っ……
駒川詩: さっきだって、本部にクレーム入れておきました!
もう適当な情報で指図するなって! ほら見てください!
安住菜々花: うわ、辛辣ー!
駒川詩: こういう罠にはめるようなヤツって大嫌いなんですよ。
失敗したら足切りしようとしてたくせに
久野きらら: ……
久野きらら: 駒川さん
駒川詩: はい♪
久野きらら: 本部ではリフレクターとして、
どんな仕事をしていたのだ?
駒川詩: えっ? えっと、それはですね~――
久野きらら: 人の心を奪って、廃人にする仕事か?
駒川詩: ええっ? なんですかそれ、怖いですっ……
安住菜々花: ちょっときらら、何のつもり?
久野きらら: きららではない。とある神からのご神託だ。
駒川さんが昔、魂を食べていたと、神は仰っている
森崎アレシア優: ……
駒川詩: ……そ……んなこと……
安住菜々花: きららさぁ!
ご神託って言えば何でも許されるって思ってない!?
久野きらら: い、いや、そんな……!
駒川詩: いえ、いいんです! 私だって皆さんを
否定的に見ていたわけですから、おあいこですよ……
安住菜々花: けど、駒川だってこうして洗いざらい全部
話してくれてるんだし、もういいじゃん!
久野きらら: あ、いや……それは………
森崎アレシア優: ……
安住菜々花: ………
久野きらら: ……き、きららはちょっと、ご祈祷の時間になるから
準備のために席を外すことにする……
春日詩帆: はぁ~、もうすっかり夕方になっちゃいましたね
主人公: そうだね。
ここにまだ生きてる街があってよかった
春日詩帆: ……ここからまだ、遠いんですか?
コズミックファングの場所まで
主人公: いや、距離にすればもうすぐそこだ。
ただ、初めての場所だから慎重に行動しないと
春日詩帆: そうですね……
主人公: (そろそろ夜になるな……。
なりゆきで浜に来てしまったが、まずいな)
【美岐】:『夜、浜辺に来て欲しい。
リーダーと二人きりで話したいことがある』
主人公: (詩帆がいると、話がややこしくなりそうだ……)
主人公: 詩帆、いいの?
さっきの菜々花やアレシアのこと……
春日詩帆: ……いいんです。
少し時間を置くことも大事だと思いますし
主人公: そうか……
春日詩帆: ……
春日詩帆: 多分……安住さん、ちょっと拗ねてるんだと思います。
わたしとリーダーさんがずっと二人でいたから
主人公: え?
春日詩帆: 森崎さんはわかりませんけど、
やっぱりちょっと態度がよそよそしい感じでしたし
主人公: そ、そうなんだ……
主人公: (まずいな、このままだと
美岐と完全に鉢合わせだ……)
春日詩帆: ……あの!
春日詩帆: リーダーさんは、どう……思ってますか?
わたしや、安住さんとか……森崎さんのこと……
主人公: えっ……? ど、どうって……
春日詩帆: ……そうですよね
春日詩帆: もちろん、それが一番いい答えだって思います。
けど、やっぱりちょっとだけ複雑な気持ちかも
春日詩帆: ありがとう……ございます
春日詩帆: 嬉しいけど……ちょっとだけ複雑な気持ちかも
主人公: えっ?
春日詩帆: わたし、一番最後に入ってきたから、
昔のことはわからないです。ただ――
春日詩帆: みんなの話を聞いていると、前はもっとまとまりが無くて
リーダーさんが入ってからまとまり始めたって感じで
春日詩帆: 今では、SOLiDなんて素敵なチーム名までついて、
今までで一番チームになってるっていうのは分かります
春日詩帆: けど、このままでいたら――
春日詩帆: もしかしたらまた、みんなバラバラになっちゃうかも……
って、ちょっと思いました
主人公: ……何か、あったのか?
春日詩帆: それは、言えません。
女の子の友情についてのお話だから
春日詩帆: ……ううん、それも違うかも。
これはわたしだけの問題かもしれない
主人公: ……?
春日詩帆: と、とにかくっ!
春日詩帆: わたしはずっと、みんなとも仲良しでいたいし、
リーダーさんともずっと一緒にいたいんです
主人公: 詩帆……
春日詩帆: ご、ごめんなさい。急に変な話を始めちゃって
春日詩帆: わ、わたし、リーダーさんが誰を選んでも、
わたしはリーダーさんのことをすっ……
春日詩帆: すっ……
春日詩帆: ……っ尊敬してますから! ずっと!
主人公: あ――
春日詩帆: やっぱり安住さんたちのところに戻ります!
ちゃんとお話しなくちゃ。それじゃ、また後で!
主人公: (な、なんなんだ、一体……)
瀟美岐: ……リーダー
主人公: ああ、美――
主人公: なっ!?

6_6
高岡由紀子: ……
高岡由紀子: (メイの野暮用って何だろ……。
なんか今日のメイ、ちょっとヘンな気がする)
安住菜々花: 高岡ー!
安住菜々花: 聞いた?
今日はここで一泊だって
森崎アレシア優: 上にホテルがあって、
学校経費で泊まっていいとのこと
高岡由紀子: あ、そうなんだ
安住菜々花: 温泉大浴場あるらしいし、高岡も一緒に行こー
高岡由紀子: あっ、えっと、そうだね
高岡由紀子: でも、その前にちょっとメイと話したいことがあるから、
メイ誘って後で合流するね
安住菜々花: ああ、ちょっと!
高岡由紀子: (やっぱりちょっと気になるんだよね。
いつもと雰囲気違った……メイ)
高岡由紀子: ここにも……いないか……――
高岡由紀子: ――っ! いた!
高岡由紀子: ちょっ、メイ……と、リーダー!?
一体何を――
瀟美岐: ……リーダー
主人公: ちょ、美岐……なんでその格好!?
瀟美岐: リーダー助けてくれ
瀟美岐: ずっと一人で悶々としていた
瀟美岐: リーダーは……私のことを、どう……思っているのだ?
主人公: (なんだこの状況は!?
俺は、脅されているのか……!?)
瀟美岐: 私は……私にはわからないんだ……。
リーダーのことが憎いのか、それとも――
主人公: (……憎い? なんで!?)
瀟美岐: それとも……こっ……
好意をっ……寄せているのか…っ
主人公: (なっ……)
瀟美岐: ……
主人公: ……
瀟美岐: リーダー……頼む、教えてくれ。
私の……本当の気持ちが何なのかを……っ!
主人公: (いや、まてまてまて! これはおかしい!)
安住菜々花: き、きらら! やめて……っ!!
久野きらら: なーな、一緒に行こう。
このセカイを二人で作り直そう
久野きらら: なーなときららが
ずっと幸せに過ごせるセカイにしよう
安住菜々花: きらら! しっかりして!
主人公: (まさか駒川さん……っ!?)
主人公: 美岐!! ちょっと待て! 落ち着いて!
瀟美岐: 見ればわかるだろう……?
私は十分落ち着いている
主人公: (ダメだ、こうなったらもう――)
瀟美岐: リーダー……私と……一つになろう……
主人公: (ダイブしてみるしかない!!)
高岡由紀子: う、うそ……メイ……
高岡由紀子: (野暮用って、リーダーと……何を……!?
なんで、イローデッドの姿になってるの!?)
高岡由紀子: (リーダーを殺そうとしてる……?
……ようにはみえない。むしろあれは――っ)
高岡由紀子: (で、でも、何もこんな大変な時に……!)
高岡由紀子: ……
高岡由紀子: ……そっか、大変だって思ってるの、私だけか
高岡由紀子: いや、私ときららだけ
高岡由紀子: (……きららと二人で何とか頑張ろう)
久野きらら: ……そう。
あの人はとても危険。由紀子も気をつけて

6_7
瀟美岐: リーダー……私と……一つになろう……
主人公: (ダイブしてみるしかない!!)
主人公: 頼む、美岐……受け入れてくれ……!!
主人公: 入った――
主人公: って、これは……あの時のきららと同じだ!
瀟美岐: リーダー
主人公: 美岐! 大丈夫か!?
瀟美岐: ……大丈夫なわけがあるか
瀟美岐: リーダーがここに来てから、
私の心はずっと、不安定なままだ
主人公: ……それはやっぱり、俺がいきなり来て、美岐から
リーダーとしての役割を奪う形になったからか?
瀟美岐: 確かにそれはきっかけだ。
けれども、それだけだったら、どうということはない
瀟美岐: どんな手段を用いてでも、
リーダーからその役割を奪い戻すだけだからな
主人公: なら、今からでも遅くないよ。この任務から戻ったら、
美岐をリーダーに戻すよう、司令に言いに行く
主人公: 当時はわからないけど、
今の美岐ならちゃんとやれる。だから――
瀟美岐: そういうところだ!! リーダー!
主人公: え……?
瀟美岐: どうしてリーダーはそうなんだ!
どうして私の父と同じではないんだ!!
主人公: 父…って、お父さん?
美岐のお父さんが一体なにを……!?
瀟美岐: アイツは口ばかりだ。それだけじゃない、その口で
私や母が積み上げてきた全てを奪っていく
瀟美岐: 外面が良くて、周りからは有能だと思われていて
瀟美岐: だがフタを開けてみれば、私たちがやって来た頑張りを
全部自分の手柄として喧伝しているだけだ
瀟美岐: しかも、汚名を着せられれば全て母のせいにして……!
だから、だから母は……っ……
主人公: ……そんなことがあったのか
瀟美岐: だから、上に立とうとする者は信用しない。
リーダーだって同じだと思ってやってきた
瀟美岐: 私からリーダーの座を奪い、私たちに色々やらせて
全部自分の手柄として司令に報告するのだろうと
瀟美岐: させまいと、リーダーの言うことは全て無視してきた。
少しでも尻尾を見せたら、すぐに掴んでやろうと……
瀟美岐: けれども、いつまで経っても、一向に尻尾を出さない。
一体いつ! いつ尻尾を見せるのだお前は!!
主人公: 俺に尻尾なんて無い!!
主人公: 俺にあるのは……美岐や、みんなが少しでも楽しい
毎日を過ごせるようにって……そんな想いだけだ
瀟美岐: ……
瀟美岐: ああ、そうとも。わかっている。
だから、こんなに切ない気持ちになってしまうのだ
瀟美岐: どうしてくれる、リーダー。
最近私の頭には、お前が棲み着いている
瀟美岐: 全く集中ができない。
何をするにもお前のことばかり気になるのだ
主人公: 美岐……!?
瀟美岐: リーダー、憎い……憎い!
瀟美岐: 私の立場を奪い、貶めた者が、
真の実力を持つ誠実な者なんて、許せない!
瀟美岐: それでは私は、この屈辱的な状況に、
どう決着を付ければいいのだ!?
瀟美岐: もうたくさんだ!
私の前からいなくなってくれ!!
瀟美岐: ……けど、やっぱりダメだ。行かないでくれ。
私は……リーダーのことが好きなんだ!
瀟美岐: リーダーのことを考えているだけで幸せなんだ。
いなくなったら、どうなるかわからない
瀟美岐: もう……どうしたらいいか、わからない
主人公: ……
主人公: だから、駒川さんにお願いしたの?
瀟美岐: ……
瀟美岐: 思い切って、本人に聞いてみるのがいい、と。
私が力を貸すと言ってくれた
瀟美岐: 少しばかりの勇気をくれると……
主人公: クイーン……。
やはりそうか。きららの時と同じ……
主人公: 美岐、頼む。俺に力を貸してくれ。
そのクイーンを、美岐の心から追い出す!
瀟美岐: だめだ! まだ私の迷いは解消していない!
私は迷いを絶ちきって、強さを得るのだ!
主人公: 美岐……
瀟美岐: ……
主人公: ……
主人公: おい! 駒川さん!!
いや、駒川詩!! いるんだろ、出てこい!
主人公: 美岐に何をした!! おい!!
主人公: ……
主人公: ……そうか、わかった。
出てこないなら、全部ここで終わりにする
主人公: 今回の任務も中止するし、お前に忖度するのもお終い。
今後は完全な敵対勢力とみなして対応する
駒川詩: はぁ~♪
駒川詩: 私に猛烈な怒りと憎しみを抱く███クン、
最高ですっ♪ 好きになっちゃいそう……♥
主人公: ……ここは
駒川詩: 私と███クン、二人っきりのスウィートルーム。
今なら、私にナニしてくれてもいいですよっ?
主人公: ふざけるな!
主人公: 美岐に何かしただろ!
あと、前にきららにも同じ事をしたよな!
駒川詩: はいっ! 人生をもっとエンジョイできるように、
背中を押してあげたんですよっ♪
主人公: ……本当の目的は何なんだよ。
頼むから本当にもう、俺たちに関わらないでくれ
駒川詩: そんな、私は本当に、皆さんの力になりたくて!
駒川詩: ███クンは知らないでしょうけど、
こう見えて私、昔はフラグメントのお掃除屋をやってたんですからね?
主人公: ……お掃除屋?
駒川詩: そうですっ!
誰の心にも燻ってる、臭くてドロッとしたカス――
駒川詩: 自分が嫌いな気持ち、罪悪感、憎しみ、トラウマ。
そういったものを、お掃除してあげる仕事です
主人公: (……何だそのお掃除屋って……?
嫌な予感しかしないな……)
駒川詩: 実はその頃、由紀姫……じゃなくてぇ~、
高岡さんの心も、お掃除する予定があったんですよ~
主人公: なんだって!?
駒川詩: まあ、そのお掃除のお仕事は、もう出来ないんですけど。
でもその時の経験を活かして、今も大活躍中っていうか!
駒川詩: あと私、一度目を付けた獲物は、死ぬまで追い続ける
性分なんですよね~。だ・か・ら……っ
主人公: ……っ!?
駒川詩: なーんちゃって♪ ビックリしましたかっ?
冗談ですよ、冗談♪
駒川詩: それに私、今回の遠征で、もうだいぶ
SOLiDの皆さんと仲良しになれてるんですよ~?
駒川詩: その関係をぉ、壊したくないしぃ~♪
主人公: (しまった……。見ていないところで
みんなが懐柔されてるかもしれないな……)
駒川詩: ああっ、思い出しましたっ! 
ゴメンナサイ! 私もう戻らなくちゃ!
主人公: は!?
駒川詩: 今、安住ちゃんやアレシアちゃんたちと、
お話してるんです~。あまり待たせたくないので!
主人公: ちょっと待て! 話はまだ――
主人公: お、おい。ちょっと待て!
ここはどこなんだよ。どうやって戻れば……!?

6_8
駒川詩: ……
安住菜々花: おーい、おーーい!
森崎アレシア優: ……ダメ。戻ってこない
駒川詩: …えっ?
安住菜々花: あ、生き返った
駒川詩: ご、ごめんなさいっ!
ちょっと考え事してて、ボーッとしちゃって!
安住菜々花: もー、ビックリした。
遠征で疲れてんじゃないの?
駒川詩: ふふっ、そうかもしれません
安住菜々花: 瀟もずっとボーッとしてるし、高岡は辛気くさいし、
きららはヘンだし、春日もリーダーに抜け駆けするし
安住菜々花: みんなどうかしてる
駒川詩: ストレスがかかると地が出るっていいますし。
きっと遠征で疲れてるんですよ、みんな
森崎アレシア優: ……そうね
安住菜々花: あれ、高岡じゃん。珍しい。
えーと……“きららを知らない?”
安住菜々花: 『ゆうしょくのあとに、ごきとうのじゅんびとかいって
どこかへいったけど?』……と
駒川詩: それじゃ、私はそろそろ自分の部屋にこもりますね~。
やっぱり、結構疲れちゃってるみたいですし♪
安住菜々花: うん、また明日ー
森崎アレシア優: それじゃ
安住菜々花: なんかさー、駒川
安住菜々花: リーダーが警戒するから、どんだけヤバイヤツなんだって
思ったけど、全然普通じゃん?
森崎アレシア優: ……
安住菜々花: ……そんじゃ、わたしたちもそろそろ部屋に戻る?
森崎アレシア優: そうね……。別に貴方と話すようなこともないし
春日詩帆: 安住さん、森崎さん!
春日詩帆: はぁ、はぁ……
森崎アレシア優: 詩帆
春日詩帆: ちゃんと言ってください!
わたし、何かダメな事しましたか!?
安住菜々花: はぁ……。ダメって言うかさぁ――
春日詩帆: はい
安住菜々花: ……やっぱいい。おやすみ
森崎アレシア優: また明日
春日詩帆: え――
高岡由紀子: ……
高岡由紀子: (菜々花も知らないってこと?
どこに行っちゃったんだろ……)
高岡由紀子: やっぱり戻って、メイに相談を――
高岡由紀子: ……
高岡由紀子: (いつからなんだろう、リーダーと……。
今日が初めてなんてことは……)
高岡由紀子: ははっ、さすがリーダーは慣れっこみたいだね。
一体どれだけの女の子に手を出してきたんだか
瀟美岐: ユキ、不潔な発言は慎んでくれ…。
さあ、早く追いかけるぞ
高岡由紀子: もうっ……なにが“不潔な発言は慎んでくれ”よ。
どっちが不潔なんだか!
高岡由紀子: (あと、頼りになりそうなのは……)
星谷かんな: 由紀子、さっき危なかったね!
油断してちゃだめだよー?
高岡由紀子: え? 危なかったって、何が?
星谷かんな: え? あれ? 別に危なくなかった?
うーん、おかしいなぁ……
高岡由紀子: かんなだ……!
高岡由紀子: …って、そういえばかんなは、
リーダーの指示で別働隊だったっけ……
高岡由紀子: はぁ、もう、なんでこんな時にっ!
状況伝えて、意見だけでももらおう……――
高岡由紀子: 『いまわたしたちは、はまべのカフェとホテルに
いるんだけど、こまがわさんが、こわくて――』
高岡由紀子: ……
高岡由紀子: (既読もつかない。忙しいのかな……)
高岡由紀子: …………
高岡由紀子: (……もしかしてリーダーも、わかっていて
かんなたちを分けたりしてないよね……?)
高岡由紀子: ッ!?
高岡由紀子: もしもし? きらら!?
久野きらら: ご神託が降りてきた。
リーダーが危険!
高岡由紀子: えっ!? どういうこと?
何があったの!?
久野きらら: このままだと、リーダーが
クイーンに喰われて死ぬらしい
高岡由紀子: (リーダー……!!)
久野きらら: 由紀子は、リーダーが今どこにいるか知ってる?
高岡由紀子: 浜だ……
久野きらら: 浜? それっ――
主人公: はぁ、参ったな。
どうやったらここから抜け出せるんだ
主人公: ……
主人公: くそっ、美岐を早く助けないと……
主人公: それにしても、最初の頃から随分と当たりが強いと
思ってたけど、あんな過去があったんだな……
主人公: 裏切られ、奪われ続けてきた……のか
主人公: ……
司城来夢: 考え中のところ申し訳ないけど、
このままだと貴方、死ぬわよ?
主人公: !?
主人公: あの時の……っ!
司城来夢: 貴方とはまた逢える気がする。そう遠くない日に
司城来夢: 話はあと。本当にもう時間が無いの。
あと僅かな時間で、貴方はクイーンに取り込まれる
主人公: なんだって!? 一体どうすれば……
司城来夢: 大丈夫。貴方の仲間の一人に、
コモンの声を聞ける子がいるわ
司城来夢: その子に、貴方のことを伝えておいたから。
運が良ければ、助けに来てもらえるはず
主人公: 運が……って!!
主人公: ちょ、ちょっと!

6_9
高岡由紀子: (……っ、急がなくちゃ!)
高岡由紀子: (もしかすると、あれはメイじゃなくて
メイに変装した異灰だった…!?)
高岡由紀子: (もしそうなら、私は何てバカなんだ。
リーダーも、メイも、信じてあげられなかった)
高岡由紀子: (それに、もしそうなら、私の能力は……
エーテルシーカーは……)
高岡由紀子: (本気でザコすぎて、
全然使い物にならない!)
高岡由紀子: (……クソッ。もっと力が欲しい。
こんなザコみたいな力じゃなくて――)
高岡由紀子: みんなのことを守れる力が欲しいっ!!
高岡由紀子: あっ!!
高岡由紀子: 痛ったぁ……っ……
高岡由紀子: 膝……痛い…… でも、行かなくちゃ……
高岡由紀子: えっ、ちょっと、何これまっ赤……
高岡由紀子: 目から出血した? いや、そんなことでは……
高岡由紀子: ……
高岡由紀子: そんなことよりっ……行かなくちゃ。
リーダーがっ……!
高岡由紀子: リーダーっ!!
高岡由紀子: はぁ、はぁ……
高岡由紀子: まだいたっ……!
瀟美岐: リーダー、今こそ一つになろう
瀟美岐: これで全て……憂いは消え去り、
私は完全な力を手に入れる
瀟美岐: (リーダー……)
高岡由紀子: 待ちなさい! そこのクイーン!!
瀟美岐: ……
高岡由紀子: まさか、メイに化けて入り込んでいたなんて。
それ以上リーダーに危害を加えたら許さない!
高岡由紀子: あと、本物のメイはどこにやったの!?
瀟美岐: ……
高岡由紀子: ………
高岡由紀子: (どうしよう。許さない、なんて言っちゃったけど、
私一人でクイーンと戦うなんて、とても……)
高岡由紀子: (……!! そうだ、リーダー!
リーダーはまだ生きてるよね!?)
高岡由紀子: (エーテルを見れば――)
高岡由紀子: (相変わらずまっ赤。やっぱり私、おかしくなった?)
高岡由紀子: (よかった、リーダーは生きて――)
高岡由紀子: (えっ!? なんで!?
クイーンに青が混ざってる!)
高岡由紀子: (異灰は赤だけのはずなのに……。
どういうこと? こんなの初めて)
久野きらら: 由紀子ー!
高岡由紀子: きらら!?
久野きらら: はぁ、はぁ……
久野きらら: 助けに来た!
みんなにも連絡入れておいた!
高岡由紀子: ありがとう、きらら。
お願い、みんな早く来て……っ!
久野きらら: けど、みんなを待ってる時間はない。
少なくともリーダーだけは目覚めさせないといけない
高岡由紀子: ……わかった。私がクイーンの気を逸らすから、
きらら、リーダーをお願いできる?
久野きらら: オーケー。
そのために、最上級の御神酒を持ってきた
高岡由紀子: ありがとう!
久野きらら: では出撃する。ぐっどらっく!
高岡由紀子: (きららがいてくれて本当によかった……)
高岡由紀子: (頑張ってクイーンを引きつけなくちゃ。
でも、どうやって……?)
瀟美岐: ユキ……
高岡由紀子: !?
高岡由紀子: え? 今、メイの声が……
高岡由紀子: どこに!?
高岡由紀子: (そうだ! オーラ!)
高岡由紀子: ……いない
高岡由紀子: !? ま、まさか、
このクイーンに被さっている青いのって……
瀟美岐: ユキ……
高岡由紀子: !?
瀟美岐: 私なら、目の前にいるだろう
高岡由紀子: メイ……どうして……
瀟美岐: みんなを護る力を得ることができた。あとは、
この男とひとつになれば、リーダーにだって返り咲ける
高岡由紀子: 何言ってるの!! あなたは異灰でしょ!?
メイを返して!!
瀟美岐: ユキの方こそ、何を言っているのかわからない。
私は私だ
瀟美岐: ユキだって前に言っていたじゃないか
瀟美岐: イローデッドと異灰は、本来同じもの。
異灰化している比率の差でしか無い、と
高岡由紀子: そ、それはあくまで理論的な話でっ――!!
瀟美岐: ならば、どこまでがイローデッドで、
どこからが異灰なんだ?
高岡由紀子: えっ……?
瀟美岐: 我々はイローデッドの力を使うとき、各々違いはあっても
腕や足、頭など、必ずどこかが変化する
瀟美岐: 変化するのが一部だけならイローデッドで、
全部なら、異灰なのか?
高岡由紀子: そっ……それは……っ……
高岡由紀子: (……かんな!?)
星谷かんな: 『カフェとホテル?
よくわかんないけど、由紀子のGPSが壊れてなければ』
星谷かんな: 『今由紀子がいるあたりは灰地域のはずだよ。
前にバイトしてるときに通ったから間違いない』
高岡由紀子: (……まさか……そんなこと……?
だとすると……この、エーテルが全部赤いのって……)
久野きらら: 由紀子! 異灰たちが集まってきている!
クイーンが呼んだのだ!
高岡由紀子: …っ!!
メイ、やめて!!
瀟美岐: ユキ、観念は捨てろ。
異灰化が進行するほど、我々は強くなれる
瀟美岐: ユキも私と一緒に強くなるんだ……
高岡由紀子: (……どうしよう。なんでこんな事に!?
私、どうすれば……っ!!)
安住菜々花: させない!
高岡由紀子: えっ!?
森崎アレシア優: 由紀子、間に合った
安住菜々花: まずはザコを一掃するから
春日詩帆: はいっ!!

6_10

久野きらら: あー、あー、リーダー、リーダー。
きこえますか……きこえますか……?
主人公: この声は……きらら……か……?
久野きらら: きららは今……あなたの心に……直接語りかけています。
リーダー……今すぐに……目覚めるのです
主人公: 別に眠ってない……眠ってないから……
久野きらら: お昼の……ワイドショーを付けっぱなしに……して
昼寝をしている……場合ではありません……
主人公: いや……何を訳の分からないことを――
久野きらら: 今すぐ……目覚めて……戦闘に参加するのです……
主人公: ……そうだ! 美岐!!
主人公: きらら! きらら!
俺の声は聞こえるのか!?
久野きらら: おお、リーダー。目を醒ましたか。
きこえている
久野きらら: 今からきららが、リーダーをそこから出す。
目ざめの御神酒で一瞬だ。さあ、覚醒に備えよ――
主人公: 待て、待ってくれ! まだダメだ!
久野きらら: 何故?
主人公: 目覚める前に、美岐に取り憑いている
クイーンを排除しないと!
久野きらら: ……それはもう、手遅れかもしれない
主人公: なんだって!?
久野きらら: 美岐は既に、現実ではクイーンの身体を纏って
目覚めてしまったのだ
主人公: ………そんな……
久野きらら: とにかく、このままだと本当に身体と魂が
分離してしまうかもしれない
久野きらら: リーダーがいなくなったら……きららはいやだ。
だから、一旦戻って来て――





合原舞: 総司令
駒川詩: 舞タン♪ 早かったですね~
合原舞: その呼び方、止めてください
駒川詩: えー、好きなんだけどなぁ、舞タン。
それじゃ、ゴーバルにする?
合原舞: ……どちらでも
駒川詩: え~、つまんな~い。
まあでも、どちらでもってなら、舞タンでいいよね♪
合原舞: ……
合原舞: 総司令、お言葉ですが、
少し派手にひっかき回しすぎなのでは?
駒川詩: えー、舞タンがそれを言うんだー
駒川詩: クビにする予定だったあの子たちを、
欲しいって言ったのは舞タンの方じゃないですかー?
合原舞: それはそうですが――
合原舞: 彼女らをあそこまで精神的に痛めつけずとも、
移管後に命令すれば、難なく進行できたと思います
駒川詩: な~に言ってるんですか。
やっぱり舞タンは真面目ちゃんなんですねっ
駒川詩: 京の都から、こんな辺鄙な場所に出向させられちゃって、
楽しいことなんて何もないんですから
駒川詩: これくらいドラマティックな展開がなくちゃ、
ココロが干上がっちゃいますよぅ~
駒川詩: それにしても、今回のロケーションは、
ホントにロマンティックで素敵ですねっ♪
合原舞: ありがとうございます。ですが……、
もうそろそろ限界です。これ以上は私が持ちません
駒川詩: わかってますよぅ。
おつかれさまでしたぁ~♪
駒川詩: お陰で、お花ちゃんたちの心に一杯隙間を作れましたし!
舞タンには感謝感謝ですっ!
駒川詩: はぁ~、それにしても♪
やっぱりお花ちゃんは、おバカちゃんに限りますね~♪
駒川詩: いまのとこぉ~、春日ちゃんでしょ? 久野さんでしょ?
で、瀟ちゃん! 3人……かぁ
駒川詩: ん~~~~、やっぱり今回、あともう2人くらいは
“埋め込み”したかったな~って思いますけど――
駒川詩: でもまあ、あの子腕力だけはフツーに使えそうですし、
成功すれば、割と役に立つ気がしますっ♪
合原舞: そうですね、成功を祈ります。
強化イローデッドは、ファング攻略に必要不可欠
合原舞: 腐っても特殊部隊である彼女たちの強化版なら、
無作為な引き当てより、よほど信頼性は向上しますから
駒川詩: まぁでも、今回で最後ってワケでもありませんし♪
あまり気負わず、楽しんでやっていきたいですよねっ!
駒川詩: 死んじゃってもドンマイって感じで♪
合原舞: ……
駒川詩: ん~、次は誰がいいかなぁ~。
███クンは当然として――
駒川詩: やっぱり、“姫”が欲しいなぁ♪
やっと私の元に戻ってきてくれたんですから~!
駒川詩: 今度こそ、絶対に奪って――
駒川詩: 原型を留めないくらいメチャクチャにしてあげた~いっ!
姫ちゃんっ♪ 姫ちゃんっ♪ ふふふっ……
合原舞: ……






星谷かんな: (うーん、やっぱりお兄ちゃんの勘が当たったかな)
星谷かんな: (こんなに軍用車両が学校に来るなんて、
一体どういうことなんだろ……)
星谷かんな: (まあ、お兄ちゃんに言われた通り動画は撮ったし、
後で誰かに見せればわかるよね……)
星谷かんな: ……っ!?
星谷かんな: (何かいる……っ)
星谷かんな: えっ……な、なんで学校に異灰が……!?
学校が灰地域になっちゃったってこと!?
星谷かんな: い、いや、それはないか。じゃあ――
星谷かんな: 誰かが、異灰を操ってる……?
司城あやか: なんだ星谷、サボりか?
星谷かんな: うわあぁっ! きょ、教官!?
司城あやか: 今、特殊部隊は全員で遠征に向かっているはずだが?
星谷かんな: じ、実はですね~!
かんなだけ、赤点の補習授業がありまして~!
司城あやか: ……お前は本当に嘘をつくのが下手だな。
今日はそんな補習、ないぞ
星谷かんな: あ……っ。あはは~……
司城あやか: 星谷をここに配置したのは、███だろう?
まったく……私も随分と信用されていないものだな
星谷かんな: ……はぁ
星谷かんな: ……はいはい、そうでございますよ。
リーダーが私をここに配置しました
司城あやか: ……ん?
星谷かんな: それで?
これから私をどうするおつもりで?
司城あやか: ……
星谷かんな: 後ろにいらっしゃる方が黒幕ですか?
よろしければ紹介してくださいよ。冥土の土産にでも
司城あやか: あぁ、そうだな。
これは斎木有理。強力な助っ人だ
斎木有理: ……
司城あやか: そんじゃ、一丁おっぱじめるとするか。
なぁ星谷!
星谷かんな: ……望むところです

6_11
安住菜々花: はぁ、はぁ……あとは、クイーンだけ!?
高岡由紀子: 待って! 違うの!
あれはメイなの!!
春日詩帆: えっ……
安住菜々花: ……
森崎アレシア優: ……3人目ね
高岡由紀子: 待って!! メイはまだ話ができる!
安住菜々花: それが普通なの!
樹里もそうだったし
春日詩帆: そ、そんな……
高岡由紀子: みんな待って!!
今回は他にもおかしなことがあるの!!
高岡由紀子: 私の能力、エーテルシーカー、わかるよね!
見ようと思えば異灰かどうか、分かっちゃう!
高岡由紀子: メイの中には、まだ異灰と本人の魂が同居してる!
あともう1つ!!
高岡由紀子: 今、私たちの周りは全部、
異灰っていう可能性がある!!
安住菜々花: は!? 何訳わかんないこと言ってんの。
ザコならわたしたちが全部倒したっつーの!
森崎アレシア優: ……時間稼ぎ?
高岡由紀子: 違う!! そうじゃなくて!! 信じて!!
視界がまっ赤なの! こんなの初めて!!
高岡由紀子: 赤は異灰の色! 今は全部まっ赤なの!!
どういうことかは私にもわからない! けど!!
駒川詩: はいは~い、私、信じま~す♪
安住菜々花: えっ……詩?
駒川詩: さっすが~、高岡さん♪
見事、このカラクリを暴いちゃいましたねっ!
駒川詩: もしかして能力、覚醒進化しちゃいました?
これは後で、た~っぷりご褒美をあげないとですねっ♪
高岡由紀子: (覚醒進化!? そうか、それで急にまっ赤に……)
森崎アレシア優: え、なに? どういうこと?
駒川詩: こういうこと~♪
駒川詩: はい、カーット!
駒川詩: お疲れさまでしたぁ~♪
春日詩帆: えっ……どうして……急に、灰が……!?
安住菜々花: 何よこれ……どういうこと!?
全部廃墟じゃん!!
駒川詩: ふふ~、素敵なカフェとビーチでしたでしょっ♪
目一杯お楽しみいただけたと思いますっ!
駒川詩: そんな素敵なロケーションを提供してくれた、
舞タンに拍手~♪
森崎アレシア優: ……誰?
高岡由紀子: あそこ!! 誰かいる!!
合原舞: 初めてお目に掛かります。イローデッドの皆さん。
合原舞と申します
高岡由紀子: ……あなたが……!?
メイに何をしたの……
合原舞: ご心配なく。
異灰化の度合を調整して、人間の形態に戻しただけです
高岡由紀子: っ……! メイ!!
駒川詩: 皆さんに紹介しま~す!
私の優秀なリフレクター仲間、ゴーバル舞タンですっ♪
主人公: …… …
久野きらら: リーダー、目を醒まして!!
大変なことになってるから!! お願い!
森崎アレシア優: ――ということは、あのカフェも、砂浜も、
貴方が異灰を使って作っていたということ……?
合原舞: はい、そうです。
それが私の、リフレクターとしての能力ですから
駒川詩: 舞タンはですね、灰をコントロールして、
どんな世界だって作っちゃえるんですっ!
安住菜々花: 何それ……チートじゃん……
駒川詩: そんな落胆しなくてもいいんですよっ!
それがリフレクターの圧倒的な力なんですから
駒川詩: 制御不能なイローデッドと違い、リフレクターは
緻密に能力をコントロールできるんですっ!
安住菜々花: ……で?
その力で、わたしたちを殺しに来たってわけ?
合原舞: いえ、違います
合原舞: 私たちは、あなたたちと敵対したいわけではない。
むしろ、共闘したいと思っているのです
安住菜々花: ……
合原舞: この地にそびえ立つ塔、コズミックファング。
そこは今、異灰の巣窟と化している
合原舞: 異灰たちは、この世界を消し去るためにあの塔へ侵入し、
内側から塔を破壊しようとしているのです
森崎アレシア優: ……そもそもあの塔って何なの?
駒川詩: その情報はっ、共闘契約特典とさせてくださ~い♪
共闘してくれるなら、全部教えちゃいますっ
合原舞: 塔を攻略しようとしている異灰は、
この辺のものとは比べものにならないくらい強い
合原舞: 我々リフレクターの力を持ってしても、
勝率は芳しくないというのが正直なところ。けれども――
合原舞: あなたたち、イローデッドと共闘できれば、
勝率は飛躍的に上がるのです
春日詩帆: それは……何故ですか?
合原舞: あなたたちイローデッドは全員――
合原舞: 素晴らしい力を秘めた存在、
クイーンになることが出来るからです
森崎アレシア優: …っ!?
安住菜々花: ふざけんな!!
わたしたちをクイーンにして突っ込ませようってこと!?
合原舞: そうではない。
先にも言ったとおり、共闘したいだけ
合原舞: そもそも、あなたたちがクイーンになるのを恐れるのは、
それをコントロールできないからではありませんか?
合原舞: ご存知かもしれませんが、クイーンはイローデッドの
最終形態と言っても過言ではありません
春日詩帆: そんな……
森崎アレシア優: やっぱり、そうだったのね
合原舞: けれどもイローデッド単体では、異灰化の度合が
進むにつれ、正気を失っていってしまう
合原舞: 我々リフレクターは、そんなイローデッドの欠点を
補うことができる。すなわち――
合原舞: “安全”に、クイーンという最強の異灰になれるよう
サポートすることができる、というわけです
安住菜々花: 異灰には異灰、
それも最強の“クイーン”で対抗……ってこと?
駒川詩: ですですっ!
合原舞: 今回のプレゼンテーションで、
我々の実力の程は、納得いただけたと思います
駒川詩: というわけで~す。皆さん、どうしますかっ?
誰でも…もちろん全員だったら最高にウェルカムですっ!
安住菜々花: ……共闘するか、しないか。
答える前に、1つ聞きたい事があるんだけど?
駒川詩: ……なんですか?
安住菜々花: 倉持や樹里、それ以外のクイーンも全部……、
あれをやったのは……あんたたち?
合原舞: ……
駒川詩: ……そうです、と言ったら?
安住菜々花: 絶対に、許さない



6_12
安住菜々花: 倉持や樹里、それ以外のクイーンも全部……、
あれをやったのは……あんたたち?
合原舞: ……
駒川詩: ……そうです、と言ったら?
安住菜々花: 絶対に、許さない
駒川詩: きゃ~っ、どうしよぅ~!
ゾクゾクする~~っ♪
駒川詩: 許さないって~、
私、どうされちゃうんですかっ? ねえねえっ!
安住菜々花: ふざけんな!!
合原舞: 総司令……
駒川詩: あ~ん、怒られちゃった♥
てへぺろっ♪
合原舞: ……私から回答します。
市街地のクイーンは、我々の所業ではありません
合原舞: ただ、自然現象というには無理がある……。
いずれにせよ、今ここで話すには長すぎる話です
安住菜々花: ……なにそれ。
やっぱりふざけてるじゃん
駒川詩: さっきも言いました。
共闘するならお教えしますよ、と
安住菜々花: 答えはもう決まってる。
あんたたちと共闘するつもりはない
駒川詩: え~、そんなぁ~~~。
カフェで裸の付き合いをしたばかりじゃないですかぁ~
森崎アレシア優: 私も菜々花も、大切な人がクイーンに……
森崎アレシア優: そんな私たちの前で、クイーンになれって言うような人と
共闘するなんて、お断りよ
春日詩帆: ……
合原舞: 気持ちはわかります。けれども、今は
決定に私情を挟めるような状況ではありません
合原舞: こうしている間にも、異灰は着々と
コズミックファングを攻略している
合原舞: この地に赴き、初めて判った誤算は、
異灰の量が想像より遥かに多く、質も高かったこと
合原舞: 正直、私たちリフレクターが総出で戦っても、
コズミックファング奪還は不可能と判断しました
合原舞: けれども、あなたたちは違う
合原舞: 惨い言い方をすれば、あなたたちは異灰そのもの。
制御出来れば、我々よりも可能性がある
安住菜々花: ……っ
合原舞: コズミックファングを奪還出来なければ、
人の世は終わります
合原舞: 今は共闘以外の選択肢はありません。
あなた方の未来のためにも
駒川詩: さあさあ、選択して下さいっ!
クイーンか、人類の絶滅かっ!
安住菜々花: ……なにそれ、選択肢なんて無いじゃん
安住菜々花: (クソッ……こういう時、リーダーだったら
どうするんだろう。瀟だったら、どうする……?)
安住菜々花: (どうしてこんな時、二人ともいないの……?
わたしが……わたしがやらないと……っ)
安住菜々花: え?
森崎アレシア優: ……詩帆?
春日詩帆: わたし、やります
安住菜々花: ……今、何て……?
春日詩帆: 共闘……します
久野きらら: 詩帆……
安住菜々花: あんた、何言ってんの!?
こんな時にふざけないで!!
森崎アレシア優: 詩帆。どうして……?
春日詩帆: わたしは、わたしの大切な家族やみんなを護りたいから
春日詩帆: わたしは……私情で大切なものを壊したくないから
森崎アレシア優: ……詩帆
安住菜々花: なにそれ……わたしらへの当てつけ?
駒川詩: きゃ~っ、春日ちゃん格好いい!
私、惚れちゃいそうですっ♥
合原舞: 共闘に感謝する、春日
合原舞: 他には?
他にはいませんか?
駒川詩: いないなら、私から御指名しちゃおうかな~
高岡由紀子: ……!?
駒川詩: 由紀姫ちゃん、御指名で~すっ♥
受けてくれますよねっ♪
高岡由紀子: っ!?
駒川詩: 私、ずっと由紀姫ちゃんのオッカケやってたんですよ?
東京にいた頃から、今でも、ずーっと……
高岡由紀子: は……… あぁっ…… …あっ……
久野きらら: ……
久野きらら: リーダー、お願いだから目を醒まして……っ
久野きらら: いつもみたいに、きららたちを助けてよ!!
主人公: …… …だめだ、全然出られない

主人公: あぁ……、自分に…意識が……あるのか無いのか、
わからなくなってきた
???(来夢): ……ちょっと期待しすぎたみたい
主人公: え……誰……?
???(来夢): ……私が誰だっていい。
ただ、貴方には生きてもらわないと困る
主人公: …… …
???(来夢): ……いいわ。
本当はダメなんだけど――
???(来夢): 私のおうちに来て

星谷かんな: はぁっ、はぁ……っ――
星谷かんな: 殲滅……完了……っ!!
司城あやか: お前の力、初めて見せてもらったが――
司城あやか: 凄まじいな
星谷かんな: えへへ~。それほどでも!
司城あやか: これほどの力を使えるのなら、普段の異灰掃討任務なんて
もうとっくに終わってるはずなんだがな……
星谷かんな: この街も無くなってると思いますけどね!
司城あやか: ……違いない。
しかしお前が……な
司城あやか: 星谷、お前……知ってるか?
星谷かんな: ほぇ?
司城あやか: 今、もう日本という国は存在していない
星谷かんな: えっ……
星谷かんな: あぁ……、やっぱりそうだったんですね。
薄々そんな感じかなーって、思ってはいましたけど
司城あやか: 勘……か?
星谷かんな: えへへ~
司城あやか: カタナは国に代わって、外出規制やらエリア規制やら、
色々やって誤魔化しているようだが――
司城あやか: そろそろ限界なんだろうな
司城あやか: 国に護られているはずの教育機関が、
軍事拠点にするため占拠されても何もナシ
司城あやか: まあ、事前に情報を得る事ができて、
広島日の杜と共闘出来たから良かったが
司城あやか: 感謝しているよ。AASAの斎木有理
司城あやか: アイツらの状況は?
星谷かんな: あやみんのストリーミングを見る限りだと、
リーダーと美岐が沈黙。詩帆が駒川詩の要求を呑んで――
星谷かんな: 他のみんなも絶体絶命の大ピンチみたいです
司城あやか: ……仕方ない奴らだな。
少し早すぎた……か
司城あやか: まぁ、星谷のお陰で予定より早く奪還できたし、
証拠もしっかり確保した
司城あやか: 予定には無かったが――
司城あやか: 助けに行くか
星谷かんな: らじゃーですっ!!

CASE6. 真実の向こう側へ THE END.
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    • パラレルワールド
  • リフレクター
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  • イローデッド
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02 ギャラリー
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  • BRSアーカイブ
    • 動くURイローデッド図鑑(準備中)
    • 動くURリフレクター図鑑(準備中)
⚠UR図鑑は仕様上アクセスした時点で重いゲームの公式HPほどのデータ通信を行います

03 タイトル
2017/03/30 進捗▮▯▯▯▯
  • 🎮BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣
    • 📖電撃星ノ宮文庫
    • 🎧BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣 ~ouverture~
    • 星ノ宮
    • 原種
2021/04/09 進捗▮▮▮▮▯
  • 📺BLUE REFLECTION RAY/澪
    • リテイク版
      • 🚫BLUE REFLECTION RAY/澪のBlu-Ray
      • BRRAY_animeの質問箱
    • 月ノ宮
2023/02/21~
2024/03/29(5/30)
進捗▮▮▮▯▯
  • 📵BLUE REFLECTION SUN/燦
    • 🎧BLUE REFLECTION SUN/燦 ボイスドラマ
    • 日ノ杜
    • 灰
2021/10/21 進捗▮▮▮▯▯
  • 🎮BLUE REFLECTION TIE/帝
    • 雫世界
    • Ⓜ(準備中)

04 メニュー
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墓地L
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SOLiD最後の日!!
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06 ライセンス
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